867 / 2,903
南と『虎は孤高に』
しおりを挟む「どうかな、もう落ち着いた?」
「わんっ」
僕は頷く。昨日の疲れは取れていないけど、心はすごく軽くなった。お兄さんは僕を優しくなでて、軽くキスをしてくれた。朝からなんだか嬉しい気分だ。
「さて、風音…まだ帰りたくないって言ってくれてないけども……俺の飼い犬になってくれるんだよね?」
「わぅ」
軽く頷いた。みんなから人間として扱われるより、お兄さんに犬として扱われる方がよっぽどいい。ちょっと痛いことをされても、犬でいたいと思った。
「じゃあ風音、ルールを変えよう。どこの部屋でも、これからは人語は必要以上に話さないこと。できる?」
「わんっ!」
お兄さんはにこにこしながら満足そうに頷いた。そして、僕に犬耳のカチューシャを着けてきた。やっぱりこういう事がしたかったらしい。そして、犬の尻尾も着けようと僕の後ろに立った。
「わんっ、わんっ…!」
「ん?大丈夫、入るよこれくらい。」
ずぶりとお尻に何かが入ってくる。…入ったはいいけど、これじゃあ僕が動けない。精通もしてしまったし、歩くたびに吹くのは嫌だ。
いやいやと身体を捩っていると、お兄さんに押さえつけられて貞操帯を着けられた。
「風音は犬でも、メスだから射精しなくていいよね?」
「んゔっ……わんわん……っ」
尿道に入ったチューブと、お尻に入った尻尾が前立腺を挟むように刺激してくる。僕はこれからこの状態で生活するんだろうか……
涙を浮かべながら快感に震えていると、お兄さんが僕の腰をとんとんと叩いてきた。
「前と後ろ、入れられて興奮してる?1回イったら治るよ。あ、チューブは今塞いでるから出せないけどね。」
「わんっ…!、あゔっ…うぅぅっ…♡」
身体を跳ねさせて絶頂する。やっぱり出さないほうが気持ちいいけど、出せるようになった分出したくてたまらない。でもお兄さんに僕の射精を封じられるのはとても気持ちいい。
「わんっ、好きっ…わんわんっ…♡」
「風音ってやっぱりMの才能あるよね?犬向いてるよ。」
もう僕に思い残すことは無かった。そう思うと、お兄さんにすべてを管理されてもいいと思えてくる。快楽に溺れているからだろうか、思考がどんどん被虐嗜好に寄っていく。
「わんわんっ…」
「いいね。風音の犬としての人生はここからスタートだよ。一緒に楽しく暮らそうね、俺が最後まで責任持って飼い殺してあげるからね。」
ぎゅっと抱き締められる。飼い殺す、という言葉に、僕は背筋がゾクッとするのを感じた。
「わんっ」
僕は頷く。昨日の疲れは取れていないけど、心はすごく軽くなった。お兄さんは僕を優しくなでて、軽くキスをしてくれた。朝からなんだか嬉しい気分だ。
「さて、風音…まだ帰りたくないって言ってくれてないけども……俺の飼い犬になってくれるんだよね?」
「わぅ」
軽く頷いた。みんなから人間として扱われるより、お兄さんに犬として扱われる方がよっぽどいい。ちょっと痛いことをされても、犬でいたいと思った。
「じゃあ風音、ルールを変えよう。どこの部屋でも、これからは人語は必要以上に話さないこと。できる?」
「わんっ!」
お兄さんはにこにこしながら満足そうに頷いた。そして、僕に犬耳のカチューシャを着けてきた。やっぱりこういう事がしたかったらしい。そして、犬の尻尾も着けようと僕の後ろに立った。
「わんっ、わんっ…!」
「ん?大丈夫、入るよこれくらい。」
ずぶりとお尻に何かが入ってくる。…入ったはいいけど、これじゃあ僕が動けない。精通もしてしまったし、歩くたびに吹くのは嫌だ。
いやいやと身体を捩っていると、お兄さんに押さえつけられて貞操帯を着けられた。
「風音は犬でも、メスだから射精しなくていいよね?」
「んゔっ……わんわん……っ」
尿道に入ったチューブと、お尻に入った尻尾が前立腺を挟むように刺激してくる。僕はこれからこの状態で生活するんだろうか……
涙を浮かべながら快感に震えていると、お兄さんが僕の腰をとんとんと叩いてきた。
「前と後ろ、入れられて興奮してる?1回イったら治るよ。あ、チューブは今塞いでるから出せないけどね。」
「わんっ…!、あゔっ…うぅぅっ…♡」
身体を跳ねさせて絶頂する。やっぱり出さないほうが気持ちいいけど、出せるようになった分出したくてたまらない。でもお兄さんに僕の射精を封じられるのはとても気持ちいい。
「わんっ、好きっ…わんわんっ…♡」
「風音ってやっぱりMの才能あるよね?犬向いてるよ。」
もう僕に思い残すことは無かった。そう思うと、お兄さんにすべてを管理されてもいいと思えてくる。快楽に溺れているからだろうか、思考がどんどん被虐嗜好に寄っていく。
「わんわんっ…」
「いいね。風音の犬としての人生はここからスタートだよ。一緒に楽しく暮らそうね、俺が最後まで責任持って飼い殺してあげるからね。」
ぎゅっと抱き締められる。飼い殺す、という言葉に、僕は背筋がゾクッとするのを感じた。
1
お気に入りに追加
231
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!


婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる