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焼きいもと便利屋 Ⅱ
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便利屋が、持って来た石を敷いて行く。
「おお! 石焼きいもか!」
「へい! 熱の伝わりを調整出来やすからね!」
「いいな!」
昔はよく石焼きいもの屋台をあちこちで見たものだ。
冬の風物詩と言ってもいい。
「懐かしいな!」
「へい!」
便利屋も嬉しそうに俺を見た。
俺が喜ぶと、便利屋も嬉しそうにしてくれる。
子どもたちは石焼いもを知らなかった。
便利屋が美味しいイモの見分け方や、どうして両端を切るのかを説明しながら一緒に作っていく。
俺はまた晴代さんと話していた。
鷹も一緒に聞いている。
「便利屋って変わっているでしょう?」
「はい、それはまあ。でも、純粋ですよね」
「それはもう! 俺もそれが気に入ってずっと付き合ってるんだ」
「そうですよね!」
そこに惚れたらしい。
「家が法曹界なもので。時には人間の醜い面なども知ることが多くて」
「なるほど」
「最初に、私が道に蹲っているのを声を掛けて下さって」
「ああ、さっき聞きましたよ」
「「てぇへんだぁ!」って叫んだんですよ」
「はぁ」
その声が心に響いたと晴代さんは言った。
「誰も助けてくれなかったんです。でも、義徳さんはすぐに私を運んでくれて」
「そうだったんですか」
「当時は貧血が多くて。何度か倒れていたんです。中にはイヤラシイことをする人もいて」
「そうですか」
「義徳さんは全然違いました。抱き上げて車に乗せて下さり、ずっと声を掛け続けてくれて。嬉しかったんです」
「なるほどね」
病院へ行こうと言うのを、とにかく自宅までと頼んだそうだ。
家の人も驚いて運び上げ、便利屋はすぐに出て行った。
「でもね、ずっと門の外にいてくれたんですよ」
「え?」
「病院へ運ぶとか、何か手伝いが必要かもしれないって。うちの人間も誰も気付いていなくて。母がたまたま買い物に出ようとして、やっと義徳さんがいることを知って」
「そうですか」
「何をしているのかと尋ねたら、何か手伝えることがあればと言われたそうです。すぐに中へ入って頂き、お礼を」
「あいつらしいですね」
「便利屋さんと聞きましたので、とにかくお金を渡そうとしたんですが、受け取ってもらえなくて」
「仕事じゃないと言ったんでしょう?」
「はい、そうです。自分も困っていた時に、石神さんという方に助けてもらったのだと。だから自分もそうしたいのだと言ってました」
「バカですからね」
晴代さんが笑った。
「だから、家のことをお願いして、少しでもお礼がしたいと。でも、そうしたら本当に一生懸命にやって下さって。お支払いするのに全然見合わないので、却って困ってしまいました」
「アハハハハハ!」
「もう、頼んでいないことまで。だからうちの人間は全員義徳さんを気に入ったんです」
「それでですか」
晴代さんには兄がいるそうだが、お兄さんも便利屋が大好きになったそうだ。
「あんなに純粋な人はいないと。だから私が結婚したいのだと言ったら、最初は驚いていましたが、すぐに認めてもらえて」
「思い切りましたね!」
また晴代さんが笑った。
「収入とかも調べたんでしょう?」
「はい、それはまあ。でも、うちに来るのにBMWでしたし、身なりはああですが、ちゃんとした一軒家に住んでいらっしゃいますし。正直に申しまして、そういう機関に調査もお願いしました。想像以上の収入と資産があることが分かりました」
まあ、俺たちが結構渡しているし、今では「アドヴェロス」での仕事の収入も多い。
一般の勤め人以上の、遙かに超える資産がある。
間違いなく富豪と呼んでいい。
本人は使う宛が全く無いようだが。
「でも、便利屋がよく結婚を決意しましたね」
「はい。何度もお願いして。でも、大きな理由は石神さんのお陰のようですよ?」
「俺の?」
「はい。義徳さんは、石神さんを本当に尊敬していて大好きなんです」
「だから?」
「石神さんが、親友のお子さんたちを引き取られたと。それで、以前よりも幸せそうになさっていると」
「はぁ」
「義徳さんは、いつか自分も家庭を持とうと考え始めたようです」
「まあ、相変わらずよく分からないですが」
晴代さんが大笑いした。
「でも、本当にそのお陰なんです。ありがとうございました」
「いえ、どういたしまして」
鷹と3人で笑った。
最初の焼き芋が焼けたようだ。
一つを開いて確認し、柳に運転させて、ルーとハーが院長に届けに行く。
早乙女が雪野さんと怜花と一緒に来た。
亜紀ちゃんがコーヒーを淹れて、みんなで食べる。
「美味いな!」
思わず叫んだ。
こんなに美味い焼きいもは食べたことが無い。
元々紅はるかは糖度も高くホクホクのイモだが、これは最高だ。
みんなも便利屋を褒め称え、恥ずかしそうにしている便利屋の隣で、晴代さんが嬉しそうにしていた。
「ああ、亜紀ちゃん! 夕飯は鰻を頼んでくれ!」
「はい! 分かりましたー!」
嬉しそうに家の中に入り、注文を入れに行く。
便利屋は鰻が大好物だ。
響子も六花と嬉しそうに話しながら焼き芋を食べていた。
鷹も驚いている。
立って食べている便利屋たちをテーブルに呼んで座らせた。
「そう言えばよ、お前も道間家だったんだよな?」
「へい、一応」
「道間家は大変なことになったけど、お前は大丈夫だったのか?」
気になっていたことではある。
本家は宇羅の裏切りで皆殺しにされたからだ。
傍系だと聞いていたので、そのためかとこれまでは思っていた。
しかし、便利屋が「アドヴェロス」で仕事をするようになり、その驚異的な能力を知って考えを改めていた。
これほど優秀な男を、本当に無視していたのだろうかと。
「へぇ、当時は結構大変でした」
「そうなのか?」
「ちょっとの間、逃げ回っておりやしたね」
「なんだと!」
初めて聞いた。
「自分、戦うのはアレですが、感知するのは得意なんで。だから命懸けで逃げておりやした。結構ヘンなものが向かって来ましたから」
「おい! 何で俺に相談しなかったんだ!」
「旦那に御迷惑はかけられやせん」
「ばかやろう!」
本気で怒鳴ると、便利屋が驚いていた。
早乙女たちもこっちを見ている。
「お前は俺にとって大事な人間だぁ! てめぇ! 俺に一言もなく一人で逃げてたのかぁ!」
「すいやせん!」
便利屋が立ち上がって頭を下げた。
「今度そんなことをしやがったらタダじゃおかねぇぞ!」
「分かりやした!」
まあ、今なら俺たちの力もある程度は分かっているだろう。
俺は便利屋を座らせた。
「本当に水臭い奴だなぁ。結婚して子どもまで生まれても俺に一言も言わねぇしよ」
「すいやせん!」
「お前とも長い付き合いじゃないか。なんなんだよ」
「すいやせん!」
便利屋が泣いていた。
晴代さんも涙ぐんでいる。
「お前も知っての通り、俺は道間家とは家族になった。だからお前とも家族なんだからな」
「はい!」
「これからは何でも言ってくれよ。頼むぞ」
「はい!」
便利屋の頭を撫でた。
「今日だってよ、突然呼んだのにすぐに来てくれて。それでこんなに美味い最高のイモを食わせてくれてよ。お前にはどう感謝していいか分かんないぜ」
「へい!」
「これからも頼むな!」
「へい! お任せくだせぇ!」
「それとよ」
「へい!」
「ちょっとは人間的にまともになれよ」
「へ?」
「子どもがお前みたいなったら困るだろう!」
「へい!」
晴代さんがやっと笑った。
「でも、まあいっか! お前は最高にいい奴だからな!」
「へい!」
双子たちが戻り、院長と静子さんが喜んでいたと言った。
便利屋は鰻にまた大感激し、晴代さんにこれは最高の鰻なのだと説明していた。
「おい、今度浜松の美味い店に連れてってやるよ」
「いいえ!」
「なんだよ?」
「あっしは旦那に初めて食わせてもらったこの鰻が最高なんです!」
「え?」
「この鰻が世界一です! 宇宙一です! これがいいんです!」
「そうかよ」
まあ、それならもういい。
じゃあ、今後はもっと喰わせてやる。
是非そうしたいと思わせる奴だ。
何よりも、こいつの幸せが嬉しい。
嬉しそうに晴代さんと笑い合うこいつが見られて、本当に嬉しいと思った。
「おお! 石焼きいもか!」
「へい! 熱の伝わりを調整出来やすからね!」
「いいな!」
昔はよく石焼きいもの屋台をあちこちで見たものだ。
冬の風物詩と言ってもいい。
「懐かしいな!」
「へい!」
便利屋も嬉しそうに俺を見た。
俺が喜ぶと、便利屋も嬉しそうにしてくれる。
子どもたちは石焼いもを知らなかった。
便利屋が美味しいイモの見分け方や、どうして両端を切るのかを説明しながら一緒に作っていく。
俺はまた晴代さんと話していた。
鷹も一緒に聞いている。
「便利屋って変わっているでしょう?」
「はい、それはまあ。でも、純粋ですよね」
「それはもう! 俺もそれが気に入ってずっと付き合ってるんだ」
「そうですよね!」
そこに惚れたらしい。
「家が法曹界なもので。時には人間の醜い面なども知ることが多くて」
「なるほど」
「最初に、私が道に蹲っているのを声を掛けて下さって」
「ああ、さっき聞きましたよ」
「「てぇへんだぁ!」って叫んだんですよ」
「はぁ」
その声が心に響いたと晴代さんは言った。
「誰も助けてくれなかったんです。でも、義徳さんはすぐに私を運んでくれて」
「そうだったんですか」
「当時は貧血が多くて。何度か倒れていたんです。中にはイヤラシイことをする人もいて」
「そうですか」
「義徳さんは全然違いました。抱き上げて車に乗せて下さり、ずっと声を掛け続けてくれて。嬉しかったんです」
「なるほどね」
病院へ行こうと言うのを、とにかく自宅までと頼んだそうだ。
家の人も驚いて運び上げ、便利屋はすぐに出て行った。
「でもね、ずっと門の外にいてくれたんですよ」
「え?」
「病院へ運ぶとか、何か手伝いが必要かもしれないって。うちの人間も誰も気付いていなくて。母がたまたま買い物に出ようとして、やっと義徳さんがいることを知って」
「そうですか」
「何をしているのかと尋ねたら、何か手伝えることがあればと言われたそうです。すぐに中へ入って頂き、お礼を」
「あいつらしいですね」
「便利屋さんと聞きましたので、とにかくお金を渡そうとしたんですが、受け取ってもらえなくて」
「仕事じゃないと言ったんでしょう?」
「はい、そうです。自分も困っていた時に、石神さんという方に助けてもらったのだと。だから自分もそうしたいのだと言ってました」
「バカですからね」
晴代さんが笑った。
「だから、家のことをお願いして、少しでもお礼がしたいと。でも、そうしたら本当に一生懸命にやって下さって。お支払いするのに全然見合わないので、却って困ってしまいました」
「アハハハハハ!」
「もう、頼んでいないことまで。だからうちの人間は全員義徳さんを気に入ったんです」
「それでですか」
晴代さんには兄がいるそうだが、お兄さんも便利屋が大好きになったそうだ。
「あんなに純粋な人はいないと。だから私が結婚したいのだと言ったら、最初は驚いていましたが、すぐに認めてもらえて」
「思い切りましたね!」
また晴代さんが笑った。
「収入とかも調べたんでしょう?」
「はい、それはまあ。でも、うちに来るのにBMWでしたし、身なりはああですが、ちゃんとした一軒家に住んでいらっしゃいますし。正直に申しまして、そういう機関に調査もお願いしました。想像以上の収入と資産があることが分かりました」
まあ、俺たちが結構渡しているし、今では「アドヴェロス」での仕事の収入も多い。
一般の勤め人以上の、遙かに超える資産がある。
間違いなく富豪と呼んでいい。
本人は使う宛が全く無いようだが。
「でも、便利屋がよく結婚を決意しましたね」
「はい。何度もお願いして。でも、大きな理由は石神さんのお陰のようですよ?」
「俺の?」
「はい。義徳さんは、石神さんを本当に尊敬していて大好きなんです」
「だから?」
「石神さんが、親友のお子さんたちを引き取られたと。それで、以前よりも幸せそうになさっていると」
「はぁ」
「義徳さんは、いつか自分も家庭を持とうと考え始めたようです」
「まあ、相変わらずよく分からないですが」
晴代さんが大笑いした。
「でも、本当にそのお陰なんです。ありがとうございました」
「いえ、どういたしまして」
鷹と3人で笑った。
最初の焼き芋が焼けたようだ。
一つを開いて確認し、柳に運転させて、ルーとハーが院長に届けに行く。
早乙女が雪野さんと怜花と一緒に来た。
亜紀ちゃんがコーヒーを淹れて、みんなで食べる。
「美味いな!」
思わず叫んだ。
こんなに美味い焼きいもは食べたことが無い。
元々紅はるかは糖度も高くホクホクのイモだが、これは最高だ。
みんなも便利屋を褒め称え、恥ずかしそうにしている便利屋の隣で、晴代さんが嬉しそうにしていた。
「ああ、亜紀ちゃん! 夕飯は鰻を頼んでくれ!」
「はい! 分かりましたー!」
嬉しそうに家の中に入り、注文を入れに行く。
便利屋は鰻が大好物だ。
響子も六花と嬉しそうに話しながら焼き芋を食べていた。
鷹も驚いている。
立って食べている便利屋たちをテーブルに呼んで座らせた。
「そう言えばよ、お前も道間家だったんだよな?」
「へい、一応」
「道間家は大変なことになったけど、お前は大丈夫だったのか?」
気になっていたことではある。
本家は宇羅の裏切りで皆殺しにされたからだ。
傍系だと聞いていたので、そのためかとこれまでは思っていた。
しかし、便利屋が「アドヴェロス」で仕事をするようになり、その驚異的な能力を知って考えを改めていた。
これほど優秀な男を、本当に無視していたのだろうかと。
「へぇ、当時は結構大変でした」
「そうなのか?」
「ちょっとの間、逃げ回っておりやしたね」
「なんだと!」
初めて聞いた。
「自分、戦うのはアレですが、感知するのは得意なんで。だから命懸けで逃げておりやした。結構ヘンなものが向かって来ましたから」
「おい! 何で俺に相談しなかったんだ!」
「旦那に御迷惑はかけられやせん」
「ばかやろう!」
本気で怒鳴ると、便利屋が驚いていた。
早乙女たちもこっちを見ている。
「お前は俺にとって大事な人間だぁ! てめぇ! 俺に一言もなく一人で逃げてたのかぁ!」
「すいやせん!」
便利屋が立ち上がって頭を下げた。
「今度そんなことをしやがったらタダじゃおかねぇぞ!」
「分かりやした!」
まあ、今なら俺たちの力もある程度は分かっているだろう。
俺は便利屋を座らせた。
「本当に水臭い奴だなぁ。結婚して子どもまで生まれても俺に一言も言わねぇしよ」
「すいやせん!」
「お前とも長い付き合いじゃないか。なんなんだよ」
「すいやせん!」
便利屋が泣いていた。
晴代さんも涙ぐんでいる。
「お前も知っての通り、俺は道間家とは家族になった。だからお前とも家族なんだからな」
「はい!」
「これからは何でも言ってくれよ。頼むぞ」
「はい!」
便利屋の頭を撫でた。
「今日だってよ、突然呼んだのにすぐに来てくれて。それでこんなに美味い最高のイモを食わせてくれてよ。お前にはどう感謝していいか分かんないぜ」
「へい!」
「これからも頼むな!」
「へい! お任せくだせぇ!」
「それとよ」
「へい!」
「ちょっとは人間的にまともになれよ」
「へ?」
「子どもがお前みたいなったら困るだろう!」
「へい!」
晴代さんがやっと笑った。
「でも、まあいっか! お前は最高にいい奴だからな!」
「へい!」
双子たちが戻り、院長と静子さんが喜んでいたと言った。
便利屋は鰻にまた大感激し、晴代さんにこれは最高の鰻なのだと説明していた。
「おい、今度浜松の美味い店に連れてってやるよ」
「いいえ!」
「なんだよ?」
「あっしは旦那に初めて食わせてもらったこの鰻が最高なんです!」
「え?」
「この鰻が世界一です! 宇宙一です! これがいいんです!」
「そうかよ」
まあ、それならもういい。
じゃあ、今後はもっと喰わせてやる。
是非そうしたいと思わせる奴だ。
何よりも、こいつの幸せが嬉しい。
嬉しそうに晴代さんと笑い合うこいつが見られて、本当に嬉しいと思った。
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