1,473 / 2,806
みんなでテレビを
しおりを挟む
左門とリーが帰って、俺はロボとのんびりとした。
部屋で寝転んで本を読んでいると、御堂から電話が来た。
「おう! いよいよ明日だな!」
「ああ。期日前投票も不在者投票もどんどん来ているらしいよ。今回の選挙は投票率が過去最高になるよ」
「当然だな! 御堂が出るんだからな!」
「アハハハハ! でも嬉しいよね?」
「そうだな。今選挙事務所か?」
「うん、もう離れられないよ」
「車で選挙区を回るとか言って、サボればいいじゃんか」
「なるほど! 発想になかった」
「お前は真面目だよなぁ」
御堂の声は疲れを感じさせなかった。
慌ただしいのだろうが、元気なようで安心した。
「澪さんも大変だろう」
「ああ、来客が途切れないからな。応対で苦労を掛けるよ」
「正巳さんは?」
「親父はこういうのに慣れているからね。それに今回は僕に会いに来る人間が多いから。親父の方にはそれほど行って無いみたいだ」
「そうか」
選挙区が被らないように、二人は別な事務所を構えている。
山梨の二つの選挙区に分かれているのだ。
「石神、僕はいよいよお前を助ける仕事が出来るよ」
「頼むぜ、親友!」
「任せろ!」
御堂は気合が入っていた。
政治家になって欲しいと言った時には戸惑っていたが、今は違う。
自分が何をするのかをはっきりと見据えている。
自分の道を決めたのだ。
俺は忙しいだろうからと、電話を切った。
「あれ? タカさん、出掛けるんですか?」
「ああ。夕方までには帰るよ」
「そうですか、いってらっしゃーい!」
俺はライダースーツを着て、スーパーレッジェーラに跨った。
無性に奈津江に会いたくなった。
まだ少し寒いが大型エンジンの熱が心地よい。
先行車をどんどん追い抜きながら、軽快に走った。
30分程で、奈津江の墓のある寺に着いた。
近所の花屋で見繕って花を買い、本堂に賽銭を投げてから紺野家の墓に行った。
墓を丁寧に洗い、線香を焚く。
「奈津江、御堂が総理大臣になるんだぞ」
俺は奈津江に話し掛けた。
「こないだ、子どもたちに昔みんなで羽田空港に行った話をしたんだ。あの時には誰も想像もしなかったよなぁ。俺もまさかと思ってるよ」
「明日総選挙なんだ。もう確実なんだけどな。いろいろ手を尽くしたよ。ああ、テレビまで出たんだぞ。お前と一緒に出てから二度目だよ。まあ、今回は変装してたけどな」
「御堂がさ、堂々としちゃって、もう総理大臣の風格があるんだぜ? お前にも見せたかったよ。立派になっちゃってまぁ」
俺は笑った。
「あの大人しい御堂がだぜ! 「僕は日本を変えたい!」なんて言うんだよ。なあ、おかしいよな?」
話すことは幾らでもあった。
「お前が死んじゃって、山中と奥さんも死んじゃって。御堂は総理大臣だ。ああ、俺はヤクザ社会の頂点だし、謎の軍団の総司令官だ。アハハハハ! あの時誰も考えなかったし、俺たちもそんなものになりたくも無かったんだけどな。まったく人生は儘ならないぜ」
「お前、俺のお嫁さんって言ってたじゃないか。どうしてこうなっちゃったかなぁ。それが一番さ……まあ、しょうがないか。俺が悪かったんだよな」
「でも、今でも思うよ。あの日、奈津江がそう言ってくれてさ。俺は最高に嬉しかった。あんなに嬉しかったのは他にないよ。御堂がいて、山中がいて、栞がいて。その中で俺たちは一番の夢を語ったんだ。最高だよ。なあ、そうだろう?」
「俺はあの日があったから、何とかここまで来たのかもしれないな。夢はさ、果たせなくてもしょうがないと思うよ。でもさ、夢を見てそこへ向かおうとした俺たちが確かにいた。今はこんなだけど、それでもあの日の俺たちは永遠に消えない」
俺は立ち上がって墓を見た。
「奈津江、愛している。今も、これからもずっと」
俺はその足で、足立区の山中たちの眠る墓にも寄った。
同じく墓を洗い、花を活けて線香を焚いた。
「山中、奥さん、子どもたちは元気だぞ。もう大きくなっちゃって、俺も振り回されることが多いよ。本当に元気でいい子たちだ」
「それでな、御堂が衆院議員になって、それでよ、総理大臣になるんだぜ! お前、信じられるかよ!」
「御堂がさ、亜紀ちゃんと皇紀に祝いの品をくれたんだ。亜紀ちゃんは東大医学部に合格したのな。それで御堂から金の虎の置物をもらった。喜んでたよ」
「皇紀はさ、散々進学を勧めたんだけど、あいつもう道を決めていてな。研究者としてこれからやって行くんだと。もう学校で教わるようなことは無いからって、中学を卒業したら研究者としてやって行くんだ。やっぱりお前の子どもだよ。俺も進学させようと思ってたけど、皇紀の決意に感動しちゃった」
「それでな、御堂が皇紀に写真を額装してくれたんだ。あの、俺と御堂がお前の家に行った時に撮った写真だ! 御堂がカメラを持って来て撮ってくれたじゃない。三脚まで持って来ててさ。あの写真だよ。お前の家の前でみんなで撮った。懐かしくて泣きそうになったぜ!」
「お前と奥さんがルーとハーを抱いて真ん中にいてさ。亜紀ちゃんと皇紀がその両側で。俺と御堂が両端にいるさ。みんな笑ってた。自然にな。みんなあそこで幸せだった。いい家だったよなぁ!」
「悪いな。今思えばあの家も買って残しておけばよかった。俺は子どもたちを引き取った時に、早く新しい生活に慣れて欲しいと思ったからな。前の家まで残すことは考えて無かったんだ」
「家具とか持って来れるものは全部残したんだけどな。こないだ行ったら取り壊されて、アパートになってた。御堂から写真を貰って後悔したよ。みんなの思い出が詰まっている家だったのにな。ごめんな」
「亜紀ちゃんがさ、時々家具なんかを見ているよ。俺がいると遠慮してるのか、あまり部屋には入らないんだけどな。皇紀や双子も時々見ている。みんな忘れて無いよ。今でもお前と奥さんを慕ってる。当たり前だけどな! お前たちだもんな!」
「三人掛けのソファさ。俺が行くといつも座らせてくれたよな。お前と奥さんは後ろのキッチンのテーブルに座ってみんなでテレビを観てさ。俺は亜紀ちゃんたちに群がられてさ!」
「亜紀ちゃんとルーが俺の膝に乗って、ハーが俺の肩に乗って。皇紀はいつも他の連中に譲って俺の足の間に座ってたよな。そうなると、もう何を見たって、何でも面白かったよな! 最高に楽しかった! 本当にいい家だった!」
「ああ、俺もああいう家にしたいな! 何があるとか無いとかじゃなくてさ。みんがいるだけでいいっていうな。お前の家は最高だったよ」
「じゃあ、また来るな。今度は御堂も一緒に連れて来るよ。じゃあ、またな!」
俺は家に戻り、みんなで夕飯を食べた。
今日は鳥鍋で、味噌仕立てだった。
みんなで楽しく奪い合って食べた。
夕飯の後、俺はリヴィングのテレビの前のソファにみんなを誘った。
ソファは四人掛けだ。
亜紀ちゃんと柳を膝に乗せ、ルーとハーは片足ずつ肩に掛けさせた。
皇紀は足の間に座らせ、ロボは亜紀ちゃんと柳の膝の上に乗せた。
「タカさん、狭いですよ」
「いいからこのままテレビを観るぞ!」
「アハハハハハ!」
テレビはどこの明日の選挙に関する番組だった。
自由党の圧倒勝利が予想され、そこから御堂の新リーダー体制についての話題が中心になっている。
狭い姿勢だったが、子どもたちはみんなテレビに夢中になり、ワイワイと騒ぎながら観ていた。
御堂や俺が出て来るとみんなで騒いだ。
「あ! なんか昔、こうやってテレビ観てましたよね!」
亜紀ちゃんが気付いた。
皇紀も双子も思い出した。
「石神さん! うちに来た時も、いつも私を膝に乗せてくれてましたよね!」
「お前が勝手に乗って来たんだろう」
「えぇー!」
みんなが笑った。
子どもたちの笑い声や騒ぐ声の中で、俺は後ろのテーブルで笑っている声を聞いた気がした。
子どもたちにくっつかれて、生憎振り向くことは出来なかった。
でも、俺は温かい、幸せな気分になった。
部屋で寝転んで本を読んでいると、御堂から電話が来た。
「おう! いよいよ明日だな!」
「ああ。期日前投票も不在者投票もどんどん来ているらしいよ。今回の選挙は投票率が過去最高になるよ」
「当然だな! 御堂が出るんだからな!」
「アハハハハ! でも嬉しいよね?」
「そうだな。今選挙事務所か?」
「うん、もう離れられないよ」
「車で選挙区を回るとか言って、サボればいいじゃんか」
「なるほど! 発想になかった」
「お前は真面目だよなぁ」
御堂の声は疲れを感じさせなかった。
慌ただしいのだろうが、元気なようで安心した。
「澪さんも大変だろう」
「ああ、来客が途切れないからな。応対で苦労を掛けるよ」
「正巳さんは?」
「親父はこういうのに慣れているからね。それに今回は僕に会いに来る人間が多いから。親父の方にはそれほど行って無いみたいだ」
「そうか」
選挙区が被らないように、二人は別な事務所を構えている。
山梨の二つの選挙区に分かれているのだ。
「石神、僕はいよいよお前を助ける仕事が出来るよ」
「頼むぜ、親友!」
「任せろ!」
御堂は気合が入っていた。
政治家になって欲しいと言った時には戸惑っていたが、今は違う。
自分が何をするのかをはっきりと見据えている。
自分の道を決めたのだ。
俺は忙しいだろうからと、電話を切った。
「あれ? タカさん、出掛けるんですか?」
「ああ。夕方までには帰るよ」
「そうですか、いってらっしゃーい!」
俺はライダースーツを着て、スーパーレッジェーラに跨った。
無性に奈津江に会いたくなった。
まだ少し寒いが大型エンジンの熱が心地よい。
先行車をどんどん追い抜きながら、軽快に走った。
30分程で、奈津江の墓のある寺に着いた。
近所の花屋で見繕って花を買い、本堂に賽銭を投げてから紺野家の墓に行った。
墓を丁寧に洗い、線香を焚く。
「奈津江、御堂が総理大臣になるんだぞ」
俺は奈津江に話し掛けた。
「こないだ、子どもたちに昔みんなで羽田空港に行った話をしたんだ。あの時には誰も想像もしなかったよなぁ。俺もまさかと思ってるよ」
「明日総選挙なんだ。もう確実なんだけどな。いろいろ手を尽くしたよ。ああ、テレビまで出たんだぞ。お前と一緒に出てから二度目だよ。まあ、今回は変装してたけどな」
「御堂がさ、堂々としちゃって、もう総理大臣の風格があるんだぜ? お前にも見せたかったよ。立派になっちゃってまぁ」
俺は笑った。
「あの大人しい御堂がだぜ! 「僕は日本を変えたい!」なんて言うんだよ。なあ、おかしいよな?」
話すことは幾らでもあった。
「お前が死んじゃって、山中と奥さんも死んじゃって。御堂は総理大臣だ。ああ、俺はヤクザ社会の頂点だし、謎の軍団の総司令官だ。アハハハハ! あの時誰も考えなかったし、俺たちもそんなものになりたくも無かったんだけどな。まったく人生は儘ならないぜ」
「お前、俺のお嫁さんって言ってたじゃないか。どうしてこうなっちゃったかなぁ。それが一番さ……まあ、しょうがないか。俺が悪かったんだよな」
「でも、今でも思うよ。あの日、奈津江がそう言ってくれてさ。俺は最高に嬉しかった。あんなに嬉しかったのは他にないよ。御堂がいて、山中がいて、栞がいて。その中で俺たちは一番の夢を語ったんだ。最高だよ。なあ、そうだろう?」
「俺はあの日があったから、何とかここまで来たのかもしれないな。夢はさ、果たせなくてもしょうがないと思うよ。でもさ、夢を見てそこへ向かおうとした俺たちが確かにいた。今はこんなだけど、それでもあの日の俺たちは永遠に消えない」
俺は立ち上がって墓を見た。
「奈津江、愛している。今も、これからもずっと」
俺はその足で、足立区の山中たちの眠る墓にも寄った。
同じく墓を洗い、花を活けて線香を焚いた。
「山中、奥さん、子どもたちは元気だぞ。もう大きくなっちゃって、俺も振り回されることが多いよ。本当に元気でいい子たちだ」
「それでな、御堂が衆院議員になって、それでよ、総理大臣になるんだぜ! お前、信じられるかよ!」
「御堂がさ、亜紀ちゃんと皇紀に祝いの品をくれたんだ。亜紀ちゃんは東大医学部に合格したのな。それで御堂から金の虎の置物をもらった。喜んでたよ」
「皇紀はさ、散々進学を勧めたんだけど、あいつもう道を決めていてな。研究者としてこれからやって行くんだと。もう学校で教わるようなことは無いからって、中学を卒業したら研究者としてやって行くんだ。やっぱりお前の子どもだよ。俺も進学させようと思ってたけど、皇紀の決意に感動しちゃった」
「それでな、御堂が皇紀に写真を額装してくれたんだ。あの、俺と御堂がお前の家に行った時に撮った写真だ! 御堂がカメラを持って来て撮ってくれたじゃない。三脚まで持って来ててさ。あの写真だよ。お前の家の前でみんなで撮った。懐かしくて泣きそうになったぜ!」
「お前と奥さんがルーとハーを抱いて真ん中にいてさ。亜紀ちゃんと皇紀がその両側で。俺と御堂が両端にいるさ。みんな笑ってた。自然にな。みんなあそこで幸せだった。いい家だったよなぁ!」
「悪いな。今思えばあの家も買って残しておけばよかった。俺は子どもたちを引き取った時に、早く新しい生活に慣れて欲しいと思ったからな。前の家まで残すことは考えて無かったんだ」
「家具とか持って来れるものは全部残したんだけどな。こないだ行ったら取り壊されて、アパートになってた。御堂から写真を貰って後悔したよ。みんなの思い出が詰まっている家だったのにな。ごめんな」
「亜紀ちゃんがさ、時々家具なんかを見ているよ。俺がいると遠慮してるのか、あまり部屋には入らないんだけどな。皇紀や双子も時々見ている。みんな忘れて無いよ。今でもお前と奥さんを慕ってる。当たり前だけどな! お前たちだもんな!」
「三人掛けのソファさ。俺が行くといつも座らせてくれたよな。お前と奥さんは後ろのキッチンのテーブルに座ってみんなでテレビを観てさ。俺は亜紀ちゃんたちに群がられてさ!」
「亜紀ちゃんとルーが俺の膝に乗って、ハーが俺の肩に乗って。皇紀はいつも他の連中に譲って俺の足の間に座ってたよな。そうなると、もう何を見たって、何でも面白かったよな! 最高に楽しかった! 本当にいい家だった!」
「ああ、俺もああいう家にしたいな! 何があるとか無いとかじゃなくてさ。みんがいるだけでいいっていうな。お前の家は最高だったよ」
「じゃあ、また来るな。今度は御堂も一緒に連れて来るよ。じゃあ、またな!」
俺は家に戻り、みんなで夕飯を食べた。
今日は鳥鍋で、味噌仕立てだった。
みんなで楽しく奪い合って食べた。
夕飯の後、俺はリヴィングのテレビの前のソファにみんなを誘った。
ソファは四人掛けだ。
亜紀ちゃんと柳を膝に乗せ、ルーとハーは片足ずつ肩に掛けさせた。
皇紀は足の間に座らせ、ロボは亜紀ちゃんと柳の膝の上に乗せた。
「タカさん、狭いですよ」
「いいからこのままテレビを観るぞ!」
「アハハハハハ!」
テレビはどこの明日の選挙に関する番組だった。
自由党の圧倒勝利が予想され、そこから御堂の新リーダー体制についての話題が中心になっている。
狭い姿勢だったが、子どもたちはみんなテレビに夢中になり、ワイワイと騒ぎながら観ていた。
御堂や俺が出て来るとみんなで騒いだ。
「あ! なんか昔、こうやってテレビ観てましたよね!」
亜紀ちゃんが気付いた。
皇紀も双子も思い出した。
「石神さん! うちに来た時も、いつも私を膝に乗せてくれてましたよね!」
「お前が勝手に乗って来たんだろう」
「えぇー!」
みんなが笑った。
子どもたちの笑い声や騒ぐ声の中で、俺は後ろのテーブルで笑っている声を聞いた気がした。
子どもたちにくっつかれて、生憎振り向くことは出来なかった。
でも、俺は温かい、幸せな気分になった。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる