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トラ&亜紀:異世界転生 Ⅱ
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俺たちが城壁に向かうと、スノーモービルのようなものに乗った、数人のエルフが飛んで来た。
「動くなぁ! 何者だぁ!」
地上30メートルほどを旋回している。
「よう! 千年振りに来たんだ! マイトレーヤだ!」
「なんだと!」
「マイトレーヤって何ですか?」
「ああ、エルフたちの伝説でな。俺たちがエルフの救世主になるってことで、前回大歓迎されたんだ」
「へぇー」
「お前がエルフの天敵かぁ!」
「へ?」
エルフたちが攻撃してきた。
前部のターレットが回転し、無数の弾丸が襲い掛かる。
俺と亜紀ちゃんは高速移動で回避していった。
「タカさん! 話が違うじゃないですかぁ!」
「ああ! 暇でエルフの里を襲ったのを忘れてたぁ!」
「もーう!」
俺は亜紀ちゃんに絶対殺すなと言い、弱い轟雷でスノーモービルのようなマシンを落とし、落下するエルフを受け止めて助けた。
「お前らぁ!」
「まあ、落ち着け。前回は悪かったって」
「何を言う!」
城壁の内側が騒がしくなった。
「キングヒュドラの群れだぁー!」
俺はサーチで探った。
40匹のキングヒュドラが城壁に向かっている。
おかしい。
あいつらはそうそうは現われないAランクの魔獣だ。
しかも、群れて行動することはなかった。
「亜紀ちゃん、行くぞ!」
「はい!」
俺たちはエルフたちを置いて、「鷹閃花(飛行)」で空中に舞い上がった。
俺のサーチで捉えた方向へ、亜紀ちゃんと向かう。
エルフの里は前回よりも格段に大きくなっていた。
逃げ惑うエルフたちと、迎撃に急ぐエルフたちが見える。
先ほどのスノーモービルのようなものも、数百空に上がろうとしている。
数匹が里の内側に降りていた。
三つ首がそれぞれ毒液を吐いて行く。
「亜紀ちゃん、あの毒液を浴びるな。瞬間で骨になるぞ」
「分かりました!」
亜紀ちゃんは地上の三体に向かい、俺は空中を迫って来る群れに「轟閃花」を放った。
亜紀ちゃんは「虚震花」で慎重に三体を撃破し、俺の攻撃は、群れを「消滅」させた。
地上に降りる。
「助かったぁー!」
「ありがとー!」
エルフたちに賞賛される。
駆け寄って来る者もいて、俺たちは手を振って応え、抱き合った。
長老が現われた。
「あ! 二万歳!」
「お久しぶりでございます」
「まだ生きてたんだなぁ」
「はい」
俺と亜紀ちゃんは頑丈な鉄筋コンクリートで作られた建物に案内された。
「タカさん」
「あんだよ」
「森の民エルフのイメージが」
「そうだよなぁ」
「ホッホッホ、これは以前にマイトレーヤ様から教わった技術なのです」
長老が説明した。
そう言えば、里の女とヤリながら、そんな話をした。
広い部屋に入る。
茶を出されたが、俺は亜紀ちゃんにまだ飲むなと言った。
「最初に謝る。千年前は悪かった」
長老や他のエルフたちが黙っている。
「あれは、相棒の暴走だったんだ。俺は止めようとしたんだが」
「そうなのですか?」
みんな沈黙していた。
聖には悪いが、ここにはいない。
あいつに全部投げた。
「大変ですぅー!」
部屋に突然エルフの男が飛び込んで来た。
「先ほどキングヒュドラが破壊した地面から、こんな宝箱が!」
「なんと!」
「中を開くと、「伝説の書」が入ってました!」
「すぐに見せなさい」
エルフの男は恭しく長老に渡す。
長老は真剣に巻物を呼んでいった。
「なんということだ! 今、マイトレーヤ様が話されたことが書かれている!」
長老の後ろに、一瞬羽虫が現われた。
右手の親指を立て、ウインクをしてから消えた。
エルフたちには見えないようだった。
「マイトレーヤ様の一人が魔王の魂に操られ、世界を崩壊に招く。しかしもう一人のマイトレーヤ様がそれを止められ、世界は崩壊寸前で救われた! あぁー、なんという!」
「いやいや」
「「伝説の書」の続きです! 千年後にマイトレーヤ様が、エルフには劣るが漆黒の髪の美少女を連れて、また現われると」
「おい、じじぃ!」
亜紀ちゃんが凄む。
「そして、最強の魔王と戦い、再び世界を救うのだと! オォー!」
「だから、じじぃよ」
「お願いいたします! 我々を御救い下さい」
「てめぇ、なんてったぁ!」
俺は亜紀ちゃんを止めた。
「まあ、そういうことで来たんだ」
長老たちは宴の準備をすると言った。
まあ、腹も減っているので助かる。
建物の前の広場に、宴の準備がされていく。
暇なので、俺と亜紀ちゃんで見物に行った。
「お肉がたくさんありますよ!」
「そうだなぁ。エルフは草食だったはずだが」
「マイトレーヤ様! 肉を喰わなきゃ、強くなった魔獣とは戦えませんって!」
案内についているエルフの男が言った。
「マイトレーヤ様がいらした時ね、なんであんなにお強いのかってみんなで話してたんですよ」
「そうかよ」
「それで、里の女と一生懸命にやってる中で、ほら!」
亜紀ちゃんが俺の腹を突いた。
「でっかい魔獣の肉をガンガン食べてたじゃないですかぁ!」
「ああ、そうだったな」
「これだ! ってね。あれからみんな肉を喰うようになりました」
「そうだったのか」
良く見ると、みんな屈強な身体をしている。
前はもっと痩せて細身だったはずだ。
「初めて食べた頃はね、みんな酷い下痢でした。アハハハ!」
「なんか、そんな話をタカさんから聞きましたね」
「あー、高校生で初めてステーキ喰った奴な」
「でも頑張って食べてるうちに、みんな強くなりましたよ! お陰様です!」
「そうか」
俺は何か忘れているような気がした。
「俺はまだ800歳ですが、肉食とマイトレーヤ様の血のお陰で……」
「あ、アァァァァー!」
「どうしました?」
「タカさん?」
「お前、息子ぉー?」
「はい! 父上とはとても御呼びできませんが」
「タカさん!」
「待て待て待てぇ!」
亜紀ちゃんがでかい「轟雷」を出そうとするので止めた。
「しょうがないだろう! まだ18歳で何も考えてねぇんだからぁ!」
「赦しません!」
「泣くな! 「花岡」を使うな!」
俺は亜紀ちゃんを抱き締めた。
男に早く肉を持って来いと言った。
亜紀ちゃんは肉を食べて、少し落ち着いた。
「ここは現実じゃねぇんだ。いろんなことがある」
「そんなぁ!」
「里の危機だったしな。長い期間、子どもが生まれてなかった」
嘘ではない。
この男が生まれたのも、200年後だったはずだ。
「主に聖が頑張ったしな」
「そうなんですか」
「いえ、自分はマイトレーヤ様の子ですよ?」
「お前は黙ってろ!」
分かんのかよ。
宴が始まり、俺と亜紀ちゃんは豪華なテーブルの席に着かされた。
目の前に大量の肉と美味そうなフルーツが山盛りになっている。
亜紀ちゃんはご機嫌で肉を食べ始める。
「ああ、足りないと思うから、これも使ってくれ」
俺は空間収納から、大量の魔獣を出した。
エルフたちは亜紀ちゃんの大食いに驚いていたが、俺の出した肉を急いで使い始めた。
宴が盛り上がり、歌とダンスが始まる。
「あ! オチンチン回してますよ!」
「そうだなぁ」
男たちが数十人オチンチンを回しながら踊っている。
「タカさんの血ですねぇ」
「そ、そうかもな」
俺の隣にエルフの女性が座った。
「お久しぶりでございます」
ナスターシャ・キンスキー似の、俺が一番好きだった女だ。
長命種のエルフなので、見た目は何も変わっていない。
「おう! 元気だったか?」
「はい。マイトレーヤ様のお子を身ごもってから、更に健康で能力も格段に上がりました」
「そ、そうかぁ」
亜紀ちゃんがまた睨んでいる。
「また、是非子種をいただきたく」
亜紀ちゃんの顔が変わった。
ディアブロ・モードだ。
「ダメだぁ! 今回は一切子種は残さないことになってる!」
「そうなのですか?」
「ああ! 残念だな!」
「はい。でも、子種を残さない穴でしたら」
「ダメだぁ! 俺はこの子を愛しているんだぁ!」
「!」
亜紀ちゃんを抱き締めた。
「さようでございますか。それは本当に残念でございます」
「お、おう!」
エルフの女は去って行った。
亜紀ちゃんは一転してニコニコしている。
「もっと肉を喰えよ。いつもより遠慮してんじゃねぇのか?」
「はい!」
そっとため息をついた。
今回はエロなしかぁ。
俺は寄って来た、或民さんとこのヤマトに似た猫を抱き上げた。
「女はもういいよな。ワンパターンだしな!」
「にゃー」
サラダに檸檬を絞った。
野菜も結構美味い。
「動くなぁ! 何者だぁ!」
地上30メートルほどを旋回している。
「よう! 千年振りに来たんだ! マイトレーヤだ!」
「なんだと!」
「マイトレーヤって何ですか?」
「ああ、エルフたちの伝説でな。俺たちがエルフの救世主になるってことで、前回大歓迎されたんだ」
「へぇー」
「お前がエルフの天敵かぁ!」
「へ?」
エルフたちが攻撃してきた。
前部のターレットが回転し、無数の弾丸が襲い掛かる。
俺と亜紀ちゃんは高速移動で回避していった。
「タカさん! 話が違うじゃないですかぁ!」
「ああ! 暇でエルフの里を襲ったのを忘れてたぁ!」
「もーう!」
俺は亜紀ちゃんに絶対殺すなと言い、弱い轟雷でスノーモービルのようなマシンを落とし、落下するエルフを受け止めて助けた。
「お前らぁ!」
「まあ、落ち着け。前回は悪かったって」
「何を言う!」
城壁の内側が騒がしくなった。
「キングヒュドラの群れだぁー!」
俺はサーチで探った。
40匹のキングヒュドラが城壁に向かっている。
おかしい。
あいつらはそうそうは現われないAランクの魔獣だ。
しかも、群れて行動することはなかった。
「亜紀ちゃん、行くぞ!」
「はい!」
俺たちはエルフたちを置いて、「鷹閃花(飛行)」で空中に舞い上がった。
俺のサーチで捉えた方向へ、亜紀ちゃんと向かう。
エルフの里は前回よりも格段に大きくなっていた。
逃げ惑うエルフたちと、迎撃に急ぐエルフたちが見える。
先ほどのスノーモービルのようなものも、数百空に上がろうとしている。
数匹が里の内側に降りていた。
三つ首がそれぞれ毒液を吐いて行く。
「亜紀ちゃん、あの毒液を浴びるな。瞬間で骨になるぞ」
「分かりました!」
亜紀ちゃんは地上の三体に向かい、俺は空中を迫って来る群れに「轟閃花」を放った。
亜紀ちゃんは「虚震花」で慎重に三体を撃破し、俺の攻撃は、群れを「消滅」させた。
地上に降りる。
「助かったぁー!」
「ありがとー!」
エルフたちに賞賛される。
駆け寄って来る者もいて、俺たちは手を振って応え、抱き合った。
長老が現われた。
「あ! 二万歳!」
「お久しぶりでございます」
「まだ生きてたんだなぁ」
「はい」
俺と亜紀ちゃんは頑丈な鉄筋コンクリートで作られた建物に案内された。
「タカさん」
「あんだよ」
「森の民エルフのイメージが」
「そうだよなぁ」
「ホッホッホ、これは以前にマイトレーヤ様から教わった技術なのです」
長老が説明した。
そう言えば、里の女とヤリながら、そんな話をした。
広い部屋に入る。
茶を出されたが、俺は亜紀ちゃんにまだ飲むなと言った。
「最初に謝る。千年前は悪かった」
長老や他のエルフたちが黙っている。
「あれは、相棒の暴走だったんだ。俺は止めようとしたんだが」
「そうなのですか?」
みんな沈黙していた。
聖には悪いが、ここにはいない。
あいつに全部投げた。
「大変ですぅー!」
部屋に突然エルフの男が飛び込んで来た。
「先ほどキングヒュドラが破壊した地面から、こんな宝箱が!」
「なんと!」
「中を開くと、「伝説の書」が入ってました!」
「すぐに見せなさい」
エルフの男は恭しく長老に渡す。
長老は真剣に巻物を呼んでいった。
「なんということだ! 今、マイトレーヤ様が話されたことが書かれている!」
長老の後ろに、一瞬羽虫が現われた。
右手の親指を立て、ウインクをしてから消えた。
エルフたちには見えないようだった。
「マイトレーヤ様の一人が魔王の魂に操られ、世界を崩壊に招く。しかしもう一人のマイトレーヤ様がそれを止められ、世界は崩壊寸前で救われた! あぁー、なんという!」
「いやいや」
「「伝説の書」の続きです! 千年後にマイトレーヤ様が、エルフには劣るが漆黒の髪の美少女を連れて、また現われると」
「おい、じじぃ!」
亜紀ちゃんが凄む。
「そして、最強の魔王と戦い、再び世界を救うのだと! オォー!」
「だから、じじぃよ」
「お願いいたします! 我々を御救い下さい」
「てめぇ、なんてったぁ!」
俺は亜紀ちゃんを止めた。
「まあ、そういうことで来たんだ」
長老たちは宴の準備をすると言った。
まあ、腹も減っているので助かる。
建物の前の広場に、宴の準備がされていく。
暇なので、俺と亜紀ちゃんで見物に行った。
「お肉がたくさんありますよ!」
「そうだなぁ。エルフは草食だったはずだが」
「マイトレーヤ様! 肉を喰わなきゃ、強くなった魔獣とは戦えませんって!」
案内についているエルフの男が言った。
「マイトレーヤ様がいらした時ね、なんであんなにお強いのかってみんなで話してたんですよ」
「そうかよ」
「それで、里の女と一生懸命にやってる中で、ほら!」
亜紀ちゃんが俺の腹を突いた。
「でっかい魔獣の肉をガンガン食べてたじゃないですかぁ!」
「ああ、そうだったな」
「これだ! ってね。あれからみんな肉を喰うようになりました」
「そうだったのか」
良く見ると、みんな屈強な身体をしている。
前はもっと痩せて細身だったはずだ。
「初めて食べた頃はね、みんな酷い下痢でした。アハハハ!」
「なんか、そんな話をタカさんから聞きましたね」
「あー、高校生で初めてステーキ喰った奴な」
「でも頑張って食べてるうちに、みんな強くなりましたよ! お陰様です!」
「そうか」
俺は何か忘れているような気がした。
「俺はまだ800歳ですが、肉食とマイトレーヤ様の血のお陰で……」
「あ、アァァァァー!」
「どうしました?」
「タカさん?」
「お前、息子ぉー?」
「はい! 父上とはとても御呼びできませんが」
「タカさん!」
「待て待て待てぇ!」
亜紀ちゃんがでかい「轟雷」を出そうとするので止めた。
「しょうがないだろう! まだ18歳で何も考えてねぇんだからぁ!」
「赦しません!」
「泣くな! 「花岡」を使うな!」
俺は亜紀ちゃんを抱き締めた。
男に早く肉を持って来いと言った。
亜紀ちゃんは肉を食べて、少し落ち着いた。
「ここは現実じゃねぇんだ。いろんなことがある」
「そんなぁ!」
「里の危機だったしな。長い期間、子どもが生まれてなかった」
嘘ではない。
この男が生まれたのも、200年後だったはずだ。
「主に聖が頑張ったしな」
「そうなんですか」
「いえ、自分はマイトレーヤ様の子ですよ?」
「お前は黙ってろ!」
分かんのかよ。
宴が始まり、俺と亜紀ちゃんは豪華なテーブルの席に着かされた。
目の前に大量の肉と美味そうなフルーツが山盛りになっている。
亜紀ちゃんはご機嫌で肉を食べ始める。
「ああ、足りないと思うから、これも使ってくれ」
俺は空間収納から、大量の魔獣を出した。
エルフたちは亜紀ちゃんの大食いに驚いていたが、俺の出した肉を急いで使い始めた。
宴が盛り上がり、歌とダンスが始まる。
「あ! オチンチン回してますよ!」
「そうだなぁ」
男たちが数十人オチンチンを回しながら踊っている。
「タカさんの血ですねぇ」
「そ、そうかもな」
俺の隣にエルフの女性が座った。
「お久しぶりでございます」
ナスターシャ・キンスキー似の、俺が一番好きだった女だ。
長命種のエルフなので、見た目は何も変わっていない。
「おう! 元気だったか?」
「はい。マイトレーヤ様のお子を身ごもってから、更に健康で能力も格段に上がりました」
「そ、そうかぁ」
亜紀ちゃんがまた睨んでいる。
「また、是非子種をいただきたく」
亜紀ちゃんの顔が変わった。
ディアブロ・モードだ。
「ダメだぁ! 今回は一切子種は残さないことになってる!」
「そうなのですか?」
「ああ! 残念だな!」
「はい。でも、子種を残さない穴でしたら」
「ダメだぁ! 俺はこの子を愛しているんだぁ!」
「!」
亜紀ちゃんを抱き締めた。
「さようでございますか。それは本当に残念でございます」
「お、おう!」
エルフの女は去って行った。
亜紀ちゃんは一転してニコニコしている。
「もっと肉を喰えよ。いつもより遠慮してんじゃねぇのか?」
「はい!」
そっとため息をついた。
今回はエロなしかぁ。
俺は寄って来た、或民さんとこのヤマトに似た猫を抱き上げた。
「女はもういいよな。ワンパターンだしな!」
「にゃー」
サラダに檸檬を絞った。
野菜も結構美味い。
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