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やっとぐっすり
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話し終わって、みんな呆然としていた。
「聖さんって、小島将軍の子どもだったんですかぁ!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
亜紀ちゃんは双子とは違って、ストレートに聖のことが大好きだ。
しかも、最初に聖と出会って一緒に戦った時からだ。
「分かっていると思うが、このことは絶対に聖には話すな!」
「「「「はい!」」」」
「にゃ!」
ロボは話そうとしても分からんだろうが。
「タカさん、どうして教えてくれたんですか?」
亜紀ちゃんが俺に聞く。
「俺が伝えられなくなっても、お前たちが聖に話してくれるようにだよ」
「「「「!」」」」
言葉にはしないでもみんな分かってくれる。
俺が死んだら、聖は自分のことを知る機会を喪うからだ、と。
「タカさん、承りました」
「おう」
亜紀ちゃんが言ってくれた。
「あの小島将軍とは、そういうご縁で出会ったんですね」
「そうだ」
「タカさん、「三度」っていうのはどういうこと?」
ルーが聞いて来る。
「多分、諸葛亮孔明にちなんだものだろう。「三顧の礼」だな」
「ふーん」
知らないようなので、柳に説明しろと言ったが柳も知らなかった。
「お前らよ! ものを知らないにも程があるぞ!」
「タカさんが知り過ぎなんですよ!」
「親に逆らうんじゃねぇ!」
「すみませんでしたぁー!」
仕方がないので話してやる。
「中国の三国時代だ。三人の王が互いに覇権を争っていた。その一人劉備は軍の参謀として諸葛亮孔明を求めた。当時は全くの無位無冠の人物で、しかも劉備よりもずっと年下だ。しかし、最初に諸葛亮の草庵に劉備自身が出向いても、諸葛亮は断った」
全員が真剣に聴いている。
意味が分かって来たのだろう。
「三度だ。三度目に劉備がまた出向くと、諸葛亮は感激して劉備の軍に加わった」
「どうして最初に申し出を受けなかったの?」
「劉備は有名な人物だ。しかし諸葛亮は自分が本当に求められているとは思わなかった。何しろ何の功績も無かったんだからな。でも、劉備は断られても三度も自分を誘いに来てくれた。断った非礼を咎めもせずにな。だから劉備を信じた」
「二度じゃダメだったんですね?」
「そうだ。「3」という数字は物事の完結を示す。初動・展開・完了、というな。「仏の顔も三度まで」って言うじゃない。あれも同じことだ。三回繰り返せば、それは完了したということなんだよ」
「覚えておきます!」
ルーとハーが「三体問題」について熱心に二人で話し出した。
「ああ、三体問題も同じだ。人間は相対的で、二体問題についてしか思考出来ない。しかし、この宇宙は三体問題で分かることが多いんだ」
「だからタカさんは量子コンピューターで三体問題を提起したんですね!」
「そういうことだな。今は「九体問題」にまで発展しているけどな」
意味は双子にしか分からない。
「聖は上級妖魔を撃破するのに、九重の螺旋の技を編み出していた。やっぱりあいつは天才なんだな」
「「なるほど!」」
双子が驚き、感激していた。
「小島将軍はタカさんと三度の縁があったから、タカさんに会おうとしたんですね」
「そういうことだ。俺のようなチンピラの小者でも、何かを感じてくれたんだろう」
「タカさんは最高ですよ!」
亜紀ちゃんが興奮している。
「まあ、何にしても俺は聖との縁だけだったよ」
「そうですか」
「聖は小島将軍に会うことはなかっただろう。親に対して何も出来ないわけだな」
「「「「!」」」」
「俺なんかに何が出来るわけじゃないけどよ。でも、小島将軍のことを知り、話をするくらいは多少出来た。ちょっとは笑わせたしな!」
「タカさん……」
「まあ、あの人にはそれで精一杯だ。聖にも許して欲しいよ」
亜紀ちゃんが立ち上がって言った。
「でも、今はタカさんも小島将軍と一緒に戦ってますよね!」
「まあ、多少はな」
俺が言うと、亜紀ちゃんがニコニコして座った。
「だけど、俺が一番嬉しかったのは、小島将軍が言ってくれた言葉だ」
「なんて言ったんですか?」
「御堂の衆院選の最中に、小島将軍に呼ばれて二人で会った。その時に小島将軍は「お前の親友の聖は最高だ」って言ってくれたんだよ」
「「「「!」」」」
「俺は嬉しかった。聖にいつか伝えたい。一切聖のことを話さなかったあの人が、ついに褒めてくれた。聖はやっぱり最高だ」
みんなも感動してくれた。
「あの、お父さんは小島将軍と聖さんのことは知っているんですか?」
柳が聞いた。
「お前よ、俺と御堂だぞ? 御堂が知らないわけねぇだろう」
「えぇー! 折角お父さんが知らない話を聞いたと思ったのにぃー!」
「ばーか」
柳は双子に「よしよし」と頭を撫でられていた。
まったく情けねぇ奴だ。
「柳、実はな」
「なんですか!」
「お前にも小島将軍の血が流れているんだよ」
「「「「エェェェェェーーーーー!」」」」
「澪さんな。小島将軍と契ったんだ。だからな」
「ウソですよねぇー!」
「うん」
「「「「え?」」」」
「そんなわけあるかぁ! お前は御堂の血が流れているから価値があるんだろう!」
「石神さん!」
まあ、柳の元気が出た。
「まあよ、聖の価値っていうのも、小島将軍の子どもだからじゃねぇ。あいつはあいつ自身で最高の奴になったんだ」
みんなが笑う。
「じゃあ、そろそろ寝るか! 俺も流石に限界だ!」
全員が笑いながら片づけを始めた。
俺はロボと一緒に先に寝室へ行った。
ベッドに横たわり、疲労感を味わった。
たまには、こういうのもいい。
「今回はいろいろ大変だったよ」
俺の脇に横たわったロボに話しかける。
「なんか一遍になぁ。勘弁して欲しいぜ」
俺はロボの額にキスをし「おやすみ」と言った。
目を閉じると、すぐに眠りに入った。
スマホが鳴った。
頭に来た。
電源を切っておけば良かったと本気で思った。
まあ、いつ何があるか分からないので切れないのだが。
「おう!」
「石神! 俺だ!」
早乙女の奴だった。
怒りが一層燃え上がった。
現在深夜1時。
「なんなんだ、こんな時間に!」
そう怒鳴ったが、早乙女がこの時間に連絡をしてくるのは緊急事態なのだろう。
「え? ああ! 済まない、名古屋の件が片付いたから」
なんだと?
「お前ぇ! そんなことは明日話せばいいだろうが! 俺はヘトヘトなんだ!」
「でも石神! この作戦が終わったら何時でもいいから連絡しろって!」
「!」
言った。
確かに。
「分かったよ! 終わったんだな!」
「あ、ああ。誰も負傷してない。「太陽界」の隠し本部も壊滅できた」
「りょーかい! じゃあ、もう俺は寝るな!」
「ああ、悪かった」
「俺もな!」
電話を切った。
目がすっかり冴えてしまった。
「今度電話が鳴ったらよ」
「にゃー」
「お前、出てくんない?」
「にゃ!」
俺は電話をロボの側の枕元に置いた。
今度こそ、ぐっすり眠った。
「聖さんって、小島将軍の子どもだったんですかぁ!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
亜紀ちゃんは双子とは違って、ストレートに聖のことが大好きだ。
しかも、最初に聖と出会って一緒に戦った時からだ。
「分かっていると思うが、このことは絶対に聖には話すな!」
「「「「はい!」」」」
「にゃ!」
ロボは話そうとしても分からんだろうが。
「タカさん、どうして教えてくれたんですか?」
亜紀ちゃんが俺に聞く。
「俺が伝えられなくなっても、お前たちが聖に話してくれるようにだよ」
「「「「!」」」」
言葉にはしないでもみんな分かってくれる。
俺が死んだら、聖は自分のことを知る機会を喪うからだ、と。
「タカさん、承りました」
「おう」
亜紀ちゃんが言ってくれた。
「あの小島将軍とは、そういうご縁で出会ったんですね」
「そうだ」
「タカさん、「三度」っていうのはどういうこと?」
ルーが聞いて来る。
「多分、諸葛亮孔明にちなんだものだろう。「三顧の礼」だな」
「ふーん」
知らないようなので、柳に説明しろと言ったが柳も知らなかった。
「お前らよ! ものを知らないにも程があるぞ!」
「タカさんが知り過ぎなんですよ!」
「親に逆らうんじゃねぇ!」
「すみませんでしたぁー!」
仕方がないので話してやる。
「中国の三国時代だ。三人の王が互いに覇権を争っていた。その一人劉備は軍の参謀として諸葛亮孔明を求めた。当時は全くの無位無冠の人物で、しかも劉備よりもずっと年下だ。しかし、最初に諸葛亮の草庵に劉備自身が出向いても、諸葛亮は断った」
全員が真剣に聴いている。
意味が分かって来たのだろう。
「三度だ。三度目に劉備がまた出向くと、諸葛亮は感激して劉備の軍に加わった」
「どうして最初に申し出を受けなかったの?」
「劉備は有名な人物だ。しかし諸葛亮は自分が本当に求められているとは思わなかった。何しろ何の功績も無かったんだからな。でも、劉備は断られても三度も自分を誘いに来てくれた。断った非礼を咎めもせずにな。だから劉備を信じた」
「二度じゃダメだったんですね?」
「そうだ。「3」という数字は物事の完結を示す。初動・展開・完了、というな。「仏の顔も三度まで」って言うじゃない。あれも同じことだ。三回繰り返せば、それは完了したということなんだよ」
「覚えておきます!」
ルーとハーが「三体問題」について熱心に二人で話し出した。
「ああ、三体問題も同じだ。人間は相対的で、二体問題についてしか思考出来ない。しかし、この宇宙は三体問題で分かることが多いんだ」
「だからタカさんは量子コンピューターで三体問題を提起したんですね!」
「そういうことだな。今は「九体問題」にまで発展しているけどな」
意味は双子にしか分からない。
「聖は上級妖魔を撃破するのに、九重の螺旋の技を編み出していた。やっぱりあいつは天才なんだな」
「「なるほど!」」
双子が驚き、感激していた。
「小島将軍はタカさんと三度の縁があったから、タカさんに会おうとしたんですね」
「そういうことだ。俺のようなチンピラの小者でも、何かを感じてくれたんだろう」
「タカさんは最高ですよ!」
亜紀ちゃんが興奮している。
「まあ、何にしても俺は聖との縁だけだったよ」
「そうですか」
「聖は小島将軍に会うことはなかっただろう。親に対して何も出来ないわけだな」
「「「「!」」」」
「俺なんかに何が出来るわけじゃないけどよ。でも、小島将軍のことを知り、話をするくらいは多少出来た。ちょっとは笑わせたしな!」
「タカさん……」
「まあ、あの人にはそれで精一杯だ。聖にも許して欲しいよ」
亜紀ちゃんが立ち上がって言った。
「でも、今はタカさんも小島将軍と一緒に戦ってますよね!」
「まあ、多少はな」
俺が言うと、亜紀ちゃんがニコニコして座った。
「だけど、俺が一番嬉しかったのは、小島将軍が言ってくれた言葉だ」
「なんて言ったんですか?」
「御堂の衆院選の最中に、小島将軍に呼ばれて二人で会った。その時に小島将軍は「お前の親友の聖は最高だ」って言ってくれたんだよ」
「「「「!」」」」
「俺は嬉しかった。聖にいつか伝えたい。一切聖のことを話さなかったあの人が、ついに褒めてくれた。聖はやっぱり最高だ」
みんなも感動してくれた。
「あの、お父さんは小島将軍と聖さんのことは知っているんですか?」
柳が聞いた。
「お前よ、俺と御堂だぞ? 御堂が知らないわけねぇだろう」
「えぇー! 折角お父さんが知らない話を聞いたと思ったのにぃー!」
「ばーか」
柳は双子に「よしよし」と頭を撫でられていた。
まったく情けねぇ奴だ。
「柳、実はな」
「なんですか!」
「お前にも小島将軍の血が流れているんだよ」
「「「「エェェェェェーーーーー!」」」」
「澪さんな。小島将軍と契ったんだ。だからな」
「ウソですよねぇー!」
「うん」
「「「「え?」」」」
「そんなわけあるかぁ! お前は御堂の血が流れているから価値があるんだろう!」
「石神さん!」
まあ、柳の元気が出た。
「まあよ、聖の価値っていうのも、小島将軍の子どもだからじゃねぇ。あいつはあいつ自身で最高の奴になったんだ」
みんなが笑う。
「じゃあ、そろそろ寝るか! 俺も流石に限界だ!」
全員が笑いながら片づけを始めた。
俺はロボと一緒に先に寝室へ行った。
ベッドに横たわり、疲労感を味わった。
たまには、こういうのもいい。
「今回はいろいろ大変だったよ」
俺の脇に横たわったロボに話しかける。
「なんか一遍になぁ。勘弁して欲しいぜ」
俺はロボの額にキスをし「おやすみ」と言った。
目を閉じると、すぐに眠りに入った。
スマホが鳴った。
頭に来た。
電源を切っておけば良かったと本気で思った。
まあ、いつ何があるか分からないので切れないのだが。
「おう!」
「石神! 俺だ!」
早乙女の奴だった。
怒りが一層燃え上がった。
現在深夜1時。
「なんなんだ、こんな時間に!」
そう怒鳴ったが、早乙女がこの時間に連絡をしてくるのは緊急事態なのだろう。
「え? ああ! 済まない、名古屋の件が片付いたから」
なんだと?
「お前ぇ! そんなことは明日話せばいいだろうが! 俺はヘトヘトなんだ!」
「でも石神! この作戦が終わったら何時でもいいから連絡しろって!」
「!」
言った。
確かに。
「分かったよ! 終わったんだな!」
「あ、ああ。誰も負傷してない。「太陽界」の隠し本部も壊滅できた」
「りょーかい! じゃあ、もう俺は寝るな!」
「ああ、悪かった」
「俺もな!」
電話を切った。
目がすっかり冴えてしまった。
「今度電話が鳴ったらよ」
「にゃー」
「お前、出てくんない?」
「にゃ!」
俺は電話をロボの側の枕元に置いた。
今度こそ、ぐっすり眠った。
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