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アラスカ運動会
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少し先の話。
俺がアラスカの栞と士王に会いに行くと、ど暇な栞が俺に言った。
「ねえ、あなた。運動会をしましょうよ」
「なに?」
「ここではみんな結構鍛えてる人が多いじゃない」
「まあな」
軍事基地なのだから、当然だ。
「だからさ。みんなで運動会をしたら楽しいと思うの」
「ああ、なるほど」
「みんな仕事があるけどさ。自由参加で募集すれば、盛り上がると思うよ?」
「一応全体の休日もあるしな」
「そうだよ! やろうよ!」
他愛のない提案だったが、俺も面白そうだと思った。
ターナー少将に相談すると、少将も乗り気になった。
東雲もやろうと言う。
そういうことになった。
幻想都市《アヴァロン》の中に、でかいスタジアムが建設されていた。
そこで6月の全体休日に、大運動会を開くことになった。
運営委員が選ばれ、競技が決められる。
マラソン。
100メートル走。
800メートルリレー。
走り幅跳び。
高跳び。
砲丸投げ。
槍投げ。
そういった陸上競技の他。
棒倒し。
騎馬戦。
玉入れ。
借り物競争。
障害物競走。
パン食い競争。
二人三脚。
まあ、外国人にはあまり馴染みのないゲームもある。
栞の発案だ。
栞が運営委員長になっていた。
やる気満々だ。
必然的に桜花たちも運営委員になった。
もう独壇場だ。
大会当日。
俺は絶対に来いと言われ、子どもたちも連れて行った。
鷹、六花、響子、それに忙しい御堂と正巳さんも呼んだ。
御堂と正巳さんは、「虎」の軍の行事に招待されたことが箔になる。
他の諸国では、米大統領くらいだ。
しかも御堂たちは「特別来賓」という、米大統領の「来賓」よりも格が上の招待となっている。
スタジアムには2万人が集まった。
事前に申請しての自由参加だったが、予想外に希望者が集まり、早々に締め切られた。
うちも子どもたちも参加したかったようだが、外国人に馴染みのない棒倒しや騎馬戦、障害物競争、二人三脚に、どうにか潜り込めた。
開会式で俺が宣言すると、スタジアムが揺らぐほどの大歓声が起きた。
気分がいい。
特別来賓の御堂の人気も相当だった。
みんなが御堂に明るい未来を見ている。
うちの子どもたちも参加することが伝えられ、それも大歓声になった。
花火替わりにロボが「ばーん」を上空にぶち上げた。
綺麗な光の帯が舞い、会場が一斉に湧いた。
ロボが嬉しくてジルバを踊った。
100メートルで8秒台が出るなど、大会は開始早々から盛り上がった。
陸上競技はやはり、軍人がいい成績を出していく。
しかし、一般人の参加者も多く、みんなで楽しんでやっていた。
玉入れや借り物競争などは軍人も一般人も関係なく、大騒ぎで喜ぶ。
棒倒し。
「いいかぁ! お前たちはウンコだぁ!」
ルーがみんなを鼓舞していた。
「しかーし! 今日でお前らはウンコではなくなる! それをあたしに示せぇー!」
「「「「「アイ・マム!」」」」」
不安が過った。
定員10人だったが、子どもたちは5人で出た。
10組が同時に出て、バトルロイヤルのような戦いだ。
開始直後。
不動の皇紀が一人で棒を守っている。
亜紀ちゃんたち4人が敵陣に迫る。
次の瞬間、相手チームが全員吹っ飛び、亜紀ちゃんのキックで棒がぶっ飛んで観客席の下に突っ込んだ。
もうもうと土煙が立っていた。
4人が次々に敵陣を襲い、会場は阿鼻叫喚の地獄になった。
子どもたちが狂喜している。
大会運営委員会から中止を申し渡された。
「「「「「……」」」」」
騎馬戦。
亜紀ちゃんが上に乗り、前に皇紀、後ろに双子。
時速500キロで駆け出す。
2メートル超えのマリーンの屈強な騎馬がぶっ飛んだ。
他の騎馬が逃げ出す。
しかし、亜紀ちゃんが獰猛に笑いながら次々に餌食になる。
開始3分で、どの騎馬も潰れていた。
数十人が担架で運ばれた。
中止が申し渡された。
「「「「「……」」」」」
俺は大会運営委員会から厳重な抗議を受けた。
まあ、委員長の栞からだが。
俺に意見を言えるのは、栞しかいない。
「あなた。今日はみんなで楽しむためにやってるの」
「分かってるよ、栞」
「「Ishigami Fuck!」て言ってる人もいるよ?」
「それは申し訳ない」
障害物競走が、設営の見直しということで少し遅れた。
開始が宣言されたが、うちの子どもたち以外に出場者はいなかった。
「「「「「アレ?」」」」」
スタートのピストルが鳴り、子どもたちがとにかく一斉に走り出した。
爆発音が響く。
「ウォォォォー! 地雷原だぁー!」
「クレイモア(対人地雷)だよー!」
「M19(対戦車地雷)もあるよー!」
水堀。
「水の中にワニがいるよー!」
「ピラニアだぁー!」
「高圧電線がくるー!」
子どもたちが光った。
それでも、子どもたちは走り続ける。
服はボロボロだ。
50人の兵士。
「対戦車ライフルは不味いってぇー!」
「トマホークミサイルだよ!」
それでも、子どもたちは走り続けた。
ゴール前。
「「「「「タカさん!」」」」」
俺が全員をぶっ飛ばし、参加者や観客たちは留飲を下げた。
二人三脚は子どもたち抜きでやり、みんなが楽しんだ。
陸上競技も終盤になり、砲丸投げと槍投げを残すのみになった。
他の競技も大体終了し、観客は最後の二つの競技に注目した。
マリーンの精鋭が、砲丸を30メートル超えで飛ばし、会場の拍手を浴びていた。
世界記録だ。
次の選手が出て来た。
スパイダーマンの衣装だ。
「!」
痩せたそいつが砲丸を投げた。
真直ぐ飛び、会場の東の壁を破壊した。
「……」
同時に槍投げの選手の中にスパイダーマンが現われ、西の壁を崩壊させた。
俺が駆け寄ると、後ろで順番を待っていたスパイダーマンたちも一斉に飛んで逃げた。
「……」
運動会が終了し、閉会式で5体のスパイダーマンがクレーンで逆さづりにされて、みんなから瓦礫やいろんなものを投げられていた。
「また突貫工事だぞ!」
「俺の記録をどうしてくれる!」
「明日も訓練なんだぞ!」
「死ぬかと思ったぁー!」
「人間の世界から出てって!」
俺の腕を組んで、隣で栞がニコニコしていた。
「来年もやりましょうね!」
「……」
俺はその後で、会場を破壊したことでパピヨンにめっちゃ怒られた。
俺がアラスカの栞と士王に会いに行くと、ど暇な栞が俺に言った。
「ねえ、あなた。運動会をしましょうよ」
「なに?」
「ここではみんな結構鍛えてる人が多いじゃない」
「まあな」
軍事基地なのだから、当然だ。
「だからさ。みんなで運動会をしたら楽しいと思うの」
「ああ、なるほど」
「みんな仕事があるけどさ。自由参加で募集すれば、盛り上がると思うよ?」
「一応全体の休日もあるしな」
「そうだよ! やろうよ!」
他愛のない提案だったが、俺も面白そうだと思った。
ターナー少将に相談すると、少将も乗り気になった。
東雲もやろうと言う。
そういうことになった。
幻想都市《アヴァロン》の中に、でかいスタジアムが建設されていた。
そこで6月の全体休日に、大運動会を開くことになった。
運営委員が選ばれ、競技が決められる。
マラソン。
100メートル走。
800メートルリレー。
走り幅跳び。
高跳び。
砲丸投げ。
槍投げ。
そういった陸上競技の他。
棒倒し。
騎馬戦。
玉入れ。
借り物競争。
障害物競走。
パン食い競争。
二人三脚。
まあ、外国人にはあまり馴染みのないゲームもある。
栞の発案だ。
栞が運営委員長になっていた。
やる気満々だ。
必然的に桜花たちも運営委員になった。
もう独壇場だ。
大会当日。
俺は絶対に来いと言われ、子どもたちも連れて行った。
鷹、六花、響子、それに忙しい御堂と正巳さんも呼んだ。
御堂と正巳さんは、「虎」の軍の行事に招待されたことが箔になる。
他の諸国では、米大統領くらいだ。
しかも御堂たちは「特別来賓」という、米大統領の「来賓」よりも格が上の招待となっている。
スタジアムには2万人が集まった。
事前に申請しての自由参加だったが、予想外に希望者が集まり、早々に締め切られた。
うちも子どもたちも参加したかったようだが、外国人に馴染みのない棒倒しや騎馬戦、障害物競争、二人三脚に、どうにか潜り込めた。
開会式で俺が宣言すると、スタジアムが揺らぐほどの大歓声が起きた。
気分がいい。
特別来賓の御堂の人気も相当だった。
みんなが御堂に明るい未来を見ている。
うちの子どもたちも参加することが伝えられ、それも大歓声になった。
花火替わりにロボが「ばーん」を上空にぶち上げた。
綺麗な光の帯が舞い、会場が一斉に湧いた。
ロボが嬉しくてジルバを踊った。
100メートルで8秒台が出るなど、大会は開始早々から盛り上がった。
陸上競技はやはり、軍人がいい成績を出していく。
しかし、一般人の参加者も多く、みんなで楽しんでやっていた。
玉入れや借り物競争などは軍人も一般人も関係なく、大騒ぎで喜ぶ。
棒倒し。
「いいかぁ! お前たちはウンコだぁ!」
ルーがみんなを鼓舞していた。
「しかーし! 今日でお前らはウンコではなくなる! それをあたしに示せぇー!」
「「「「「アイ・マム!」」」」」
不安が過った。
定員10人だったが、子どもたちは5人で出た。
10組が同時に出て、バトルロイヤルのような戦いだ。
開始直後。
不動の皇紀が一人で棒を守っている。
亜紀ちゃんたち4人が敵陣に迫る。
次の瞬間、相手チームが全員吹っ飛び、亜紀ちゃんのキックで棒がぶっ飛んで観客席の下に突っ込んだ。
もうもうと土煙が立っていた。
4人が次々に敵陣を襲い、会場は阿鼻叫喚の地獄になった。
子どもたちが狂喜している。
大会運営委員会から中止を申し渡された。
「「「「「……」」」」」
騎馬戦。
亜紀ちゃんが上に乗り、前に皇紀、後ろに双子。
時速500キロで駆け出す。
2メートル超えのマリーンの屈強な騎馬がぶっ飛んだ。
他の騎馬が逃げ出す。
しかし、亜紀ちゃんが獰猛に笑いながら次々に餌食になる。
開始3分で、どの騎馬も潰れていた。
数十人が担架で運ばれた。
中止が申し渡された。
「「「「「……」」」」」
俺は大会運営委員会から厳重な抗議を受けた。
まあ、委員長の栞からだが。
俺に意見を言えるのは、栞しかいない。
「あなた。今日はみんなで楽しむためにやってるの」
「分かってるよ、栞」
「「Ishigami Fuck!」て言ってる人もいるよ?」
「それは申し訳ない」
障害物競走が、設営の見直しということで少し遅れた。
開始が宣言されたが、うちの子どもたち以外に出場者はいなかった。
「「「「「アレ?」」」」」
スタートのピストルが鳴り、子どもたちがとにかく一斉に走り出した。
爆発音が響く。
「ウォォォォー! 地雷原だぁー!」
「クレイモア(対人地雷)だよー!」
「M19(対戦車地雷)もあるよー!」
水堀。
「水の中にワニがいるよー!」
「ピラニアだぁー!」
「高圧電線がくるー!」
子どもたちが光った。
それでも、子どもたちは走り続ける。
服はボロボロだ。
50人の兵士。
「対戦車ライフルは不味いってぇー!」
「トマホークミサイルだよ!」
それでも、子どもたちは走り続けた。
ゴール前。
「「「「「タカさん!」」」」」
俺が全員をぶっ飛ばし、参加者や観客たちは留飲を下げた。
二人三脚は子どもたち抜きでやり、みんなが楽しんだ。
陸上競技も終盤になり、砲丸投げと槍投げを残すのみになった。
他の競技も大体終了し、観客は最後の二つの競技に注目した。
マリーンの精鋭が、砲丸を30メートル超えで飛ばし、会場の拍手を浴びていた。
世界記録だ。
次の選手が出て来た。
スパイダーマンの衣装だ。
「!」
痩せたそいつが砲丸を投げた。
真直ぐ飛び、会場の東の壁を破壊した。
「……」
同時に槍投げの選手の中にスパイダーマンが現われ、西の壁を崩壊させた。
俺が駆け寄ると、後ろで順番を待っていたスパイダーマンたちも一斉に飛んで逃げた。
「……」
運動会が終了し、閉会式で5体のスパイダーマンがクレーンで逆さづりにされて、みんなから瓦礫やいろんなものを投げられていた。
「また突貫工事だぞ!」
「俺の記録をどうしてくれる!」
「明日も訓練なんだぞ!」
「死ぬかと思ったぁー!」
「人間の世界から出てって!」
俺の腕を組んで、隣で栞がニコニコしていた。
「来年もやりましょうね!」
「……」
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