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南と『虎は孤高に』 Ⅲ
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南が来た日の夜。
俺は亜紀ちゃんと一緒に風呂に入り、酒を飲んだ。
いつものワイルドターキーだ。
つまみはナスのチーズ焼きといつものカプレーゼ、それにメザシを焼いた。
亜紀ちゃんのジョークだ。
「南さん、喜んでましたね!」
「ああ」
「また御呼びしましょうよ」
亜紀ちゃんは嬉しそうに言う。
「まあ、機会があればな」
「あれ? タカさん、嬉しくなかったんですか?」
「そりゃ嬉しいよ。あの南に再会したんだからな」
「えーと」
俺が想像したよりも嬉しそうじゃないので、亜紀ちゃんは不思議がった。
乾さんとの再会のような、俺の大感動を期待していたのだろう。
この子は、俺を喜ばせたいのだ。
それは痛いほどに分かっている。
「亜紀ちゃん」
「はい」
「俺は前に言ったよな。俺は自分が幸せになりたくて生きているんじゃないって」
「はい」
亜紀ちゃんも分かっている。
それでも、俺のために何かしたいのだ。
「昔の知り合いに会うために生きているんじゃない。そうも言ったはずだ」
「はい、すみません」
「何故か分かるか?」
「……」
「俺と南は三十年近く、別々に生きて来た。それはな、気持ちはともかく、お互いに多くの人生を積み上げているということなんだよ」
「はい」
「お互い結婚でもしていれば、また分かりやすいんだろうけどな。でもそうじゃなくたって、もうあの頃のようには付き合えないんだ」
「でも!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
「亜紀ちゃんはまだ若い。だから幾らでも新しい付き合い方が出来る。でもな、大人になって自分の人生が本格的に始まれば、親しい奴とだって、そうそうは会えない。御堂と俺だってそうだろ? お互いにいつだって会いたいんだよ。でもせいぜいが年に一度かそんな感じだ」
「はい」
「まして、三十年も会ってなかった南と俺だ。確かに俺たちには絆がある。だから、会えば本当に懐かしいし嬉しい。でも付き合うわけには行かないんだよ」
「どうしてですか?」
「亜紀ちゃん、忘れるな。俺たちには恐ろしい敵がいる」
「!」
「南を巻き込めば、南も危険だ。もう巻き込んでしまったお前たちは別だ。でも俺は大事な人間を危険な目に遭わせたくないんだよ」
「タカさん! 申し訳ありません!」
亜紀ちゃんが床に手を着いて謝った。
「亜紀ちゃん、座れよ」
俺は抱き上げて座らせた。
「それはもちろん大きな理由だけどな。でも、そうじゃなくたって同じなんだよ。俺と南は別な道を歩いている。懐かしく再会したって、それだけのことだ」
「すみません……」
「もしもお互いに困っていることがあれば、俺たちは全力で助けようとするかもしれない。俺が乾さんに思っていたようにな」
「はい」
「でも、懐かしがるために、俺たちは生きているんじゃない。大事な人間、それはもちろんそうだ! だけどな、もう別れて離れた人間なんだよ」
「分かりました」
俺は亜紀ちゃんの肩に手を置いた。
「お前、次はミユキあたりを連れてこようと思ってただろう!」
「なんで!」
「亜紀ちゃんは俺の娘だからな。大体分かるよ」
「すみません!」
「まだ何も接触してないだろうなぁ」
「すみません!」
「やってんのかぁ!」
額を軽く突いた。
話を聞くと、まだ俺が元気にやっているという連絡だけのようだ。
具体的に俺に会わせるまでは行っていない。
「しょうがねぇなぁ。じゃあ、俺が手紙を書こう。ミユキの活躍をテレビで観たってな。嬉しかったということを書けば、ミユキも懐かしく思ってくれるかもしれない」
「でも、きっとミユキさんもタカさんに会いたがると思いますけど」
「それは断るよ。ミユキだって忙しいんだろうし、会えないということは分かってくれるさ」
「はぁ」
「おい、他にはやってねぇだろうなぁ!」
「はい! まだ!」
「おっかねぇなぁ。危ないとこだったな!」
「アハハハハ!」
頭を引っぱたいた。
「誰に連絡取ろうと思ったんだよ?」
「えーと、レイでしょ? それと杉本さん、矢田さん、五十嵐さん、佐野さん、佳苗さん、城戸さん、大仏先輩も、それと敦子さんとか、あ! 木林さん!」
「やばかったぁー」
俺は青くなった。
「佐野さんとか城戸さんって、タカさんも会いたいでしょ!」
「だから会わないってぇ!」
亜紀ちゃんは笑った。
「分かりましたから。もうやりません」
「本当にな! そりゃもちろん、会えば嬉しいよ。でも、さっき言った通りだ。俺たちは俺たちの道を行けばいいんだ」
「はい!」
「縁があれば会うさ。それでいいんだ」
「分かりました!」
亜紀ちゃんが米ナスにかぶりついた。
まあ、優しい子なのは確かだ。
俺は亜紀ちゃんのために厚切りベーコンを焼いた。
ニコニコして待っている。
「南がな、書きたくてうずうずしてるってさ」
「良かったです!」
「まあ、今回のことはそれがあったから良かった。南の力にちょっとは役立ったかもだからな」
「はい!」
亜紀ちゃんは嬉しそうにベーコンをフォークに突き刺して齧る。
「ところで、具体的にはどんな話を渡したんだよ」
「不味い部分は避けました。「花岡」関連とか「業」のこととか。でも、タカさんの18歳までのこととか、あとは院長先生に鍛えられたり悪戯したり。響子ちゃんのことや六花さんのこととか」
「そうか」
「タカさん、中身を確かめませんでしたね」
「亜紀ちゃんを信頼してるからな。それに俺の娘のことだ。大体想像はつくしな」
「そうですか?」
「それに南のことも信頼してるから。あいつは何を知ったって、いい話を書くよ」
「はい!」
亜紀ちゃんはたちまちベーコンを食べ終わった。
「おい」
「はい」
「俺のベーコンは!」
「は!」
亜紀ちゃんは慌てて立って、ベーコンを焼く。
俺と自分の分もまた焼いて来た。
「ベーコン、美味しいですね」
「そーですね!」
二人で無言で熱いベーコンを食べる。
「南がな」
「はい」
「あの日の「クリスマスツリー」を家に持ち帰ってたそうだ」
「!」
「驚いたな」
「そうですね」
「南の部屋に今もあるんだとよ」
「いいですねー」
「そうだな!」
二人で乾杯した。
「うちのクリスマスツリーは、南のに比べると負けるな」
「はい」
「思い出っていうのは凄いよなー」
「でも、うちのも、そのうちに」
「そうだな!」
二人で遅くまで楽しく話した。
レイや佐野さんとかに会いたい。
でも、恐らく何人かはもうこの世にいないだろう。
それでも、俺の中でちゃんといる。
いつだって、あの日あの時に帰ることが出来る。
俺たちは会わなくても、ちゃんと繋がっているのだ。
俺が死んでも、子どもたちの中で在り続けるだろう。
南の書いた『虎は孤高に』や、これからきっと書くだろうその続編も残る。
俺たちはちっぽけな存在だが、嬉しい限りだ。
いつか、時が過ぎて誰も知らない時代が来るだろう。
それでもいい。
俺たちは、ちゃんとあの日あの時、そしてここにいるのだ。
俺は亜紀ちゃんと一緒に風呂に入り、酒を飲んだ。
いつものワイルドターキーだ。
つまみはナスのチーズ焼きといつものカプレーゼ、それにメザシを焼いた。
亜紀ちゃんのジョークだ。
「南さん、喜んでましたね!」
「ああ」
「また御呼びしましょうよ」
亜紀ちゃんは嬉しそうに言う。
「まあ、機会があればな」
「あれ? タカさん、嬉しくなかったんですか?」
「そりゃ嬉しいよ。あの南に再会したんだからな」
「えーと」
俺が想像したよりも嬉しそうじゃないので、亜紀ちゃんは不思議がった。
乾さんとの再会のような、俺の大感動を期待していたのだろう。
この子は、俺を喜ばせたいのだ。
それは痛いほどに分かっている。
「亜紀ちゃん」
「はい」
「俺は前に言ったよな。俺は自分が幸せになりたくて生きているんじゃないって」
「はい」
亜紀ちゃんも分かっている。
それでも、俺のために何かしたいのだ。
「昔の知り合いに会うために生きているんじゃない。そうも言ったはずだ」
「はい、すみません」
「何故か分かるか?」
「……」
「俺と南は三十年近く、別々に生きて来た。それはな、気持ちはともかく、お互いに多くの人生を積み上げているということなんだよ」
「はい」
「お互い結婚でもしていれば、また分かりやすいんだろうけどな。でもそうじゃなくたって、もうあの頃のようには付き合えないんだ」
「でも!」
亜紀ちゃんが叫ぶ。
「亜紀ちゃんはまだ若い。だから幾らでも新しい付き合い方が出来る。でもな、大人になって自分の人生が本格的に始まれば、親しい奴とだって、そうそうは会えない。御堂と俺だってそうだろ? お互いにいつだって会いたいんだよ。でもせいぜいが年に一度かそんな感じだ」
「はい」
「まして、三十年も会ってなかった南と俺だ。確かに俺たちには絆がある。だから、会えば本当に懐かしいし嬉しい。でも付き合うわけには行かないんだよ」
「どうしてですか?」
「亜紀ちゃん、忘れるな。俺たちには恐ろしい敵がいる」
「!」
「南を巻き込めば、南も危険だ。もう巻き込んでしまったお前たちは別だ。でも俺は大事な人間を危険な目に遭わせたくないんだよ」
「タカさん! 申し訳ありません!」
亜紀ちゃんが床に手を着いて謝った。
「亜紀ちゃん、座れよ」
俺は抱き上げて座らせた。
「それはもちろん大きな理由だけどな。でも、そうじゃなくたって同じなんだよ。俺と南は別な道を歩いている。懐かしく再会したって、それだけのことだ」
「すみません……」
「もしもお互いに困っていることがあれば、俺たちは全力で助けようとするかもしれない。俺が乾さんに思っていたようにな」
「はい」
「でも、懐かしがるために、俺たちは生きているんじゃない。大事な人間、それはもちろんそうだ! だけどな、もう別れて離れた人間なんだよ」
「分かりました」
俺は亜紀ちゃんの肩に手を置いた。
「お前、次はミユキあたりを連れてこようと思ってただろう!」
「なんで!」
「亜紀ちゃんは俺の娘だからな。大体分かるよ」
「すみません!」
「まだ何も接触してないだろうなぁ」
「すみません!」
「やってんのかぁ!」
額を軽く突いた。
話を聞くと、まだ俺が元気にやっているという連絡だけのようだ。
具体的に俺に会わせるまでは行っていない。
「しょうがねぇなぁ。じゃあ、俺が手紙を書こう。ミユキの活躍をテレビで観たってな。嬉しかったということを書けば、ミユキも懐かしく思ってくれるかもしれない」
「でも、きっとミユキさんもタカさんに会いたがると思いますけど」
「それは断るよ。ミユキだって忙しいんだろうし、会えないということは分かってくれるさ」
「はぁ」
「おい、他にはやってねぇだろうなぁ!」
「はい! まだ!」
「おっかねぇなぁ。危ないとこだったな!」
「アハハハハ!」
頭を引っぱたいた。
「誰に連絡取ろうと思ったんだよ?」
「えーと、レイでしょ? それと杉本さん、矢田さん、五十嵐さん、佐野さん、佳苗さん、城戸さん、大仏先輩も、それと敦子さんとか、あ! 木林さん!」
「やばかったぁー」
俺は青くなった。
「佐野さんとか城戸さんって、タカさんも会いたいでしょ!」
「だから会わないってぇ!」
亜紀ちゃんは笑った。
「分かりましたから。もうやりません」
「本当にな! そりゃもちろん、会えば嬉しいよ。でも、さっき言った通りだ。俺たちは俺たちの道を行けばいいんだ」
「はい!」
「縁があれば会うさ。それでいいんだ」
「分かりました!」
亜紀ちゃんが米ナスにかぶりついた。
まあ、優しい子なのは確かだ。
俺は亜紀ちゃんのために厚切りベーコンを焼いた。
ニコニコして待っている。
「南がな、書きたくてうずうずしてるってさ」
「良かったです!」
「まあ、今回のことはそれがあったから良かった。南の力にちょっとは役立ったかもだからな」
「はい!」
亜紀ちゃんは嬉しそうにベーコンをフォークに突き刺して齧る。
「ところで、具体的にはどんな話を渡したんだよ」
「不味い部分は避けました。「花岡」関連とか「業」のこととか。でも、タカさんの18歳までのこととか、あとは院長先生に鍛えられたり悪戯したり。響子ちゃんのことや六花さんのこととか」
「そうか」
「タカさん、中身を確かめませんでしたね」
「亜紀ちゃんを信頼してるからな。それに俺の娘のことだ。大体想像はつくしな」
「そうですか?」
「それに南のことも信頼してるから。あいつは何を知ったって、いい話を書くよ」
「はい!」
亜紀ちゃんはたちまちベーコンを食べ終わった。
「おい」
「はい」
「俺のベーコンは!」
「は!」
亜紀ちゃんは慌てて立って、ベーコンを焼く。
俺と自分の分もまた焼いて来た。
「ベーコン、美味しいですね」
「そーですね!」
二人で無言で熱いベーコンを食べる。
「南がな」
「はい」
「あの日の「クリスマスツリー」を家に持ち帰ってたそうだ」
「!」
「驚いたな」
「そうですね」
「南の部屋に今もあるんだとよ」
「いいですねー」
「そうだな!」
二人で乾杯した。
「うちのクリスマスツリーは、南のに比べると負けるな」
「はい」
「思い出っていうのは凄いよなー」
「でも、うちのも、そのうちに」
「そうだな!」
二人で遅くまで楽しく話した。
レイや佐野さんとかに会いたい。
でも、恐らく何人かはもうこの世にいないだろう。
それでも、俺の中でちゃんといる。
いつだって、あの日あの時に帰ることが出来る。
俺たちは会わなくても、ちゃんと繋がっているのだ。
俺が死んでも、子どもたちの中で在り続けるだろう。
南の書いた『虎は孤高に』や、これからきっと書くだろうその続編も残る。
俺たちはちっぽけな存在だが、嬉しい限りだ。
いつか、時が過ぎて誰も知らない時代が来るだろう。
それでもいい。
俺たちは、ちゃんとあの日あの時、そしてここにいるのだ。
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