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恐怖を乗り越えろ!
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ルーとハーは強い。
総合力では亜紀ちゃんには負けるが、それでも接戦になるだろう。
亜紀ちゃんは「花岡」の超天才だが、解析能力では双子が勝る。
戦い方によっては亜紀ちゃんも苦戦、若しくは敗退することもあるかもしれない。
全力での勝負になれば、亜紀ちゃんが圧倒的に強いが。
しかし、ルーとハーには弱点がある。
まあ、俺のせいとも言えるが。
でも、元々は二人の特殊能力が原因だ。
双子は心霊物の映像や話に極端に弱い。
脅えて泣きじゃくるだけではない。
本当に失神する。
双子は幼い頃から、普通の人間には見えない霊的なものが見えていた。
それが怖くて、それを追い払おうとして、幼い頃にはよく暴れていた。
そういうことを想像もしなかった山中と奥さんは、さぞ手を焼いたことだろう。
何故二人が暴れ回るのか、まったく理解できなかった。
もちろん、俺だって同じだ。
ただ、俺が遊びに行くというか、疲れ切った奥さんの代理で二人の面倒を見るようになってから、二人が徐々に大人しくなっていった。
後から双子に教えてもらったのは、俺がいるとコワイものが近寄れなくなったということだった。
俺が山中の家に行くと、もう二人がびっちりと俺に貼りついて離れなかった。
そういう理由だったのだ。
そして俺がよく行くようになって、山中の家自体にコワイものが近寄らなくなったそうだ。
だから双子も徐々に大人しくなり、まあ、物凄い悪戯はしていたのだが、以前のように狂乱的に暴れなくはなった。
そのうちに自分たちも力を付けて、大体は追い払えるようにはなったようだが。
それでも時々どうしようもなく厄介な奴もいた。
心霊物は、そういった恐ろしく厄介な奴を思い出すそうだ。
時には、観ているうちに本当にやってくることもあるらしい。
まあ、俺がいれば近寄れないらしいが。
俺って、そんななのか?
話は逸れるが、妖魔(妖怪、あやかし)は別だそうだ。
霊的なものは人間の残存エネルギーであって、妖魔はそういうものではないらしい。
人間とは別な知的存在と言うか、むしろこの宇宙のシステム的なものと捉えてもいいということだった。
だけど、霊的なものと似通った部分もあって、双子ならではの感知力で同様に感じることが出来る。
「何て言うのかなー。活動エネルギー自体は同じってことかな」
「ダークエネルギーだね」
よく分からん。
話を戻すと、双子は霊的なものへの恐怖を乗り越えたいとのことだった。
「もう大体は追い払えるんだから、いつまでも怖がっていたくないの」
「私たちもいい加減に、とんでもない強大な妖魔も見てるからね。ここらで一発」
そういうことだったので、俺も協力することにした。
「タカさんって、心霊ビデオのコレクションも多いじゃない」
「いろんなお話もとっても詳しいしね」
「まーなー」
大好きだ。
まあ、俺の場合はお袋がそういうのが大好きだったというせいもある。
子どもの頃から、二人でテレビの心霊物は見逃さなかった。
楽しく「こわいね」って言いながら見たという、最高の思い出のお陰だ。
『ほんとにあった呪いのビデオ』『封印映像』『闇動画』『心霊パンデミック』『呪われた心霊動画XXX』その他数多くのシリーズを全て買い集めている。
実話怪談では伝説の『超怖い話』シリーズを筆頭に、そこから竹書房へ至り全ての心霊怪奇実話を集めている。
特に平山夢明氏を敬愛し、氏の『東京伝説』が出た時には、天才の出現を確信した。
まあ、自慢では無いが、心霊物では俺を頼るのは全く正しい姿勢と思う。
「じゃあよ、ちょっとずつステップを踏んで行くか!」
「「うん! お願いします!」」
ということになった。
双子がトラウマ的に心霊物の映像を恐ろしがったのは、俺が悪戯半分で見せた『パラノーマル・アクティビティ 東京ナイト』の影響だ。
フィクションの作り物なのだが、半ば教育的な目的もあって「これは実話なんだ」と言って見せた。
当時は俺の予想外のことがあり、双子が知らない間に小学校を支配していた。
この世に怖いもの無し、というのは不味いと栞と話し合い、どうにもならない怖いものがあることを知っておかせたかった。
それが強烈過ぎた。
「ぱらのーまる」と言うだけで失神する程に、トラウマとなった。
だからまずはフィクションの世界で慣れさせようと思った。
『REC』。
珍しくスペインの作品だ。
ゾンビ物と言っても良さそうだが、もうちょっと奥が深い。
消防士の取材で緊急出動した際に同行するリポーターの女性が主役だ。
とんでもなくカワイイ人だ。
そして現場のアパートで突然隔離され、外へ出られなくなる。
建物の中には凶暴に変貌した住人んたちがいて、噛まれたりすると感染する。
「アハハハハ!」
「ちょっとコワイくらいだね!」
双子も余裕があった。
いい感じだ。
ラストに近づくと、真っ暗な部屋に閉じ込められる。
「なに!」
「あ! なんか見えた!」
そしてラスト。
「「ギャァァァァァァーーーー!」」
失神した。
ダメじゃん。
「虎温泉」に放り込んだ。
《ぷかぷか》
「「ぶっふぁぁー!」」
「死ぬかと思ったよ!」
「おう、大丈夫か?」
「「こわいよー!」」
可愛そうなので一緒に寝てやった。
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】』
天才・白石晃士監督のフェイクホラーだ。
「これはよくある投稿映像の態で作られたフィクションだ。だから、お前たちの鍛錬には丁度いいんじゃないかと思うぞ?」
「「タカさん! ありがとー!」」
イケイケのディレクター工藤が、今回は四谷怪談に挑戦する。
双子は必死に我慢しながら、映像を観ている。
がんばれー。
霊能者がお岩の霊の除霊を始めた。
「あれ?」
「「ギャァァァァァァァーーーー!」」
二人が絶叫したので俺は慌てて様子を見る。
しかし、そのまま目を開けて真剣な顔をしていた。
「おお、頑張ったな!」
俺はそのまま最後まで見せた。
「終わったぞー! よく最後まで観たな!」
「「……」」
「これで第一歩を踏み出せたよな!」
「「……」」
「ん?」
二人は目を開けたまま失神していた。
その晩は可愛そうなので、一緒に風呂に入ってやった。
背中を流してやると、幾つもの小さな手形の痣が二人についていた。
怖いので黙ってた。
夜も一緒に寝てやる。
「タカさん! 怖かったよー!」
「おー、よしよし」
「もうダメだよー」
「おー、よちよち」
俺にくっつく。
「お前らよ、ちょっと克服は難しいんじゃねぇのか?」
「うーん」
「でもなー」
「いいじゃんか、苦手なことがあったってさ」
「そうかなー」
「でも、そうかもね」
「そうだそうだ」
俺は二人の頭を抱き寄せた。
「明日はもう、楽しいのを観ようぜ!」
「「うん!」」
翌日。
『死霊の盆踊り』
三人で楽しく踊った。
「なんか、もう大丈夫かも!」
「克服したっぽい!」
「ほんとかよ」
「ねぇ、ちょっと軽いの見せて!」
「挑戦あるのみ!」
「ほんとに大丈夫か?」
俺は清水崇監督『呪怨(ビデオ版)』を見せた。
双子が失神の上、失禁した。
また二人を「虎温泉」に放り込み、もう諦めろと言った。
俺は一生懸命に床の掃除をした。
総合力では亜紀ちゃんには負けるが、それでも接戦になるだろう。
亜紀ちゃんは「花岡」の超天才だが、解析能力では双子が勝る。
戦い方によっては亜紀ちゃんも苦戦、若しくは敗退することもあるかもしれない。
全力での勝負になれば、亜紀ちゃんが圧倒的に強いが。
しかし、ルーとハーには弱点がある。
まあ、俺のせいとも言えるが。
でも、元々は二人の特殊能力が原因だ。
双子は心霊物の映像や話に極端に弱い。
脅えて泣きじゃくるだけではない。
本当に失神する。
双子は幼い頃から、普通の人間には見えない霊的なものが見えていた。
それが怖くて、それを追い払おうとして、幼い頃にはよく暴れていた。
そういうことを想像もしなかった山中と奥さんは、さぞ手を焼いたことだろう。
何故二人が暴れ回るのか、まったく理解できなかった。
もちろん、俺だって同じだ。
ただ、俺が遊びに行くというか、疲れ切った奥さんの代理で二人の面倒を見るようになってから、二人が徐々に大人しくなっていった。
後から双子に教えてもらったのは、俺がいるとコワイものが近寄れなくなったということだった。
俺が山中の家に行くと、もう二人がびっちりと俺に貼りついて離れなかった。
そういう理由だったのだ。
そして俺がよく行くようになって、山中の家自体にコワイものが近寄らなくなったそうだ。
だから双子も徐々に大人しくなり、まあ、物凄い悪戯はしていたのだが、以前のように狂乱的に暴れなくはなった。
そのうちに自分たちも力を付けて、大体は追い払えるようにはなったようだが。
それでも時々どうしようもなく厄介な奴もいた。
心霊物は、そういった恐ろしく厄介な奴を思い出すそうだ。
時には、観ているうちに本当にやってくることもあるらしい。
まあ、俺がいれば近寄れないらしいが。
俺って、そんななのか?
話は逸れるが、妖魔(妖怪、あやかし)は別だそうだ。
霊的なものは人間の残存エネルギーであって、妖魔はそういうものではないらしい。
人間とは別な知的存在と言うか、むしろこの宇宙のシステム的なものと捉えてもいいということだった。
だけど、霊的なものと似通った部分もあって、双子ならではの感知力で同様に感じることが出来る。
「何て言うのかなー。活動エネルギー自体は同じってことかな」
「ダークエネルギーだね」
よく分からん。
話を戻すと、双子は霊的なものへの恐怖を乗り越えたいとのことだった。
「もう大体は追い払えるんだから、いつまでも怖がっていたくないの」
「私たちもいい加減に、とんでもない強大な妖魔も見てるからね。ここらで一発」
そういうことだったので、俺も協力することにした。
「タカさんって、心霊ビデオのコレクションも多いじゃない」
「いろんなお話もとっても詳しいしね」
「まーなー」
大好きだ。
まあ、俺の場合はお袋がそういうのが大好きだったというせいもある。
子どもの頃から、二人でテレビの心霊物は見逃さなかった。
楽しく「こわいね」って言いながら見たという、最高の思い出のお陰だ。
『ほんとにあった呪いのビデオ』『封印映像』『闇動画』『心霊パンデミック』『呪われた心霊動画XXX』その他数多くのシリーズを全て買い集めている。
実話怪談では伝説の『超怖い話』シリーズを筆頭に、そこから竹書房へ至り全ての心霊怪奇実話を集めている。
特に平山夢明氏を敬愛し、氏の『東京伝説』が出た時には、天才の出現を確信した。
まあ、自慢では無いが、心霊物では俺を頼るのは全く正しい姿勢と思う。
「じゃあよ、ちょっとずつステップを踏んで行くか!」
「「うん! お願いします!」」
ということになった。
双子がトラウマ的に心霊物の映像を恐ろしがったのは、俺が悪戯半分で見せた『パラノーマル・アクティビティ 東京ナイト』の影響だ。
フィクションの作り物なのだが、半ば教育的な目的もあって「これは実話なんだ」と言って見せた。
当時は俺の予想外のことがあり、双子が知らない間に小学校を支配していた。
この世に怖いもの無し、というのは不味いと栞と話し合い、どうにもならない怖いものがあることを知っておかせたかった。
それが強烈過ぎた。
「ぱらのーまる」と言うだけで失神する程に、トラウマとなった。
だからまずはフィクションの世界で慣れさせようと思った。
『REC』。
珍しくスペインの作品だ。
ゾンビ物と言っても良さそうだが、もうちょっと奥が深い。
消防士の取材で緊急出動した際に同行するリポーターの女性が主役だ。
とんでもなくカワイイ人だ。
そして現場のアパートで突然隔離され、外へ出られなくなる。
建物の中には凶暴に変貌した住人んたちがいて、噛まれたりすると感染する。
「アハハハハ!」
「ちょっとコワイくらいだね!」
双子も余裕があった。
いい感じだ。
ラストに近づくと、真っ暗な部屋に閉じ込められる。
「なに!」
「あ! なんか見えた!」
そしてラスト。
「「ギャァァァァァァーーーー!」」
失神した。
ダメじゃん。
「虎温泉」に放り込んだ。
《ぷかぷか》
「「ぶっふぁぁー!」」
「死ぬかと思ったよ!」
「おう、大丈夫か?」
「「こわいよー!」」
可愛そうなので一緒に寝てやった。
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】』
天才・白石晃士監督のフェイクホラーだ。
「これはよくある投稿映像の態で作られたフィクションだ。だから、お前たちの鍛錬には丁度いいんじゃないかと思うぞ?」
「「タカさん! ありがとー!」」
イケイケのディレクター工藤が、今回は四谷怪談に挑戦する。
双子は必死に我慢しながら、映像を観ている。
がんばれー。
霊能者がお岩の霊の除霊を始めた。
「あれ?」
「「ギャァァァァァァァーーーー!」」
二人が絶叫したので俺は慌てて様子を見る。
しかし、そのまま目を開けて真剣な顔をしていた。
「おお、頑張ったな!」
俺はそのまま最後まで見せた。
「終わったぞー! よく最後まで観たな!」
「「……」」
「これで第一歩を踏み出せたよな!」
「「……」」
「ん?」
二人は目を開けたまま失神していた。
その晩は可愛そうなので、一緒に風呂に入ってやった。
背中を流してやると、幾つもの小さな手形の痣が二人についていた。
怖いので黙ってた。
夜も一緒に寝てやる。
「タカさん! 怖かったよー!」
「おー、よしよし」
「もうダメだよー」
「おー、よちよち」
俺にくっつく。
「お前らよ、ちょっと克服は難しいんじゃねぇのか?」
「うーん」
「でもなー」
「いいじゃんか、苦手なことがあったってさ」
「そうかなー」
「でも、そうかもね」
「そうだそうだ」
俺は二人の頭を抱き寄せた。
「明日はもう、楽しいのを観ようぜ!」
「「うん!」」
翌日。
『死霊の盆踊り』
三人で楽しく踊った。
「なんか、もう大丈夫かも!」
「克服したっぽい!」
「ほんとかよ」
「ねぇ、ちょっと軽いの見せて!」
「挑戦あるのみ!」
「ほんとに大丈夫か?」
俺は清水崇監督『呪怨(ビデオ版)』を見せた。
双子が失神の上、失禁した。
また二人を「虎温泉」に放り込み、もう諦めろと言った。
俺は一生懸命に床の掃除をした。
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