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五度目の別荘 XⅣ
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昼食は蕎麦だった。
連日の豪華な食事で弱った胃を休ませなければならん。
ということは、全然無い。
たまには質素な食事をしなければ、思い上がってしまう。
美味しいものばかりを食べてはいけない。
栄養のバランスとか、そういうつまらない話ではない。
心が肥満になってしまう。
俺は薬味にステーキやウインナーを焼いている子どもたちを見ながら、そう思っていた。
「響子、「デブはダメだ」って言ってやれ」
「デブはダメー!」
ロボだけがこっちを向き、腹に手を置いた。
なでなでしている。
昼食の後で、俺は亜紀ちゃんと柳とで買い出しに行った。
二人を後ろのシートに乗せた。
ロボが駆け寄って来たので、なんとなく助手席に乗せた。
「皇紀と何を話したんですか?」
亜紀ちゃんが聞いて来た。
「ああ、忙しそうだからな。亜紀ちゃんたちが心配してるって話したんだ」
「え、別に心配してませんが?」
「バカヤロー!」
亜紀ちゃんが後ろで笑う。
「冗談ですって。ちゃんと心配してます」
「ほんとかー?」
「ほんとですよ!」
「じゃあ、もうちょっとあいつに肉を喰わせてやれよ」
「うーん」
「なんで悩むんだよ!」
柳が大笑いした。
ハマーを駐車場に入れると、早速店長が駆け寄って来た。
「石神様!」
「また来ました。宜しくお願いします」
「こちらこそ!」
俺たちが入ると同時に、『ワルキューレの騎行』が流れる。
気のせいか、他の客が俺たちに注目している気がする。
店長がカートを二台持って来た。
「ではまた後程。ごゆっくりお買い物をして下さい」
俺たちは礼を言い、鮮魚コーナーへ行く。
俺は鰻を三匹買った。
「アレ? 鰻を焼くんですか?」
予定に無かったので、亜紀ちゃんが聞いて来る。
「ああ、皇紀が食べたいんだとよ」
亜紀ちゃんが店員にあと20匹と言う。
「おい! あんな面倒なのは皇紀の分だけだぞ!」
「えー、私も食べたいー」
「じゃあ自分でやれよな」
「タカさーん!」
「お前! 去年覚えるって言ってただろう!」
「だってぇー」
店員がもう用意している。
仕方ねぇ。
「手伝えよ!」
「はーい!」
野菜を適当に買い、精肉コーナーで予約した肉を受け取った。
店長が人を連れて荷物を預かり、レジで支払いをした。
フードコーナーで休んで言ってくれと言われる。
早速、買い物は届けると言っていた。
フードコーナーで、俺はクリームメロンソーダを頼んだ。
亜紀ちゃんはコーヒーフロート、柳はレモンスカッシュを飲んだ。
「タカさん、今晩はあれを発表しちゃいましょうよ」
「あれってなんだよ?」
「私の妊娠!」
「エェッーーー!!!!」
柳が驚く。
「してねぇだろう! 大体妊娠するようなことだってやってねぇ!」
「アハハハハ!」
「びっくりしたぁー!」
「でも栞さん、幸せそうですね」
「そうだな」
亜紀ちゃんが嬉しそうに言った。
「柳、楽しんでるか?」
「はい!」
「響子がいると、どうしてもあいつが中心になるからな」
「分かってますよ。前にも石神さんからそう言われてますから大丈夫ですよ」
「まあ、お前はうちの本当の家族だからな」
「嬉しいです」
柳は微笑んだ。
「そう言えば石神さん」
「なんだ?」
「こないだ奈津江さんのお部屋の掃除をしてたんです」
「おう」
「あの、気のせいかもしれないんですけど」
「?」
「あのですね、「ありがとう」って声が聞こえた気がして」
「タカさん!」
亜紀ちゃんが大声で叫んだ。
俺の目から涙が零れていた。
「柳さん! タカさんの前で奈津江さんの話は慎重にって言ったでしょう!」
「ご、ごめんなさい!」
俺は手で亜紀ちゃんを止めた。
「大丈夫だ。悪いな柳」
「そんな、私こそ!」
「いい話を聞いた。ありがとう。やっぱりあいつはちゃんといるんだな」
「すいません、私うっかり」
「いいんだよ。ありがとうな」
亜紀ちゃんが心配そうに俺を見ている。
「いつまでもな。奈津江の話を不意に聞くとな。まだまだ俺もダメだ」
「柳さん、今度は「ちょっといいですか」「気合を入れて下さい」「いいですかー」「ダメなら言って下さい」「「な」のつくアレですよー」「大丈夫ですかー」「じゃーいきますよー」「ほんとうにいいですかー」これくらい段階を踏んでですね」
「お前! 一回もやったことねーじゃんかー!」
三人で笑った。
「柳、これからも何かあったら教えてくれ」
「石神さんは優しいですよね」
「何言ってやがる。俺は冷酷無残な奴隷商人だ」
「「アハハハハハハ!」」
「お前ら、そのうち金持ちのヘンタイに売られるからな」
「「アハハハハハハ!」」
「亜紀ちゃんは女子プロ団体に売ってもいいな」
「面白そうですね!」
「ダイヤモンド・マスクってなぁ。全身にダイヤモンドを撒いたリング衣装だ」
「わぁー、凄いですね!」
「胸もダイヤの散りばめたものでな。先端にブラックダイヤがついてる」
「ギャハハハハハ!」
「股間も下だけブラックダイヤな!」
「「ギャハハハハ!」」
二人が大笑いした。
足を開くとピンクダイヤがと言うと、やり過ぎだと二人に怒られた。
ハマーに戻ると、ロボが窓に顔を押し付けて俺たちを待っていた。
冷房を入れていたので暑くはない。
俺は帰りに河原に寄った。
「タカさん! スイカですよ!」
前に俺たちが種を吹いた場所に、小さなスイカが出来ていた。
この辺は誰も来ないらしい。
柳も驚いていた。
亜紀ちゃんが手で割って味を確認した。
「うちのほどじゃないですけど、結構甘いです!」
「すごい生命力だな」
俺と柳も亜紀ちゃんから受け取り、味見した。
確かに甘かった。
ロボと河原を散歩する。
普段と違う地面に、ロボも楽しそうだった。
三人で足をまくって川に入った。
冷たい水が気持ちいい。
亜紀ちゃんが河原で見ているロボに水をかけた。
怒ったロボが尾を割ってパチパチした。
「ロボ!」
「ロボ、ごめんってぇー!」
柳が俺にしがみつく。
俺の前に出ようとするので、無理矢理後ろへ回した。
亜紀ちゃんが駆けて、ロボが出した玉を蹴り上げた。
ドッゴゴゴォォォォーーーーン。
上空に紫の帯と閃光が拡がった。
「「「……」」」
亜紀ちゃんの頭を引っぱたいた。
ロボは満足そうに見ていた。
「にゃー」
「ああ、今日も立派な「ばーん」だったな」
ロボの額を撫でてやると、ゴロゴロ喉を鳴らした。
連日の豪華な食事で弱った胃を休ませなければならん。
ということは、全然無い。
たまには質素な食事をしなければ、思い上がってしまう。
美味しいものばかりを食べてはいけない。
栄養のバランスとか、そういうつまらない話ではない。
心が肥満になってしまう。
俺は薬味にステーキやウインナーを焼いている子どもたちを見ながら、そう思っていた。
「響子、「デブはダメだ」って言ってやれ」
「デブはダメー!」
ロボだけがこっちを向き、腹に手を置いた。
なでなでしている。
昼食の後で、俺は亜紀ちゃんと柳とで買い出しに行った。
二人を後ろのシートに乗せた。
ロボが駆け寄って来たので、なんとなく助手席に乗せた。
「皇紀と何を話したんですか?」
亜紀ちゃんが聞いて来た。
「ああ、忙しそうだからな。亜紀ちゃんたちが心配してるって話したんだ」
「え、別に心配してませんが?」
「バカヤロー!」
亜紀ちゃんが後ろで笑う。
「冗談ですって。ちゃんと心配してます」
「ほんとかー?」
「ほんとですよ!」
「じゃあ、もうちょっとあいつに肉を喰わせてやれよ」
「うーん」
「なんで悩むんだよ!」
柳が大笑いした。
ハマーを駐車場に入れると、早速店長が駆け寄って来た。
「石神様!」
「また来ました。宜しくお願いします」
「こちらこそ!」
俺たちが入ると同時に、『ワルキューレの騎行』が流れる。
気のせいか、他の客が俺たちに注目している気がする。
店長がカートを二台持って来た。
「ではまた後程。ごゆっくりお買い物をして下さい」
俺たちは礼を言い、鮮魚コーナーへ行く。
俺は鰻を三匹買った。
「アレ? 鰻を焼くんですか?」
予定に無かったので、亜紀ちゃんが聞いて来る。
「ああ、皇紀が食べたいんだとよ」
亜紀ちゃんが店員にあと20匹と言う。
「おい! あんな面倒なのは皇紀の分だけだぞ!」
「えー、私も食べたいー」
「じゃあ自分でやれよな」
「タカさーん!」
「お前! 去年覚えるって言ってただろう!」
「だってぇー」
店員がもう用意している。
仕方ねぇ。
「手伝えよ!」
「はーい!」
野菜を適当に買い、精肉コーナーで予約した肉を受け取った。
店長が人を連れて荷物を預かり、レジで支払いをした。
フードコーナーで休んで言ってくれと言われる。
早速、買い物は届けると言っていた。
フードコーナーで、俺はクリームメロンソーダを頼んだ。
亜紀ちゃんはコーヒーフロート、柳はレモンスカッシュを飲んだ。
「タカさん、今晩はあれを発表しちゃいましょうよ」
「あれってなんだよ?」
「私の妊娠!」
「エェッーーー!!!!」
柳が驚く。
「してねぇだろう! 大体妊娠するようなことだってやってねぇ!」
「アハハハハ!」
「びっくりしたぁー!」
「でも栞さん、幸せそうですね」
「そうだな」
亜紀ちゃんが嬉しそうに言った。
「柳、楽しんでるか?」
「はい!」
「響子がいると、どうしてもあいつが中心になるからな」
「分かってますよ。前にも石神さんからそう言われてますから大丈夫ですよ」
「まあ、お前はうちの本当の家族だからな」
「嬉しいです」
柳は微笑んだ。
「そう言えば石神さん」
「なんだ?」
「こないだ奈津江さんのお部屋の掃除をしてたんです」
「おう」
「あの、気のせいかもしれないんですけど」
「?」
「あのですね、「ありがとう」って声が聞こえた気がして」
「タカさん!」
亜紀ちゃんが大声で叫んだ。
俺の目から涙が零れていた。
「柳さん! タカさんの前で奈津江さんの話は慎重にって言ったでしょう!」
「ご、ごめんなさい!」
俺は手で亜紀ちゃんを止めた。
「大丈夫だ。悪いな柳」
「そんな、私こそ!」
「いい話を聞いた。ありがとう。やっぱりあいつはちゃんといるんだな」
「すいません、私うっかり」
「いいんだよ。ありがとうな」
亜紀ちゃんが心配そうに俺を見ている。
「いつまでもな。奈津江の話を不意に聞くとな。まだまだ俺もダメだ」
「柳さん、今度は「ちょっといいですか」「気合を入れて下さい」「いいですかー」「ダメなら言って下さい」「「な」のつくアレですよー」「大丈夫ですかー」「じゃーいきますよー」「ほんとうにいいですかー」これくらい段階を踏んでですね」
「お前! 一回もやったことねーじゃんかー!」
三人で笑った。
「柳、これからも何かあったら教えてくれ」
「石神さんは優しいですよね」
「何言ってやがる。俺は冷酷無残な奴隷商人だ」
「「アハハハハハハ!」」
「お前ら、そのうち金持ちのヘンタイに売られるからな」
「「アハハハハハハ!」」
「亜紀ちゃんは女子プロ団体に売ってもいいな」
「面白そうですね!」
「ダイヤモンド・マスクってなぁ。全身にダイヤモンドを撒いたリング衣装だ」
「わぁー、凄いですね!」
「胸もダイヤの散りばめたものでな。先端にブラックダイヤがついてる」
「ギャハハハハハ!」
「股間も下だけブラックダイヤな!」
「「ギャハハハハ!」」
二人が大笑いした。
足を開くとピンクダイヤがと言うと、やり過ぎだと二人に怒られた。
ハマーに戻ると、ロボが窓に顔を押し付けて俺たちを待っていた。
冷房を入れていたので暑くはない。
俺は帰りに河原に寄った。
「タカさん! スイカですよ!」
前に俺たちが種を吹いた場所に、小さなスイカが出来ていた。
この辺は誰も来ないらしい。
柳も驚いていた。
亜紀ちゃんが手で割って味を確認した。
「うちのほどじゃないですけど、結構甘いです!」
「すごい生命力だな」
俺と柳も亜紀ちゃんから受け取り、味見した。
確かに甘かった。
ロボと河原を散歩する。
普段と違う地面に、ロボも楽しそうだった。
三人で足をまくって川に入った。
冷たい水が気持ちいい。
亜紀ちゃんが河原で見ているロボに水をかけた。
怒ったロボが尾を割ってパチパチした。
「ロボ!」
「ロボ、ごめんってぇー!」
柳が俺にしがみつく。
俺の前に出ようとするので、無理矢理後ろへ回した。
亜紀ちゃんが駆けて、ロボが出した玉を蹴り上げた。
ドッゴゴゴォォォォーーーーン。
上空に紫の帯と閃光が拡がった。
「「「……」」」
亜紀ちゃんの頭を引っぱたいた。
ロボは満足そうに見ていた。
「にゃー」
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