1,804 / 2,808
六花と吹雪
しおりを挟む
私は毎朝7時に起きる。
休日も同じ時間に起きることが多い。
生活のリズムを狂わせないように、自分で律している。
それに、今は吹雪もいる。
自分の勝手でしたいような生活は出来ない。
私が起きて最初にすることは、ベッドの脇に置いているベビーベッドで眠っている吹雪を確認することだ。
顔を見て体調の良し悪しを判断する。
大抵目を覚ましているので、あやしながら額に手を充てて熱の有無を見る。
そして顔を近づけて沢山のキスをする。
手足を一生懸命に動かして喜ぶ。
毎日可愛くて仕方が無い。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
「今日はどのお父さんにおはよーって言う?」
私が言っていることが分かるのか、抱き上げられた吹雪は部屋中に貼られた石神先生のポスターを見渡し、どれかを指さす。
「またこれかー。吹雪はこれが大好きだよね?」
石神先生の真っ赤な特攻服を着た全身ポスターだ。
私も大好きなものだった。
「じゃあ、私もこれにしようかな!」
私もそのポスターの前で「おはようございます」と言う。
二人の朝の儀式だ。
ベッドに戻って、私は胸をはだけて抱き上げて授乳させる。
「今日はどっちのオッパイにするかなー?」
吹雪は嬉しそうな顔をして手を伸ばしてこっちにすると示す。
ちゃんと乳首を掴むのは、石神先生の血だろうと思う。
胸に口を付ける。
「一杯飲んでね!」
そう言ってから、歌を歌う。
吹雪が幸せそうに眼を閉じてオッパイを吸う。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
お腹が一杯になった吹雪をベッドに戻し、オムツの確認をする。
オムツを替えてウェットティッシュで股間を拭ってやり、自分の朝食の準備をする。
その間も大抵歌を歌っており、吹雪が嬉しそうに聴いているのを時々見る。
最近は手を振ってやると吹雪も振るようになり、私は一層嬉しい。
自分が朝食を食べている間も、脇に吹雪のベッドを置いてあやしている。
家の中では、片時も吹雪を放っておくことがない。
吹雪の顔を拭い、歯を磨く。
手早くお弁当の準備をし、自分も洗顔をして着替えてメイクをする。
その間もずっと吹雪は隣にいる。
メイクの間、吹雪はじっと見詰めていることが多い。
「綺麗になったかな?」
吹雪はまた手足を暴れさせて喜ぶ。
「ウフフフ」
自分も着替え、吹雪を着替えさせる。
今日の吹雪は「ロボパジャマ」にする。
真っ白で全身に長い毛が覆っている。
フードもついていて、ロボの頭になっている。
石神先生がルーちゃんたちの経営する「RHU=HER」で特注してくれたものだ。
非常に温かく、吹雪もお気に入りだ。
「今日もカワイイね!」
吹雪もニコニコしていた。
吹雪を抱いて戸締りを確認し、マンションを出る。
病院までは歩いて数分だ。
でも寒いので吹雪を厚手のショールで包んで抱いている。
その上でホテル・オークラの中を通り、少しでも外を歩かないようにする。
時々レストランの顔見知りの方に挨拶される。
毎回吹雪がカワイイと言ってくれるので嬉しい。
泊り客らしい外国人の夫婦らしい方とエレベーターが一緒になった。
「What a cutie Baby!」
私は笑顔でお礼を言った。
エレベーターを降りると、中から手を振ってくれていた。
「吹雪、良かったね!」
病院で吹雪を今日の保育担当の方に引き継ぐ。
毎日担当の方が吹雪と私の体調を確認する。
口頭での報告だが、吹雪と私の顔色を見ているし、吹雪は検温もする。
「はい! 今日も二人とも元気ね!」
私は笑顔で吹雪のことをお願いしますと言う。
私はナース服に着替えて、響子の部屋へ行く。
「吹雪ちゃん、元気?」
「はい!」
毎朝、響子が聞いて来る。
響子がタイマーをセットする。
私の授乳時間を知らせるもので、24時間の間に8回アラームをセット出来る。
響子が探して見つけてくれたものだ。
時間になると、響子の声で「六花! オッパイの時間だよ!」とアナウンスが流れ、上の小さな天使がクルクル回る。
響子が、自分が眠ってしまうと教えられないと思ったからだ。
響子の優しさが嬉しい。
午前中は響子の洗濯物や布団干し、部屋の掃除などをする。
合間に一緒に屋上に上がって遊んだりもする。
最近は響子が熱を出したり体調を崩すことがないのが嬉しい。
響子を護るようになったレイが、響子を丈夫にしてくれているようだ。
時々響子にレイがどこにいるのかを聞いて、お礼を言っている。
授乳の時間になると、響子の部屋の向かいの保育室へ行く。
保育担当の方は、吹雪の体調が悪い日以外は常駐ではない。
時々見回ってくれ、吹雪をあやしたりもしてくれる。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆ ❚(御機嫌)》
「吹雪、オッパイの時間ですよー」
吹雪にオッパイを選ばせる。
頭を優しく撫でて行く。
前は毎回響子も見に来ていたが、石神先生から母子の二人にしてやるように言われ、今は滅多に来ない。
母親と子どもとの重要な時間なのだそうだ。
私はいつでも吹雪と大切な時間を送ってはいるが。
でも、やっぱりオッパイの時間は特別だと分かって来た。
私の中で神様が創ってくれたお乳を、吹雪が嬉しそうに飲んでその命を支えて行く。
私が吹雪を生かしている一助であることを実感出来る時間。
「私もこうやって生かしてもらったんだなー」
もう会えないお母さんにお礼を言う時間だ。
響子の昼食が終わると、響子は眠る。
私は吹雪を抱いて、食堂へ行く。
お弁当を持って来ることが多く、食堂のテーブルで食べていると、大勢の人が見に来る。
以前は独りで食べることも多かったが、今は大抵何人かが同じテーブルに座り、他の人も吹雪を見てカワイイと褒めてくれる。
「天使みたいにカワイイよね!」
「ありがとうございます!」
石神先生に言われて、みんな吹雪に触らないようになった。
今の時期は、母親との触れ合いが大切なのだということだった。
だから、みんな見て褒めるだけにしてくれている。
吹雪が手を伸ばしたら触ってもいいことになっている。
「片手だけだ」
そう石神先生は言った。
抱き上げてはいけないということだった。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆ ❚(すごい御機嫌)》
響子が眠る1時前から起きる3時までが、私の休憩時間だ。
夜中も吹雪が起きていた時期は、もっと長い時間が休憩になっていた。
響子の夕飯を片付けるまでが、私の勤務時間だ。
勤務を終えると響子に挨拶して帰る。
帰り道で、吹雪に沢山のキスをする。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
家に帰ると、吹雪をベッドに寝かせてから暖房を入れ、最初に自分の食事を作る。
そして吹雪と一緒にお風呂に入る。
「身体を洗ってあげるねー!」
吹雪を柔らかいマットに寝かせて、全身を洗う。
吹雪は嬉しがってまた手足を動かして暴れる。
「もう! 大人しくして!」
私も笑いながら吹雪を時々くすぐってやる。
髪の毛を洗うために吹雪を仰向けにし、ハンカチを顔に乗せる。
そうすると目を閉じてシャンプーが目に入ったりしないとナースの先輩から聞いた。
丁寧に髪を洗ってあげる。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
一緒に湯船に浸かる。
吹雪はあまり長く入れないので、途中で防水の揺り籠に入れて、冷やさないように気を付けながらお風呂を一緒に楽しむ。
お風呂から出て、吹雪の身体を拭いて髪を乾かす。
冬場なので、全身にクリームを塗ってあげる。
また全身で喜ぶ。
「食べちゃいたいくらいカワイイ!」
吹雪の全身にキスをする。
吹雪を温めておいた部屋に入れる。
「ちょっとここで待っててね?」
ドアを締めて自分の部屋へ行く。
手早く石神先生の映像を出し、お道具を揃える。
「あ……うーん……ハウッ!……アァー! もう! トラぁー! もっと!……はぁはぁ」
スッキリしたので、吹雪を迎えに行く。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆ ❚(ちょっと低め)》
吹雪を抱き上げて、しばらくベッドで一緒に遊ぶ。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
「じゃあ、そろそろ寝ようか?」
吹雪をベビーベッドに入れて布団を掛けて優しくポンポンする。
吹雪が布団から手を伸ばして、私を求める。
「ほらー、もう寝なきゃ」
何度かそう言って宥めて、やっと吹雪が眠る。
「ウフフフ、おやすみ、吹雪」
そっと額にキスをして私も眠る。
何でもない日常に、幸せがあちこちで輝いている。
休日も同じ時間に起きることが多い。
生活のリズムを狂わせないように、自分で律している。
それに、今は吹雪もいる。
自分の勝手でしたいような生活は出来ない。
私が起きて最初にすることは、ベッドの脇に置いているベビーベッドで眠っている吹雪を確認することだ。
顔を見て体調の良し悪しを判断する。
大抵目を覚ましているので、あやしながら額に手を充てて熱の有無を見る。
そして顔を近づけて沢山のキスをする。
手足を一生懸命に動かして喜ぶ。
毎日可愛くて仕方が無い。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
「今日はどのお父さんにおはよーって言う?」
私が言っていることが分かるのか、抱き上げられた吹雪は部屋中に貼られた石神先生のポスターを見渡し、どれかを指さす。
「またこれかー。吹雪はこれが大好きだよね?」
石神先生の真っ赤な特攻服を着た全身ポスターだ。
私も大好きなものだった。
「じゃあ、私もこれにしようかな!」
私もそのポスターの前で「おはようございます」と言う。
二人の朝の儀式だ。
ベッドに戻って、私は胸をはだけて抱き上げて授乳させる。
「今日はどっちのオッパイにするかなー?」
吹雪は嬉しそうな顔をして手を伸ばしてこっちにすると示す。
ちゃんと乳首を掴むのは、石神先生の血だろうと思う。
胸に口を付ける。
「一杯飲んでね!」
そう言ってから、歌を歌う。
吹雪が幸せそうに眼を閉じてオッパイを吸う。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
お腹が一杯になった吹雪をベッドに戻し、オムツの確認をする。
オムツを替えてウェットティッシュで股間を拭ってやり、自分の朝食の準備をする。
その間も大抵歌を歌っており、吹雪が嬉しそうに聴いているのを時々見る。
最近は手を振ってやると吹雪も振るようになり、私は一層嬉しい。
自分が朝食を食べている間も、脇に吹雪のベッドを置いてあやしている。
家の中では、片時も吹雪を放っておくことがない。
吹雪の顔を拭い、歯を磨く。
手早くお弁当の準備をし、自分も洗顔をして着替えてメイクをする。
その間もずっと吹雪は隣にいる。
メイクの間、吹雪はじっと見詰めていることが多い。
「綺麗になったかな?」
吹雪はまた手足を暴れさせて喜ぶ。
「ウフフフ」
自分も着替え、吹雪を着替えさせる。
今日の吹雪は「ロボパジャマ」にする。
真っ白で全身に長い毛が覆っている。
フードもついていて、ロボの頭になっている。
石神先生がルーちゃんたちの経営する「RHU=HER」で特注してくれたものだ。
非常に温かく、吹雪もお気に入りだ。
「今日もカワイイね!」
吹雪もニコニコしていた。
吹雪を抱いて戸締りを確認し、マンションを出る。
病院までは歩いて数分だ。
でも寒いので吹雪を厚手のショールで包んで抱いている。
その上でホテル・オークラの中を通り、少しでも外を歩かないようにする。
時々レストランの顔見知りの方に挨拶される。
毎回吹雪がカワイイと言ってくれるので嬉しい。
泊り客らしい外国人の夫婦らしい方とエレベーターが一緒になった。
「What a cutie Baby!」
私は笑顔でお礼を言った。
エレベーターを降りると、中から手を振ってくれていた。
「吹雪、良かったね!」
病院で吹雪を今日の保育担当の方に引き継ぐ。
毎日担当の方が吹雪と私の体調を確認する。
口頭での報告だが、吹雪と私の顔色を見ているし、吹雪は検温もする。
「はい! 今日も二人とも元気ね!」
私は笑顔で吹雪のことをお願いしますと言う。
私はナース服に着替えて、響子の部屋へ行く。
「吹雪ちゃん、元気?」
「はい!」
毎朝、響子が聞いて来る。
響子がタイマーをセットする。
私の授乳時間を知らせるもので、24時間の間に8回アラームをセット出来る。
響子が探して見つけてくれたものだ。
時間になると、響子の声で「六花! オッパイの時間だよ!」とアナウンスが流れ、上の小さな天使がクルクル回る。
響子が、自分が眠ってしまうと教えられないと思ったからだ。
響子の優しさが嬉しい。
午前中は響子の洗濯物や布団干し、部屋の掃除などをする。
合間に一緒に屋上に上がって遊んだりもする。
最近は響子が熱を出したり体調を崩すことがないのが嬉しい。
響子を護るようになったレイが、響子を丈夫にしてくれているようだ。
時々響子にレイがどこにいるのかを聞いて、お礼を言っている。
授乳の時間になると、響子の部屋の向かいの保育室へ行く。
保育担当の方は、吹雪の体調が悪い日以外は常駐ではない。
時々見回ってくれ、吹雪をあやしたりもしてくれる。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆ ❚(御機嫌)》
「吹雪、オッパイの時間ですよー」
吹雪にオッパイを選ばせる。
頭を優しく撫でて行く。
前は毎回響子も見に来ていたが、石神先生から母子の二人にしてやるように言われ、今は滅多に来ない。
母親と子どもとの重要な時間なのだそうだ。
私はいつでも吹雪と大切な時間を送ってはいるが。
でも、やっぱりオッパイの時間は特別だと分かって来た。
私の中で神様が創ってくれたお乳を、吹雪が嬉しそうに飲んでその命を支えて行く。
私が吹雪を生かしている一助であることを実感出来る時間。
「私もこうやって生かしてもらったんだなー」
もう会えないお母さんにお礼を言う時間だ。
響子の昼食が終わると、響子は眠る。
私は吹雪を抱いて、食堂へ行く。
お弁当を持って来ることが多く、食堂のテーブルで食べていると、大勢の人が見に来る。
以前は独りで食べることも多かったが、今は大抵何人かが同じテーブルに座り、他の人も吹雪を見てカワイイと褒めてくれる。
「天使みたいにカワイイよね!」
「ありがとうございます!」
石神先生に言われて、みんな吹雪に触らないようになった。
今の時期は、母親との触れ合いが大切なのだということだった。
だから、みんな見て褒めるだけにしてくれている。
吹雪が手を伸ばしたら触ってもいいことになっている。
「片手だけだ」
そう石神先生は言った。
抱き上げてはいけないということだった。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆ ❚(すごい御機嫌)》
響子が眠る1時前から起きる3時までが、私の休憩時間だ。
夜中も吹雪が起きていた時期は、もっと長い時間が休憩になっていた。
響子の夕飯を片付けるまでが、私の勤務時間だ。
勤務を終えると響子に挨拶して帰る。
帰り道で、吹雪に沢山のキスをする。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
家に帰ると、吹雪をベッドに寝かせてから暖房を入れ、最初に自分の食事を作る。
そして吹雪と一緒にお風呂に入る。
「身体を洗ってあげるねー!」
吹雪を柔らかいマットに寝かせて、全身を洗う。
吹雪は嬉しがってまた手足を動かして暴れる。
「もう! 大人しくして!」
私も笑いながら吹雪を時々くすぐってやる。
髪の毛を洗うために吹雪を仰向けにし、ハンカチを顔に乗せる。
そうすると目を閉じてシャンプーが目に入ったりしないとナースの先輩から聞いた。
丁寧に髪を洗ってあげる。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
一緒に湯船に浸かる。
吹雪はあまり長く入れないので、途中で防水の揺り籠に入れて、冷やさないように気を付けながらお風呂を一緒に楽しむ。
お風呂から出て、吹雪の身体を拭いて髪を乾かす。
冬場なので、全身にクリームを塗ってあげる。
また全身で喜ぶ。
「食べちゃいたいくらいカワイイ!」
吹雪の全身にキスをする。
吹雪を温めておいた部屋に入れる。
「ちょっとここで待っててね?」
ドアを締めて自分の部屋へ行く。
手早く石神先生の映像を出し、お道具を揃える。
「あ……うーん……ハウッ!……アァー! もう! トラぁー! もっと!……はぁはぁ」
スッキリしたので、吹雪を迎えに行く。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆ ❚(ちょっと低め)》
吹雪を抱き上げて、しばらくベッドで一緒に遊ぶ。
《吹雪御機嫌度:❚☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆❚(MAX)》
「じゃあ、そろそろ寝ようか?」
吹雪をベビーベッドに入れて布団を掛けて優しくポンポンする。
吹雪が布団から手を伸ばして、私を求める。
「ほらー、もう寝なきゃ」
何度かそう言って宥めて、やっと吹雪が眠る。
「ウフフフ、おやすみ、吹雪」
そっと額にキスをして私も眠る。
何でもない日常に、幸せがあちこちで輝いている。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
俺の幼馴染がエロ可愛すぎてヤバい。
ゆきゆめ
キャラ文芸
「お〇ん〇ん様、今日もお元気ですね♡」
俺・浅間紘(あさまひろ)の朝は幼馴染の藤咲雪(ふじさきゆき)が俺の朝〇ちしたムスコとお喋りをしているのを目撃することから始まる。
何を言っているか分からないと思うが安心してくれ。俺も全くもってわからない。
わかることと言えばただひとつ。
それは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いってこと。
毎日毎日、雪(ゆき)にあれやこれやと弄られまくるのは疲れるけれど、なんやかんや楽しくもあって。
そしてやっぱり思うことは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いということ。
これはたぶん、ツッコミ待ちで弄りたがりやの幼馴染と、そんな彼女に振り回されまくりでツッコミまくりな俺の、青春やラブがあったりなかったりもする感じの日常コメディだ。(ツッコミはえっちな言葉ではないです)
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる