982 / 2,912
第十回「石神くんスキスキ乙女会議」: しばらくお別れだね!
しおりを挟む
12月初旬の土曜日。
「えー、それでは第十回「石神くんスキスキ乙女会議」これでしばらくサヨウナラ」を開催します!」
「えー、なんかちょっと悲しー」
「はい、そこの「ヤリまくりで出来ちゃった娘」は黙って」
「ひどいよー!」
みんなが笑っている。
年内で栞が病院を退職し、東京を離れることが決まっており、「乙女会議」のメンバーたちが送別会も兼ねての集まりを企画した。
妊婦である栞は酒は飲まない。
一江たちは安心して飲める。
一江、大森、六花、鷹、そして亜紀とルー、ハー、それに柳。
場所は一江のマンションでは手狭なのとドアがほとんど無い(トイレも)ため、栞の自宅に集まっていた。
ここであれば、栞が移動しなくても済み、また広いリヴィングもあるためだ。
「初めて来た。いい家だねぇ」
「ありがとー」
一江が言い、栞が喜んだ。
「でも、しばらくここは空き家になるのか」
大森。
「それがね、今ちょっと石神くんがある人を誘っているところなの」
「誰?」
「うーん、まだちょっと言えないかなー。決まってからはみんなにも伝わるだろうけど」
「あ! 早乙女さんたちとか!」
「違うよ、亜紀ちゃん。流石にこの家は警察関係者はねー」
「そうか!」
大量の武器弾薬がある。
早乙女はもちろん大丈夫だが、関係者が出入りすることもあるかもしれない。
亜紀ちゃんたちが料理をテーブルに運ぶ。
一江たちも、酒の用意を始める。
一江と大森は薩摩焼酎。
亜紀ちゃんはワイルドターキー。
六花と柳はハイネケン。
双子はメロンクリームソーダ、カルピス等。
栞は「ミロ」だ。
石神が冗談で出したものが気に入ったらしい。
「それじゃー! 栞の出立と元気な赤ちゃんのためにー! 乾杯!」
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
大量のローストビーフ(石神謹製)。
大量のステーキ(石神家子)。
大量の唐揚げ(石神家子)。
海老真丈(鷹)。
鰆とギンムツの西京焼き(鷹)。
各種御造り(鷹)。
高野豆腐・焼き豆腐の煮びたし(鷹)。
根菜の煮物(鷹)。
素揚げナスの酢醤油仕立て(鷹)。
餃子(大森)。
麻婆豆腐(大森)。
焼きそば(大森)。
エビ天(一江←鷹監修)。
野菜天(一江←鷹監修)。
ポッキー(六花)。
きのこの里(六花)。
ピンポン玉(ロボ貸与)。
テーブルに乗りきらず、キッチンにも大量にある。
まあ、石神家と六花がいるので、片付けながら食べようということになった。
みんなでワイワイと楽し気に飲み食いした。
「第一回は悲惨だったよねー」
一江が懐かしそうに言った。
「警察沙汰だったもんね」
栞も笑いながら言う。
店で大暴れし、警察まで迎えに来た石神の高級スーツを大量の吐瀉物で汚した。
「第二回は栞の恋の成就に繋がったもんね!」
「やめてよ、陽子!」
栞は恥ずかしそうに笑った。
悲惨な飲み会の後で石神に思いを打ち明け、結ばれることになった。
「第三回は、栞の本性が出たかー」
大森が懐かしそうに言う。
一江のマンションで初めて飲んだ時だ。
栞に潰された。
「第四回も酷かったなー」
一江のマンションの部屋で、栞にみんな潰された。
「自分が参加することになった時ですね」
六花が唐揚げを呑み込んで言った。
「第五回は……」
「あれはやめようよ!」
スッポンで食中毒になり、全員が垂れ流し状態になった。
「自分はあれで、新たな境地が……」
「六花、やめろ!」
そうだったらしい。
「第六回は、響子だね」
「まさかあんなことになるとはなー」
銀座で火事を起こした。
「それで次の第七回!」
「あれは良かったよねー!」
「部長と院長だよなー!」
二人が女装して参加し、初めて無事(最後に頭から出血程度)で終わった。
「第八回はまあまあだよね?」
「お前がヤクザと揉めただろう!」
「アハハハハ!」
栞がヤクザをぶっとばし、大乱闘になった。
「次は……」
「「ごめんなさいー!」」
双子が謝る。
一江のマンションで暴れ、そのまま国道246で日本中を騒がせる大事件を起こした。
「あ、あれは勘定に入れて無いから!」
一江が雰囲気を壊すまいと叫んだ。
「で、本当は十回の第九回」
「あれは良かったですよね!」
亜紀ちゃんが楽しそうに言った。
新宿のゲイバー『薔薇乙女』でのものだ。
「それで丹沢かー」
「あれも番外編だよ」
「訓練だったもんなー」
「「エヘヘヘヘ」」
双子が笑った。
「でも、思い返すと全部楽しかったよね?」
一江と大森がちょっとそう言った栞を睨んだが、やがて笑った。
「まあ、そういうことにするか!」
「そうだな」
みんなが笑った。
鷹が栞に緑茶はどうかと聞き、栞が礼を言った。
「栞は蓮花さんのとこか」
一江が言った。
「え、一応秘密なんだけど」
「分かるよ。防衛設備が万全で、護衛の恐ろしく強い兵士もいて。おまけに医療設備もばっちりじゃないか」
「アハハハハ。そりゃそうだよね」
「実家からも近いしな」
「うん。あそこなら間違いなく大丈夫だよね」
「やっぱりそうだったんですか!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
「ああ。でも亜紀ちゃん、まだ本当に秘密だぞ?」
「はい! 私もそう思ってたんですけど」
「うん。でもなるべく隠さないとな」
「でも、石神くんにしては、ちょっとって感じ。私たちのことを知っている相手なら、大体予想は付くと思うんだけどな」
「そうだけど、そう言ったって、あそこは落とせないよ」
「そうだね!」
双子がネコ耳を付けた。
石神家「ロボ芸」を始める。
ルーが「ロボ・ピンポン」を披露し、ハーが「ロボ・ジルバ」を踊った。
亜紀と柳が「貧乳芸」を披露し、風船のオッパイバレーを見せる。
一江と大森がキワドイ「レズ漫才」を披露し、爆笑を誘った。
六花が歌うと言うので、みんなで止めた。
ちょっと悲しそうな顔をしたが、ルーが唐揚げを口に突っ込むとニコニコした。
鷹が、日本舞踊「南部坂・雪の別れ」を女性らしく優雅に舞った。
栞が泣いた。
みんなでまた話し、楽しく盛り上がった。
最後にみんながベビー服などをプレゼントした。
栞は笑って受け取っていたが、また最後に泣いてしまった。
「みんな蓮花さんの研究所には仕事で何度も行くんだからさ」
一江が慰める。
「そうですよ! 私たちも訓練も兼ねてしょっちゅう行きますし!」
「「そうそう!」」
「そうですよ!」
亜紀たちが言う。
「私も行きますー!」
六花も泣きながら言った。
みんなで笑いながら後片付けをして、帰った。
鷹だけが残り、泊まることになっていた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「タカさーん! 帰りましたー!」
玄関で亜紀ちゃんが叫んだ。
ロボが走って出迎えに行った。
「おう、お帰り! 楽しかったか?」
「「「「はい!」」」」
「無事に終わったようだな」
「「「「アハハハハハハ!」」」」
散々飲み食いしたはずだが、俺が夕飯はどうすると聞くと、食べると言った。
笑って寸胴のシチューを温めた。
「栞さんも楽しそうでしたよ!」
「そうか」
「でも、お酒が飲みたかったみたいだった」
「そりゃな。でも、もうちょっとの我慢だ」
「「うん!」」
亜紀ちゃんたちが、「乙女会議」の楽しかった話をする。
「結局よ」
「なんですか?」
「毎回の異常事態は、全部栞が元凶だったということだな」
「「「「アハハハハハハ!」」」」
亜紀ちゃんがコーヒーを淹れて来る。
俺の前に最初に置いた。
「タカさん、栞さんは蓮花さんの所へ行くんですね?」
「なんだ、やっぱりあいつはバラしたか」
「しょうがないですよ。みんなそうだと気付いていましたから」
「そうか」
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
栞はその後、蓮花の研究所へ移動した。
「いらっしゃいませ、栞様」
「蓮花、しばらくお世話になるね!」
「はい。明日にはお迎えの方がいらっしゃいますが」
「え?」
「ここは少々、耳目に及んでおりますゆえ」
「はい?」
数日後、栞は激しいブリザードの中に立っていた。
「さむいよー! 石神くーん!」
誰も知らない場所で、栞は大きく叫んだ。
「えー、それでは第十回「石神くんスキスキ乙女会議」これでしばらくサヨウナラ」を開催します!」
「えー、なんかちょっと悲しー」
「はい、そこの「ヤリまくりで出来ちゃった娘」は黙って」
「ひどいよー!」
みんなが笑っている。
年内で栞が病院を退職し、東京を離れることが決まっており、「乙女会議」のメンバーたちが送別会も兼ねての集まりを企画した。
妊婦である栞は酒は飲まない。
一江たちは安心して飲める。
一江、大森、六花、鷹、そして亜紀とルー、ハー、それに柳。
場所は一江のマンションでは手狭なのとドアがほとんど無い(トイレも)ため、栞の自宅に集まっていた。
ここであれば、栞が移動しなくても済み、また広いリヴィングもあるためだ。
「初めて来た。いい家だねぇ」
「ありがとー」
一江が言い、栞が喜んだ。
「でも、しばらくここは空き家になるのか」
大森。
「それがね、今ちょっと石神くんがある人を誘っているところなの」
「誰?」
「うーん、まだちょっと言えないかなー。決まってからはみんなにも伝わるだろうけど」
「あ! 早乙女さんたちとか!」
「違うよ、亜紀ちゃん。流石にこの家は警察関係者はねー」
「そうか!」
大量の武器弾薬がある。
早乙女はもちろん大丈夫だが、関係者が出入りすることもあるかもしれない。
亜紀ちゃんたちが料理をテーブルに運ぶ。
一江たちも、酒の用意を始める。
一江と大森は薩摩焼酎。
亜紀ちゃんはワイルドターキー。
六花と柳はハイネケン。
双子はメロンクリームソーダ、カルピス等。
栞は「ミロ」だ。
石神が冗談で出したものが気に入ったらしい。
「それじゃー! 栞の出立と元気な赤ちゃんのためにー! 乾杯!」
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
大量のローストビーフ(石神謹製)。
大量のステーキ(石神家子)。
大量の唐揚げ(石神家子)。
海老真丈(鷹)。
鰆とギンムツの西京焼き(鷹)。
各種御造り(鷹)。
高野豆腐・焼き豆腐の煮びたし(鷹)。
根菜の煮物(鷹)。
素揚げナスの酢醤油仕立て(鷹)。
餃子(大森)。
麻婆豆腐(大森)。
焼きそば(大森)。
エビ天(一江←鷹監修)。
野菜天(一江←鷹監修)。
ポッキー(六花)。
きのこの里(六花)。
ピンポン玉(ロボ貸与)。
テーブルに乗りきらず、キッチンにも大量にある。
まあ、石神家と六花がいるので、片付けながら食べようということになった。
みんなでワイワイと楽し気に飲み食いした。
「第一回は悲惨だったよねー」
一江が懐かしそうに言った。
「警察沙汰だったもんね」
栞も笑いながら言う。
店で大暴れし、警察まで迎えに来た石神の高級スーツを大量の吐瀉物で汚した。
「第二回は栞の恋の成就に繋がったもんね!」
「やめてよ、陽子!」
栞は恥ずかしそうに笑った。
悲惨な飲み会の後で石神に思いを打ち明け、結ばれることになった。
「第三回は、栞の本性が出たかー」
大森が懐かしそうに言う。
一江のマンションで初めて飲んだ時だ。
栞に潰された。
「第四回も酷かったなー」
一江のマンションの部屋で、栞にみんな潰された。
「自分が参加することになった時ですね」
六花が唐揚げを呑み込んで言った。
「第五回は……」
「あれはやめようよ!」
スッポンで食中毒になり、全員が垂れ流し状態になった。
「自分はあれで、新たな境地が……」
「六花、やめろ!」
そうだったらしい。
「第六回は、響子だね」
「まさかあんなことになるとはなー」
銀座で火事を起こした。
「それで次の第七回!」
「あれは良かったよねー!」
「部長と院長だよなー!」
二人が女装して参加し、初めて無事(最後に頭から出血程度)で終わった。
「第八回はまあまあだよね?」
「お前がヤクザと揉めただろう!」
「アハハハハ!」
栞がヤクザをぶっとばし、大乱闘になった。
「次は……」
「「ごめんなさいー!」」
双子が謝る。
一江のマンションで暴れ、そのまま国道246で日本中を騒がせる大事件を起こした。
「あ、あれは勘定に入れて無いから!」
一江が雰囲気を壊すまいと叫んだ。
「で、本当は十回の第九回」
「あれは良かったですよね!」
亜紀ちゃんが楽しそうに言った。
新宿のゲイバー『薔薇乙女』でのものだ。
「それで丹沢かー」
「あれも番外編だよ」
「訓練だったもんなー」
「「エヘヘヘヘ」」
双子が笑った。
「でも、思い返すと全部楽しかったよね?」
一江と大森がちょっとそう言った栞を睨んだが、やがて笑った。
「まあ、そういうことにするか!」
「そうだな」
みんなが笑った。
鷹が栞に緑茶はどうかと聞き、栞が礼を言った。
「栞は蓮花さんのとこか」
一江が言った。
「え、一応秘密なんだけど」
「分かるよ。防衛設備が万全で、護衛の恐ろしく強い兵士もいて。おまけに医療設備もばっちりじゃないか」
「アハハハハ。そりゃそうだよね」
「実家からも近いしな」
「うん。あそこなら間違いなく大丈夫だよね」
「やっぱりそうだったんですか!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
「ああ。でも亜紀ちゃん、まだ本当に秘密だぞ?」
「はい! 私もそう思ってたんですけど」
「うん。でもなるべく隠さないとな」
「でも、石神くんにしては、ちょっとって感じ。私たちのことを知っている相手なら、大体予想は付くと思うんだけどな」
「そうだけど、そう言ったって、あそこは落とせないよ」
「そうだね!」
双子がネコ耳を付けた。
石神家「ロボ芸」を始める。
ルーが「ロボ・ピンポン」を披露し、ハーが「ロボ・ジルバ」を踊った。
亜紀と柳が「貧乳芸」を披露し、風船のオッパイバレーを見せる。
一江と大森がキワドイ「レズ漫才」を披露し、爆笑を誘った。
六花が歌うと言うので、みんなで止めた。
ちょっと悲しそうな顔をしたが、ルーが唐揚げを口に突っ込むとニコニコした。
鷹が、日本舞踊「南部坂・雪の別れ」を女性らしく優雅に舞った。
栞が泣いた。
みんなでまた話し、楽しく盛り上がった。
最後にみんながベビー服などをプレゼントした。
栞は笑って受け取っていたが、また最後に泣いてしまった。
「みんな蓮花さんの研究所には仕事で何度も行くんだからさ」
一江が慰める。
「そうですよ! 私たちも訓練も兼ねてしょっちゅう行きますし!」
「「そうそう!」」
「そうですよ!」
亜紀たちが言う。
「私も行きますー!」
六花も泣きながら言った。
みんなで笑いながら後片付けをして、帰った。
鷹だけが残り、泊まることになっていた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「タカさーん! 帰りましたー!」
玄関で亜紀ちゃんが叫んだ。
ロボが走って出迎えに行った。
「おう、お帰り! 楽しかったか?」
「「「「はい!」」」」
「無事に終わったようだな」
「「「「アハハハハハハ!」」」」
散々飲み食いしたはずだが、俺が夕飯はどうすると聞くと、食べると言った。
笑って寸胴のシチューを温めた。
「栞さんも楽しそうでしたよ!」
「そうか」
「でも、お酒が飲みたかったみたいだった」
「そりゃな。でも、もうちょっとの我慢だ」
「「うん!」」
亜紀ちゃんたちが、「乙女会議」の楽しかった話をする。
「結局よ」
「なんですか?」
「毎回の異常事態は、全部栞が元凶だったということだな」
「「「「アハハハハハハ!」」」」
亜紀ちゃんがコーヒーを淹れて来る。
俺の前に最初に置いた。
「タカさん、栞さんは蓮花さんの所へ行くんですね?」
「なんだ、やっぱりあいつはバラしたか」
「しょうがないですよ。みんなそうだと気付いていましたから」
「そうか」
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
栞はその後、蓮花の研究所へ移動した。
「いらっしゃいませ、栞様」
「蓮花、しばらくお世話になるね!」
「はい。明日にはお迎えの方がいらっしゃいますが」
「え?」
「ここは少々、耳目に及んでおりますゆえ」
「はい?」
数日後、栞は激しいブリザードの中に立っていた。
「さむいよー! 石神くーん!」
誰も知らない場所で、栞は大きく叫んだ。
2
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

後宮物語〜身代わり宮女は皇帝に溺愛されます⁉︎〜
菰野るり
キャラ文芸
寵愛なんていりません!身代わり宮女は3食昼寝付きで勉強がしたい。
私は北峰で商家を営む白(パイ)家の長女雲泪(ユンルイ)
白(パイ)家第一夫人だった母は私が小さい頃に亡くなり、家では第二夫人の娘である璃華(リーファ)だけが可愛がられている。
妹の後宮入りの用意する為に、両親は金持ちの薬屋へ第五夫人の縁談を準備した。爺さんに嫁ぐ為に生まれてきたんじゃない!逃げ出そうとする私が出会ったのは、後宮入りする予定の御令嬢が逃亡してしまい責任をとって首を吊る直前の宦官だった。
利害が一致したので、わたくし銀蓮(インリェン)として後宮入りをいたします。
雲泪(ユンレイ)の物語は完結しました。続きのお話は、堯舜(ヤオシュン)の物語として別に連載を始めます。近日中に始めますので、是非、お気に入りに登録いただき読みにきてください。お願いします。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる