211 / 2,806
別荘の日々 XⅦ
しおりを挟む
翌朝、いつもの時間に起きてキッチンに入ると、既に朝食が作られていた。
響子は夕べ遅かったので、まだ寝ている。
六花も来ていない。
目玉焼きにウインナー。海苔の佃煮ときゅうりの浅漬け。味噌汁は大根だった。
「早く起きて、全部作っておきました!」
ルーが言う。
「さあ、タカさん、お座りになってください。すぐに御用意しますから」
亜紀ちゃんが俺の椅子を引いて待つ。
子どもたちが俺を見ている。
「へぇー。ウインナーなんか食べるんだ」
俺がそう言うと、子どもたちが青ざめ、顔を見合わせる。
「俺の記憶が確かなら、肉は食うなと言ったはずだけどな。ああ、俺のつまらない話なんか、聞く気はねぇわけだよなぁ」
子どもたちが、ソファの方へ移動した。
俺は自分の前にある食事を食う。
「相当機嫌が悪いよー」
「あれはまずいよ」
「そうよね。まだ怒ってるよね」
「お姉ちゃん、ちゃんと謝ろうよ」
「俺の話はとことんつまらねぇからな。どうせ俺なんかどうでもいいんだよ」
「あ、あの、タカさん? 今日の朝食のお味ははいかがですか?」
亜紀ちゃんが近づいてそう言った。
「あ? ああ、普通じゃねぇの? まあ、こういうのも俺が教えたやっただけだけどな。つまらない教え方で申し訳ないな!」
亜紀ちゃんが戻り、またみんなで頭をくっつけて相談している。
「今日のタカさん、めんどくさいよー」
「こら! そんなこと言わないの!」
「だってぇー。もう何言ってもダメじゃん!」
「だからみんなで土下座してさ」
「だめだよ、そんなことしても。頭踏んづけられて終わりだよ」
六花が降りてきた。
異様な気配に気付き、席には着かずに子どもたちの方へ行く。
「どうしたんですか?」
「実は……」
亜紀ちゃんが事情を話しているようだ。
「分かりました。私にお任せください」
「え、六花さん、大丈夫なんですか」
「はい。絶対に何とかできます。お任せください」
六花が俺に近づく。
「石神先生、今日も一緒にあの林に行きましょう!」
「行くわけねぇだろう?」
六花が子どもたちの所へ戻る。
「申し訳ありません。ダメでした」
「「「「ハァー」」」」
双子が六花の頭をはたいた。
俺は立ち上がり、ルーとハーのウインナーに箸を突き刺してムシャムシャ食べた。
「「ギャァー!!!!」」
「あ、あたしのウインナーがぁ!」
「生きていけないぃー!!」
俺は亜紀ちゃんの目玉焼きに醤油をかける。
「アァー! 私は絶対ソース派なのにぃー!」
皇紀の味噌汁を飲み、ガラガラとうがいをしてから椀に戻す。
ちょっと量が増えた気がする。
「…………」
響子が起きてきた。
目をこすってまだ眠そうだ。
「アレ? みんなどうしたの?」
響子もいつもと違う雰囲気に戸惑う。
「タカトラ、おはよう!」
「ああ、おはよう」
俺は近づいてくる響子を抱きしめ、額にキスをしてやった。
子どもたちが信じられないという目で見ている。
「タカトラ」
「なんだ?」
「夕べのお話面白かった!」
「そうかぁ! お前は本当にカワイイなぁ!」
俺はほっぺたをペロペロする。
響子が嬉しそうに笑った。
「はい!! 私も最高に面白くて笑っちゃいました!!!」
「僕も可笑しすぎて、全然寝れなくなっちゃって困っちゃいました!!」
「私たちも、いつまでもお話を喋り合って、眠れませんでした!!」
「そうそうそうそう!!!!!!」
しょうがねぇ。
「分かったよ! もういい! 今日は気分転換に、街に行くか!」
「「「「はい!!!」」」」
俺はウインナーを二袋出し、炒めて大皿に盛ってやった。
亜紀ちゃんは「お醤油も美味しいですね!」と言う。
皇紀はしばらく味噌汁の椀を見ていたが、三人の目線に押され、一気に飲み干す。
ちょっと涙を浮かべていた。
三人は皇紀に親指を立てて、その勇気を讃えていた。
六花にハマーを運転させる。
帰りは俺が特別仕様車を運転し、子どもたちは六花の運転するハマーになるからだ。
大丈夫だろうが、ハマーはでかいし六花も慣れておいた方がいい。
あのスーパーに行く。
駐車場で六花に聞いた。
「どうだ、運転は大丈夫そうか?」
「はい、特に問題はなさそうです」
「そうか、帰りは宜しく頼むな」
「はい、お任せください」
六花の運転が上手くて助かる。
まず買い物をして、昼食は面倒だからここで食べるつもりだ。
皇紀と来た時に、フードコートが充実しているのを見ていた。
駐車場で、店長が駆け寄ってきた。
「石神様! 今日もお越しくださって、ありがとうございます!」
「いえいえ、わざわざお出迎えいただかなくても」
「そんなわけに参りません! 石神様には大変お世話になりましたから」
店内に向かう途中で、店長は俺の壮大な買い物が話題となって、ネットで評判になったことを話してくれる。
そのお蔭で、前年比300パーセントになりましたと、ニコニコと語った。
またネットかよ。
「みなさん、石神様のお子様ですか?」
「ええ、こちらの四人がそうです」
「では、そちらのお美しい方が奥様で?」
「私はにごう、ゲフッ!」
俺の手刀突きを横腹に喰らって、六花は身を折る。
「こいつは部下で、この金髪の子は」
「タカトラのヨメの響子です」
「アハハハ! 面白い方々ですねぇ」
店長は愛想笑いをする。
「今日は何かお求めでしょうか」
「はい。子どもたちと一緒に選びながら楽しみたいので、どうぞお構いなく」
「かしこまりました。荷物を運ぶ際には、またお手伝いさせてください」
「その時には、よろしくお願いします」
店長は深々と礼をし、離れていった。
「誰ですか、あの方は」
亜紀ちゃんが俺に聞く。
「ここの店長さんらしいよ。前に来たときに、いろいろ買い物を手伝ってもらったんだ」
「タカさんって、どこに行ってもモテますよねぇ」
「そうかな」
俺は六花から響子を預かり、抱き上げながら店内を回った。
今日もバーベキューをするつもりだった。
野菜類が結構余っているので、一気に減らしたかったのだ。
「肉もいいけど、魚介類も欲しいな」
「いいですね!」
みんなで鮮魚コーナーへ向かう。
子どもたちは好きなものをカートに入れていく。
量のバランスは、亜紀ちゃんに任せた。
段々食材管理のスキルが上がってきた。
伊勢海老があった。
珍しいので、四尾とも買う。
魚介類で結構な量になったので、亜紀ちゃんと相談して肉はいいものを少量だけ買った。
カートが6つになった。
今日は子どもたちが異様に気を遣い、すべてのカートを引き受けている。
俺は響子を空のカートに乗せてやり、響子が大変喜んだ。
「お前は幾らかな?」
「私はタカトラ以外、買っちゃダメ!」
イチャイチャしていると、子どもたちが愛想笑いをして見ている。
また店長が飛んできて、レジに回してくれる。
俺たちの専用のレジが開き、優先して会計してくれた。
店長は車に積みましょうと言ったが、俺たちがフードコートで食事をすると聞き、買い物を預かってくれた。
冷蔵のものも多かったので助かる。
広いフードコートは昼時ということもあり、結構混んでいた。
店長が俺たちのために大きなテーブルを二つくっつけて用意してくれた。
俺は子どもたちに、好きなように注文して来いと言う。
亜紀ちゃんが子どもたちを集め、どこに並ぶのか作戦を練る。
それに任せ、俺は響子と椅子に座ってイチャイチャする。
六花は、いつの間にか亜紀ちゃんの指示下に入っていた。
とんでもない量の料理が並んだ。
響子は夕べ遅かったので、まだ寝ている。
六花も来ていない。
目玉焼きにウインナー。海苔の佃煮ときゅうりの浅漬け。味噌汁は大根だった。
「早く起きて、全部作っておきました!」
ルーが言う。
「さあ、タカさん、お座りになってください。すぐに御用意しますから」
亜紀ちゃんが俺の椅子を引いて待つ。
子どもたちが俺を見ている。
「へぇー。ウインナーなんか食べるんだ」
俺がそう言うと、子どもたちが青ざめ、顔を見合わせる。
「俺の記憶が確かなら、肉は食うなと言ったはずだけどな。ああ、俺のつまらない話なんか、聞く気はねぇわけだよなぁ」
子どもたちが、ソファの方へ移動した。
俺は自分の前にある食事を食う。
「相当機嫌が悪いよー」
「あれはまずいよ」
「そうよね。まだ怒ってるよね」
「お姉ちゃん、ちゃんと謝ろうよ」
「俺の話はとことんつまらねぇからな。どうせ俺なんかどうでもいいんだよ」
「あ、あの、タカさん? 今日の朝食のお味ははいかがですか?」
亜紀ちゃんが近づいてそう言った。
「あ? ああ、普通じゃねぇの? まあ、こういうのも俺が教えたやっただけだけどな。つまらない教え方で申し訳ないな!」
亜紀ちゃんが戻り、またみんなで頭をくっつけて相談している。
「今日のタカさん、めんどくさいよー」
「こら! そんなこと言わないの!」
「だってぇー。もう何言ってもダメじゃん!」
「だからみんなで土下座してさ」
「だめだよ、そんなことしても。頭踏んづけられて終わりだよ」
六花が降りてきた。
異様な気配に気付き、席には着かずに子どもたちの方へ行く。
「どうしたんですか?」
「実は……」
亜紀ちゃんが事情を話しているようだ。
「分かりました。私にお任せください」
「え、六花さん、大丈夫なんですか」
「はい。絶対に何とかできます。お任せください」
六花が俺に近づく。
「石神先生、今日も一緒にあの林に行きましょう!」
「行くわけねぇだろう?」
六花が子どもたちの所へ戻る。
「申し訳ありません。ダメでした」
「「「「ハァー」」」」
双子が六花の頭をはたいた。
俺は立ち上がり、ルーとハーのウインナーに箸を突き刺してムシャムシャ食べた。
「「ギャァー!!!!」」
「あ、あたしのウインナーがぁ!」
「生きていけないぃー!!」
俺は亜紀ちゃんの目玉焼きに醤油をかける。
「アァー! 私は絶対ソース派なのにぃー!」
皇紀の味噌汁を飲み、ガラガラとうがいをしてから椀に戻す。
ちょっと量が増えた気がする。
「…………」
響子が起きてきた。
目をこすってまだ眠そうだ。
「アレ? みんなどうしたの?」
響子もいつもと違う雰囲気に戸惑う。
「タカトラ、おはよう!」
「ああ、おはよう」
俺は近づいてくる響子を抱きしめ、額にキスをしてやった。
子どもたちが信じられないという目で見ている。
「タカトラ」
「なんだ?」
「夕べのお話面白かった!」
「そうかぁ! お前は本当にカワイイなぁ!」
俺はほっぺたをペロペロする。
響子が嬉しそうに笑った。
「はい!! 私も最高に面白くて笑っちゃいました!!!」
「僕も可笑しすぎて、全然寝れなくなっちゃって困っちゃいました!!」
「私たちも、いつまでもお話を喋り合って、眠れませんでした!!」
「そうそうそうそう!!!!!!」
しょうがねぇ。
「分かったよ! もういい! 今日は気分転換に、街に行くか!」
「「「「はい!!!」」」」
俺はウインナーを二袋出し、炒めて大皿に盛ってやった。
亜紀ちゃんは「お醤油も美味しいですね!」と言う。
皇紀はしばらく味噌汁の椀を見ていたが、三人の目線に押され、一気に飲み干す。
ちょっと涙を浮かべていた。
三人は皇紀に親指を立てて、その勇気を讃えていた。
六花にハマーを運転させる。
帰りは俺が特別仕様車を運転し、子どもたちは六花の運転するハマーになるからだ。
大丈夫だろうが、ハマーはでかいし六花も慣れておいた方がいい。
あのスーパーに行く。
駐車場で六花に聞いた。
「どうだ、運転は大丈夫そうか?」
「はい、特に問題はなさそうです」
「そうか、帰りは宜しく頼むな」
「はい、お任せください」
六花の運転が上手くて助かる。
まず買い物をして、昼食は面倒だからここで食べるつもりだ。
皇紀と来た時に、フードコートが充実しているのを見ていた。
駐車場で、店長が駆け寄ってきた。
「石神様! 今日もお越しくださって、ありがとうございます!」
「いえいえ、わざわざお出迎えいただかなくても」
「そんなわけに参りません! 石神様には大変お世話になりましたから」
店内に向かう途中で、店長は俺の壮大な買い物が話題となって、ネットで評判になったことを話してくれる。
そのお蔭で、前年比300パーセントになりましたと、ニコニコと語った。
またネットかよ。
「みなさん、石神様のお子様ですか?」
「ええ、こちらの四人がそうです」
「では、そちらのお美しい方が奥様で?」
「私はにごう、ゲフッ!」
俺の手刀突きを横腹に喰らって、六花は身を折る。
「こいつは部下で、この金髪の子は」
「タカトラのヨメの響子です」
「アハハハ! 面白い方々ですねぇ」
店長は愛想笑いをする。
「今日は何かお求めでしょうか」
「はい。子どもたちと一緒に選びながら楽しみたいので、どうぞお構いなく」
「かしこまりました。荷物を運ぶ際には、またお手伝いさせてください」
「その時には、よろしくお願いします」
店長は深々と礼をし、離れていった。
「誰ですか、あの方は」
亜紀ちゃんが俺に聞く。
「ここの店長さんらしいよ。前に来たときに、いろいろ買い物を手伝ってもらったんだ」
「タカさんって、どこに行ってもモテますよねぇ」
「そうかな」
俺は六花から響子を預かり、抱き上げながら店内を回った。
今日もバーベキューをするつもりだった。
野菜類が結構余っているので、一気に減らしたかったのだ。
「肉もいいけど、魚介類も欲しいな」
「いいですね!」
みんなで鮮魚コーナーへ向かう。
子どもたちは好きなものをカートに入れていく。
量のバランスは、亜紀ちゃんに任せた。
段々食材管理のスキルが上がってきた。
伊勢海老があった。
珍しいので、四尾とも買う。
魚介類で結構な量になったので、亜紀ちゃんと相談して肉はいいものを少量だけ買った。
カートが6つになった。
今日は子どもたちが異様に気を遣い、すべてのカートを引き受けている。
俺は響子を空のカートに乗せてやり、響子が大変喜んだ。
「お前は幾らかな?」
「私はタカトラ以外、買っちゃダメ!」
イチャイチャしていると、子どもたちが愛想笑いをして見ている。
また店長が飛んできて、レジに回してくれる。
俺たちの専用のレジが開き、優先して会計してくれた。
店長は車に積みましょうと言ったが、俺たちがフードコートで食事をすると聞き、買い物を預かってくれた。
冷蔵のものも多かったので助かる。
広いフードコートは昼時ということもあり、結構混んでいた。
店長が俺たちのために大きなテーブルを二つくっつけて用意してくれた。
俺は子どもたちに、好きなように注文して来いと言う。
亜紀ちゃんが子どもたちを集め、どこに並ぶのか作戦を練る。
それに任せ、俺は響子と椅子に座ってイチャイチャする。
六花は、いつの間にか亜紀ちゃんの指示下に入っていた。
とんでもない量の料理が並んだ。
0
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる