1,031 / 2,806
レイラ Ⅳ
しおりを挟む
双子は次々と俺を導いていく。
「あんなに真っ黒いのはすぐに分かるよ」
「タカさん、あっち!」
双子を頼った俺だったが、レイラがそんなに「黒」になっていたと知り、堪らなかった。
俺たちは町の外れの高級マンションに到着した。
マンション近くの駐車場にハマーを入れる。
「最上階だね」
24時間守衛が籠もっている。
俺たちは飛んで屋上に降りた。
部屋を特定した。
「お前たちはここにいてくれ」
「「はい!」」
俺はベランダに降りた。
カーテンが開いていた。
ベッドで寝ているレイラを見つけた。
俺はサッシを蹴とばし、強引に部屋へ侵入した。
「石神さん!」
レイラが叫んだ。
「お前、こんな所で何をしている」
「ここは私の家です」
レイラがベッドから立ち上がって言った。
以前よりも相当痩せている。
パジャマを着ているが、ぶかぶかだ。
顔は肉が落ち、美しかった容貌は見る影もない。
「お前にそんな金はねぇ。どうした」
「……」
「奪ったか」
「……」
「もう復讐じゃねぇな。無関係な人間を殺したか」
「そうですよ」
レイラがニヤリと笑った。
「私は強くなりました。もう誰にも負けない。警察だって私を捕まえられない。私は何でも好きなように出来るんです」
「バカが」
「石神さんのお陰ですよね? あの時私に石神さんの血が入って、こんな素晴らしい身体に!」
「バカヤロウ!」
「石神さんがお金持ちなのも分かりましたよ。何だって出来ますもんね! こんな力があれば、幾らでもお金でも何でも」
そう言ってレイラはベッドに座った。
息が荒い。
「私ね、あの四人に連れられて、散々レイプされたんですよ」
「お前……」
「10人以上にマワされて。痛いなんてもんじゃなかった。お尻にまで突っ込まれて。その後も何度も連れて行かれて」
「やめろ」
「親にも話せなかった。誰も助けてくれなかった。石神さん、分かります?」
「分からねぇよ」
「そうですよね」
レイラはうつむいて泣いた。
「分かるわけないですよ。何度も死のうと思った」
「……」
レイラが俺を見た。
痩せこけた顔で、目だけを光らせて俺を見詰めた。
「でも、石神さんが助けてくれたんです! 命じゃない! 私自身を!」
レイラが手を拡げた。
「ほら! 今はこんなに贅沢に生きてます! 何でも手に入る。宝石だってお金だって! 石神さんが助けてくれたからですよ!」
涙を流しながら、レイラは笑っていた。
「あー! こんな日が来るなんて! あいつらを思い切り殺してやりました! 一人ずつ、泣いて脅えて! 四人には自分のクソを塗りたくってやったぁ! アハハハハハハ!」
レイラは狂ったように笑った。
「私をレイプした連中は、内臓を見せつけてやって、死ぬまで嬲ってやった! 何時間もいじめながら殺した!」
「お前は、お前に手出ししなかった人間も殺しただろう」
「そうですよ? でも、そいつらだって私を助けてくれなかったんですから。いいじゃないですか」
「何を言ってやがる!」
レイラはまた笑った。
その後で、唐突に黙り込んだ。
もう精神状態は普通じゃなかった。
「でもね、石神さん。私もダメになっちゃった」
「レイラ……」
「もうダメ。段々体中が痛くなっちゃって。苦しくって。丁度ね、ヤクザの所にヘロインがあったんです。それを使ったら痛みが消えて。でもそれももう限界。一杯注射しても効かなくなって来ちゃった」
「そうだろうな」
「だから石神さんも、本当には私を助けてはくれなかったんだなって」
「レイラ……」
「あの時の綺麗な人が石神さんの恋人なんでしょ?」
「だから襲ったのか」
「うん。石神さんも苦しめばいいんだ」
「そうだな」
「でも、それもダメだった。まさかあの人もあの技が使えるなんて。流石だね」
「そうだな」
レイラはベッドに横になり、苦しみ出した。
「石神さん、私を殺しに来たんでしょ?」
「そうだ」
「じゃあやって。どうせ誰も私を助けてはくれないんだから」
「そうだな」
レイラは目を閉じた。
俺はベッドの足元に座った。
「お前、何で俺に復讐してくれって頼まなかったんだ」
「え?」
レイラが俺を見た。
「俺には何人も恋人がいる。お前が襲ったのはその一人だ」
「そうなんだ」
「半年前に、その恋人の一人がアメリカの軍隊の陰謀で殺された」
「そうなの」
「だから俺はそいつらを皆殺しにした。数万人を殺し、西海岸を半壊させた」
「え!」
レイラが驚いていた。
「お前もニュースで知っているだろう。テロリストにアメリカが襲われたって。それが俺だ」
「うそ……」
「お前が使うようになった技。俺はもっと大規模なものが使える。それこそ大陸を破壊するような技を持っている」
「そんな……」
「俺は俺が大事な人間のためなら何でもやる。なのにどうしてお前は俺を頼らなかったぁ!」
レイラがまた泣いた。
「お前をあの日見た時。両親が死んで、雨に濡れて血塗れて路上に倒れていたお前を見た時! 俺は必ずお前を助けたいと思った!」
「石神さん……」
「可哀そうにと思った! なんて運命だと思った! だからお前を助けたくて俺は自分の血をやり、その後も面倒をみようと思った! なのにお前は……」
「もういいんですよ」
「いいわけあるかぁ!」
俺はレイラの胸倉を掴んだ。
パジャマのボタンがはじけ、レイラの胸が露わになった。
「こんなに痩せやがって」
「石神さん……」
「あんなに飯を喰わせたのに。お前はこんなに痩せてしまって」
「……」
「もういいんです。ありがとうございました。石神さんと出会えて良かった」
「ばかやろう……」
「私はバカだったな。ちゃんと生きれば良かった」
「その通りだ」
「でも我慢できなかったんですよ。何も出来なかった自分に。だから出来るようになっちゃって、夢中になって」
「ばかやろう」
「自分を助けてくれなかった人間たちまで憎くなっちゃった。バカですね」
「そうだ」
「石神さんの恋人を殺さなくて良かったな。綺麗な人ですよね」
「そうだ。あんなに美しい女を他に知らない」
「じゃあ、私なんか、最初から無理でしたね」
レイラは笑い、また一層息を荒くしていった。
「お前を最初に見た時」
「はい」
「アメリカで死んだ女にそっくりで驚いたんだ」
「え?」
「「レイ」という名前でな。名前まで同じでまた驚いた」
「……」
「お前を見ていると、レイを今度は助けられたような気分だったよ。本当は生活の面倒まで見る気は無かったんだけどな。自分で気持ちを止めることは出来なかった。お前に何でもしてやりたいと思った」
「そうだったんですね」
「レイラ。お前は綺麗だよ」
「ありがとうございます」
レイラは眠った。
もう苦しんではいなかった。
微笑んだまま、息を引き取った。
俺はレイラを抱いて、屋上へ上がった。
「タカさん、さっき魂が地面に吸い込まれて行ったよ」
「そうか」
「その人をどうするの?」
「蓮花の研究所へ運ぶ」
「調べなきゃだよね」
「そうだ」
ルーとハーが俺の両腕を掴んだ。
「タカさん、また泣いてるのね」
「そうだな」
「タカさん、帰ろう」
「そうだな」
俺たちは地上に降り、ハマーにレイラを積んで毛布をかけた。
俺はハンドルに突っ伏した。
二人は何も言わずに、俺が発進するまで後のシートで黙ってくれていた。
「あんなに真っ黒いのはすぐに分かるよ」
「タカさん、あっち!」
双子を頼った俺だったが、レイラがそんなに「黒」になっていたと知り、堪らなかった。
俺たちは町の外れの高級マンションに到着した。
マンション近くの駐車場にハマーを入れる。
「最上階だね」
24時間守衛が籠もっている。
俺たちは飛んで屋上に降りた。
部屋を特定した。
「お前たちはここにいてくれ」
「「はい!」」
俺はベランダに降りた。
カーテンが開いていた。
ベッドで寝ているレイラを見つけた。
俺はサッシを蹴とばし、強引に部屋へ侵入した。
「石神さん!」
レイラが叫んだ。
「お前、こんな所で何をしている」
「ここは私の家です」
レイラがベッドから立ち上がって言った。
以前よりも相当痩せている。
パジャマを着ているが、ぶかぶかだ。
顔は肉が落ち、美しかった容貌は見る影もない。
「お前にそんな金はねぇ。どうした」
「……」
「奪ったか」
「……」
「もう復讐じゃねぇな。無関係な人間を殺したか」
「そうですよ」
レイラがニヤリと笑った。
「私は強くなりました。もう誰にも負けない。警察だって私を捕まえられない。私は何でも好きなように出来るんです」
「バカが」
「石神さんのお陰ですよね? あの時私に石神さんの血が入って、こんな素晴らしい身体に!」
「バカヤロウ!」
「石神さんがお金持ちなのも分かりましたよ。何だって出来ますもんね! こんな力があれば、幾らでもお金でも何でも」
そう言ってレイラはベッドに座った。
息が荒い。
「私ね、あの四人に連れられて、散々レイプされたんですよ」
「お前……」
「10人以上にマワされて。痛いなんてもんじゃなかった。お尻にまで突っ込まれて。その後も何度も連れて行かれて」
「やめろ」
「親にも話せなかった。誰も助けてくれなかった。石神さん、分かります?」
「分からねぇよ」
「そうですよね」
レイラはうつむいて泣いた。
「分かるわけないですよ。何度も死のうと思った」
「……」
レイラが俺を見た。
痩せこけた顔で、目だけを光らせて俺を見詰めた。
「でも、石神さんが助けてくれたんです! 命じゃない! 私自身を!」
レイラが手を拡げた。
「ほら! 今はこんなに贅沢に生きてます! 何でも手に入る。宝石だってお金だって! 石神さんが助けてくれたからですよ!」
涙を流しながら、レイラは笑っていた。
「あー! こんな日が来るなんて! あいつらを思い切り殺してやりました! 一人ずつ、泣いて脅えて! 四人には自分のクソを塗りたくってやったぁ! アハハハハハハ!」
レイラは狂ったように笑った。
「私をレイプした連中は、内臓を見せつけてやって、死ぬまで嬲ってやった! 何時間もいじめながら殺した!」
「お前は、お前に手出ししなかった人間も殺しただろう」
「そうですよ? でも、そいつらだって私を助けてくれなかったんですから。いいじゃないですか」
「何を言ってやがる!」
レイラはまた笑った。
その後で、唐突に黙り込んだ。
もう精神状態は普通じゃなかった。
「でもね、石神さん。私もダメになっちゃった」
「レイラ……」
「もうダメ。段々体中が痛くなっちゃって。苦しくって。丁度ね、ヤクザの所にヘロインがあったんです。それを使ったら痛みが消えて。でもそれももう限界。一杯注射しても効かなくなって来ちゃった」
「そうだろうな」
「だから石神さんも、本当には私を助けてはくれなかったんだなって」
「レイラ……」
「あの時の綺麗な人が石神さんの恋人なんでしょ?」
「だから襲ったのか」
「うん。石神さんも苦しめばいいんだ」
「そうだな」
「でも、それもダメだった。まさかあの人もあの技が使えるなんて。流石だね」
「そうだな」
レイラはベッドに横になり、苦しみ出した。
「石神さん、私を殺しに来たんでしょ?」
「そうだ」
「じゃあやって。どうせ誰も私を助けてはくれないんだから」
「そうだな」
レイラは目を閉じた。
俺はベッドの足元に座った。
「お前、何で俺に復讐してくれって頼まなかったんだ」
「え?」
レイラが俺を見た。
「俺には何人も恋人がいる。お前が襲ったのはその一人だ」
「そうなんだ」
「半年前に、その恋人の一人がアメリカの軍隊の陰謀で殺された」
「そうなの」
「だから俺はそいつらを皆殺しにした。数万人を殺し、西海岸を半壊させた」
「え!」
レイラが驚いていた。
「お前もニュースで知っているだろう。テロリストにアメリカが襲われたって。それが俺だ」
「うそ……」
「お前が使うようになった技。俺はもっと大規模なものが使える。それこそ大陸を破壊するような技を持っている」
「そんな……」
「俺は俺が大事な人間のためなら何でもやる。なのにどうしてお前は俺を頼らなかったぁ!」
レイラがまた泣いた。
「お前をあの日見た時。両親が死んで、雨に濡れて血塗れて路上に倒れていたお前を見た時! 俺は必ずお前を助けたいと思った!」
「石神さん……」
「可哀そうにと思った! なんて運命だと思った! だからお前を助けたくて俺は自分の血をやり、その後も面倒をみようと思った! なのにお前は……」
「もういいんですよ」
「いいわけあるかぁ!」
俺はレイラの胸倉を掴んだ。
パジャマのボタンがはじけ、レイラの胸が露わになった。
「こんなに痩せやがって」
「石神さん……」
「あんなに飯を喰わせたのに。お前はこんなに痩せてしまって」
「……」
「もういいんです。ありがとうございました。石神さんと出会えて良かった」
「ばかやろう……」
「私はバカだったな。ちゃんと生きれば良かった」
「その通りだ」
「でも我慢できなかったんですよ。何も出来なかった自分に。だから出来るようになっちゃって、夢中になって」
「ばかやろう」
「自分を助けてくれなかった人間たちまで憎くなっちゃった。バカですね」
「そうだ」
「石神さんの恋人を殺さなくて良かったな。綺麗な人ですよね」
「そうだ。あんなに美しい女を他に知らない」
「じゃあ、私なんか、最初から無理でしたね」
レイラは笑い、また一層息を荒くしていった。
「お前を最初に見た時」
「はい」
「アメリカで死んだ女にそっくりで驚いたんだ」
「え?」
「「レイ」という名前でな。名前まで同じでまた驚いた」
「……」
「お前を見ていると、レイを今度は助けられたような気分だったよ。本当は生活の面倒まで見る気は無かったんだけどな。自分で気持ちを止めることは出来なかった。お前に何でもしてやりたいと思った」
「そうだったんですね」
「レイラ。お前は綺麗だよ」
「ありがとうございます」
レイラは眠った。
もう苦しんではいなかった。
微笑んだまま、息を引き取った。
俺はレイラを抱いて、屋上へ上がった。
「タカさん、さっき魂が地面に吸い込まれて行ったよ」
「そうか」
「その人をどうするの?」
「蓮花の研究所へ運ぶ」
「調べなきゃだよね」
「そうだ」
ルーとハーが俺の両腕を掴んだ。
「タカさん、また泣いてるのね」
「そうだな」
「タカさん、帰ろう」
「そうだな」
俺たちは地上に降り、ハマーにレイラを積んで毛布をかけた。
俺はハンドルに突っ伏した。
二人は何も言わずに、俺が発進するまで後のシートで黙ってくれていた。
2
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる