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木村さん、佐藤先輩
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新宿のいつものターミナルでみんなと合流した。
柳さんと真夜とルーとハーは一緒に乗って来た。
私たちのハマーに、上坂さん、陽菜ちゃん、茜ちゃんが乗り、他の人の荷物も乗せる。
坂上さんはジープの「グランドチェロキー L」(「カタ研」所有車)に平くん、ジョナサンと乗っている。
ああ、パレボレは歩いて来いと言ったのだが、優しい上坂さんが一緒にと言ったので、ハマーの後部に乗っている。
ここから大体8時間掛かる。
長距離なので、私と柳さん、それに坂上さんと平くんと上坂さんが交代で運転する予定だった。
朝の6時半。
みんなでファミレスで食事をし、7時に出発した。
青森には休憩を入れながら、大体5時くらいには着くだろう。
今回はタカさんが大学時代の友人の木村さんに連絡してくれ、豪華ホテルを予約してくれている。
また、現地での案内を木村さんがして下さるそうだ。
ありがたい。
私たちの目的は、青森での「防衛システム」の拠点の調査だ。
東京や大阪と違って、土地は結構選べそうだ。
そして、いつもの「カタ研」の自由討論会。
少しずつだが他のメンバーにも、私たちのことを話している。
もう私や柳さん、ルーとハーが「虎」の軍の一員であることも、みんな知っている。
だから話がしやすくなったし、具体的な戦略や兵器のことなども真剣に取り組むことになってきた。
「パレボレくん、ポッキー食べる?」
いつも私たちに冷遇されているパレボレに、優しい上坂さんが声を掛ける。
運転している私の後ろのシートに、陽菜ちゃんと茜ちゃんと一緒に座っている。
ポッキーの箱をその後ろのルーとハーが受け取った。
全部ポリポリ食べて、空箱をパレボレに渡した。
「……」
「あいつ、匂いだけで十分ですから」
「ちょっと可哀想かな」
「そういうのが好きな奴なんで。なぁ、パレボレ?」
「はい! 大好きです! 上坂さん、美味しい匂いをありがとうございます!」
「じゃあ、いいけど」
パレボレも分かって来た。
1時間も走ると、東北自動車道に出た。
ここからが長い。
蓮田サービスエリアで昼食と決めている。
あそこには「肉」が沢山ある。
既にルーとハーと、メニューの検討は済んでいる。
私たちはサービスエリアのプロフェッショナルだ。
車中でまたタカさんの話で盛り上がった。
無線をオープンにして、坂上さんたちとも一緒に話せる。
そういう仕様を皇紀にやってもらった。
「虎」の軍の各車両や兵器にもそういうシステムがあるそうだ。
あっちは量子コンピューターと連動して、詳細で柔軟な戦略を構築するためだそうだが。
特に「デュール・ゲリエ」との連携に必須のものらしい。
タカさんのことが大好きな坂上さんが喜んでくれた。
ルーとハーが「石神本家」のことを話すと、みんな爆笑していた。
1時前に蓮田サービスエリアに着いた。
いいペースだ。
石神家と真夜で、20人前を集める。
何と言ってもヤマブ味噌の自家製豚角煮丼を9人前。
他に濃厚鶏白湯そば、香り豚のロースカツ定食、五目焼きそば、自家製炙り豚丼など。
デザートはもちろんソフトクリーム。
旅には欠かせない。
散歩でしょっちゅう食べてはいるが。
「相撲部屋みたいだよね」
「え、真夜! あそこに行ったことあるの?」
うちの近所に有名な部屋がある。
「ないけど!」
「私たち、一度行こうとしたんだよね」
「道場破りみたいにね」
「でもタカさんに物凄く怒られてやめたんだ」
前に鰻を注文したら、その相撲部屋に全部喰われてしまっていた。
その「悪」を懲らしめに行こうとしていた。
「1時間くらい、みんな気絶してたよね」
「タカさん、コワイよね」
「別に相撲好きでもないんだけどね」
「そうっすか」
誘わなかった柳さんと皇紀に、夕飯のほとんどを喰われたと話した。
真夜が黙って食べ始めた。
パレボレが遠慮して何も食べて無かった。
仕方ないので、一通りの皿や丼から盛ってやる。
「お前もちゃんと喰えよ」
「いいんですか!」
「当たり前だ」
ルーとハーに取られそうになるので、パレボレが慌てて食べ始めた。
前は錠剤みたいなもので十分だと言っていたが、食事の美味しさ知ってからはちゃんと食べたがるようになった。
まあ、基本は錠剤だが。
上坂さんがニコニコして見ていた。
途中で何度か「食事」休憩を挟みながら、青森に入った。
「5時前には着きますね」
「私、木村さんに電話しておくね」
「お願いしまーす」
柳さんが電話し、木村さんがホテルで佐藤先輩と待っていることが分かった。
ホテルに着いて、木村さんと佐藤先輩とみんなで挨拶した。
「お世話になります。佐藤先輩と木村さんのことは、父のタカさんから一杯聞いてます!」
「ああ、亜紀さんですね。それとルーちゃんとハーちゃん。ええと柳さんでいいのかな?」
「はい、御堂柳です!」
「御堂総理の娘さんだよね。綺麗な人だなぁ」
「エヘヘヘヘヘ!」
「こっちが私の親友の真夜です」
「よろしくお願いします」
一通り紹介していった。
「佐藤先輩は、聞いていた通りにカッコイイ人ですね!」
「よせよ! 石神のお子さんたちには俺もずっと会いたかったんだ」
「はい! 私たちも! これ、佐藤先輩には父から「菊理媛」を預かってます」
「おお! この酒は美味いんだよなぁ!」
「アハハハハハ!」
「じゃあ、ご一緒に夕飯を是非」
「悪いね。こんな高い場所で申し訳ない」
「いいえ! タカさんから絶対に満足してもらえって言われてます!」
お二人が笑った。
「じゃあ、僕がその後で飲みに連れてってもいいかな?」
「はい? でもお酒ならここでも」
「いや、僕の知り合いの店があるから。送迎はこっちでやるからさ」
「あ! 美也さんのお店!」
「え! 本当にいろいろ聞いているんだ!」
「アハハハハハ!」
柳さんたちに私の荷物も運んでもらい、私は木村さんと佐藤先輩とお話しした。
二人ともタカさんのことを聞きたがった。
「タカさんのお父さんが、岩手の出身なんですよ」
「そうなんだ」
「そこで「石神家」って特殊な家があってですね」
「ああ」
「今でも毎日剣術の鍛錬をしてるって。随分と変わった人たちなんですよ」
「ん? 待てよ。本で読んだことがあるぞ。確か江戸時代には大身旗本で、特別な扱いをされていたって」
「あ! それですよ!」
古典の先生である佐藤先輩が知っていたようだ。
「そうかぁ、石神はそこの一族だったんだな」
「はい! 私たちも最近知ったんですけどね。タカさんのお父さんが当主だったようで。それでこないだ連絡が来て、タカさんが次の当主になれってことで」
「そうなのか。石神は、それで当主になったのか?」
「はい。大分抵抗したようなんですけどね」
「石神は凄いなぁ」
お二人が驚いていた。
「タカさんは他にもいそんな組織や団体のトップでもあるんで(「虎」の軍、「花岡家」や千万組、稲城会他の広域暴力団、アメリカ合衆国、他にも公安「アドヴェロス」や道間家、ロックハート家なども、実質タカさんの下だし、ヨーロッパ各国までタカさんの支配下になりつつある)。でも結局は受けたみたいですよ」
佐藤先輩が自分が知っている石神家のことを話してくれた。
「大大名があるけど、旗本の石神家というのは本当に特殊だったらしい。その本を書いた人は、徳川幕府の下についていなかったんじゃないかとも言っていた」
「それって、どういうことですか?」
「身分は徳川幕府の下だったんだけど、いろいろ調べて行くと対等の関係だった節もあるんだよ」
「へぇー」
「親藩や周辺の大名たちには、石神家への不可侵を通達している記録もあるんだ。それに外様の大名たちには、接近すら許さなかった。何か恐れられていたようだね」
「そうなんですか」
何となく分かるけど。
「それでもちゃんと登城はしていたようだし、御役目もあったらしいけどね」
「どういう御役目なんですか?」
「それは記録に無いんだ。でも、とにかく剣術に秀でていた一族らしいんで、本の著者は隠密とかの役目だったんじゃないかと予想しているけどね」
「『隠密同心』!」
佐藤先輩が大笑いし、随分昔のドラマを知っていると褒められた。
「「死して屍拾うものなし!」ですよね!」
「アハハハハ! そうだな!」
みんなが戻って来た。
そのままレストランに移動する。
事前に私がレストランの人と相談し、メニューを頼んでいた。
50人前の量になったので、バイキングビュッフェ形式にしてもらう。
ただ、「争い」を避けるために、ホテルの人がバイキング・テーブルで盛り付けてくれるようにした。
お酒は佐藤先輩がいらっしゃるので日本酒も用意したが、私がクリュッグの「クロ・ダンボネ」を特別に頼んだ。
最初はそれで乾杯する。
「美味いな! これ!」
日本酒好きの佐藤先輩が喜んで下さった。
木村さんも驚いている。
「これ、クリュッグじゃない!」
「はい! 前にタカさんに飲ませてもらって美味しかったんで」
「へぇー! 流石石神だな」
「エヘヘヘヘ!」
みんなで楽しく食べた。
パレボレが感動して泣いていた。
「地球! バンザイ!」
私は肩を叩いて、どんどん喰えと言った。
柳さんと真夜とルーとハーは一緒に乗って来た。
私たちのハマーに、上坂さん、陽菜ちゃん、茜ちゃんが乗り、他の人の荷物も乗せる。
坂上さんはジープの「グランドチェロキー L」(「カタ研」所有車)に平くん、ジョナサンと乗っている。
ああ、パレボレは歩いて来いと言ったのだが、優しい上坂さんが一緒にと言ったので、ハマーの後部に乗っている。
ここから大体8時間掛かる。
長距離なので、私と柳さん、それに坂上さんと平くんと上坂さんが交代で運転する予定だった。
朝の6時半。
みんなでファミレスで食事をし、7時に出発した。
青森には休憩を入れながら、大体5時くらいには着くだろう。
今回はタカさんが大学時代の友人の木村さんに連絡してくれ、豪華ホテルを予約してくれている。
また、現地での案内を木村さんがして下さるそうだ。
ありがたい。
私たちの目的は、青森での「防衛システム」の拠点の調査だ。
東京や大阪と違って、土地は結構選べそうだ。
そして、いつもの「カタ研」の自由討論会。
少しずつだが他のメンバーにも、私たちのことを話している。
もう私や柳さん、ルーとハーが「虎」の軍の一員であることも、みんな知っている。
だから話がしやすくなったし、具体的な戦略や兵器のことなども真剣に取り組むことになってきた。
「パレボレくん、ポッキー食べる?」
いつも私たちに冷遇されているパレボレに、優しい上坂さんが声を掛ける。
運転している私の後ろのシートに、陽菜ちゃんと茜ちゃんと一緒に座っている。
ポッキーの箱をその後ろのルーとハーが受け取った。
全部ポリポリ食べて、空箱をパレボレに渡した。
「……」
「あいつ、匂いだけで十分ですから」
「ちょっと可哀想かな」
「そういうのが好きな奴なんで。なぁ、パレボレ?」
「はい! 大好きです! 上坂さん、美味しい匂いをありがとうございます!」
「じゃあ、いいけど」
パレボレも分かって来た。
1時間も走ると、東北自動車道に出た。
ここからが長い。
蓮田サービスエリアで昼食と決めている。
あそこには「肉」が沢山ある。
既にルーとハーと、メニューの検討は済んでいる。
私たちはサービスエリアのプロフェッショナルだ。
車中でまたタカさんの話で盛り上がった。
無線をオープンにして、坂上さんたちとも一緒に話せる。
そういう仕様を皇紀にやってもらった。
「虎」の軍の各車両や兵器にもそういうシステムがあるそうだ。
あっちは量子コンピューターと連動して、詳細で柔軟な戦略を構築するためだそうだが。
特に「デュール・ゲリエ」との連携に必須のものらしい。
タカさんのことが大好きな坂上さんが喜んでくれた。
ルーとハーが「石神本家」のことを話すと、みんな爆笑していた。
1時前に蓮田サービスエリアに着いた。
いいペースだ。
石神家と真夜で、20人前を集める。
何と言ってもヤマブ味噌の自家製豚角煮丼を9人前。
他に濃厚鶏白湯そば、香り豚のロースカツ定食、五目焼きそば、自家製炙り豚丼など。
デザートはもちろんソフトクリーム。
旅には欠かせない。
散歩でしょっちゅう食べてはいるが。
「相撲部屋みたいだよね」
「え、真夜! あそこに行ったことあるの?」
うちの近所に有名な部屋がある。
「ないけど!」
「私たち、一度行こうとしたんだよね」
「道場破りみたいにね」
「でもタカさんに物凄く怒られてやめたんだ」
前に鰻を注文したら、その相撲部屋に全部喰われてしまっていた。
その「悪」を懲らしめに行こうとしていた。
「1時間くらい、みんな気絶してたよね」
「タカさん、コワイよね」
「別に相撲好きでもないんだけどね」
「そうっすか」
誘わなかった柳さんと皇紀に、夕飯のほとんどを喰われたと話した。
真夜が黙って食べ始めた。
パレボレが遠慮して何も食べて無かった。
仕方ないので、一通りの皿や丼から盛ってやる。
「お前もちゃんと喰えよ」
「いいんですか!」
「当たり前だ」
ルーとハーに取られそうになるので、パレボレが慌てて食べ始めた。
前は錠剤みたいなもので十分だと言っていたが、食事の美味しさ知ってからはちゃんと食べたがるようになった。
まあ、基本は錠剤だが。
上坂さんがニコニコして見ていた。
途中で何度か「食事」休憩を挟みながら、青森に入った。
「5時前には着きますね」
「私、木村さんに電話しておくね」
「お願いしまーす」
柳さんが電話し、木村さんがホテルで佐藤先輩と待っていることが分かった。
ホテルに着いて、木村さんと佐藤先輩とみんなで挨拶した。
「お世話になります。佐藤先輩と木村さんのことは、父のタカさんから一杯聞いてます!」
「ああ、亜紀さんですね。それとルーちゃんとハーちゃん。ええと柳さんでいいのかな?」
「はい、御堂柳です!」
「御堂総理の娘さんだよね。綺麗な人だなぁ」
「エヘヘヘヘヘ!」
「こっちが私の親友の真夜です」
「よろしくお願いします」
一通り紹介していった。
「佐藤先輩は、聞いていた通りにカッコイイ人ですね!」
「よせよ! 石神のお子さんたちには俺もずっと会いたかったんだ」
「はい! 私たちも! これ、佐藤先輩には父から「菊理媛」を預かってます」
「おお! この酒は美味いんだよなぁ!」
「アハハハハハ!」
「じゃあ、ご一緒に夕飯を是非」
「悪いね。こんな高い場所で申し訳ない」
「いいえ! タカさんから絶対に満足してもらえって言われてます!」
お二人が笑った。
「じゃあ、僕がその後で飲みに連れてってもいいかな?」
「はい? でもお酒ならここでも」
「いや、僕の知り合いの店があるから。送迎はこっちでやるからさ」
「あ! 美也さんのお店!」
「え! 本当にいろいろ聞いているんだ!」
「アハハハハハ!」
柳さんたちに私の荷物も運んでもらい、私は木村さんと佐藤先輩とお話しした。
二人ともタカさんのことを聞きたがった。
「タカさんのお父さんが、岩手の出身なんですよ」
「そうなんだ」
「そこで「石神家」って特殊な家があってですね」
「ああ」
「今でも毎日剣術の鍛錬をしてるって。随分と変わった人たちなんですよ」
「ん? 待てよ。本で読んだことがあるぞ。確か江戸時代には大身旗本で、特別な扱いをされていたって」
「あ! それですよ!」
古典の先生である佐藤先輩が知っていたようだ。
「そうかぁ、石神はそこの一族だったんだな」
「はい! 私たちも最近知ったんですけどね。タカさんのお父さんが当主だったようで。それでこないだ連絡が来て、タカさんが次の当主になれってことで」
「そうなのか。石神は、それで当主になったのか?」
「はい。大分抵抗したようなんですけどね」
「石神は凄いなぁ」
お二人が驚いていた。
「タカさんは他にもいそんな組織や団体のトップでもあるんで(「虎」の軍、「花岡家」や千万組、稲城会他の広域暴力団、アメリカ合衆国、他にも公安「アドヴェロス」や道間家、ロックハート家なども、実質タカさんの下だし、ヨーロッパ各国までタカさんの支配下になりつつある)。でも結局は受けたみたいですよ」
佐藤先輩が自分が知っている石神家のことを話してくれた。
「大大名があるけど、旗本の石神家というのは本当に特殊だったらしい。その本を書いた人は、徳川幕府の下についていなかったんじゃないかとも言っていた」
「それって、どういうことですか?」
「身分は徳川幕府の下だったんだけど、いろいろ調べて行くと対等の関係だった節もあるんだよ」
「へぇー」
「親藩や周辺の大名たちには、石神家への不可侵を通達している記録もあるんだ。それに外様の大名たちには、接近すら許さなかった。何か恐れられていたようだね」
「そうなんですか」
何となく分かるけど。
「それでもちゃんと登城はしていたようだし、御役目もあったらしいけどね」
「どういう御役目なんですか?」
「それは記録に無いんだ。でも、とにかく剣術に秀でていた一族らしいんで、本の著者は隠密とかの役目だったんじゃないかと予想しているけどね」
「『隠密同心』!」
佐藤先輩が大笑いし、随分昔のドラマを知っていると褒められた。
「「死して屍拾うものなし!」ですよね!」
「アハハハハ! そうだな!」
みんなが戻って来た。
そのままレストランに移動する。
事前に私がレストランの人と相談し、メニューを頼んでいた。
50人前の量になったので、バイキングビュッフェ形式にしてもらう。
ただ、「争い」を避けるために、ホテルの人がバイキング・テーブルで盛り付けてくれるようにした。
お酒は佐藤先輩がいらっしゃるので日本酒も用意したが、私がクリュッグの「クロ・ダンボネ」を特別に頼んだ。
最初はそれで乾杯する。
「美味いな! これ!」
日本酒好きの佐藤先輩が喜んで下さった。
木村さんも驚いている。
「これ、クリュッグじゃない!」
「はい! 前にタカさんに飲ませてもらって美味しかったんで」
「へぇー! 流石石神だな」
「エヘヘヘヘ!」
みんなで楽しく食べた。
パレボレが感動して泣いていた。
「地球! バンザイ!」
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