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皇紀の家出
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10月半ばの木曜日。
俺は連日の長時間オペでクタクタだった。
原因は第二外科部の連中の集団インフルエンザ感染だ。
あのアホ共がインフルエンザに感染したコンパニオンと深夜までドンチャン騒ぎをしたせいだ。
酒に酔ってコンパニオンに抱き着き、全員がチューをし、全員が感染した。
激怒した院長が停職処分を降し、二週間の自宅謹慎となった。
そのとばっちりは、当然第一外科部が担う。
第三外科部なんてねぇ。
産婦人科と形成外科の他のオペが一気にうちに来た。
部下たちを総動員して対応しているが、一江や大森、斎木に任せていた難易度の高いオペや長時間オペは全部俺が引き受けることになった。
それでも下手をすると手が回らなくなりそうになる。
院長命令で、簡単なオペは産婦人科と形成外科にも手伝ってもらう。
オペ看の中心の鷹も連日大変だ。
オペ看自体はこれまで同様のスケジュールだが、俺たち第一外科の都合に合わせてもらうために、スケジュールに偏りが出来る。
来週いっぱいまで、この混乱は続く。
俺が夜の11時頃に帰ると、リヴィングが騒がしかった。
玄関に出迎えに来たロボを抱き上げて、エレベーターで上がる。
普段は階段だが、流石に疲れていた。
「ルー! 今の言葉は取り消してよ!」
「やだ! ほんとのことじゃん!」
珍しく、皇紀が喧嘩している。
まあ、たまに無いことも無いが。
亜紀ちゃんが俺を部屋の外へ連れ出し、喧嘩の原因を話した。
「夏に、皇紀が風花さんと結ばれたじゃないですか」
「ああ、亜紀ちゃんがそんな言い方をするとはな」
あの時、散々皇紀を「風花風チンコ」とか「ちょっとした雰囲気でやりやがった」と三人でかからかった。
「それでですね」
「結ばれたとかなぁ」
「あの、タカさん、続けていいですか?」
「おう」
ルーが夕飯の時に、風花のことを蒸し返し、今度は「葵風チンコか」とかからかったらしい。
珍しく皇紀が怒って、ずっと喧嘩状態ということだ。
「はぁー、くだらねぇな」
「そうなんですが、二人とも意固地になってしまって」
俺はリヴィングに戻って二人を呼んだ。
ルーをぶっ飛ばす。
「皇紀に謝れ!」
ルーは頬を撫でながら「ごめんなさい」と謝った。
「皇紀、これで水に流せ! 喧嘩はいい。だけどいつまでも引きずるな! 殴り合ってもいいから、すぐに決着しろ!」
「はい!」
皇紀がルーに近寄って「ごめんね」と言っていた。
ルーも笑顔になり、また謝った。
俺は二人に茶漬けを作らせ、風呂に入って少し飲んだ。
亜紀ちゃんがニコニコして自分の分もワイルドターキーのロックを作って来る。
「タカさん! やっぱりカッコイイ!」
「なんだよ」
「だって! あんなに一瞬で解決しちゃうんだもん!」
俺は笑って亜紀ちゃんの頭を撫でた。
「なんで皇紀があんなに怒ったと思うよ?」
「え? さー。普段はあんまり怒らないですよね?」
皇紀は滅多なことでは感情的にならない。
自分がバカにされても、笑っている。
それは皇紀の優しさで、兄弟を大事に思っているためだ。
自分はどうでもいい。
兄弟に笑っていて欲しいのだ。
まあ、若干マゾ体質でもある。
特に双子の妹に対しては甘すぎる程だ。
「あれはさ、図星だったからだよ」
「え!」
「初めてセックスの素晴らしさを知ったんだ。でも風花は遠い所にいるから、滅多に会えない。だけどヤリたくてしょうがない」
「アハハハハ!」
「だから、すぐにヤレそうな葵ちゃんとか光ちゃんとか、ああ今は他にも好きだっていう子がいるんだよな」
「そうですね」
「その辺とヤリたい。でも、皇紀は風花に対してそれはいけないと思っている」
「愛とオチンチンの葛藤ですね!」
もうちょっと綺麗に言えと言った。
亜紀ちゃんが愛と欲望と言い直した。
「ルーにその自分の迷いを指摘されたから、過剰に反応したんだよ」
「なるほど!」
小腹が減ったので、亜紀ちゃんにオチンチン・ウインナーを焼いて来いと言った。
亜紀ちゃんが「ギャハハハハ」と笑いながら作って来た。
先端からボリボリ亜紀ちゃんが食べるので、もうちょっと優しく食べろと言った。
俺は冷蔵庫から粒マスタードを出して、ちょっと付けながら食べた。
亜紀ちゃんは「わたしもー」と言って、粒マスタードを付けた。
「まあ、どう考えてもいいんだけどな。子どもの癖に、やけに真面目に考える奴だからなぁ」
「そうですね。でも、うちにはハーレム男爵がいますからね」
「そんなのがいるのか!」
「はい。酷い奴なんですよ。何人も女を作って」
笑って亜紀ちゃんの頭を引っぱたく。
「まあ、皇紀が自分で考えてやればいいよ。欲望に負けてもな。それで苦しむのも人生だ」
「はい」
「悪いことが出来ない奴は弱い」
「タカさんは、だから強いんですね」
「おう!」
「アハハハハハ!」
「ワハハハハハ!」
楽しく話して寝た。
翌日の金曜の夕方。
最後のオペに向かおうとした俺に、電話が掛かって来た。
亜紀ちゃんからだった。
「皇紀が帰って来ないんです!」
「なんだと!」
「中学校はとっくに出ているみたいなんです!」
「電話は!」
「つながりません! メッセージは何度も残しているんですが」
攻撃か。
しかし、皇紀が対応出来ないほどの事態は、あまり考え難かった。
あいつも石神家の一員だ。
並大抵ではない実力を持っている。
攻撃力も双子に劣らないし、また防御力に関しては、兄弟随一だ。
「とにかく、立ち寄りそうな所を当たってくれ。俺もなるべく早く帰る」
「分かりました! あの、夕べのことは関係ないですよね?」
「あ? ああ、ルーとの喧嘩か。大丈夫だろう」
「でも、実はあの前にも私もハーも、結構皇紀をからかってて」
「そうなのか? でも、あいつももう気にしてないようだったぞ?」
「そうですね! じゃあ他の場所を探してみます」
「ああ」
俺は電話を切った。
「亜紀ちゃんからですよね?」
一江が言った。
「ああ。皇紀がまだ帰っていないようなんだ」
「じゃあ! すぐに部長は帰って下さい!」
「大丈夫だよ」
「オペは私が引き受けますから!」
一江もゾンビのような顔をしている。
こいつこそ、早く帰さなければならない。
「お前はもう帰って寝ろ。酒は飲むなよ?」
「でも」
「大丈夫だって。皇紀に何かするつもりなら、ジェヴォーダンを何十匹も連れてこないとな。あいつはそれだけの実力がある」
「はぁ」
俺は一江の頭を撫でて、オペに向かった。
大森はもうすぐ終わるだろう。
他の部下たちも、今日は早めに帰っている。
俺はいつも通りにオペを始めた。
オペを終えた夜の9時頃。
家に電話をすると、まだ皇紀は戻っていなかった。
亜紀ちゃんが、一江と大森が家にいると言った。
あのバカ共が。
俺は急いで家に帰った。
俺は連日の長時間オペでクタクタだった。
原因は第二外科部の連中の集団インフルエンザ感染だ。
あのアホ共がインフルエンザに感染したコンパニオンと深夜までドンチャン騒ぎをしたせいだ。
酒に酔ってコンパニオンに抱き着き、全員がチューをし、全員が感染した。
激怒した院長が停職処分を降し、二週間の自宅謹慎となった。
そのとばっちりは、当然第一外科部が担う。
第三外科部なんてねぇ。
産婦人科と形成外科の他のオペが一気にうちに来た。
部下たちを総動員して対応しているが、一江や大森、斎木に任せていた難易度の高いオペや長時間オペは全部俺が引き受けることになった。
それでも下手をすると手が回らなくなりそうになる。
院長命令で、簡単なオペは産婦人科と形成外科にも手伝ってもらう。
オペ看の中心の鷹も連日大変だ。
オペ看自体はこれまで同様のスケジュールだが、俺たち第一外科の都合に合わせてもらうために、スケジュールに偏りが出来る。
来週いっぱいまで、この混乱は続く。
俺が夜の11時頃に帰ると、リヴィングが騒がしかった。
玄関に出迎えに来たロボを抱き上げて、エレベーターで上がる。
普段は階段だが、流石に疲れていた。
「ルー! 今の言葉は取り消してよ!」
「やだ! ほんとのことじゃん!」
珍しく、皇紀が喧嘩している。
まあ、たまに無いことも無いが。
亜紀ちゃんが俺を部屋の外へ連れ出し、喧嘩の原因を話した。
「夏に、皇紀が風花さんと結ばれたじゃないですか」
「ああ、亜紀ちゃんがそんな言い方をするとはな」
あの時、散々皇紀を「風花風チンコ」とか「ちょっとした雰囲気でやりやがった」と三人でかからかった。
「それでですね」
「結ばれたとかなぁ」
「あの、タカさん、続けていいですか?」
「おう」
ルーが夕飯の時に、風花のことを蒸し返し、今度は「葵風チンコか」とかからかったらしい。
珍しく皇紀が怒って、ずっと喧嘩状態ということだ。
「はぁー、くだらねぇな」
「そうなんですが、二人とも意固地になってしまって」
俺はリヴィングに戻って二人を呼んだ。
ルーをぶっ飛ばす。
「皇紀に謝れ!」
ルーは頬を撫でながら「ごめんなさい」と謝った。
「皇紀、これで水に流せ! 喧嘩はいい。だけどいつまでも引きずるな! 殴り合ってもいいから、すぐに決着しろ!」
「はい!」
皇紀がルーに近寄って「ごめんね」と言っていた。
ルーも笑顔になり、また謝った。
俺は二人に茶漬けを作らせ、風呂に入って少し飲んだ。
亜紀ちゃんがニコニコして自分の分もワイルドターキーのロックを作って来る。
「タカさん! やっぱりカッコイイ!」
「なんだよ」
「だって! あんなに一瞬で解決しちゃうんだもん!」
俺は笑って亜紀ちゃんの頭を撫でた。
「なんで皇紀があんなに怒ったと思うよ?」
「え? さー。普段はあんまり怒らないですよね?」
皇紀は滅多なことでは感情的にならない。
自分がバカにされても、笑っている。
それは皇紀の優しさで、兄弟を大事に思っているためだ。
自分はどうでもいい。
兄弟に笑っていて欲しいのだ。
まあ、若干マゾ体質でもある。
特に双子の妹に対しては甘すぎる程だ。
「あれはさ、図星だったからだよ」
「え!」
「初めてセックスの素晴らしさを知ったんだ。でも風花は遠い所にいるから、滅多に会えない。だけどヤリたくてしょうがない」
「アハハハハ!」
「だから、すぐにヤレそうな葵ちゃんとか光ちゃんとか、ああ今は他にも好きだっていう子がいるんだよな」
「そうですね」
「その辺とヤリたい。でも、皇紀は風花に対してそれはいけないと思っている」
「愛とオチンチンの葛藤ですね!」
もうちょっと綺麗に言えと言った。
亜紀ちゃんが愛と欲望と言い直した。
「ルーにその自分の迷いを指摘されたから、過剰に反応したんだよ」
「なるほど!」
小腹が減ったので、亜紀ちゃんにオチンチン・ウインナーを焼いて来いと言った。
亜紀ちゃんが「ギャハハハハ」と笑いながら作って来た。
先端からボリボリ亜紀ちゃんが食べるので、もうちょっと優しく食べろと言った。
俺は冷蔵庫から粒マスタードを出して、ちょっと付けながら食べた。
亜紀ちゃんは「わたしもー」と言って、粒マスタードを付けた。
「まあ、どう考えてもいいんだけどな。子どもの癖に、やけに真面目に考える奴だからなぁ」
「そうですね。でも、うちにはハーレム男爵がいますからね」
「そんなのがいるのか!」
「はい。酷い奴なんですよ。何人も女を作って」
笑って亜紀ちゃんの頭を引っぱたく。
「まあ、皇紀が自分で考えてやればいいよ。欲望に負けてもな。それで苦しむのも人生だ」
「はい」
「悪いことが出来ない奴は弱い」
「タカさんは、だから強いんですね」
「おう!」
「アハハハハハ!」
「ワハハハハハ!」
楽しく話して寝た。
翌日の金曜の夕方。
最後のオペに向かおうとした俺に、電話が掛かって来た。
亜紀ちゃんからだった。
「皇紀が帰って来ないんです!」
「なんだと!」
「中学校はとっくに出ているみたいなんです!」
「電話は!」
「つながりません! メッセージは何度も残しているんですが」
攻撃か。
しかし、皇紀が対応出来ないほどの事態は、あまり考え難かった。
あいつも石神家の一員だ。
並大抵ではない実力を持っている。
攻撃力も双子に劣らないし、また防御力に関しては、兄弟随一だ。
「とにかく、立ち寄りそうな所を当たってくれ。俺もなるべく早く帰る」
「分かりました! あの、夕べのことは関係ないですよね?」
「あ? ああ、ルーとの喧嘩か。大丈夫だろう」
「でも、実はあの前にも私もハーも、結構皇紀をからかってて」
「そうなのか? でも、あいつももう気にしてないようだったぞ?」
「そうですね! じゃあ他の場所を探してみます」
「ああ」
俺は電話を切った。
「亜紀ちゃんからですよね?」
一江が言った。
「ああ。皇紀がまだ帰っていないようなんだ」
「じゃあ! すぐに部長は帰って下さい!」
「大丈夫だよ」
「オペは私が引き受けますから!」
一江もゾンビのような顔をしている。
こいつこそ、早く帰さなければならない。
「お前はもう帰って寝ろ。酒は飲むなよ?」
「でも」
「大丈夫だって。皇紀に何かするつもりなら、ジェヴォーダンを何十匹も連れてこないとな。あいつはそれだけの実力がある」
「はぁ」
俺は一江の頭を撫でて、オペに向かった。
大森はもうすぐ終わるだろう。
他の部下たちも、今日は早めに帰っている。
俺はいつも通りにオペを始めた。
オペを終えた夜の9時頃。
家に電話をすると、まだ皇紀は戻っていなかった。
亜紀ちゃんが、一江と大森が家にいると言った。
あのバカ共が。
俺は急いで家に帰った。
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