1,636 / 2,806
早乙女家の家庭料理
しおりを挟む
上で雪野さんに歓迎され、俺たちは礼を言ってテーブルに付いた。
ランたちが料理を運んで来る。
食事が始まり、早乙女が「柱」の一発芸を雪野さんに話した。
雪野さんがどういう顔をして良いか困っている。
「あれって、やっぱり石神が教えたのか?」
「ばかやろう!」
「だってさ」
「お前! 俺をどう思ってるんだ!」
「え? やりそうじゃないか」
「!」
まあ、オチンチン「花岡」とかやってるが。
「お、俺はローマ教皇が挨拶に来るような人間なんだぞ!」
「ああ!」
早乙女には話している。
「大変だったよな! 亜紀ちゃん!」
「そうですね」
反応が薄い。
「あー、こいつ。そういえば最初にトイレで締めましょうかとか言ってたな」
「ワハハハハハ!」
「すごいね、亜紀ちゃん」
「いいえー!」
俺は石神本家の話をして、早乙女達を爆笑させた。
「ああ、お前も知らないだろうけどな。熊野の山の中で、毎年大量の「堕乱我」って妖魔が発生するんだよ」
「そうなのか!」
「まあ、石神本家の年中行事らしくてな。今年は俺も連れて行かれた」
早乙女達にまた話してやる。
「俺が間違って女王みたいな奴を殺しちゃってさ。もう来年からは湧かないかもって」
「タカさん、怒られたよねー」
ハーが言う。
「そうだよ! 全然説明しないで放り出したくせによ! 俺が「大堕乱我」を殺したら、みんなでボコボコにしやがって!」
「タカさん、木に縛られて帰って来たよね」
「まあ、気絶してたから知らん」
みんなが大笑いした。
「あの人らは、他にも妖魔とか今でも狩ってそうだけどな」
「今度紹介してくれよ」
「無理」
「え?」
「怖ぇんだよ! 俺が!」
「石神さんが?」
雪野さんまで驚く。
「あのね、あの人らの狂いっぷりを知らないんですよ。奥義を教えてやるって、その奥義を俺の身体に突っ込んで来るんですから! 俺、死ぬかと思いましたよ!」
雪野さんが笑った。
「まさか、石神さんが怖がる人がいるなんて」
「いますよ! 石神本家はみんなコワイし。それに、ピアニストの橘弥生! あの人も怖くてしょうがない」
「タカさん! 次のCDを早く出しましょうよ!」
「ね? 俺には味方がいないんですよ」
みんなで笑った。
「うちでもよく聴いているよ。怜花も大好きなんだ」
「お前くらいは俺の味方をしろ!」
「無理だよ! もっと聴きたいよ」
「そうですよね」
「あの、御堂総理の大演説会のブルーレイもしょっちゅう観るんだ」
「石神さんの演奏が素敵ですよね!」
「タカさん! 橘さんを別荘にお呼びしましょうか!」
「俺が今、あの人が苦手だって言ったよな!」
楽しく食事をした。
ナスの揚げ物が物凄く美味かった。
「雪野さん! このナスの揚げ物、美味しいですね!」
「そうですか!」
「片栗粉ですか! シンプルなのに本当に美味い!」
「前に中華料理屋で食べたんですよ。私も大好きで」
「へぇー!」
作り方を教わるまでもない。
ナスの輪切りに片栗粉をまぶして揚げただけのものだ。
俺が褒めるので、みんなが取って食べた。
「あ! 美味しいよ!」
ルーとハーが驚く。
「俺はナスが好きなんで、いろいろ作るんですけどね。こんな作り方はしたことがない」
「簡単なのに、美味しいですよね!」
「亜紀ちゃん! 雪野さんが50年かけて極めた料理なんだ!」
「私まだ30代ですが」
俺が「雪野ナス」と命名すると、雪野さんが大笑いした。
「うちでも「雪野ナス」を作るぞ!」
「「「「はい!」」」」
鮑の酒蒸など高級素材もあったが、ほとんどは普通の家庭料理の範疇だった。
気楽に食べられて、それでいて美味しい。
ご飯ももちろんあったが、蕎麦やパスタも出て飽きさせない。
点数が多いことで、本当に一つ一つが楽しみになる食事だった。
串カツなども、久し振りだ。
ロボがいろいろな刺身や肉をもらい、雪野さんに「にゃーにゃー」鳴いて礼を言っていた。
「人間って、いつの間にか同じようなものばかり喰うようになっちゃうんですね」
「それは仕方がないでしょう」
「俺の家なんて、蕎麦作っても薬味がステーキですからね」
みんなが笑った。
「ルーちゃん、ハーちゃん、メザシは美味しかった?」
「はい! でも、結局タカさんがステーキを食べ始めたら、みんなもそっちで」
