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「クロピョン」独白
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最初の記憶はない。
しかし、後の「私」が思うに、それは溶岩の対流からだったのではないかと思う。
今はもう少なくなったが、時々振動するそれらが、「私」にそう語りかけている。
一定のリズムで巡り続けるそれから、地表へ噴出する振動。
その振動が、あるとき一定のリズムを刻んだ。
長い年月、そのリズムが続いた。
ある時、宇宙龍がそのリズムに気付いた。
宇宙龍は楽しみ、地表へその爪を突き刺した。
一定の間隔に開けられた穴は、様々な「音」を奏でるようになった。
また長い年月の後に、再び宇宙龍が訪れた。
自分の「音」を楽しみ、更に別な場所に爪を突き立てた。
「和音」が出来た。
満足して、宇宙龍は飛び立っていった。
ある時、無数のものが空から落ちてくるようになった。
その衝撃が、「和音」と共鳴する瞬間があった。
「私」が生まれた。
「私」は、「音」を自在に操れるようになった。
次々に「音」を生み出すものを作って行った。
それらは「私」の一部になり、さらに多くの「音」を生み出していった。
長い年月が経つと、面白いモノを見つけた。
それは、小さいが独特の「音」を持っていた。
「音」ではないものに満ちている世界に現われた小さな「モノ」。
自分以外の「音」を持つモノに興味を抱いた。
しかし、「私」が近づきすぎると、それらは「音」を喪った。
ある時、その「音」を「私」が吸収できることに気付いた。
面白くなって、たびたび小さな「音」を拾い集めるようになった。
同じ「音」を集めるのに飽きて来た頃、小さな「音」の種類が突然広がった。
嬉しくなって、「私」は様々な「音」を集めた。
そして次第に、それも飽きて行った。
「私」以外にも、「大きい彼」がいることに気付いていった。
海に、空に、光に、様々な「大きい彼」はいた。
時折近づき、時には争ったりもした。
「私たち」はそのうち、互いに触れ合わないようになっていった。
小さな「音」が、争うたびに消えて行ったからだ。
「私たち」は、小さな「音」を守りたいと考えていた。
自分たちに、さまざまな楽しみを与えてくれるからだ。
「音」のない世界に、小さな者たちは貴重だった。
面白い小さな「音」が生まれた。
それは次第に少しずつ「音」の大きさや種類を変えられる連中だった。
それらは、次々に面白い「音」を自ら生み出していった。
あちこちに拡がり、新しい「音」を奏でて行く。
時には好ましくない「音」を奏でるので、「私」が消すこともあった。
何はともあれ、面白い小さな「音」は、「私」と同じく「音」を生み出すことが出来たのだ。
「私」は幾つかの面白い小さな「音」を吞み込んでみた。
素晴らしいことが分かった。
面白い小さな「音」は、「私」の中で「音楽」を奏でた。
あまりにも面白かったので、次々に呑み込んでみたこともある。
そのうちに、「私」は面白い小さな「音」を大事にしたいと思うようになった。
本当に面白い者たちだった。
その面白い小さな「音」の中に、時折「私」を感じる者たちが生まれた。
他の小さな「音」も、「私」が近づけば感じる。
それとは別な感じ方だった。
僅かなものだが、「私」を少しだけ理解する感じ方だった。
「私」は興味を抱き、呼びかけに応じることも多かった。
ごく稀にしか生まれないその者たちのために、望むことをやった。
だがある時、それが時折「悪意」であることを知った。
「私」は面白い小さな「音」のことをよく知るようになり、「私」への呼びかけには「悪意」を許さないようになった。
「悪意」とは、「私」が存在するこの世界の「理」に反することだ。
「私」の唯一の中心にあることは、「理」に適うことだった。
それが「私」というものだった。
それを見分けるために、「私」は代価を求めるようになった。
自分の「音」と引き換えに望むことは許すようになった。
別のこともした。
「私」を求める際に、その者を「試す」こともあった。
自分の「音」が消えるのを知った時に、その者がどのような反応をするのか。
それを見極めて、望むことを為すようになった。
代価や試練の後、それらの者は私が呑み込んだ。
「私」の中にまた「音楽」が灯った。
「私」を感じる者の中に、「私」を呼びかける「名」を与える者がいた。
「大黒丸」
その者は、「私」をそう呼んだ。
それが「名」であることを理解したのは、その者の「音」が消えた後だ。
「私」を感じられない者たちが、「私」をそう呼ぶようになったからだ。
しかし、その者たちも、「私」の代価や試練を恐れるようになっていった。
面白い小さな「音」は、次第に私から離れ、私を忘れて行った。
それとは別に、「私」に共鳴する存在たちが次第に増えて行った。
「大きい彼」ほどではないが、小さい「音」と比べて格段に大きかった。
「私」から生まれたのか、別に生まれた者が「私」に近かったからか。
それらは「私」に従い、「私」を崇めるようになった。
「私」はそれらを好み、傷つけるものを許さない。
楽しい「音」を持つ者が生まれた。
「私」は久しぶりにその者に興味を抱いた。
面白い小さな「音」の一つであったが、その者は特別だった。
よく様々な「音楽」を奏でていた。
「音楽」と共にあるようだった。
その者の中では、常に「音楽」が奏でられているようだった。
他の面白い小さな「音」とよく争っていたが、その争いそのものがその者の「音楽」であった。
「私」が好む「山」の中にもよく来た。
そこでも様々な「音楽」を奏でた。
その者は誰にやられたのか、間もなく死ぬ運命だった。
「私」がその運命を取り除いた。
望まれもしないでそのようなことをしたのも久しぶりだった。
「私」はそれほど、その者に興味を持っていた。
その者の「音楽」を欲した。
その者がまた、面白い小さな「音」の中でも珍しい「音」を持つ者たちと一緒になった。
その者たちがまた面白い「音楽」を奏で始めた。
「私」はよく見ようと、その者たちに近づくことも多くなった。
その者たちの中に、また久しく現われなかった「私」を感じる者がいた。
しかも二つだ。
「私」は「名」の意味を理解していた。
「タカさん」と呼ばれる、私がこれまでで最も大きな興味を持つ者。
他にも幾つかの「名」があったが、すべて覚えた。
「タカさん」が、ある日私に願った。
面白い願いだった。
小さくて大きなものだった。
「タカさん」の核にある音楽が迸っていた。
「私」はずっと以前に覚えた「笑う」ことを感じた。
同時に、そういうことをして欲しくはなかった。
「私」は仕方なく試練を与えた。
間もなく「タカさん」の音が消えてしまうことが「悲しい」と感じた。
私がほとんど抱いたことのなりものだった。
しかしその後、「私」は次々と、今まで感じたことのないものを味わうことになった。
「タカさん」は試練を乗り越えた。
「驚き」を感じた。
これまで、ただの一度もそのようなことは無かった。
さらに、その「タカさん」は「私」を従えると宣言した。
試練を乗り越えた者がいなかったため、「私」はそれを承服した。
これも、今までただの一度もなかったことだ。
さらに驚いたことがあった。
「タカさん」に従うことは楽しかった。
「私」が一つだけ抱いていること。
この世の「理」に適うことが、「タカさん」に従うことでさらに明瞭になっていった。
「不思議」というものを感じたのも、初めてのことだった。
「私」の存在が「歓び」で震えた。
「私」が本当の「私」になった。
「タカさん」が言う「クロピョン」がその本当の「私」になった。
次元の異なる高い世界では、「私」のことを理解し知る者も多かった。
ある時、元は面白い小さな「音」だった、「大いなる者」が現われて言った。
「どう? 私の「彼」は最高でしょ!」
その言葉に「私」は「笑う」こと以上のものを覚えた。
「私」の存在が「大笑い」というものを知った。
しかし、後の「私」が思うに、それは溶岩の対流からだったのではないかと思う。
今はもう少なくなったが、時々振動するそれらが、「私」にそう語りかけている。
一定のリズムで巡り続けるそれから、地表へ噴出する振動。
その振動が、あるとき一定のリズムを刻んだ。
長い年月、そのリズムが続いた。
ある時、宇宙龍がそのリズムに気付いた。
宇宙龍は楽しみ、地表へその爪を突き刺した。
一定の間隔に開けられた穴は、様々な「音」を奏でるようになった。
また長い年月の後に、再び宇宙龍が訪れた。
自分の「音」を楽しみ、更に別な場所に爪を突き立てた。
「和音」が出来た。
満足して、宇宙龍は飛び立っていった。
ある時、無数のものが空から落ちてくるようになった。
その衝撃が、「和音」と共鳴する瞬間があった。
「私」が生まれた。
「私」は、「音」を自在に操れるようになった。
次々に「音」を生み出すものを作って行った。
それらは「私」の一部になり、さらに多くの「音」を生み出していった。
長い年月が経つと、面白いモノを見つけた。
それは、小さいが独特の「音」を持っていた。
「音」ではないものに満ちている世界に現われた小さな「モノ」。
自分以外の「音」を持つモノに興味を抱いた。
しかし、「私」が近づきすぎると、それらは「音」を喪った。
ある時、その「音」を「私」が吸収できることに気付いた。
面白くなって、たびたび小さな「音」を拾い集めるようになった。
同じ「音」を集めるのに飽きて来た頃、小さな「音」の種類が突然広がった。
嬉しくなって、「私」は様々な「音」を集めた。
そして次第に、それも飽きて行った。
「私」以外にも、「大きい彼」がいることに気付いていった。
海に、空に、光に、様々な「大きい彼」はいた。
時折近づき、時には争ったりもした。
「私たち」はそのうち、互いに触れ合わないようになっていった。
小さな「音」が、争うたびに消えて行ったからだ。
「私たち」は、小さな「音」を守りたいと考えていた。
自分たちに、さまざまな楽しみを与えてくれるからだ。
「音」のない世界に、小さな者たちは貴重だった。
面白い小さな「音」が生まれた。
それは次第に少しずつ「音」の大きさや種類を変えられる連中だった。
それらは、次々に面白い「音」を自ら生み出していった。
あちこちに拡がり、新しい「音」を奏でて行く。
時には好ましくない「音」を奏でるので、「私」が消すこともあった。
何はともあれ、面白い小さな「音」は、「私」と同じく「音」を生み出すことが出来たのだ。
「私」は幾つかの面白い小さな「音」を吞み込んでみた。
素晴らしいことが分かった。
面白い小さな「音」は、「私」の中で「音楽」を奏でた。
あまりにも面白かったので、次々に呑み込んでみたこともある。
そのうちに、「私」は面白い小さな「音」を大事にしたいと思うようになった。
本当に面白い者たちだった。
その面白い小さな「音」の中に、時折「私」を感じる者たちが生まれた。
他の小さな「音」も、「私」が近づけば感じる。
それとは別な感じ方だった。
僅かなものだが、「私」を少しだけ理解する感じ方だった。
「私」は興味を抱き、呼びかけに応じることも多かった。
ごく稀にしか生まれないその者たちのために、望むことをやった。
だがある時、それが時折「悪意」であることを知った。
「私」は面白い小さな「音」のことをよく知るようになり、「私」への呼びかけには「悪意」を許さないようになった。
「悪意」とは、「私」が存在するこの世界の「理」に反することだ。
「私」の唯一の中心にあることは、「理」に適うことだった。
それが「私」というものだった。
それを見分けるために、「私」は代価を求めるようになった。
自分の「音」と引き換えに望むことは許すようになった。
別のこともした。
「私」を求める際に、その者を「試す」こともあった。
自分の「音」が消えるのを知った時に、その者がどのような反応をするのか。
それを見極めて、望むことを為すようになった。
代価や試練の後、それらの者は私が呑み込んだ。
「私」の中にまた「音楽」が灯った。
「私」を感じる者の中に、「私」を呼びかける「名」を与える者がいた。
「大黒丸」
その者は、「私」をそう呼んだ。
それが「名」であることを理解したのは、その者の「音」が消えた後だ。
「私」を感じられない者たちが、「私」をそう呼ぶようになったからだ。
しかし、その者たちも、「私」の代価や試練を恐れるようになっていった。
面白い小さな「音」は、次第に私から離れ、私を忘れて行った。
それとは別に、「私」に共鳴する存在たちが次第に増えて行った。
「大きい彼」ほどではないが、小さい「音」と比べて格段に大きかった。
「私」から生まれたのか、別に生まれた者が「私」に近かったからか。
それらは「私」に従い、「私」を崇めるようになった。
「私」はそれらを好み、傷つけるものを許さない。
楽しい「音」を持つ者が生まれた。
「私」は久しぶりにその者に興味を抱いた。
面白い小さな「音」の一つであったが、その者は特別だった。
よく様々な「音楽」を奏でていた。
「音楽」と共にあるようだった。
その者の中では、常に「音楽」が奏でられているようだった。
他の面白い小さな「音」とよく争っていたが、その争いそのものがその者の「音楽」であった。
「私」が好む「山」の中にもよく来た。
そこでも様々な「音楽」を奏でた。
その者は誰にやられたのか、間もなく死ぬ運命だった。
「私」がその運命を取り除いた。
望まれもしないでそのようなことをしたのも久しぶりだった。
「私」はそれほど、その者に興味を持っていた。
その者の「音楽」を欲した。
その者がまた、面白い小さな「音」の中でも珍しい「音」を持つ者たちと一緒になった。
その者たちがまた面白い「音楽」を奏で始めた。
「私」はよく見ようと、その者たちに近づくことも多くなった。
その者たちの中に、また久しく現われなかった「私」を感じる者がいた。
しかも二つだ。
「私」は「名」の意味を理解していた。
「タカさん」と呼ばれる、私がこれまでで最も大きな興味を持つ者。
他にも幾つかの「名」があったが、すべて覚えた。
「タカさん」が、ある日私に願った。
面白い願いだった。
小さくて大きなものだった。
「タカさん」の核にある音楽が迸っていた。
「私」はずっと以前に覚えた「笑う」ことを感じた。
同時に、そういうことをして欲しくはなかった。
「私」は仕方なく試練を与えた。
間もなく「タカさん」の音が消えてしまうことが「悲しい」と感じた。
私がほとんど抱いたことのなりものだった。
しかしその後、「私」は次々と、今まで感じたことのないものを味わうことになった。
「タカさん」は試練を乗り越えた。
「驚き」を感じた。
これまで、ただの一度もそのようなことは無かった。
さらに、その「タカさん」は「私」を従えると宣言した。
試練を乗り越えた者がいなかったため、「私」はそれを承服した。
これも、今までただの一度もなかったことだ。
さらに驚いたことがあった。
「タカさん」に従うことは楽しかった。
「私」が一つだけ抱いていること。
この世の「理」に適うことが、「タカさん」に従うことでさらに明瞭になっていった。
「不思議」というものを感じたのも、初めてのことだった。
「私」の存在が「歓び」で震えた。
「私」が本当の「私」になった。
「タカさん」が言う「クロピョン」がその本当の「私」になった。
次元の異なる高い世界では、「私」のことを理解し知る者も多かった。
ある時、元は面白い小さな「音」だった、「大いなる者」が現われて言った。
「どう? 私の「彼」は最高でしょ!」
その言葉に「私」は「笑う」こと以上のものを覚えた。
「私」の存在が「大笑い」というものを知った。
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