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「紅六花」ビル Ⅱ
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3時頃に起きた。
六花とロボはまだ寝ている。
俺はジーンズとタートルネックのセーターを着て、一階に降りた。
エプロンを抱えている。
「石神さん!」
タケが俺を見て駆け寄って来る。
「ちょっと厨房に入れてもらっていいかな」
「はい! どうぞ!」
タケが案内してくれる。
コック長の小鉄に挨拶され、俺は先ほど言った唐揚げを作る。
唐辛子を唐揚げ粉にまぶし、揚げてみる。
同時に、ゆで卵を作った。
タケと小鉄に味見してもらった。
「なるほど!」
「唐揚げも油だ。だからチャーハンと味が近いのな。離してやることで、口がリセットされるわけだ」
「「はい!」」
俺はゆで卵を湯から出した。
固ゆでだ。
カレー用のスプーンで、丁寧に全体にヒビを入れる。
小鍋に醤油を入れ、卵を転がしながら茹でる。
卵の殻を取り、タケたちに見せた。
「ああ!」
ヒビに沿って、醤油が模様を描いている。
「面白いだろ? これを半分に切って、リッカチャンハンに乗せてやればいい」
「スゴイですね!」
「ああ、さっき寝ながら考えた」
「石神さんは寝てても考えてるんですね!」
「当たり前だ! 東大卒だからな!」
「「すげぇ!」」
「ダァーッハッハッハ!」
さっき起きて思いついた。
「それとな、お前らの総長は物凄い美人じゃない」
「「ハイ!」」
「だから、10回食べたらブロマイド1枚とかな」
「なるほど!」
「ポスターを作れよ。何か月かごとにあげる写真を変えていけば、みんなどんどん喰うぞ」
「じゃあ、虎チャーハンでも!」
「いや、そっちはいいよ。男の写真なんて欲しがらないだろう。まあ、虎チャーハンでも六花の写真をあげてもいいかもな」
「「はい!」」
俺は数か月後、虎の顔と六花の顔(双子が描いた)の皿を、100枚ずつタケに送った。
六花が起きて来た。
俺は一緒に父親と紫苑の墓参りに行った。
タケとよしこがついてきた。
「紫苑、あたしは看護師として頑張ってるよ」
六花が言うと、タケとよしこが泣いた。
「紹介するよ、石神先生だ。あたしの命だ」
その時、陽だまりから来たか、温かな風が流れた。
「石神高虎です。最愛の六花の親友のあなたにお会いしたかった」
六花が俺を見て、大粒の涙を流した。
俺たちは手を合わせて、立ち去った。
タケの店に戻ると、宴会場を作っていた。
「おい、これはなんだ?」
「はい! 石神さんと総長のための歓迎会ですが」
「貸し切りかよ」
「もちろんです。「紅六花」総勢81名が集まりますから」
「全員くんのか?」
「当然です」
六花は笑っている。
眩しい。
「あ、ロボさんも是非」
「聞いてみるよ」
「はい」
俺と六花は8階に上がった。
寝室に入ると、ロボが駆け寄って来る。
「ロボ、レディースの歓迎会だってよ。お前にも来て欲しいって言うんだけど」
「にゃ」
行くそうだ。
「石神先生、ロボの言葉が分かるんですね」
「にゃ」
六花が笑った。
5時から宴会が始まった。
俺と六花のテーブルには、次々と集まり、いつの間にか周囲がイスだらけになった。
ロボも大人気で、みんなからカワイイと言われ、なんだか上機嫌だった。
褒められてるのは分かるらしい。
一応、触れないでくれと言ったが、ロボは気に入った人間がいると、擦り寄っていき、膝に乗ったりした。
俺は途中で断って、小鉄の手伝いをした。
俺が作ったホイコーローや麻婆豆腐などが、争って喰われた。
様々な具の餃子を作った。
チーズ、アスパラとトマト、ササミとシソ、ひき肉と唐辛子、豆腐と柚子、レタスとベーコン、様々な食材を組み合わせた。
これも大好評だった。
500くらい焼いた。
椅子が集まっているので、ジャンプして席に着くと、歓声と拍手が沸いた。
六花が嬉しそうに笑った。
ガンガン飲み、宴は賑わった。
俺は部屋からギターを持って降り、弾いた。
タケたちが喜んだTHE STREET BEATSの『I WANNA CHANGE』や、THE BIRTHDAYの『KAMINARI TODAY」などを歌う。
大喝采が起きた。
何人かが駆け寄って抱き着いて来る。
泣いている。
タケたち幹部に引き剥がされる。
「ロボー!」
俺はロボを呼び、ビル・ハーレイの『Rock Around the Clock』をギターを弾きながら、ロボとジルバを踊った。
ロボが立ち上がって腰を動かすので、みんなで笑って拍手した。
俺たちはよく地下室でやっている。
グレン・ミラーの『In The Mood』、チャック・ベリーの『Johnny B.Good』などを演奏し、みんなで踊る。
盛り上がった。
「六花! タケ! よしこ!」
俺は三人を呼んだ。
「よーし! ここをオランダにするぞー!」
「はーい!」
「「?」」
俺は下半身を出し、オチンチンを振り回した。
六花がチューリップを作り、タケとよしこも倣った。
「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
すごい大爆笑が湧いた。
「ここはもう、オランダなんだぁー!
小鉄もやらされ、みんなにバカにされてカワイソウだった。
「小鉄! オランダにならねっぞ!」
「分かってますよー!」
俺は六花、タケ、よしこを誘って、外に出た。
駐車場のベンチにみんなで腰かける。
「ああ、気持ちがいいな、タケ、よしこ」
「「はい!」」
「ありがとうな、こんな楽しい宴会を」
「いや、石神さんが楽しいんですよ」
タケが言った
「そんなことはねぇ。みんながいい奴らだからだ」
「そうですかね」
「お前らみたいないい奴らはいないよ。とっくに辞めた総長をずっと慕って、いまでもこうやって集まってくれる」
「それはもう!」
「それに、お前ら同士だって、何かあれば助け合ってるんだろ?」
「はい」
「この立派なビルだって、よしこやいろんな連中の協力があってのことだろう」
「そうですね」
「お前らはずっと六花を慕ってくれ。頼む」
俺は頭を下げた。
「石神さん、大丈夫ですよ。私らが固まってるのは、総長の居場所を守るためなんですから」
「そうか」
六花が泣いていた。
「ああ、寒ぃな! タケ、なんでこんな寒い場所に連れ出したんだ?」
「石神さんが連れて来たんですよ!」
「あ、そうか!」
みんなで笑って中へ入った。
六花が潰れ、俺はロボと一緒に部屋に運んで寝かせた。
俺は残った連中と飲んだ。
半数もいなかった。
タケもよしこも潰れた。
ヒロミとミカはまだ飲んでいた。
「お前ら強いな」
「石神さんこそ!」
ヒロミが言った。
「私らは一応プロですからね」
「ああ、カフェバーだっけか」
「本当はカフェバーなんてシャレたもんじゃないんですけど。この辺は飲み屋が少ないんで、ただの大衆酒場ですよ」
「ヒロミは分かるけど、ミカは?」
「ミカは夜にうちを手伝ってくれてるんです」
「ああ、なるほど」
「あたしら、仲間で助け合ってますからね。キッチ! ラク! こっちへ来い!」
「「はい!」」
若い女が二人来た。
「キッチは酒屋で、うちに酒を卸してくれてます。ラクはミカと同じで、うちで働いてます」
「へぇ」
「お前ら、石神さんとあんまし話してないだろう。今はあたし以外に幹部も先輩もいねぇから、ここに座れ」
「いいんですか!」
「ああ」
二人は喜んで座った。
「そうか。キッチ以外はみんな同じ店か」
「キッチもたまに手伝ってますけどね」
「エヘヘヘ」
「俺もさ、高校時代はスナックでバイトしてたんだよ」
俺は懐かしく思い出した。
六花とロボはまだ寝ている。
俺はジーンズとタートルネックのセーターを着て、一階に降りた。
エプロンを抱えている。
「石神さん!」
タケが俺を見て駆け寄って来る。
「ちょっと厨房に入れてもらっていいかな」
「はい! どうぞ!」
タケが案内してくれる。
コック長の小鉄に挨拶され、俺は先ほど言った唐揚げを作る。
唐辛子を唐揚げ粉にまぶし、揚げてみる。
同時に、ゆで卵を作った。
タケと小鉄に味見してもらった。
「なるほど!」
「唐揚げも油だ。だからチャーハンと味が近いのな。離してやることで、口がリセットされるわけだ」
「「はい!」」
俺はゆで卵を湯から出した。
固ゆでだ。
カレー用のスプーンで、丁寧に全体にヒビを入れる。
小鍋に醤油を入れ、卵を転がしながら茹でる。
卵の殻を取り、タケたちに見せた。
「ああ!」
ヒビに沿って、醤油が模様を描いている。
「面白いだろ? これを半分に切って、リッカチャンハンに乗せてやればいい」
「スゴイですね!」
「ああ、さっき寝ながら考えた」
「石神さんは寝てても考えてるんですね!」
「当たり前だ! 東大卒だからな!」
「「すげぇ!」」
「ダァーッハッハッハ!」
さっき起きて思いついた。
「それとな、お前らの総長は物凄い美人じゃない」
「「ハイ!」」
「だから、10回食べたらブロマイド1枚とかな」
「なるほど!」
「ポスターを作れよ。何か月かごとにあげる写真を変えていけば、みんなどんどん喰うぞ」
「じゃあ、虎チャーハンでも!」
「いや、そっちはいいよ。男の写真なんて欲しがらないだろう。まあ、虎チャーハンでも六花の写真をあげてもいいかもな」
「「はい!」」
俺は数か月後、虎の顔と六花の顔(双子が描いた)の皿を、100枚ずつタケに送った。
六花が起きて来た。
俺は一緒に父親と紫苑の墓参りに行った。
タケとよしこがついてきた。
「紫苑、あたしは看護師として頑張ってるよ」
六花が言うと、タケとよしこが泣いた。
「紹介するよ、石神先生だ。あたしの命だ」
その時、陽だまりから来たか、温かな風が流れた。
「石神高虎です。最愛の六花の親友のあなたにお会いしたかった」
六花が俺を見て、大粒の涙を流した。
俺たちは手を合わせて、立ち去った。
タケの店に戻ると、宴会場を作っていた。
「おい、これはなんだ?」
「はい! 石神さんと総長のための歓迎会ですが」
「貸し切りかよ」
「もちろんです。「紅六花」総勢81名が集まりますから」
「全員くんのか?」
「当然です」
六花は笑っている。
眩しい。
「あ、ロボさんも是非」
「聞いてみるよ」
「はい」
俺と六花は8階に上がった。
寝室に入ると、ロボが駆け寄って来る。
「ロボ、レディースの歓迎会だってよ。お前にも来て欲しいって言うんだけど」
「にゃ」
行くそうだ。
「石神先生、ロボの言葉が分かるんですね」
「にゃ」
六花が笑った。
5時から宴会が始まった。
俺と六花のテーブルには、次々と集まり、いつの間にか周囲がイスだらけになった。
ロボも大人気で、みんなからカワイイと言われ、なんだか上機嫌だった。
褒められてるのは分かるらしい。
一応、触れないでくれと言ったが、ロボは気に入った人間がいると、擦り寄っていき、膝に乗ったりした。
俺は途中で断って、小鉄の手伝いをした。
俺が作ったホイコーローや麻婆豆腐などが、争って喰われた。
様々な具の餃子を作った。
チーズ、アスパラとトマト、ササミとシソ、ひき肉と唐辛子、豆腐と柚子、レタスとベーコン、様々な食材を組み合わせた。
これも大好評だった。
500くらい焼いた。
椅子が集まっているので、ジャンプして席に着くと、歓声と拍手が沸いた。
六花が嬉しそうに笑った。
ガンガン飲み、宴は賑わった。
俺は部屋からギターを持って降り、弾いた。
タケたちが喜んだTHE STREET BEATSの『I WANNA CHANGE』や、THE BIRTHDAYの『KAMINARI TODAY」などを歌う。
大喝采が起きた。
何人かが駆け寄って抱き着いて来る。
泣いている。
タケたち幹部に引き剥がされる。
「ロボー!」
俺はロボを呼び、ビル・ハーレイの『Rock Around the Clock』をギターを弾きながら、ロボとジルバを踊った。
ロボが立ち上がって腰を動かすので、みんなで笑って拍手した。
俺たちはよく地下室でやっている。
グレン・ミラーの『In The Mood』、チャック・ベリーの『Johnny B.Good』などを演奏し、みんなで踊る。
盛り上がった。
「六花! タケ! よしこ!」
俺は三人を呼んだ。
「よーし! ここをオランダにするぞー!」
「はーい!」
「「?」」
俺は下半身を出し、オチンチンを振り回した。
六花がチューリップを作り、タケとよしこも倣った。
「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
すごい大爆笑が湧いた。
「ここはもう、オランダなんだぁー!
小鉄もやらされ、みんなにバカにされてカワイソウだった。
「小鉄! オランダにならねっぞ!」
「分かってますよー!」
俺は六花、タケ、よしこを誘って、外に出た。
駐車場のベンチにみんなで腰かける。
「ああ、気持ちがいいな、タケ、よしこ」
「「はい!」」
「ありがとうな、こんな楽しい宴会を」
「いや、石神さんが楽しいんですよ」
タケが言った
「そんなことはねぇ。みんながいい奴らだからだ」
「そうですかね」
「お前らみたいないい奴らはいないよ。とっくに辞めた総長をずっと慕って、いまでもこうやって集まってくれる」
「それはもう!」
「それに、お前ら同士だって、何かあれば助け合ってるんだろ?」
「はい」
「この立派なビルだって、よしこやいろんな連中の協力があってのことだろう」
「そうですね」
「お前らはずっと六花を慕ってくれ。頼む」
俺は頭を下げた。
「石神さん、大丈夫ですよ。私らが固まってるのは、総長の居場所を守るためなんですから」
「そうか」
六花が泣いていた。
「ああ、寒ぃな! タケ、なんでこんな寒い場所に連れ出したんだ?」
「石神さんが連れて来たんですよ!」
「あ、そうか!」
みんなで笑って中へ入った。
六花が潰れ、俺はロボと一緒に部屋に運んで寝かせた。
俺は残った連中と飲んだ。
半数もいなかった。
タケもよしこも潰れた。
ヒロミとミカはまだ飲んでいた。
「お前ら強いな」
「石神さんこそ!」
ヒロミが言った。
「私らは一応プロですからね」
「ああ、カフェバーだっけか」
「本当はカフェバーなんてシャレたもんじゃないんですけど。この辺は飲み屋が少ないんで、ただの大衆酒場ですよ」
「ヒロミは分かるけど、ミカは?」
「ミカは夜にうちを手伝ってくれてるんです」
「ああ、なるほど」
「あたしら、仲間で助け合ってますからね。キッチ! ラク! こっちへ来い!」
「「はい!」」
若い女が二人来た。
「キッチは酒屋で、うちに酒を卸してくれてます。ラクはミカと同じで、うちで働いてます」
「へぇ」
「お前ら、石神さんとあんまし話してないだろう。今はあたし以外に幹部も先輩もいねぇから、ここに座れ」
「いいんですか!」
「ああ」
二人は喜んで座った。
「そうか。キッチ以外はみんな同じ店か」
「キッチもたまに手伝ってますけどね」
「エヘヘヘ」
「俺もさ、高校時代はスナックでバイトしてたんだよ」
俺は懐かしく思い出した。
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