早乙女たちが笑った。
「でも、メザシも美味しかったよね?」
「うん! またやろうよ!」
「石神さんに頂いたこのお米、美味しいですよね!」
雪野さんが言った。
「まあ、そうなんですが。亜紀ちゃん、あとどのくらい残ってる?」
「1トンくらいですかね」
「また新米が出来ちゃうよなぁ」
「ルー! スーの一族にはやってるか?」
「毎日あげてます!」
「みんな動きが良くなったよね?」
「そうか」
健康にもいい。
「いよいよとなったらアラスカだな」
「そうですねー」
「こないだ、去年のチロルチョコがまだありましたよね?」
「ワハハハハハ!」
俺がバレンタインデーのものを大量に送った。
「ああ、三人もそのうちにアラスカへ招待するからな」
「本当か!」
「街が結構動き出したからな。案内するよ」
「楽しみにしている!」
楽しく話して、食事が終わった。
酒を用意すると言われたが、断った。
「明日は7時に出発するからな」
「ああ、分かった」
「ハマーと六花のグランエースで行くからな」
「うちも車を出そうか?」
「大丈夫だよ。ああ、でも怜花がいるから、お前たちはグランエースの方がいいかな」
「そうなのか?」
「六花が響子を乗せるために、やたらとクッション性を良くしたんだ」
「そうか。じゃあそちらに乗せてもらおうかな」
雪野さんが怜花を抱いて、早乙女と一緒に見送りに出てくれた。
エレベーターホールで、また「柱」が両手を腰に当てて待っていた。
「……」
《ぱたぱた……スポ》
「「「「ギャハハハハハハハ!!!!」」」」
「お、おう! お邪魔したな!」
「柱」が手を振っった。
雪野さんが真っ赤な顔をしてうつむいていた。
「なんで石神が来るとああいうことをするんだろう」
「俺のせいにするんじゃねぇ!」
「だって、今まであんなこと、したことないぞ?」
「お前がやってるのを見たんじゃねぇの?」
「そ、そんなことない!」
「雪野さん、どうなんです?」
「し、しりません……」
門の前で、俺がポーズをしてやった。
「「「「ギャハハハハハハハ!!!!」」」」
誰だか、今日は上品にしろと言っていたが。
まあ、俺のせいじゃない。
ランたちが料理を運んで来る。
食事が始まり、早乙女が「柱」の一発芸を雪野さんに話した。
雪野さんがどういう顔をして良いか困っている。
「あれって、やっぱり石神が教えたのか?」
「ばかやろう!」
「だってさ」
「お前! 俺をどう思ってるんだ!」
「え? やりそうじゃないか」
「!」
まあ、オチンチン「花岡」とかやってるが。
「お、俺はローマ教皇が挨拶に来るような人間なんだぞ!」
「ああ!」
早乙女には話している。
「大変だったよな! 亜紀ちゃん!」
「そうですね」
反応が薄い。
「あー、こいつ。そういえば最初にトイレで締めましょうかとか言ってたな」
「ワハハハハハ!」
「すごいね、亜紀ちゃん」
「いいえー!」
俺は石神本家の話をして、早乙女達を爆笑させた。
「ああ、お前も知らないだろうけどな。熊野の山の中で、毎年大量の「堕乱我」って妖魔が発生するんだよ」
「そうなのか!」
「まあ、石神本家の年中行事らしくてな。今年は俺も連れて行かれた」
早乙女達にまた話してやる。
「俺が間違って女王みたいな奴を殺しちゃってさ。もう来年からは湧かないかもって」
「タカさん、怒られたよねー」
ハーが言う。
「そうだよ! 全然説明しないで放り出したくせによ! 俺が「大堕乱我」を殺したら、みんなでボコボコにしやがって!」
「タカさん、木に縛られて帰って来たよね」
「まあ、気絶してたから知らん」
みんなが大笑いした。
「あの人らは、他にも妖魔とか今でも狩ってそうだけどな」
「今度紹介してくれよ」
「無理」
「え?」
「怖ぇんだよ! 俺が!」
「石神さんが?」
雪野さんまで驚く。
「あのね、あの人らの狂いっぷりを知らないんですよ。奥義を教えてやるって、その奥義を俺の身体に突っ込んで来るんですから! 俺、死ぬかと思いましたよ!」
雪野さんが笑った。
「まさか、石神さんが怖がる人がいるなんて」
「いますよ! 石神本家はみんなコワイし。それに、ピアニストの橘弥生! あの人も怖くてしょうがない」
「タカさん! 次のCDを早く出しましょうよ!」
「ね? 俺には味方がいないんですよ」
みんなで笑った。
「うちでもよく聴いているよ。怜花も大好きなんだ」
「お前くらいは俺の味方をしろ!」
「無理だよ! もっと聴きたいよ」
「そうですよね」
「あの、御堂総理の大演説会のブルーレイもしょっちゅう観るんだ」
「石神さんの演奏が素敵ですよね!」
「タカさん! 橘さんを別荘にお呼びしましょうか!」
「俺が今、あの人が苦手だって言ったよな!」
楽しく食事をした。
ナスの揚げ物が物凄く美味かった。
「雪野さん! このナスの揚げ物、美味しいですね!」
「そうですか!」
「片栗粉ですか! シンプルなのに本当に美味い!」
「前に中華料理屋で食べたんですよ。私も大好きで」
「へぇー!」
作り方を教わるまでもない。
ナスの輪切りに片栗粉をまぶして揚げただけのものだ。
俺が褒めるので、みんなが取って食べた。
「あ! 美味しいよ!」
ルーとハーが驚く。
「俺はナスが好きなんで、いろいろ作るんですけどね。こんな作り方はしたことがない」
「簡単なのに、美味しいですよね!」
「亜紀ちゃん! 雪野さんが50年かけて極めた料理なんだ!」
「私まだ30代ですが」
俺が「雪野ナス」と命名すると、雪野さんが大笑いした。
「うちでも「雪野ナス」を作るぞ!」
「「「「はい!」」」」
鮑の酒蒸など高級素材もあったが、ほとんどは普通の家庭料理の範疇だった。
気楽に食べられて、それでいて美味しい。
ご飯ももちろんあったが、蕎麦やパスタも出て飽きさせない。
点数が多いことで、本当に一つ一つが楽しみになる食事だった。
串カツなども、久し振りだ。
ロボがいろいろな刺身や肉をもらい、雪野さんに「にゃーにゃー」鳴いて礼を言っていた。
「人間って、いつの間にか同じようなものばかり喰うようになっちゃうんですね」
「それは仕方がないでしょう」
「俺の家なんて、蕎麦作っても薬味がステーキですからね」
みんなが笑った。
「ルーちゃん、ハーちゃん、メザシは美味しかった?」
「はい! でも、結局タカさんがステーキを食べ始めたら、みんなもそっちで」
早乙女たちが笑った。
「でも、メザシも美味しかったよね?」
「うん! またやろうよ!」
「石神さんに頂いたこのお米、美味しいですよね!」
雪野さんが言った。
「まあ、そうなんですが。亜紀ちゃん、あとどのくらい残ってる?」
「1トンくらいですかね」
「また新米が出来ちゃうよなぁ」
「ルー! スーの一族にはやってるか?」
「毎日あげてます!」
「みんな動きが良くなったよね?」
「そうか」
健康にもいい。
「いよいよとなったらアラスカだな」
「そうですねー」
「こないだ、去年のチロルチョコがまだありましたよね?」
「ワハハハハハ!」
俺がバレンタインデーのものを大量に送った。
「ああ、三人もそのうちにアラスカへ招待するからな」
「本当か!」
「街が結構動き出したからな。案内するよ」
「楽しみにしている!」
楽しく話して、食事が終わった。
酒を用意すると言われたが、断った。
「明日は7時に出発するからな」
「ああ、分かった」
「ハマーと六花のグランエースで行くからな」
「うちも車を出そうか?」
「大丈夫だよ。ああ、でも怜花がいるから、お前たちはグランエースの方がいいかな」
「そうなのか?」
「六花が響子を乗せるために、やたらとクッション性を良くしたんだ」
「そうか。じゃあそちらに乗せてもらおうかな」
雪野さんが怜花を抱いて、早乙女と一緒に見送りに出てくれた。
エレベーターホールで、また「柱」が両手を腰に当てて待っていた。
「……」
《ぱたぱた……スポ》
「「「「ギャハハハハハハハ!!!!」」」」
「お、おう! お邪魔したな!」
「柱」が手を振っった。
雪野さんが真っ赤な顔をしてうつむいていた。
「なんで石神が来るとああいうことをするんだろう」
「俺のせいにするんじゃねぇ!」
「だって、今まであんなこと、したことないぞ?」
「お前がやってるのを見たんじゃねぇの?」
「そ、そんなことない!」
「雪野さん、どうなんです?」
「し、しりません……」
門の前で、俺がポーズをしてやった。
「「「「ギャハハハハハハハ!!!!」」」」
誰だか、今日は上品にしろと言っていたが。
まあ、俺のせいじゃない。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる