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「虎王」譚
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俺は炎が好きだ。
玉鋼を炉の中に入れ、ふいごで炉の温度を高くする。
玉鋼が真っ赤に焼けていく。
美しい。
しかし、それ以上に好きなものがある。
それは、熱した玉鋼を金床に置いて叩く時に飛び散る火花だ。
ほんの一瞬、それは光って散り終わる。
こんなに美しいものはない。
俺はそれを見るために、刀鍛冶をしているのかもしれない。
父も、その前の先祖たちも、ある刀を求めて研鑽してきた。
俺もまだ言葉も喋れない時から小槌を握らされていた。
父親は毎日、夜明けから日没まで刀を打っていた。
「虎杖(こづえ)よ、我が一族は、一振りの刀を求めている」
父・虎義(こぎ)はよく俺に話した。
「その刀は全てを斬る。太刀であろうが岩であろうが、山であろうが天であろうが。鬼であろうが仏であろうが。斬ると目したものを、必ず斬る。そういう刀じゃ」
俺にはよく分からなかった。
恐らく父も分かってはいなかっただろう。
途轍もないものだとは思う。
だからこそ、人には届かない。
だが何代も、俺の家系はそれを打つと決めて来た。
「その刀で、帝を、この秋津洲大和を守るのだ」
巨大帝国・唐が我が国に襲い掛かって来ても、たった一振りで守れる。
そんな刀を求めた。
うちとは別に、同じようなことを考えている家がある。
「花岡」はそれを武術で成し遂げようとしていた。
未完成とはいえ、何年かに一度、一応の出来の太刀を帝に献上する。
その場で、「花岡」の演武を見た。
美しくも、恐ろしい技だった。
大きな岩を、片手で穿ち、粉砕した。
もう一つ。
あやかしの力でそれを成し遂げようと考える家があった。
陰陽道の家で、道間家は、「大黒丸」という妖怪を手なずけようとしていた。
紀伊の山中で道間家は「大黒丸」を呼び出し、供物を捧げながら自分たちの願いを聞き届けてもらおうとしていた。
父が死んだ。
数日前から起き上がれなくなっていた。
自分の死期を悟っていた。
「虎杖、お前が必ず「虎王」を打て」
「はい、かしこまりました」
父も、祖父が死ぬときに、そう言われたのだろう。
俺の家系は、常に「我こそが」と願って生まれて死ぬ。
それが為せなかったと知り、我が子へと願いを託す。
しかし、父が死んだ時に俺には分かった。
先祖たちの膨大な知識と経験が俺の中へ注ぎ込まれた。
(ああ、だから父は俺と話すことも無かったのか)
父と俺はほとんど会話をすることは無かった。
数える程のそれは、全て「虎王」の話だけだった。
刀の打ち方も教わってはいない。
俺は見て覚えるしかなかった。
父が倒れた時、俺は暗中模索でやっていくしかないのだと覚悟した。
俺はまだ十五歳。
父は三十歳だった。
燃え尽きるように、父は死んだ。
俺は父が死んだ三日後に嫁を貰った。
俺の家系が早く死ぬことは分かっていた。
寿命が短いのではない。
短い寿命に自らするのだ。
そして、嫁の他に幾人かの女と交渉させられた。
子種を絶やさないためだ。
嫁は、「花岡」の家から来た。
蓮花という名の女だった。
その姉とも俺は褥を共にした。
蓮花とは、ほとんど話すことが無かった。
俺はただ夜を共に過ごし、抱くためだけの女だった。
しかし、蓮花がある日俺に言った。
「わたくしにも、鍛冶のお手伝いをさせてください」
突然の言葉に、俺は驚いた。
「女を鍛冶場に入れるわけにはいかぬ」
「ならば、なさるべきです」
俺に言い返す蓮花に、激怒した。
殴られる蓮花は、それでも怯まずに言った。
「この家は何百年も命を削りながらも「虎王」を打とうとなさいました」
「当然だ。それがどうした」
「人の身で命懸けでやって、出来ぬことであれば、もう人を辞めるしかございません」
「なんだと!」
「玉鋼では出来ませぬ、人では出来ませぬ。それをこの家はもう示し終えたのです」
「お前は何を言っている?」
俺は蓮花の言葉に興味を覚えた。
「お前は玉鋼ではない、何で刀を打とうと言うのだ」
「ヒヒイロカネでございます」
「なんと!」
「ヒヒイロカネを使い、これまでの打ち方を変え、あなた様があなた様以外の道でやるのです」
「お前は……」
「辿り着けないのであれば、道を捨てなされ! 道を外れねば、辿り着けぬ場所がございます」
「お前はヒヒイロカネを知っているのか」
「百家が持っております」
「!」
「わたくしと共に、百家へ参りましょう。それが「虎王」への第一歩でございます」
俺は衝撃を覚えた。
俺の中で火花が散った。
美しかった。
蓮花と百家へ向かった。
ヒヒイロカネのことは、多少は知っている。
もうこの世にはないはずのものであった。
もしもあったとしても、百家が俺に譲るとは思えなかった。
しかし、百家の門を叩くと、俺と蓮花はすぐに当主と会うことが出来た。
俺が何も言わずとも、目の前に一塊の赤く輝く「鑑」が置かれた。
「ヒヒイロカネで作られたものです。これが幾振かの刀になることは存じております」
「……」
「巫女がそう申しました。その刀が、やがてこの国を襲う化け物を払うのだと」
百家の当主は、家系で時折先を読む女が生まれることを話した。
「どうして私に」
「あなたがこれを貰い受けに来ることも申しました」
「そうか」
信じられない話ではあったが、俺はそれ以上に怪しく輝く鑑に魅せられていた。
大きな鑑であったが、恐ろしい程に軽かった。
手で運ぶことが出来る。
俺は礼を言い、持って来た目録を渡した。
米を中心とした作物や絹布などを記してある。
後日、それらを送ると約するものだ。
「結構でございます。百家は、あなたに託し、共に国難を排する所存でございます」
「ありがたく」
俺と蓮花は辞し、鑑を持ち帰った。
蓮花はヒヒイロカネの鍛造を知っていた。
俺はそれを聞きながら、また先祖たちが培ってきた技を使い、一振りの刀を打った。
確信した。
間違いない。
これこそが一族の悲願を為すものだった。
俺はそれに「虎王」と銘を刻んだ。
だが、俺はそこで止まれなかった。
俺の「命」と「魂」を注ぎ込み、あと二振りの「虎王」を打った。
ヒヒイロカネは、「魂」を注ぎ込むことが出来た。
一振りには蓮花を。
もう一振りには俺を。
蓮花は命と魂を喪う時、静かに微笑んで逝った。
俺も笑いながら、刀に吸い込まれた。
俺の子がそれを為した。
俺は自分の一生が、そして先祖たちの長い時が、一瞬の火花であったことを知った。
俺は火花であることに満足していた。
俺は「虎王」となった。
玉鋼を炉の中に入れ、ふいごで炉の温度を高くする。
玉鋼が真っ赤に焼けていく。
美しい。
しかし、それ以上に好きなものがある。
それは、熱した玉鋼を金床に置いて叩く時に飛び散る火花だ。
ほんの一瞬、それは光って散り終わる。
こんなに美しいものはない。
俺はそれを見るために、刀鍛冶をしているのかもしれない。
父も、その前の先祖たちも、ある刀を求めて研鑽してきた。
俺もまだ言葉も喋れない時から小槌を握らされていた。
父親は毎日、夜明けから日没まで刀を打っていた。
「虎杖(こづえ)よ、我が一族は、一振りの刀を求めている」
父・虎義(こぎ)はよく俺に話した。
「その刀は全てを斬る。太刀であろうが岩であろうが、山であろうが天であろうが。鬼であろうが仏であろうが。斬ると目したものを、必ず斬る。そういう刀じゃ」
俺にはよく分からなかった。
恐らく父も分かってはいなかっただろう。
途轍もないものだとは思う。
だからこそ、人には届かない。
だが何代も、俺の家系はそれを打つと決めて来た。
「その刀で、帝を、この秋津洲大和を守るのだ」
巨大帝国・唐が我が国に襲い掛かって来ても、たった一振りで守れる。
そんな刀を求めた。
うちとは別に、同じようなことを考えている家がある。
「花岡」はそれを武術で成し遂げようとしていた。
未完成とはいえ、何年かに一度、一応の出来の太刀を帝に献上する。
その場で、「花岡」の演武を見た。
美しくも、恐ろしい技だった。
大きな岩を、片手で穿ち、粉砕した。
もう一つ。
あやかしの力でそれを成し遂げようと考える家があった。
陰陽道の家で、道間家は、「大黒丸」という妖怪を手なずけようとしていた。
紀伊の山中で道間家は「大黒丸」を呼び出し、供物を捧げながら自分たちの願いを聞き届けてもらおうとしていた。
父が死んだ。
数日前から起き上がれなくなっていた。
自分の死期を悟っていた。
「虎杖、お前が必ず「虎王」を打て」
「はい、かしこまりました」
父も、祖父が死ぬときに、そう言われたのだろう。
俺の家系は、常に「我こそが」と願って生まれて死ぬ。
それが為せなかったと知り、我が子へと願いを託す。
しかし、父が死んだ時に俺には分かった。
先祖たちの膨大な知識と経験が俺の中へ注ぎ込まれた。
(ああ、だから父は俺と話すことも無かったのか)
父と俺はほとんど会話をすることは無かった。
数える程のそれは、全て「虎王」の話だけだった。
刀の打ち方も教わってはいない。
俺は見て覚えるしかなかった。
父が倒れた時、俺は暗中模索でやっていくしかないのだと覚悟した。
俺はまだ十五歳。
父は三十歳だった。
燃え尽きるように、父は死んだ。
俺は父が死んだ三日後に嫁を貰った。
俺の家系が早く死ぬことは分かっていた。
寿命が短いのではない。
短い寿命に自らするのだ。
そして、嫁の他に幾人かの女と交渉させられた。
子種を絶やさないためだ。
嫁は、「花岡」の家から来た。
蓮花という名の女だった。
その姉とも俺は褥を共にした。
蓮花とは、ほとんど話すことが無かった。
俺はただ夜を共に過ごし、抱くためだけの女だった。
しかし、蓮花がある日俺に言った。
「わたくしにも、鍛冶のお手伝いをさせてください」
突然の言葉に、俺は驚いた。
「女を鍛冶場に入れるわけにはいかぬ」
「ならば、なさるべきです」
俺に言い返す蓮花に、激怒した。
殴られる蓮花は、それでも怯まずに言った。
「この家は何百年も命を削りながらも「虎王」を打とうとなさいました」
「当然だ。それがどうした」
「人の身で命懸けでやって、出来ぬことであれば、もう人を辞めるしかございません」
「なんだと!」
「玉鋼では出来ませぬ、人では出来ませぬ。それをこの家はもう示し終えたのです」
「お前は何を言っている?」
俺は蓮花の言葉に興味を覚えた。
「お前は玉鋼ではない、何で刀を打とうと言うのだ」
「ヒヒイロカネでございます」
「なんと!」
「ヒヒイロカネを使い、これまでの打ち方を変え、あなた様があなた様以外の道でやるのです」
「お前は……」
「辿り着けないのであれば、道を捨てなされ! 道を外れねば、辿り着けぬ場所がございます」
「お前はヒヒイロカネを知っているのか」
「百家が持っております」
「!」
「わたくしと共に、百家へ参りましょう。それが「虎王」への第一歩でございます」
俺は衝撃を覚えた。
俺の中で火花が散った。
美しかった。
蓮花と百家へ向かった。
ヒヒイロカネのことは、多少は知っている。
もうこの世にはないはずのものであった。
もしもあったとしても、百家が俺に譲るとは思えなかった。
しかし、百家の門を叩くと、俺と蓮花はすぐに当主と会うことが出来た。
俺が何も言わずとも、目の前に一塊の赤く輝く「鑑」が置かれた。
「ヒヒイロカネで作られたものです。これが幾振かの刀になることは存じております」
「……」
「巫女がそう申しました。その刀が、やがてこの国を襲う化け物を払うのだと」
百家の当主は、家系で時折先を読む女が生まれることを話した。
「どうして私に」
「あなたがこれを貰い受けに来ることも申しました」
「そうか」
信じられない話ではあったが、俺はそれ以上に怪しく輝く鑑に魅せられていた。
大きな鑑であったが、恐ろしい程に軽かった。
手で運ぶことが出来る。
俺は礼を言い、持って来た目録を渡した。
米を中心とした作物や絹布などを記してある。
後日、それらを送ると約するものだ。
「結構でございます。百家は、あなたに託し、共に国難を排する所存でございます」
「ありがたく」
俺と蓮花は辞し、鑑を持ち帰った。
蓮花はヒヒイロカネの鍛造を知っていた。
俺はそれを聞きながら、また先祖たちが培ってきた技を使い、一振りの刀を打った。
確信した。
間違いない。
これこそが一族の悲願を為すものだった。
俺はそれに「虎王」と銘を刻んだ。
だが、俺はそこで止まれなかった。
俺の「命」と「魂」を注ぎ込み、あと二振りの「虎王」を打った。
ヒヒイロカネは、「魂」を注ぎ込むことが出来た。
一振りには蓮花を。
もう一振りには俺を。
蓮花は命と魂を喪う時、静かに微笑んで逝った。
俺も笑いながら、刀に吸い込まれた。
俺の子がそれを為した。
俺は自分の一生が、そして先祖たちの長い時が、一瞬の火花であったことを知った。
俺は火花であることに満足していた。
俺は「虎王」となった。
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