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早乙女家、吉報です!
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3月最後の水曜日。
早乙女から連絡が来た。
「ちょっと石神に報告したいことがあるんだ」
「なんだよ?」
「あのな、それは直接会って伝えたいんだ」
重要な情報か。
「分かった。いつでもいいぞ」
「良かった。それじゃ今度の土曜日にお邪魔していいか?」
「うちでか?」
「うん。雪野さんも一緒に行くから」
「ん?」
「二人でお前に報告したい」
「?」
情報ではないらしい。
「分かった。じゃあまた泊って行けよ」
「いいのか!」
「もちろんだ。3時頃に来てくれ」
「ありがとう!」
「ああ、鳩サブレーだぞ」
「お前、こないだは」
「いいから!」
「分かった」
二人で報告か。
まあ、何となく分かった。
別に俺なんかにいちいち言わなくてもいいのだが。
土曜日。
俺が門まで迎えに出た。
おしゃぶりを咥えている。
早乙女と雪野さんが驚いていた。
玄関でロボが出迎える。
ヒラヒラのベビーキャップを被っている。
リヴィングへ上げる。
全員おしゃぶりを咥えている。
「「……」」
早乙女たちが黙り込んだ。
「おお、そう言えば何か報告があるらしいな?」
俺がテーブルへ座らせ、亜紀ちゃんがニコニコして紅茶を出した。
「なんの報告なんだ?」
「それだ」
「え?」
「子どもが出来たんだ」
「そうなのか!」
「「「「「えぇー」」」」」
「お前ら! 分かって言ってるだろう!」
「「「「「「ワハハハハハハハ!」」」」」」」
みんなで「おめでとう」と言った。
「いつ生まれるんだ?」
「ああ、10月の下旬の予定だ」
「そうか! じゃあ今は無理しないでな」
「ありがとう」
早乙女は赤くなって礼を言った。
「そうかぁー! じゃあ……」
俺は計算した。
「ん?」
「石神、どうした?」
「おい、じゃあ仕込んだのは」
「おい!」
雪野さんも赤くなっている。
「お前、もしかして……」
「なんだ!」
「うちで仕込んだのかぁ!」
「「「「「!」」」」」
「にゃ!」
去年の暮れに、早乙女たちをうちに泊めた。
「あ、ああ、そういう話か。そうだ。丁度雪野さんが、その、あれで」
「排卵日か」
「それ」
早乙女がさほど隠そうともせずに言った。
こいつには何か嬉しいことなのかもしれない。
「お前、よりにもよって俺の家でヤッタのか!」
「不味かったか?」
「そんなわけあるかぁ! よし! じゃあ、あの部屋は早乙女夫妻の妊娠の間ということで永久保存するからな!」
「やめてくれぇ!」
「今後もどんどん使ってくれな!」
「おい、石神!」
みんなで笑った。
雪野さんも笑った。
早乙女が虎屋の羊羹をくれた。
「鳩サブレーだって言っただろう」
「お前! それで前回散々文句を言っただろう!」
雪野さんが大笑いした。
「折角新しい文句を考えてたのに」
「石神、なぁ」
「おい、ところで俺が前に言ったことを覚えてるか?」
「何のことだ?」
「結婚式の時に言っただろう!」
「え?」
「「次は出産祝いだ」っておっしゃってたわ」
「おい!」
雪野さんが覚えており、早乙女が焦った。
俺は大笑いした。
「まあ、覚悟しておけ」
「やめてくれ! 石神!」
「そうだ雪野さん、何か食べたいものはありますか?」
「まだ悪阻はありませんから。普通に食べれますよ」
「そうですか。亜紀ちゃん!」
「はい!」
頂いた羊羹を切っていた亜紀ちゃんが返事した。
「今日の夕飯はメザシはやめだ!」
「はーい!」
「雪野さんのために、もうちょっと栄養のあるものにするぞ」
「分かりましたー!」
雪野さんが笑った。
俺は栞に無事子どもが生まれたことを話した。
二人とも喜んで聞いてくれた。
「まあ、ちょっと場所は言えないんだが、そのうちに会わせるよ」
「楽しみにしてる」
「俺も時々しか会いに行けないんだけどな。まあ栞も子どもも元気だから安心だ」
「そうか」
写真が見たいと言うので、アルバムを見せてやった。
早乙女と雪野さんがニコニコしながら見てくれた。
子どもたちも集まって来る。
「私たちもまだ見てないんです。早く見たいなー」
亜紀ちゃんが言った。
「もう少ししたらな」
「石神さんに似てますね」
「そうかな。自分ではよく分からないな」
「またまたー! そう思ってるくせに」
亜紀ちゃんがからかう。
俺も笑った。
「まあ、女ばっかりの家族に待望の男児だしな。俺も嬉しいよ」
皇紀も喜んでいる。
楽しく話し、子どもたちは夕飯の準備を始めた。
俺は早乙女たちを地下へ誘った。
