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あの日、あの時: 城戸さん
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高校生になり、金の無かった俺はバイトをしたいと思っていた。
昼は高校と部活がある。
土曜の夜は族の集会がある。
それ以外の日なら、夜であればバイトができる。
でも、神奈川の田舎で、そういう仕事は無かった。
あったのは、水商売だけ。
何軒か頼みに行ったが、未成年であることから断られた。
やっと、族の先輩の紹介で一軒のスナックに潜り込めた。
もちろん、年齢は知らない、ということだった。
嘘の履歴書を書かされた。
「まあ、お前なら身体もでかいし、大丈夫だろう」
城戸さんというマスターがそう言ってくれた。
結構オシャレな店だった。
女性客もよく来た。
城戸さんは東京でバーテンの仕事をし、カクテルや料理の作り方や、経営のノウハウも学んでいた。
長髪で、後ろで髪をまとめた渋い人だった。
俺にいろいろ教えてくれ、俺もすぐに慣れて行った。
「トラ、お前はスジがいいな」
「ありがとうございます!」
「まあ、素直って言うか、バカでいいな!」
「ありがとうございます!」
「ワハハハハ!」
「アハハハハ!」
俺は城戸さんに料理を任され、カウンターで客の相手もさせられた。
スナックで出す料理だったが、城戸さんは厳しく俺に指導した。
一流のレストランかというほどに、徹底して妥協はなかった。
特に練習させられたのが、飾り包丁だ。
フルーツを美しくカットする技術を仕込まれた。
「トラ! またお前手を切ったのか!」
城戸さんは俺が怪我をすると怒った。
客を嫌な気にさせるためだ。
特に、俺目当てに来る女性客が多くなったせいだ。
「すいません! すぐに治します!」
「すぐにったってなぁ」
「はい! 1,2,3! ほら、もう塞がりましたよ!」
「お前、妖怪人間かよ」
「早く人間になりたいですね!」
「こいつ!」
客は大笑いしていた。
怪我の総合デパートな俺は、軽い傷なら瞬時に塞がった。
「はい、トラちゃん! こないだ言ってた問題集」
「ありがとうございます!」
俺は城戸さんに頭をはたかれる。
「すいません。あんまりこいつに物をやるのは」
「いいのよ! トラちゃんが喜ぶのを観たくてここに来るんだし」
「こいつ、バカのくせにやたら参考書だの問題集なんか欲しがって」
「バカだからですよ、城戸さん! じゃなきゃ勉強なんかしないですって」
「そういうもんか!」
「そうなんです!」
みんなが笑う。
いつの間にか、俺が高校生であることは、公然の秘密になっていた。
一度刑事の佐野さんが来たが、うちが貧乏なことはよく知っているので、見て見ぬ振りをしてくれた。
むしろ、俺がいることで店は連日満員だった。
俺のファンクラブのOLの人たちが通いつめ、そこからまた輪が広がっていった。
高校生の俺と接することが出来る場所になっていた。
「トラ、ありがとうな」
城戸さんは喜んでそう言ってくれた。
「俺の方こそですよ。俺なんかを働かせてくれて、ありがとうございます!
城戸さんは、そう言う俺の頭をよく撫でてくれた。
城戸さんは男前の顔だった。
身長は180センチ近い。
顔は滅多に笑わないが、そのせいで「男の渋さ」が漂う俺の大好きな顔だった。
時給は最初1000円だったが、すぐに1500円にしてくれた。
俺が喜んでキスをすると、腹に強烈なパンチを喰らった。
後から知ったが、学生時代にボクシングを相当やっていたそうだ。
水商売だから仕方がないが、時々筋者も来た。
俺目当ての女性客に絡むこともあった。
「お客さん、他の方にご迷惑ですのでやめてください」
「なんだ、若造?」
「お願いしますね」
ビール瓶で殴られた。
俺は左手で防ぎ、右手のブロウで瓶を粉砕した。
「お願いしますね?」
「おい、こいつ「赤虎」だぞ」
「なんだって?」
「やばいって! こいつ頭に血が上ると、とんでもない凶暴に!」
「おい!」
「狂犬宇留間の目玉抉って耳食い千切ったって」
「ほんとか!」
「〇〇組が佐野の女房と娘攫おうとしたら、こいつが車ごと焼き殺そうとしたってよ!」
「あいつかぁ!」
そんなに酷いことを、……まあしたな。
どう噂が広まったか知らないが、城戸さんの店で暴れるバカはいなくなった。
「お前、何やってんの?」
「え、真面目な高校生ですよ?」
「ぜってぇウソ」
「アハハハハハ!」
俺が参考書や問題集をもらうことに渋い顔をしていた城戸さんだったが、俺が他のものを絶対に受け取らないのを分かって、次第に黙認するようになった。
女たちは作戦を変えた。
「トラちゃん、ケーキ買って来たの」
「え!」
「お客さん、あんまりこいつには」
「えー、でも腐っちゃうし」
「トラ」
「はい!」
「よだれを拭け!」
「はい!」
「ニヤニヤすんな!」
「は、いってぇ!」
佐野さんは俺の頭をぶん殴って、仕方ないと受け取った。
「じゃあ、休憩入りまーす!」
「うちに休憩はねぇ!」
「地獄か!」
客たちは大笑いする。
10秒で喰えと言われ、俺は一口でケーキを食べた。
「折角頂いたんだ! 味わって喰え!」
「エェッー!」
毎日が楽しかった。
城戸さんには幼い娘がいた。
城戸さんの母親が世話していたようだが、たまに店にいた。
何かの用事があったか、体調を崩されたりしたのだろう。
店にお客さんが入って来るたびに、申し訳ないと謝っていた。
カウンターの内側の椅子に、大人しく座っていた。
ルミちゃんという小学1年生だそうだ。
「ルミちゃん、ちょっと背中見てくれないかな」
「うん」
俺は思い切りオナラをした。
ルミちゃんが大笑いした。
「トラ! てめぇうちの娘に!」
「アハハハハ、すいません!」
俺はわざと失敗し、フルーツをルミちゃんに食べさせた。
客が途絶えた。
「ルミちゃん、夕飯は何がいい?」
「オムライス!」
「おお! 俺も大好きなんだ!」
俺が作り出すと、お前も一緒に喰えと城戸さんに言われた。
カウンターの隅で二人で食べる。
ルミちゃんは美味しいと言ってニコニコして食べた。
「ルミちゃん」
「なーに、トラちゃん」
「実はな、俺が本当のお父さんなんだよ」
「そうなの!」
「トラぁ!」
「アハハハハ!」
そのうち、ルミちゃんは眠そうになった。
椅子から転げ落ちそうになる。
店は生憎満員だった。
「敦子さん、特別メニューがあるんですけど」
「なーに、トラちゃん!」
常連の俺のファンクラブの敦子さんに頼んだ。
綺麗で、何よりもとても優しい女性だった。
「はい、女体盛!」
俺はルミちゃんを抱え、敦子さんの膝に頭を乗せた。
「アハハハハ!」
「おい、トラ!」
「いいわよ! きゃーカワイイ!」
「いえ、お客さん、すぐにどかします」
「このままにして! お酒が美味しくなるわ」
「でも」
敦子さんは本当に優しい人だった。
困ってる人を放っておけない姉御肌の人だ。
「城戸さん、さあ敦子さんに何かサービスを」
「お前よぅ」
俺は敦子さんに頭を下げ、城戸さんは敦子さんの好きな物を作れと言った。
敦子さんは壁に身体を押し付け、自分のコートをルミちゃんにかけ、マフラーを枕にしてくれた。
それから、時々ルミちゃんが店に遊びに来るようになり、オムライスを俺にせがんだ。
お客さんからも好評で、城戸さんもあまり困った顔をしなくなった。
高校を卒業する前に、俺はバイトを辞めた。
「三年間、本当にお世話になりました!」
「こっちこそな。トラには世話になったし、何より楽しかったよ」
「エヘヘヘヘ」
「これ、バイト代な。それとこっちは餞別だ」
「え! ほんとですか!」
城戸さんは、俺にウォークマンをくれた。
それと重たい袋。
そちらは後で返したが。
「トラは音楽が好きなんだろ?」
「ありがとうございます! ほんとに嬉しいや、城戸さん!」
俺は泣いた。
「お前がいなくなると、随分客が減るな」
「いえ! みんなには絶対に通うように言ってますから。みんなこの店が好きみたいですよ?」
「そうか」
「族の先輩方にも紹介してますし」
「ああ、そっちはいいや」
「「アハハハハハハハ!」」
俺たちは明るく別れた。
その後で、泣いた。
昼は高校と部活がある。
土曜の夜は族の集会がある。
それ以外の日なら、夜であればバイトができる。
でも、神奈川の田舎で、そういう仕事は無かった。
あったのは、水商売だけ。
何軒か頼みに行ったが、未成年であることから断られた。
やっと、族の先輩の紹介で一軒のスナックに潜り込めた。
もちろん、年齢は知らない、ということだった。
嘘の履歴書を書かされた。
「まあ、お前なら身体もでかいし、大丈夫だろう」
城戸さんというマスターがそう言ってくれた。
結構オシャレな店だった。
女性客もよく来た。
城戸さんは東京でバーテンの仕事をし、カクテルや料理の作り方や、経営のノウハウも学んでいた。
長髪で、後ろで髪をまとめた渋い人だった。
俺にいろいろ教えてくれ、俺もすぐに慣れて行った。
「トラ、お前はスジがいいな」
「ありがとうございます!」
「まあ、素直って言うか、バカでいいな!」
「ありがとうございます!」
「ワハハハハ!」
「アハハハハ!」
俺は城戸さんに料理を任され、カウンターで客の相手もさせられた。
スナックで出す料理だったが、城戸さんは厳しく俺に指導した。
一流のレストランかというほどに、徹底して妥協はなかった。
特に練習させられたのが、飾り包丁だ。
フルーツを美しくカットする技術を仕込まれた。
「トラ! またお前手を切ったのか!」
城戸さんは俺が怪我をすると怒った。
客を嫌な気にさせるためだ。
特に、俺目当てに来る女性客が多くなったせいだ。
「すいません! すぐに治します!」
「すぐにったってなぁ」
「はい! 1,2,3! ほら、もう塞がりましたよ!」
「お前、妖怪人間かよ」
「早く人間になりたいですね!」
「こいつ!」
客は大笑いしていた。
怪我の総合デパートな俺は、軽い傷なら瞬時に塞がった。
「はい、トラちゃん! こないだ言ってた問題集」
「ありがとうございます!」
俺は城戸さんに頭をはたかれる。
「すいません。あんまりこいつに物をやるのは」
「いいのよ! トラちゃんが喜ぶのを観たくてここに来るんだし」
「こいつ、バカのくせにやたら参考書だの問題集なんか欲しがって」
「バカだからですよ、城戸さん! じゃなきゃ勉強なんかしないですって」
「そういうもんか!」
「そうなんです!」
みんなが笑う。
いつの間にか、俺が高校生であることは、公然の秘密になっていた。
一度刑事の佐野さんが来たが、うちが貧乏なことはよく知っているので、見て見ぬ振りをしてくれた。
むしろ、俺がいることで店は連日満員だった。
俺のファンクラブのOLの人たちが通いつめ、そこからまた輪が広がっていった。
高校生の俺と接することが出来る場所になっていた。
「トラ、ありがとうな」
城戸さんは喜んでそう言ってくれた。
「俺の方こそですよ。俺なんかを働かせてくれて、ありがとうございます!
城戸さんは、そう言う俺の頭をよく撫でてくれた。
城戸さんは男前の顔だった。
身長は180センチ近い。
顔は滅多に笑わないが、そのせいで「男の渋さ」が漂う俺の大好きな顔だった。
時給は最初1000円だったが、すぐに1500円にしてくれた。
俺が喜んでキスをすると、腹に強烈なパンチを喰らった。
後から知ったが、学生時代にボクシングを相当やっていたそうだ。
水商売だから仕方がないが、時々筋者も来た。
俺目当ての女性客に絡むこともあった。
「お客さん、他の方にご迷惑ですのでやめてください」
「なんだ、若造?」
「お願いしますね」
ビール瓶で殴られた。
俺は左手で防ぎ、右手のブロウで瓶を粉砕した。
「お願いしますね?」
「おい、こいつ「赤虎」だぞ」
「なんだって?」
「やばいって! こいつ頭に血が上ると、とんでもない凶暴に!」
「おい!」
「狂犬宇留間の目玉抉って耳食い千切ったって」
「ほんとか!」
「〇〇組が佐野の女房と娘攫おうとしたら、こいつが車ごと焼き殺そうとしたってよ!」
「あいつかぁ!」
そんなに酷いことを、……まあしたな。
どう噂が広まったか知らないが、城戸さんの店で暴れるバカはいなくなった。
「お前、何やってんの?」
「え、真面目な高校生ですよ?」
「ぜってぇウソ」
「アハハハハハ!」
俺が参考書や問題集をもらうことに渋い顔をしていた城戸さんだったが、俺が他のものを絶対に受け取らないのを分かって、次第に黙認するようになった。
女たちは作戦を変えた。
「トラちゃん、ケーキ買って来たの」
「え!」
「お客さん、あんまりこいつには」
「えー、でも腐っちゃうし」
「トラ」
「はい!」
「よだれを拭け!」
「はい!」
「ニヤニヤすんな!」
「は、いってぇ!」
佐野さんは俺の頭をぶん殴って、仕方ないと受け取った。
「じゃあ、休憩入りまーす!」
「うちに休憩はねぇ!」
「地獄か!」
客たちは大笑いする。
10秒で喰えと言われ、俺は一口でケーキを食べた。
「折角頂いたんだ! 味わって喰え!」
「エェッー!」
毎日が楽しかった。
城戸さんには幼い娘がいた。
城戸さんの母親が世話していたようだが、たまに店にいた。
何かの用事があったか、体調を崩されたりしたのだろう。
店にお客さんが入って来るたびに、申し訳ないと謝っていた。
カウンターの内側の椅子に、大人しく座っていた。
ルミちゃんという小学1年生だそうだ。
「ルミちゃん、ちょっと背中見てくれないかな」
「うん」
俺は思い切りオナラをした。
ルミちゃんが大笑いした。
「トラ! てめぇうちの娘に!」
「アハハハハ、すいません!」
俺はわざと失敗し、フルーツをルミちゃんに食べさせた。
客が途絶えた。
「ルミちゃん、夕飯は何がいい?」
「オムライス!」
「おお! 俺も大好きなんだ!」
俺が作り出すと、お前も一緒に喰えと城戸さんに言われた。
カウンターの隅で二人で食べる。
ルミちゃんは美味しいと言ってニコニコして食べた。
「ルミちゃん」
「なーに、トラちゃん」
「実はな、俺が本当のお父さんなんだよ」
「そうなの!」
「トラぁ!」
「アハハハハ!」
そのうち、ルミちゃんは眠そうになった。
椅子から転げ落ちそうになる。
店は生憎満員だった。
「敦子さん、特別メニューがあるんですけど」
「なーに、トラちゃん!」
常連の俺のファンクラブの敦子さんに頼んだ。
綺麗で、何よりもとても優しい女性だった。
「はい、女体盛!」
俺はルミちゃんを抱え、敦子さんの膝に頭を乗せた。
「アハハハハ!」
「おい、トラ!」
「いいわよ! きゃーカワイイ!」
「いえ、お客さん、すぐにどかします」
「このままにして! お酒が美味しくなるわ」
「でも」
敦子さんは本当に優しい人だった。
困ってる人を放っておけない姉御肌の人だ。
「城戸さん、さあ敦子さんに何かサービスを」
「お前よぅ」
俺は敦子さんに頭を下げ、城戸さんは敦子さんの好きな物を作れと言った。
敦子さんは壁に身体を押し付け、自分のコートをルミちゃんにかけ、マフラーを枕にしてくれた。
それから、時々ルミちゃんが店に遊びに来るようになり、オムライスを俺にせがんだ。
お客さんからも好評で、城戸さんもあまり困った顔をしなくなった。
高校を卒業する前に、俺はバイトを辞めた。
「三年間、本当にお世話になりました!」
「こっちこそな。トラには世話になったし、何より楽しかったよ」
「エヘヘヘヘ」
「これ、バイト代な。それとこっちは餞別だ」
「え! ほんとですか!」
城戸さんは、俺にウォークマンをくれた。
それと重たい袋。
そちらは後で返したが。
「トラは音楽が好きなんだろ?」
「ありがとうございます! ほんとに嬉しいや、城戸さん!」
俺は泣いた。
「お前がいなくなると、随分客が減るな」
「いえ! みんなには絶対に通うように言ってますから。みんなこの店が好きみたいですよ?」
「そうか」
「族の先輩方にも紹介してますし」
「ああ、そっちはいいや」
「「アハハハハハハハ!」」
俺たちは明るく別れた。
その後で、泣いた。
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