1,263 / 2,808
青森 ねぶた祭 Ⅱ
しおりを挟む
奈津江が死んだ一年後の夏。
俺は卒業した弓道部の佐藤先輩から電話を受けた。
「石神!」
「佐藤先輩ですか! 驚いたな!」
「お前、体調を壊したんだってな」
「ああ、はい。もう大丈夫なんですけどね」
佐藤先輩は二つ上の学年で、弓道部では俺たちを指導する年代だった。
四年生は自由にやり、三年生は一年生の指導、二年生は一年生をしごきながら主に体育会的な「教育」を行なう。
要はしごきだ。
佐藤先輩は厳しく、そして何よりも優しい人で、俺の班の班長だった。
各学年が10人ほどの班に分かれ、俺は佐藤先輩にとても可愛がっていただいた。
奈津江とは別な班だったが、俺と奈津江は一緒に佐藤先輩にご馳走になったり、アパートに呼んでもらったこともある。
俺たちが付き合っているのは、全員が知っていた。
「紺野は亡くなったそうだな」
電話でそう言われ、俺は返事が出来なかった。
込み上げて来るものを抑えるのに必死だった。
「おい、石神! 聞いているのか?」
しばらく嗚咽を抑えながら、やっと返事をした。
「佐藤先輩」
「……」
奈津江の話はもう出ず、佐藤先輩は自分のことを話された。
今は郷里の県立高校で古典を教えているとのことだった。
もうクラスの担任を任されており、毎日大変なのだと言った。
「そうですか! 流石佐藤先輩ですね!」
「いや、俺なんて何でもないよ。でもクラスの子どもたちが可愛くてなぁ」
「へぇー!」
今は夏休みで、時間が余っていると言う。
俺に遊びに来ないかと言った。
8月の初旬の週末に来いと。
「分かりました。じゃあ、伺わせて頂きます」
「おお! 楽しみだなぁ!」
「はい!」
俺は奈津江のことで鬱屈していた。
それでいいとも思っていた。
この苦しみを抱き続けることが、俺の唯一の慰めなのだと考えていた。
その一方で、何とかしなければいけないと思う俺もいた。
奈津江が俺に命をくれたのだ。
俺がいつまでもウジウジしているわけには行かないと。
だから佐藤先輩の誘いを有難く頂戴した。
遠い青森に行き、懐かしい佐藤先輩とお会いしたかった。
青森には木村もいる。
久し振りに会えるかもしれない。
青森空港に着くと、佐藤先輩が車で迎えに来てくれていた。
「石神!」
「佐藤先輩!」
佐藤先輩に肩を叩かれた。
身長は170センチほどで、横幅が凄い。
逞しい身体に、太い眉。
目は大きく、眉と相まって迫力のある顔だ。
少し怖いが、綺麗な顔立ちだった。
髪は角刈りで、昔のスター俳優のようなイケメンだった。
「なんだ、大分痩せたな」
「いえ、元気ですよ。佐藤先輩もお元気そうですね!」
「まあな!」
俺たちは車の中で懐かしく話し、佐藤先輩の家のある青森市内へ行った。
ご両親に挨拶し、佐藤先輩の部屋へ伺った。
大きなステレオ装置と数十枚のLPレコードが目に付く。
それに古典の資料だろう本が沢山あった。
昼食にそうめんを頂き、佐藤先輩が市内を案内してくれた。
知り合いが多く、いろいろな所で親しまれている佐藤先輩を見て、嬉しかった。
やはり、優しい人なのだ。
みんなに俺のことを「一番大事な後輩だ」と紹介してくれた。
家に戻り、夕飯を頂いた。
青森は魚介類が抜群に美味い。
木村が卒業してすぐに結婚し、招待されたので知っている。
刺身が山ほど出て、ご家族の方が俺にどんどん喰えと言ってくれた。
風呂から上がると、佐藤先輩の部屋へ呼ばれた。
覚悟は出来ている。
佐藤先輩は大変な酒豪だ。
俺も強い方だが、佐藤先輩が俺より先に潰れたことはない。
酔い方は、明るくなり、豪快になり、最後は大笑いされる。
楽しい酒だ。
しかし、ほとんどの人間が付いて行けず、結局俺が最後まで付き合う羽目になった。
だから、俺のことを可愛がってもくれたのだろう。
日本酒の一升瓶がドンと置かれ、二人で畳の上に座る。
足を崩せと言われるまでは正座だ。
佐藤先輩はすぐに「足を崩せ! もう弓道部じゃねぇ」と言った。
つまみは、夕飯の残り物を適当に大皿に盛っただけだ。
先輩に勧められるまでは、手を付けてはいけない。
「おい、石神もどんどん喰え」
「はい!」
佐藤先輩は苦笑いしていた。
最初からコップに酒を注がれる。
乾杯も無い。
すぐにお互いに口を付け、飲み始める。
「明日は木村も呼んでいるんだ」
「本当ですか! 会いたかったんですよ!」
「そうか。俺たちは地元が同じだから、時々会ってるんだよ」
「先輩の酒に付き合うんじゃ、木村も大変でしょうね」
「そんなことはねぇよ!」
俺たちは笑った。
「明日は、ねぶた祭の本祭なんだ」
「そうなんですか!」
「お前は見たこともないだろう?」
「はい! でも勇壮でいい祭りですよね」
「その通りだ」
一升瓶がたちまち空き、佐藤先輩がまた一本抱えて戻って来た。
最初に自分のグラスに注ぎ、俺に注いでくれる。
そして、おもむろにステレオの電源を入れ、レコードを掛けた。
「ジャズ・バー佐藤」の始まりだ。
佐藤先輩はジャズが大好きだった。
コルトレーンやハービーハンコックなどの古いジャズが特に好きで、俺もよく一緒に聴いた。
酒を飲みながらになると、レコードが一枚終わるまでに、一升瓶を空けなければならない。
朝方までに、10本を二人で空けたこともある。
始発で帰ろうとし、そのまま佐藤先輩のアパートの階段下で潰れたこともある。
昼過ぎに揺り起こされて、大笑いされた。
佐藤先輩と、学生時代のいろいろな楽しい思い出を話した。
二人でずっと、大笑いしていた。
佐藤先輩の部屋は防音設備が万全で、だから騒いでも大丈夫だと言われた。
4時間も一緒に楽しく飲んでいると、佐藤先輩が唐突に言った。
「紺野のことは俺もショックだった」
「!」
泣き出しそうな俺は、佐藤先輩に叩かれる背中で、何とか耐えた。
「お前と紺野は、本当にいいカップルだった。最高だった」
佐藤先輩は俺の背中を叩きながら言った。
「だけど、紺野は死に、お前はこうして生きている。それを忘れるな!」
返事の出来ない俺に、佐藤先輩は「飲め」と言った。
後輩に強制的に飲ませる、昔の佐藤先輩がそこにいた。
俺は言われるままに、酒を煽った。
奇しくもレコードから、ジョン・コルトレーンの『至上の愛』が流れ出した。
二人で目を合わせた。
俺はもう泣くことは出来なかった。
佐藤先輩の豪壮で温かい優しさに支えられた。
「今日は徹底的に飲むぞ!」
「はい!」
明け方に俺は潰れた。
何もかもが洗い流され、俺の中にはすっかり、何も残っていなかった。
酒と笑い声で、俺は全てを喪い、そして何かが入って来た。
佐藤先輩は俺を自分のベッドに横たえてくれた。
薄目を開けて礼を言おうとしたが、何も出なかった。
佐藤先輩はまた独りで飲み始めた。
笑い声が俺の中に込み上げたが、やはり出て来なかった。
まったく凄すぎる人だった。
一升瓶が13本転がっていた。
俺は卒業した弓道部の佐藤先輩から電話を受けた。
「石神!」
「佐藤先輩ですか! 驚いたな!」
「お前、体調を壊したんだってな」
「ああ、はい。もう大丈夫なんですけどね」
佐藤先輩は二つ上の学年で、弓道部では俺たちを指導する年代だった。
四年生は自由にやり、三年生は一年生の指導、二年生は一年生をしごきながら主に体育会的な「教育」を行なう。
要はしごきだ。
佐藤先輩は厳しく、そして何よりも優しい人で、俺の班の班長だった。
各学年が10人ほどの班に分かれ、俺は佐藤先輩にとても可愛がっていただいた。
奈津江とは別な班だったが、俺と奈津江は一緒に佐藤先輩にご馳走になったり、アパートに呼んでもらったこともある。
俺たちが付き合っているのは、全員が知っていた。
「紺野は亡くなったそうだな」
電話でそう言われ、俺は返事が出来なかった。
込み上げて来るものを抑えるのに必死だった。
「おい、石神! 聞いているのか?」
しばらく嗚咽を抑えながら、やっと返事をした。
「佐藤先輩」
「……」
奈津江の話はもう出ず、佐藤先輩は自分のことを話された。
今は郷里の県立高校で古典を教えているとのことだった。
もうクラスの担任を任されており、毎日大変なのだと言った。
「そうですか! 流石佐藤先輩ですね!」
「いや、俺なんて何でもないよ。でもクラスの子どもたちが可愛くてなぁ」
「へぇー!」
今は夏休みで、時間が余っていると言う。
俺に遊びに来ないかと言った。
8月の初旬の週末に来いと。
「分かりました。じゃあ、伺わせて頂きます」
「おお! 楽しみだなぁ!」
「はい!」
俺は奈津江のことで鬱屈していた。
それでいいとも思っていた。
この苦しみを抱き続けることが、俺の唯一の慰めなのだと考えていた。
その一方で、何とかしなければいけないと思う俺もいた。
奈津江が俺に命をくれたのだ。
俺がいつまでもウジウジしているわけには行かないと。
だから佐藤先輩の誘いを有難く頂戴した。
遠い青森に行き、懐かしい佐藤先輩とお会いしたかった。
青森には木村もいる。
久し振りに会えるかもしれない。
青森空港に着くと、佐藤先輩が車で迎えに来てくれていた。
「石神!」
「佐藤先輩!」
佐藤先輩に肩を叩かれた。
身長は170センチほどで、横幅が凄い。
逞しい身体に、太い眉。
目は大きく、眉と相まって迫力のある顔だ。
少し怖いが、綺麗な顔立ちだった。
髪は角刈りで、昔のスター俳優のようなイケメンだった。
「なんだ、大分痩せたな」
「いえ、元気ですよ。佐藤先輩もお元気そうですね!」
「まあな!」
俺たちは車の中で懐かしく話し、佐藤先輩の家のある青森市内へ行った。
ご両親に挨拶し、佐藤先輩の部屋へ伺った。
大きなステレオ装置と数十枚のLPレコードが目に付く。
それに古典の資料だろう本が沢山あった。
昼食にそうめんを頂き、佐藤先輩が市内を案内してくれた。
知り合いが多く、いろいろな所で親しまれている佐藤先輩を見て、嬉しかった。
やはり、優しい人なのだ。
みんなに俺のことを「一番大事な後輩だ」と紹介してくれた。
家に戻り、夕飯を頂いた。
青森は魚介類が抜群に美味い。
木村が卒業してすぐに結婚し、招待されたので知っている。
刺身が山ほど出て、ご家族の方が俺にどんどん喰えと言ってくれた。
風呂から上がると、佐藤先輩の部屋へ呼ばれた。
覚悟は出来ている。
佐藤先輩は大変な酒豪だ。
俺も強い方だが、佐藤先輩が俺より先に潰れたことはない。
酔い方は、明るくなり、豪快になり、最後は大笑いされる。
楽しい酒だ。
しかし、ほとんどの人間が付いて行けず、結局俺が最後まで付き合う羽目になった。
だから、俺のことを可愛がってもくれたのだろう。
日本酒の一升瓶がドンと置かれ、二人で畳の上に座る。
足を崩せと言われるまでは正座だ。
佐藤先輩はすぐに「足を崩せ! もう弓道部じゃねぇ」と言った。
つまみは、夕飯の残り物を適当に大皿に盛っただけだ。
先輩に勧められるまでは、手を付けてはいけない。
「おい、石神もどんどん喰え」
「はい!」
佐藤先輩は苦笑いしていた。
最初からコップに酒を注がれる。
乾杯も無い。
すぐにお互いに口を付け、飲み始める。
「明日は木村も呼んでいるんだ」
「本当ですか! 会いたかったんですよ!」
「そうか。俺たちは地元が同じだから、時々会ってるんだよ」
「先輩の酒に付き合うんじゃ、木村も大変でしょうね」
「そんなことはねぇよ!」
俺たちは笑った。
「明日は、ねぶた祭の本祭なんだ」
「そうなんですか!」
「お前は見たこともないだろう?」
「はい! でも勇壮でいい祭りですよね」
「その通りだ」
一升瓶がたちまち空き、佐藤先輩がまた一本抱えて戻って来た。
最初に自分のグラスに注ぎ、俺に注いでくれる。
そして、おもむろにステレオの電源を入れ、レコードを掛けた。
「ジャズ・バー佐藤」の始まりだ。
佐藤先輩はジャズが大好きだった。
コルトレーンやハービーハンコックなどの古いジャズが特に好きで、俺もよく一緒に聴いた。
酒を飲みながらになると、レコードが一枚終わるまでに、一升瓶を空けなければならない。
朝方までに、10本を二人で空けたこともある。
始発で帰ろうとし、そのまま佐藤先輩のアパートの階段下で潰れたこともある。
昼過ぎに揺り起こされて、大笑いされた。
佐藤先輩と、学生時代のいろいろな楽しい思い出を話した。
二人でずっと、大笑いしていた。
佐藤先輩の部屋は防音設備が万全で、だから騒いでも大丈夫だと言われた。
4時間も一緒に楽しく飲んでいると、佐藤先輩が唐突に言った。
「紺野のことは俺もショックだった」
「!」
泣き出しそうな俺は、佐藤先輩に叩かれる背中で、何とか耐えた。
「お前と紺野は、本当にいいカップルだった。最高だった」
佐藤先輩は俺の背中を叩きながら言った。
「だけど、紺野は死に、お前はこうして生きている。それを忘れるな!」
返事の出来ない俺に、佐藤先輩は「飲め」と言った。
後輩に強制的に飲ませる、昔の佐藤先輩がそこにいた。
俺は言われるままに、酒を煽った。
奇しくもレコードから、ジョン・コルトレーンの『至上の愛』が流れ出した。
二人で目を合わせた。
俺はもう泣くことは出来なかった。
佐藤先輩の豪壮で温かい優しさに支えられた。
「今日は徹底的に飲むぞ!」
「はい!」
明け方に俺は潰れた。
何もかもが洗い流され、俺の中にはすっかり、何も残っていなかった。
酒と笑い声で、俺は全てを喪い、そして何かが入って来た。
佐藤先輩は俺を自分のベッドに横たえてくれた。
薄目を開けて礼を言おうとしたが、何も出なかった。
佐藤先輩はまた独りで飲み始めた。
笑い声が俺の中に込み上げたが、やはり出て来なかった。
まったく凄すぎる人だった。
一升瓶が13本転がっていた。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる