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トラ&亜紀:異世界転生 Ⅲ
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翌朝。
俺と亜紀ちゃんは長老から、この千年の間の出来事を聞いた。
「里で生き残った者で……」
「すまんかったぁー」
「マイトレーヤ様から教えて頂いた技術の研鑽をいたしました」
「そうだったか」
「鉄筋コンクリートの建物、大量の金属の精錬と利用法、そして「機械」の創作」
「おお、あの空飛ぶ機械かぁ」
「他にもございます。「戦車」とおっしゃっていた、攻撃を防ぎながら同時に絶大な攻撃力を持つ車ですね」
「そんなものも作ったのか!」
「はい。エルフ族は元々魔道具が得意でしたし。でも、最大のものは「銃砲」です」
「ああ、城壁にも備わっていたな」
「流石に、あれが分かるのですね」
俺は威力を聞いた。
射程数キロはあるようだ。
破壊力もでかいだろう。
「人族たちは持っていません。まあ、だからこそこの小さな里は侵略もされずに残っているのですが」
「すごいな!」
この軍事力ならば、剣と魔法しか持たないヒューマンは手も足も出ないだろう。
地上戦ならば無敵だ。
「対空戦力は?」
「はい?」
「人族はワイバーン騎士もいた。空からの攻撃はどうしているんだ?」
「ああ、なるほど。でも、ワイバーン騎士たちも地上に降りなければ攻撃できません。それに近づけばこちらには銃もございますし」
「ああ、なるほど。でも昨日のキングヒュドラやドラゴンはどうするんだよ」
「問題はそちらでございます」
長老の顔が曇った。
「以前はああいう大型の飛行魔獣は滅多に来るものではございませんでした。しかし、この数十年で魔獣が強力強大になったばかりか、昨日のような上位種の襲来も度々ありまして」
魔王の影響だろう。
前回も、あり得ないような魔獣、カイザードラゴンの襲来などもあった。
「対空戦力は俺も考えてみよう」
「ありがとうございます!」
ターレットの機関銃まで開発する連中だ。
比較的簡単に構築できるだろう。
俺と亜紀ちゃんは、里の中に特別な家をもらった。
何かの施設だったようだが、人が生活できるように調度を変え、調理場や風呂も作ってもらった。
家具や生活用品も揃えてもらう。
俺たちは対空戦力として、機関砲と火薬の研究に入った。
皇紀の手が欲しかったが、どうしようもない。
同時に、俺たちが熱心にかかったものがあった。
ガラスの精製だ。
エルフの里の窓は、ただの空洞だった。
木の板が窓代わりだ。
原材料の珪砂、ソーダ灰、石灰を探した。
珪砂はその辺の砂でもいいのだが、俺たちは水晶が大量にある洞窟を見つけた。
ソーダ灰はソルベイ法で幾らでも得られる。
石灰とアンモニアと塩と水。
炉は俺と亜紀ちゃんで、いくらでも高温に出来る。
1か月後に、俺たちは窓ガラスを作った。
窓を拡げ、室内が格段に明るくなる。
俺たちは更に頑張って、屋上にあの「幻想空間」を作った。
二人で祝杯を挙げる。
長老たちも夜に招いて見せた。
みんなが驚き、感動した。
広い浴室に二人で入り、屋上で酒を飲む。
俺と亜紀ちゃんは大事な時間を取り戻した。
「タカさん」
「なんだよ」
「遠くへ来ちゃいましたね」
「そうだな」
「二人だけで。遠い土地に」
「ああ」
前に俺と亜紀ちゃんで夢見たことだ。
「タカさんは物書きをするんですよね」
「まあ、今は物騒なものを書いてるけどな」
俺は対空戦力の図面を書き、エルフたちに作らせている。
「そして、夜は私にちょっとエッチなことをするんです」
「やらねぇよ!」
「えぇー!」
一歩進めば終わりだ。
俺は亜紀ちゃんと最後まで一気に行ってしまう。
記憶が無くなるとはいえ、絶対に出来ない。
「やるって言ったじゃないですかー!」
「俺たちは帰るんだ。何も起きてたまるか」
「でも、ちょっとなら」
「皇紀みたいに自分でやってろ!」
「……」
やってるのだろうか。
毎晩一緒に寝ているが。
俺はたまーに、ナスターシャ・キンスキーとかとこっそりやってる。
俺は大人の男だ。
俺たちの住居に、或民さんのヤマト似のネコが良く来るようになった。
誰か飼い主なのか、長老に聞いてみた。
「あれは神獣様なのです」
「あ?」
「伝説に書いてあります。現われたら丁重にお世話をするように、と」
「そうなのか?」
「大体、誰にも懐きません」
「でも、最初の晩に俺の膝に乗って来たぞ?」
「はい、驚きましたが、流石はマイトレーヤ様と」
「そうなの?」
「神獣様は、伝説の書によれば、「漢の中の漢」であると」
「へぇ」
「ですから、真の漢でなければ触れることも出来ないとあります」
「そうなんだ」
俺はヤマト煮と名付け、家で飼うことにした。
亜紀ちゃんが喜び、世話をするようになった。
「オチンチンちっちゃいねー」
そう言うと、猫キックを喰らっていた。
対空防衛システムが完成した。
50口径の重機関銃と、噴進弾(ミサイル)。
重機関銃は問題なかったが、噴進弾は爆発させるため、火薬の大幅な改良が必要だった。
ゲル化した椰子油によるアルミ粉末入りのテルミット燃焼弾。
それと鉄球を埋め込んだクラスター弾。
どちらも、ドラゴンにさえ大打撃を与えられる。
俺と亜紀ちゃんは魔王のことを調べるために、人間の街へ行くことにした。
「また戻って来るからな」
「はい、お待ちしております」
スノーモービル型飛行機械を更に改造したものに跨った。
エルフ族の名称はあったが、俺は「シエル(Ciel:天空)と名付けた。
俺が操縦し、亜紀ちゃんは後ろに乗る。
「亜紀ちゃん」
「はい、なんですか?」
「これはバイクじゃねぇからな!」
「はい! 六花さんが泣いちゃいますもんね!」
「そうだ!」
俺たちは地上50メートルに上がり、時速500キロで飛んだ。
魔力の供給で動く「シエル」は、膨大な俺の魔力でどこまでも飛べる。
30分で、辺境都市アイザックに着いた。
一応ずっと手前の森で降り、空間収納にシエルを仕舞う。
城壁の門を守る衛兵に挨拶した。
「旅人なんだ。中へ入りたい」
「通行証か身分を示すものはあるか?」
「ちょっと古いものなんだけどな」
俺は空間収納から、アイザック辺境伯にもらった通行証を出した。
「これは!」
「まあ、さすがに千年前だから失効?」
「しばらくお待ちください! あ、中へどうぞ!」
俺は敬礼され、詰所の中へ案内された。
水を出される。
一時間もすると、180センチ体重150キロくらいの大型デブが入って来た。
息を切らせている。
動くのも大変だろう。
「ご先祖様!」
「あんだと?」
「一月前に、王都の王宮図書館で発見された「預言書」にご先祖様のことが記されておりました!」
「だから何で俺がご先祖なんだよ?」
「え、千年前にアイザック家のすべての女性を……」
「タカさーん!」
「いや、待て! じゃあお前は子孫?」
「その通りです!」
「ちったぁー節制しろやぁー!」
俺は子孫の腹を蹴った。
「も、申し訳……」
「てめぇ、俺の顔に泥を塗りやがってぇ!」
俺は亜紀ちゃんに振り向いた。
「ねー、亜紀ちゃん♪」
「……」
物凄いコワイ顔で俺を睨んでいた。
「いや、あのな。前に来た時にアイザック家は大変だったんだよ」
「そーですか」
「仕方なかったんだ。俺は止めたんだけど聖がな」
「また聖さんですか」
「そーなんだ! あいつはどうしようもない奴でなぁ!」
亜紀ちゃんはデブに近寄った。
「あなた、年齢は?」
「51歳」
「ハゲてないよね?」
「はい」
亜紀ちゃんが俺に振り向く。
「決まりですね」
「待て待て待て! ハゲは全て遺伝子のせいじゃねぇ!」
「そうなんですか?」
「ガンバレって言い続けてもらったんだろうよ!」
振り向いた亜紀ちゃんの後ろで、俺はデブに向かって首を掻き切る動きを見せた。
「は、はい! その通りです!」
通じたようだ。
「ふーん」
俺たちは馬車に乗り、アイザック家に向かった。
大きく改修され、巨大な屋敷に変わっていた。
「ご先祖様の血のお陰で、一族は大いに繁栄いたしまして」
「あー、やるなー、聖なぁー」
亜紀ちゃんが俺を睨んでいる。
「今では王都でも最大派閥の一族となっています」
「やっぱ聖はすげぇや!」
「……」
「数々の功績のお陰で、家紋も変わりました」
「へぇー」
デブが馬車の内装にある家紋を示した。
「虎の紋章です」
「!」
「タカさん! 決まりですよね!」
「いや、虎ってこっちじゃ「神聖な」って意味だからぁ!」
「本当ですか」
俺は亜紀ちゃんに見えないように、チンコを掻き切る仕草をした。
「は、はい、その通りです!」
「ふーん」
俺はこの先の王都での言い訳を考えていた。
俺と亜紀ちゃんは長老から、この千年の間の出来事を聞いた。
「里で生き残った者で……」
「すまんかったぁー」
「マイトレーヤ様から教えて頂いた技術の研鑽をいたしました」
「そうだったか」
「鉄筋コンクリートの建物、大量の金属の精錬と利用法、そして「機械」の創作」
「おお、あの空飛ぶ機械かぁ」
「他にもございます。「戦車」とおっしゃっていた、攻撃を防ぎながら同時に絶大な攻撃力を持つ車ですね」
「そんなものも作ったのか!」
「はい。エルフ族は元々魔道具が得意でしたし。でも、最大のものは「銃砲」です」
「ああ、城壁にも備わっていたな」
「流石に、あれが分かるのですね」
俺は威力を聞いた。
射程数キロはあるようだ。
破壊力もでかいだろう。
「人族たちは持っていません。まあ、だからこそこの小さな里は侵略もされずに残っているのですが」
「すごいな!」
この軍事力ならば、剣と魔法しか持たないヒューマンは手も足も出ないだろう。
地上戦ならば無敵だ。
「対空戦力は?」
「はい?」
「人族はワイバーン騎士もいた。空からの攻撃はどうしているんだ?」
「ああ、なるほど。でも、ワイバーン騎士たちも地上に降りなければ攻撃できません。それに近づけばこちらには銃もございますし」
「ああ、なるほど。でも昨日のキングヒュドラやドラゴンはどうするんだよ」
「問題はそちらでございます」
長老の顔が曇った。
「以前はああいう大型の飛行魔獣は滅多に来るものではございませんでした。しかし、この数十年で魔獣が強力強大になったばかりか、昨日のような上位種の襲来も度々ありまして」
魔王の影響だろう。
前回も、あり得ないような魔獣、カイザードラゴンの襲来などもあった。
「対空戦力は俺も考えてみよう」
「ありがとうございます!」
ターレットの機関銃まで開発する連中だ。
比較的簡単に構築できるだろう。
俺と亜紀ちゃんは、里の中に特別な家をもらった。
何かの施設だったようだが、人が生活できるように調度を変え、調理場や風呂も作ってもらった。
家具や生活用品も揃えてもらう。
俺たちは対空戦力として、機関砲と火薬の研究に入った。
皇紀の手が欲しかったが、どうしようもない。
同時に、俺たちが熱心にかかったものがあった。
ガラスの精製だ。
エルフの里の窓は、ただの空洞だった。
木の板が窓代わりだ。
原材料の珪砂、ソーダ灰、石灰を探した。
珪砂はその辺の砂でもいいのだが、俺たちは水晶が大量にある洞窟を見つけた。
ソーダ灰はソルベイ法で幾らでも得られる。
石灰とアンモニアと塩と水。
炉は俺と亜紀ちゃんで、いくらでも高温に出来る。
1か月後に、俺たちは窓ガラスを作った。
窓を拡げ、室内が格段に明るくなる。
俺たちは更に頑張って、屋上にあの「幻想空間」を作った。
二人で祝杯を挙げる。
長老たちも夜に招いて見せた。
みんなが驚き、感動した。
広い浴室に二人で入り、屋上で酒を飲む。
俺と亜紀ちゃんは大事な時間を取り戻した。
「タカさん」
「なんだよ」
「遠くへ来ちゃいましたね」
「そうだな」
「二人だけで。遠い土地に」
「ああ」
前に俺と亜紀ちゃんで夢見たことだ。
「タカさんは物書きをするんですよね」
「まあ、今は物騒なものを書いてるけどな」
俺は対空戦力の図面を書き、エルフたちに作らせている。
「そして、夜は私にちょっとエッチなことをするんです」
「やらねぇよ!」
「えぇー!」
一歩進めば終わりだ。
俺は亜紀ちゃんと最後まで一気に行ってしまう。
記憶が無くなるとはいえ、絶対に出来ない。
「やるって言ったじゃないですかー!」
「俺たちは帰るんだ。何も起きてたまるか」
「でも、ちょっとなら」
「皇紀みたいに自分でやってろ!」
「……」
やってるのだろうか。
毎晩一緒に寝ているが。
俺はたまーに、ナスターシャ・キンスキーとかとこっそりやってる。
俺は大人の男だ。
俺たちの住居に、或民さんのヤマト似のネコが良く来るようになった。
誰か飼い主なのか、長老に聞いてみた。
「あれは神獣様なのです」
「あ?」
「伝説に書いてあります。現われたら丁重にお世話をするように、と」
「そうなのか?」
「大体、誰にも懐きません」
「でも、最初の晩に俺の膝に乗って来たぞ?」
「はい、驚きましたが、流石はマイトレーヤ様と」
「そうなの?」
「神獣様は、伝説の書によれば、「漢の中の漢」であると」
「へぇ」
「ですから、真の漢でなければ触れることも出来ないとあります」
「そうなんだ」
俺はヤマト煮と名付け、家で飼うことにした。
亜紀ちゃんが喜び、世話をするようになった。
「オチンチンちっちゃいねー」
そう言うと、猫キックを喰らっていた。
対空防衛システムが完成した。
50口径の重機関銃と、噴進弾(ミサイル)。
重機関銃は問題なかったが、噴進弾は爆発させるため、火薬の大幅な改良が必要だった。
ゲル化した椰子油によるアルミ粉末入りのテルミット燃焼弾。
それと鉄球を埋め込んだクラスター弾。
どちらも、ドラゴンにさえ大打撃を与えられる。
俺と亜紀ちゃんは魔王のことを調べるために、人間の街へ行くことにした。
「また戻って来るからな」
「はい、お待ちしております」
スノーモービル型飛行機械を更に改造したものに跨った。
エルフ族の名称はあったが、俺は「シエル(Ciel:天空)と名付けた。
俺が操縦し、亜紀ちゃんは後ろに乗る。
「亜紀ちゃん」
「はい、なんですか?」
「これはバイクじゃねぇからな!」
「はい! 六花さんが泣いちゃいますもんね!」
「そうだ!」
俺たちは地上50メートルに上がり、時速500キロで飛んだ。
魔力の供給で動く「シエル」は、膨大な俺の魔力でどこまでも飛べる。
30分で、辺境都市アイザックに着いた。
一応ずっと手前の森で降り、空間収納にシエルを仕舞う。
城壁の門を守る衛兵に挨拶した。
「旅人なんだ。中へ入りたい」
「通行証か身分を示すものはあるか?」
「ちょっと古いものなんだけどな」
俺は空間収納から、アイザック辺境伯にもらった通行証を出した。
「これは!」
「まあ、さすがに千年前だから失効?」
「しばらくお待ちください! あ、中へどうぞ!」
俺は敬礼され、詰所の中へ案内された。
水を出される。
一時間もすると、180センチ体重150キロくらいの大型デブが入って来た。
息を切らせている。
動くのも大変だろう。
「ご先祖様!」
「あんだと?」
「一月前に、王都の王宮図書館で発見された「預言書」にご先祖様のことが記されておりました!」
「だから何で俺がご先祖なんだよ?」
「え、千年前にアイザック家のすべての女性を……」
「タカさーん!」
「いや、待て! じゃあお前は子孫?」
「その通りです!」
「ちったぁー節制しろやぁー!」
俺は子孫の腹を蹴った。
「も、申し訳……」
「てめぇ、俺の顔に泥を塗りやがってぇ!」
俺は亜紀ちゃんに振り向いた。
「ねー、亜紀ちゃん♪」
「……」
物凄いコワイ顔で俺を睨んでいた。
「いや、あのな。前に来た時にアイザック家は大変だったんだよ」
「そーですか」
「仕方なかったんだ。俺は止めたんだけど聖がな」
「また聖さんですか」
「そーなんだ! あいつはどうしようもない奴でなぁ!」
亜紀ちゃんはデブに近寄った。
「あなた、年齢は?」
「51歳」
「ハゲてないよね?」
「はい」
亜紀ちゃんが俺に振り向く。
「決まりですね」
「待て待て待て! ハゲは全て遺伝子のせいじゃねぇ!」
「そうなんですか?」
「ガンバレって言い続けてもらったんだろうよ!」
振り向いた亜紀ちゃんの後ろで、俺はデブに向かって首を掻き切る動きを見せた。
「は、はい! その通りです!」
通じたようだ。
「ふーん」
俺たちは馬車に乗り、アイザック家に向かった。
大きく改修され、巨大な屋敷に変わっていた。
「ご先祖様の血のお陰で、一族は大いに繁栄いたしまして」
「あー、やるなー、聖なぁー」
亜紀ちゃんが俺を睨んでいる。
「今では王都でも最大派閥の一族となっています」
「やっぱ聖はすげぇや!」
「……」
「数々の功績のお陰で、家紋も変わりました」
「へぇー」
デブが馬車の内装にある家紋を示した。
「虎の紋章です」
「!」
「タカさん! 決まりですよね!」
「いや、虎ってこっちじゃ「神聖な」って意味だからぁ!」
「本当ですか」
俺は亜紀ちゃんに見えないように、チンコを掻き切る仕草をした。
「は、はい、その通りです!」
「ふーん」
俺はこの先の王都での言い訳を考えていた。
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