恋愛ファンタジー短編集《愛する婚約者を守るために頑張る公爵令嬢は、未来に絶望しない など》

※不定期で一万字弱ほどの作品を載せていく予定です。

【一作目あらすじ】

《愛する婚約者を守るために頑張る公爵令嬢は、未来に絶望しない》

予知夢を見る家系であるヴィルトール公爵家の一人娘、リーシア。

リーシアはある日、愛する婚約者であるルイズを自身が殺害する夢を見る。


「ヴィルトール家の予知夢は必ず起こる」


そう知っていても絶対にルイズを殺したくないリーシアは、予知夢に立ち向かう。


「可愛い婚約者に口付けて、何が問題あるの?ねぇ、リーシア」


「必ず力になると誓うから、俺を頼って」


「俺の幸せはリーシアと共にあるんだ」


優しいルイズに支えられて、リーシアは前を向く。


そして、知るのだ。


ヴィルトール家の予知夢の秘密を。


どうか世界に絶望しないで。


どうか未来に絶望しないで。


どうか前を向いて、リーシア。

【登場人物】
リーシア・ヴァルトール・・・ヴァルトール公爵家の一人娘。17歳。
 ×
ルイズ・アーティクト・・・アーティクト公爵家の長男。18歳。




【二作目あらすじ】

《愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される》

「フレア、アルベルト殿下やロイ殿下と仲が良いのか?」

この国の王子は二人存在していて、第一王子のアルベルト殿下と第二王子のロイ殿下である。

「幼い頃はお父様に王宮に連れて頂いた際によく遊びましたが、最近はたまに夜会で顔を合わせる程度です。・・・・・もしかして、どちらからか婚約の話が?」

「そうだったら良かったんだがな」


「フレア、お前に「両方から」婚約話が来ている」


愛される幸せを知らない令嬢が愛される喜びを見つける物語。


【登場人物】
アルベルト・リシュール・・・第一王子。穏やかで優しい性格。18歳。

ロイ・リシュール・・・第二王子。少しやんちゃな性格だが、ふと瞬間に大人びる時もある。フレアと同じクラス。17歳。

フレア・ヴィルシュタン・・・ヴィルシュタン公爵家の一人娘。優しく気遣いのできる性格。17歳。

ミア・ノヴァース・・・二人の王子に愛されるフレアに嫉妬している?
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