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БРАТЬЯー兄弟ー Ⅱ
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「えーと、どこへ行こうか」
「どこでもいいよ!」
「でも、それじゃ」
「亜紀ちゃんはどこへ行きたいの?」
助手席にルー、後ろに皇紀とハーが座っている。
私はタカさんに言われて咄嗟に出て来たが、どこへ行けばいいのか分からない。
誰かに言って欲しかった。
「みんなは行きたい所はない?」
「亜紀ちゃんだよ!」
「お姉ちゃんが行きたい所!」
「どこでもいいんだって!」
そう言われたも困る。
タカさんは、いつもどう考えていたのか。
私に聞いて来ることもあった。
でも、ほとんどはタカさんが決めて走った。
羽田空港。
でも、あそこはタカさんの場所だ。
行ってはいけないこともないのだが、何となく、今日は違うと思う。
だけど私もドライブなんて行ったことはほとんどない。
真夜と練習を兼ねて首都高を走った。
タカさんが助手席に乗ってくれた時は、指示されてあちこち行った。
一番遠くは、タカさんと……
「そうだ!」
「決まった?」
「うん!」
城ヶ島に行こう。
あそこがいい。
そう思った。
「ごめん、この車まだナビが無いんだ」
「任せてー! スマホで大丈夫だよ!」
ルーがスマホに地図を出した。
アプリがインストールしてあるらしく、行き先を示してくれる。
小さな画面なので、ルーが声にして指示してくれた。
「まさか、亜紀ちゃんの運転で私たちでドライブする日が来るとはね!」
「月日は早いね!」
「安全運転でね」
三人が嬉しそうに言ってくれる。
タカさんが何で私たちだけで出掛けるように言ったのか、何となく分かった。
「亜紀ちゃん、運転上手いね!」
「タカさんの運転をよく見てたからね」
「そっか!」
「私たちはあんましないけどね!」
「何言ってるの! 散々別荘とか行ってるじゃない!」
「あー! 誤魔化してる!」
「断然亜紀ちゃんが一番乗ってるじゃない!」
「アハハハハ!」
自然に笑えた。
ルーもハーも、無理して私に気を遣っているわけじゃない。
兄弟の会話だ。
「柳ちゃん、悪いことしたね」
「今度はみんなでドライブしようね!」
「大丈夫だよ。タカさんだもの。きっと二人で楽しくやってるよ」
「あー、皇紀ちゃんは言うことが違うなー!」
「流石、女を経験した人は違うね!」
「やめてよー!」
楽しい。
誰も私が落ち込んでいることを話題にしない。
それが嬉しかった。
「じゃー、飛ばすよ!」
「「「やめて!」」」
「ワハハハハハ!」
ルーが指示してくれるが、タカさんと走った道だ。
大体は覚えている。
道が夜になって素敵だ。
「多分、柳ちゃんはタカさんと美味しい物を食べてるよ」
「あー! そうだよ! 夕飯どうすんの!」
「ルー! いいことに気付いた!」
「だって、もういつもならとっくに食べてるよ!」
「大変だぁー!」
みんなが騒ぎ始めた。
「じゃあ、途中で陳さんの御店に行く?」
「「「大賛成!」」」
ルーが早速ルートを検索した。
幸い近い。
ルーが電話で予約する。
陳さんがすぐに「嬉しい! すぐ来て」と言ってくれた。
陳さんの御店で散々食べた。
私は食欲が無かったのだが、三人が夢中で食べているのを見て、自然に私も食べた。
お昼は食べるのが辛かったくらいなのに。
不思議だった。
四人でわいわい喋りながら、どんどん食べた。
陳さんが北京ダックの数を聞きに来た。
「「「「8羽!」」」」
四人で同じ数を口にした。
みんなで笑い、陳さんも笑っていた。
「今日はトラちゃんはいないのね」
「はい! 兄弟だけで来ました!」
「そう、嬉しいよ。いつでも来てね」
「「「「はい!」」」」
タピオカココナッツミルクが本当に美味しかった。
「そういえば、皇紀は初めて?」
「うん! こんなに美味しいなんて知らなかったよ!」
「私のお陰ね!」
みんなで笑った。
会計をしようとすると、陳さんがタカさんが来た時でいいと言った。
「大丈夫ですよ! タカさんにお金は預かってますから」
「そうなの」
ハーが帯封を出すと、陳さんがびっくりしていた。
ちゃんと会計をした。
またダッジ・デーモンで走った。
湾岸道路を選んで走り、みんなで夜景と海を楽しんだ。
皇紀がユーミンの『さみしさのゆくえ』を歌った。
静かな夜景にピッタリの曲だった。
「お前! 何でそんな寂しい歌を歌う!」
「よく聞いてろ!」
双子が怒った。
筋肉少女帯の『日本の米』を歌った。
みんなでノリノリで盛り上がった。
「うちのお米、全然減らないよねー」
「御堂さんとこも大変なことしてくれたよねー」
「「お前らのせいだぁー!」」
爆笑した。
ルーとハーが「手かざし」をしたせいで、爆発的にお米が出来てしまった。
御堂さんの家に行った時に、良かれと思ってやったらしい。
御堂さんから話を聞いて、タカさんはすぐに双子の仕業だと分かった。
青ざめて電話口に御堂さんに謝っていた。
城ヶ島が近くなり、私は途中のレストランで持ち帰りのサンドイッチや飲み物を一杯買った。
城ヶ島の、あの海辺のテーブルに行った。
風が強く、寒かった。
今日は毛布を持って来ていない。
でも、その寒さが楽しかった。
みんな、「寒い寒い」と言いながら座った。
「ほんとに寒いね」
「お姉ちゃん、なんでここ?」
皇紀が双子に引っぱたかれた。
四人でくっついて同じベンチに座った。
私を三人が挟んでくれた。
温かかった。
「みんな、ありがとうね」
「いいよ」
「なんでよ」
「何言ってんだよ、お姉ちゃん」
私は笑って、みんなを抱き締めた。
そして、ヨシさんのことを話した。
全部話した。
「いつ間にか。本当に自分でもよく分からないの。段々だったのか、ある日突然だったのか。もしかしたら、最初に撃たれたヨシさんを見た時かも」
三人は黙って聞いてくれた。
「でもね、ヨシさんに会いたいっていつも思うようになった。私はタカさんが好き。世界で一番好き。それは今も変わらない。でもヨシさんのことをいつも思ってた。不思議ね」
三人は拡げたサンドイッチに手を出さない。
飲み物だけを両手に握って、それにも口を付けなかった。
「あのね、9月にヨシさんに、ヨシさんの所で開いたって言うお店に誘われたの。誰もいなくて、二人きりだった。私ね、その時にヨシさんにキスをしそうに」
三人は黙って前を見ている。
「だけどね、ヨシさんが止めてくれて。今日は酔ってしまったから出ようって。自分でも信じられなかった。何でヨシさんとキスなんて。それからはお互いにそのことには触れなかった。二度と二人きりにはならないようにして」
「亜紀ちゃん、本当に好きだったんだね」
ルーが言った。
「うん。好きだった。今でもそう。タカさんが一番だけど、でもね……」
涙が零れた。
やっぱり泣いてしまった。
ルーとハーが両脇で背中をポンポンしてくれた。
自分で乱れてしまうと思ったが、その二つの手が、私の涙を止めてくれた。
「話が聴けて良かった。亜紀ちゃん、辛かったね」
「私たちはいつでも一緒だからね。タカさんや柳さんも一緒だけど、私たちって、やっぱり兄弟じゃん」
「そうだよ! 何にも出来ないけど、僕たちは兄弟だよ!」
また涙が出た。
でも、それは違う涙だ。
「さあ! 食べよう! 冷えちゃうよ!」
「亜紀ちゃん、もうヒエヒエだよ」
「話長いよー」
「なんだとー!」
四人で笑って食べた。
冷たいサンドイッチだったが、呑み込むと身体が温かくなった。
四人で楽しくまた話しながら帰った。
夜の1時頃に家に着いた。
あれから羽田空港に行った。
綺麗な夜景を一緒に見た。
門を開け、車をガレージに入れた。
玄関が開いた。
タカさんと柳さんとロボが出て来た。
タカさんが突然、朗々と歌った。
♪ Прости меня, младший брат! Я так пред тобой виноват. Пытаться вернуть нельзя Того,что взяла земля. ♪
『БРАТЬЯ(ブラーチャ)』。
兄弟というロシア語の意味だと聞いた。
悲しく、美しい歌だった。
みんなで黙って聴き入った。
私はタカさんに手を合わせながら目を閉じて聴いていた。
「どこでもいいよ!」
「でも、それじゃ」
「亜紀ちゃんはどこへ行きたいの?」
助手席にルー、後ろに皇紀とハーが座っている。
私はタカさんに言われて咄嗟に出て来たが、どこへ行けばいいのか分からない。
誰かに言って欲しかった。
「みんなは行きたい所はない?」
「亜紀ちゃんだよ!」
「お姉ちゃんが行きたい所!」
「どこでもいいんだって!」
そう言われたも困る。
タカさんは、いつもどう考えていたのか。
私に聞いて来ることもあった。
でも、ほとんどはタカさんが決めて走った。
羽田空港。
でも、あそこはタカさんの場所だ。
行ってはいけないこともないのだが、何となく、今日は違うと思う。
だけど私もドライブなんて行ったことはほとんどない。
真夜と練習を兼ねて首都高を走った。
タカさんが助手席に乗ってくれた時は、指示されてあちこち行った。
一番遠くは、タカさんと……
「そうだ!」
「決まった?」
「うん!」
城ヶ島に行こう。
あそこがいい。
そう思った。
「ごめん、この車まだナビが無いんだ」
「任せてー! スマホで大丈夫だよ!」
ルーがスマホに地図を出した。
アプリがインストールしてあるらしく、行き先を示してくれる。
小さな画面なので、ルーが声にして指示してくれた。
「まさか、亜紀ちゃんの運転で私たちでドライブする日が来るとはね!」
「月日は早いね!」
「安全運転でね」
三人が嬉しそうに言ってくれる。
タカさんが何で私たちだけで出掛けるように言ったのか、何となく分かった。
「亜紀ちゃん、運転上手いね!」
「タカさんの運転をよく見てたからね」
「そっか!」
「私たちはあんましないけどね!」
「何言ってるの! 散々別荘とか行ってるじゃない!」
「あー! 誤魔化してる!」
「断然亜紀ちゃんが一番乗ってるじゃない!」
「アハハハハ!」
自然に笑えた。
ルーもハーも、無理して私に気を遣っているわけじゃない。
兄弟の会話だ。
「柳ちゃん、悪いことしたね」
「今度はみんなでドライブしようね!」
「大丈夫だよ。タカさんだもの。きっと二人で楽しくやってるよ」
「あー、皇紀ちゃんは言うことが違うなー!」
「流石、女を経験した人は違うね!」
「やめてよー!」
楽しい。
誰も私が落ち込んでいることを話題にしない。
それが嬉しかった。
「じゃー、飛ばすよ!」
「「「やめて!」」」
「ワハハハハハ!」
ルーが指示してくれるが、タカさんと走った道だ。
大体は覚えている。
道が夜になって素敵だ。
「多分、柳ちゃんはタカさんと美味しい物を食べてるよ」
「あー! そうだよ! 夕飯どうすんの!」
「ルー! いいことに気付いた!」
「だって、もういつもならとっくに食べてるよ!」
「大変だぁー!」
みんなが騒ぎ始めた。
「じゃあ、途中で陳さんの御店に行く?」
「「「大賛成!」」」
ルーが早速ルートを検索した。
幸い近い。
ルーが電話で予約する。
陳さんがすぐに「嬉しい! すぐ来て」と言ってくれた。
陳さんの御店で散々食べた。
私は食欲が無かったのだが、三人が夢中で食べているのを見て、自然に私も食べた。
お昼は食べるのが辛かったくらいなのに。
不思議だった。
四人でわいわい喋りながら、どんどん食べた。
陳さんが北京ダックの数を聞きに来た。
「「「「8羽!」」」」
四人で同じ数を口にした。
みんなで笑い、陳さんも笑っていた。
「今日はトラちゃんはいないのね」
「はい! 兄弟だけで来ました!」
「そう、嬉しいよ。いつでも来てね」
「「「「はい!」」」」
タピオカココナッツミルクが本当に美味しかった。
「そういえば、皇紀は初めて?」
「うん! こんなに美味しいなんて知らなかったよ!」
「私のお陰ね!」
みんなで笑った。
会計をしようとすると、陳さんがタカさんが来た時でいいと言った。
「大丈夫ですよ! タカさんにお金は預かってますから」
「そうなの」
ハーが帯封を出すと、陳さんがびっくりしていた。
ちゃんと会計をした。
またダッジ・デーモンで走った。
湾岸道路を選んで走り、みんなで夜景と海を楽しんだ。
皇紀がユーミンの『さみしさのゆくえ』を歌った。
静かな夜景にピッタリの曲だった。
「お前! 何でそんな寂しい歌を歌う!」
「よく聞いてろ!」
双子が怒った。
筋肉少女帯の『日本の米』を歌った。
みんなでノリノリで盛り上がった。
「うちのお米、全然減らないよねー」
「御堂さんとこも大変なことしてくれたよねー」
「「お前らのせいだぁー!」」
爆笑した。
ルーとハーが「手かざし」をしたせいで、爆発的にお米が出来てしまった。
御堂さんの家に行った時に、良かれと思ってやったらしい。
御堂さんから話を聞いて、タカさんはすぐに双子の仕業だと分かった。
青ざめて電話口に御堂さんに謝っていた。
城ヶ島が近くなり、私は途中のレストランで持ち帰りのサンドイッチや飲み物を一杯買った。
城ヶ島の、あの海辺のテーブルに行った。
風が強く、寒かった。
今日は毛布を持って来ていない。
でも、その寒さが楽しかった。
みんな、「寒い寒い」と言いながら座った。
「ほんとに寒いね」
「お姉ちゃん、なんでここ?」
皇紀が双子に引っぱたかれた。
四人でくっついて同じベンチに座った。
私を三人が挟んでくれた。
温かかった。
「みんな、ありがとうね」
「いいよ」
「なんでよ」
「何言ってんだよ、お姉ちゃん」
私は笑って、みんなを抱き締めた。
そして、ヨシさんのことを話した。
全部話した。
「いつ間にか。本当に自分でもよく分からないの。段々だったのか、ある日突然だったのか。もしかしたら、最初に撃たれたヨシさんを見た時かも」
三人は黙って聞いてくれた。
「でもね、ヨシさんに会いたいっていつも思うようになった。私はタカさんが好き。世界で一番好き。それは今も変わらない。でもヨシさんのことをいつも思ってた。不思議ね」
三人は拡げたサンドイッチに手を出さない。
飲み物だけを両手に握って、それにも口を付けなかった。
「あのね、9月にヨシさんに、ヨシさんの所で開いたって言うお店に誘われたの。誰もいなくて、二人きりだった。私ね、その時にヨシさんにキスをしそうに」
三人は黙って前を見ている。
「だけどね、ヨシさんが止めてくれて。今日は酔ってしまったから出ようって。自分でも信じられなかった。何でヨシさんとキスなんて。それからはお互いにそのことには触れなかった。二度と二人きりにはならないようにして」
「亜紀ちゃん、本当に好きだったんだね」
ルーが言った。
「うん。好きだった。今でもそう。タカさんが一番だけど、でもね……」
涙が零れた。
やっぱり泣いてしまった。
ルーとハーが両脇で背中をポンポンしてくれた。
自分で乱れてしまうと思ったが、その二つの手が、私の涙を止めてくれた。
「話が聴けて良かった。亜紀ちゃん、辛かったね」
「私たちはいつでも一緒だからね。タカさんや柳さんも一緒だけど、私たちって、やっぱり兄弟じゃん」
「そうだよ! 何にも出来ないけど、僕たちは兄弟だよ!」
また涙が出た。
でも、それは違う涙だ。
「さあ! 食べよう! 冷えちゃうよ!」
「亜紀ちゃん、もうヒエヒエだよ」
「話長いよー」
「なんだとー!」
四人で笑って食べた。
冷たいサンドイッチだったが、呑み込むと身体が温かくなった。
四人で楽しくまた話しながら帰った。
夜の1時頃に家に着いた。
あれから羽田空港に行った。
綺麗な夜景を一緒に見た。
門を開け、車をガレージに入れた。
玄関が開いた。
タカさんと柳さんとロボが出て来た。
タカさんが突然、朗々と歌った。
♪ Прости меня, младший брат! Я так пред тобой виноват. Пытаться вернуть нельзя Того,что взяла земля. ♪
『БРАТЬЯ(ブラーチャ)』。
兄弟というロシア語の意味だと聞いた。
悲しく、美しい歌だった。
みんなで黙って聴き入った。
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