「先日、蓮花の研究所が襲われたんだ」
「え!」
「栞がそこにいると、「業」が考えたんだな」
「え! 違うのか!」
「まあな」
「そんな、最も安全な場所だと思っていたよ」
「そうだな」
俺も以前はそう考えていた。
みんなそうだ。
もちろん、「業」もそう考えた。
蓮花研究所の防備は硬い。
しかし、結果を見れば、危うかった。
今回「業」が退いたのは栞がいないことが分かったからだ。
そうでなければ、あいつは戦い続け、もしかすると「地獄道」も千両の「虎王」も突破したかもしれない。
俺は後から聞いた「業」の能力に驚いていた。
「お前たちにも場所は言えない。それは分かってくれ」
「もちろんだ。第一蓮花さんの研究所にいるとも最初から聞いていない。勝手にそう思っていただけだ」
俺は「業」自ら乗り込んで来たことと、それを仕留め切れなかったことを話した。
そして「業」の能力のことを。
「早乙女、お前は綺羅々との戦闘で、妖魔の存在を見たな」
「ああ」
「「業」は強大な妖魔を取り込み、恐ろしい力を発揮していた。つまり、俺たちはそれに対抗しなければならない」
「分かっている」
俺は二人を見た。
「俺は早乙女に、その専門チームを編成してもらいたい」
「「!」」
「警察の中で、それを認めさせる困難は分かる。しかしお前は実際に戦闘をし、その恐ろしさは分かっている。だからお前に」
「石神、分かった。俺に任せてくれ」
早乙女が笑顔でそう言った。
「ああ、やっと石神に頼ってもらえた」
「良かったですね」
「うん。雪野さんには苦労を掛けるかもしれない」
「平気ですよ。私もそのためにあなたと結婚したのですから」
早乙女夫妻が微笑み合った。
「警察内での組織は難しいだろう。超法規的に外部から取り込むしかないと考えている」
「そうだな。道間家の力を借りることになるだろう」
「それだけではない。早乙女、この問題は固定するな」
「ああ、分かった」
俺はこの話題を終え、楽しい話に切り替えた。
「まあ、またこの問題は話し合おう。ところでな」
「なんだ?」
「家主として確認したい」
「どうした?」
「お前ら、どういう体位で受精した?」
早乙女が本気で怒った。
雪野さんは大笑いした。
俺が栞とどういう体位でか話すと言ったが、早乙女は聞きたくないと言った。
後日早乙女を酔わせ、風呂でもやったとゲロした。
どうりで風呂上がりにニコニコしていたはずだ。
早乙女から連絡が来た。
「ちょっと石神に報告したいことがあるんだ」
「なんだよ?」
「あのな、それは直接会って伝えたいんだ」
重要な情報か。
「分かった。いつでもいいぞ」
「良かった。それじゃ今度の土曜日にお邪魔していいか?」
「うちでか?」
「うん。雪野さんも一緒に行くから」
「ん?」
「二人でお前に報告したい」
「?」
情報ではないらしい。
「分かった。じゃあまた泊って行けよ」
「いいのか!」
「もちろんだ。3時頃に来てくれ」
「ありがとう!」
「ああ、鳩サブレーだぞ」
「お前、こないだは」
「いいから!」
「分かった」
二人で報告か。
まあ、何となく分かった。
別に俺なんかにいちいち言わなくてもいいのだが。
土曜日。
俺が門まで迎えに出た。
おしゃぶりを咥えている。
早乙女と雪野さんが驚いていた。
玄関でロボが出迎える。
ヒラヒラのベビーキャップを被っている。
リヴィングへ上げる。
全員おしゃぶりを咥えている。
「「……」」
早乙女たちが黙り込んだ。
「おお、そう言えば何か報告があるらしいな?」
俺がテーブルへ座らせ、亜紀ちゃんがニコニコして紅茶を出した。
「なんの報告なんだ?」
「それだ」
「え?」
「子どもが出来たんだ」
「そうなのか!」
「「「「「えぇー」」」」」
「お前ら! 分かって言ってるだろう!」
「「「「「「ワハハハハハハハ!」」」」」」」
みんなで「おめでとう」と言った。
「いつ生まれるんだ?」
「ああ、10月の下旬の予定だ」
「そうか! じゃあ今は無理しないでな」
「ありがとう」
早乙女は赤くなって礼を言った。
「そうかぁー! じゃあ……」
俺は計算した。
「ん?」
「石神、どうした?」
「おい、じゃあ仕込んだのは」
「おい!」
雪野さんも赤くなっている。
「お前、もしかして……」
「なんだ!」
「うちで仕込んだのかぁ!」
「「「「「!」」」」」
「にゃ!」
去年の暮れに、早乙女たちをうちに泊めた。
「あ、ああ、そういう話か。そうだ。丁度雪野さんが、その、あれで」
「排卵日か」
「それ」
早乙女がさほど隠そうともせずに言った。
こいつには何か嬉しいことなのかもしれない。
「お前、よりにもよって俺の家でヤッタのか!」
「不味かったか?」
「そんなわけあるかぁ! よし! じゃあ、あの部屋は早乙女夫妻の妊娠の間ということで永久保存するからな!」
「やめてくれぇ!」
「今後もどんどん使ってくれな!」
「おい、石神!」
みんなで笑った。
雪野さんも笑った。
早乙女が虎屋の羊羹をくれた。
「鳩サブレーだって言っただろう」
「お前! それで前回散々文句を言っただろう!」
雪野さんが大笑いした。
「折角新しい文句を考えてたのに」
「石神、なぁ」
「おい、ところで俺が前に言ったことを覚えてるか?」
「何のことだ?」
「結婚式の時に言っただろう!」
「え?」
「「次は出産祝いだ」っておっしゃってたわ」
「おい!」
雪野さんが覚えており、早乙女が焦った。
俺は大笑いした。
「まあ、覚悟しておけ」
「やめてくれ! 石神!」
「そうだ雪野さん、何か食べたいものはありますか?」
「まだ悪阻はありませんから。普通に食べれますよ」
「そうですか。亜紀ちゃん!」
「はい!」
頂いた羊羹を切っていた亜紀ちゃんが返事した。
「今日の夕飯はメザシはやめだ!」
「はーい!」
「雪野さんのために、もうちょっと栄養のあるものにするぞ」
「分かりましたー!」
雪野さんが笑った。
俺は栞に無事子どもが生まれたことを話した。
二人とも喜んで聞いてくれた。
「まあ、ちょっと場所は言えないんだが、そのうちに会わせるよ」
「楽しみにしてる」
「俺も時々しか会いに行けないんだけどな。まあ栞も子どもも元気だから安心だ」
「そうか」
写真が見たいと言うので、アルバムを見せてやった。
早乙女と雪野さんがニコニコしながら見てくれた。
子どもたちも集まって来る。
「私たちもまだ見てないんです。早く見たいなー」
亜紀ちゃんが言った。
「もう少ししたらな」
「石神さんに似てますね」
「そうかな。自分ではよく分からないな」
「またまたー! そう思ってるくせに」
亜紀ちゃんがからかう。
俺も笑った。
「まあ、女ばっかりの家族に待望の男児だしな。俺も嬉しいよ」
皇紀も喜んでいる。
楽しく話し、子どもたちは夕飯の準備を始めた。
俺は早乙女たちを地下へ誘った。
「先日、蓮花の研究所が襲われたんだ」
「え!」
「栞がそこにいると、「業」が考えたんだな」
「え! 違うのか!」
「まあな」
「そんな、最も安全な場所だと思っていたよ」
「そうだな」
俺も以前はそう考えていた。
みんなそうだ。
もちろん、「業」もそう考えた。
蓮花研究所の防備は硬い。
しかし、結果を見れば、危うかった。
今回「業」が退いたのは栞がいないことが分かったからだ。
そうでなければ、あいつは戦い続け、もしかすると「地獄道」も千両の「虎王」も突破したかもしれない。
俺は後から聞いた「業」の能力に驚いていた。
「お前たちにも場所は言えない。それは分かってくれ」
「もちろんだ。第一蓮花さんの研究所にいるとも最初から聞いていない。勝手にそう思っていただけだ」
俺は「業」自ら乗り込んで来たことと、それを仕留め切れなかったことを話した。
そして「業」の能力のことを。
「早乙女、お前は綺羅々との戦闘で、妖魔の存在を見たな」
「ああ」
「「業」は強大な妖魔を取り込み、恐ろしい力を発揮していた。つまり、俺たちはそれに対抗しなければならない」
「分かっている」
俺は二人を見た。
「俺は早乙女に、その専門チームを編成してもらいたい」
「「!」」
「警察の中で、それを認めさせる困難は分かる。しかしお前は実際に戦闘をし、その恐ろしさは分かっている。だからお前に」
「石神、分かった。俺に任せてくれ」
早乙女が笑顔でそう言った。
「ああ、やっと石神に頼ってもらえた」
「良かったですね」
「うん。雪野さんには苦労を掛けるかもしれない」
「平気ですよ。私もそのためにあなたと結婚したのですから」
早乙女夫妻が微笑み合った。
「警察内での組織は難しいだろう。超法規的に外部から取り込むしかないと考えている」
「そうだな。道間家の力を借りることになるだろう」
「それだけではない。早乙女、この問題は固定するな」
「ああ、分かった」
俺はこの話題を終え、楽しい話に切り替えた。
「まあ、またこの問題は話し合おう。ところでな」
「なんだ?」
「家主として確認したい」
「どうした?」
「お前ら、どういう体位で受精した?」
早乙女が本気で怒った。
雪野さんは大笑いした。
俺が栞とどういう体位でか話すと言ったが、早乙女は聞きたくないと言った。
後日早乙女を酔わせ、風呂でもやったとゲロした。
どうりで風呂上がりにニコニコしていたはずだ。
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