11 / 21
11
しおりを挟む
令は、幼い頃から父に、父が死んでからは真名の父親に、宝探流杖術を習っていた。
しかし、それを覚えたところで、潜らないのであれば使い道がない。無駄だ。
令は、儺楼湖での人足たちのありさまを目の当たりにして、大事な務には絶対に行かせたくないと思った。
「わかったよ。でも、少しだけだからな」
杖術は教える気はなかった。
「やったあ。じゃあ、食べるよ」
務は喜んで、布団から出てきた。
その笑顔を見て、令は心が痛んだ。
嘘は嫌いだ。けど、いつのまにか自分は嘘つきになっている。
自分はこの先どうなってしまうんだろうか。
何か仕事を見つけなければ。
務を養っていくには、働かないといけない。
自分にできることが、あるだろうか。
なんでもいい。
できることなら、何でもしなくちゃ。
「ねえ、お兄ちゃん」
気づくと、務は蓮根のきんぴらの入った鉢を持ったまま、泣きそうな顔になっている。
「どうした、務。おまえの大好きな――」
「大好きじゃないよ! こんなの、蓮根のきんぴらじゃない! 全然お母さんのと違う!」
務は、鉢を地面に投げ出し、泣きながら怒り始めた。
令は、また怒鳴りたいのをこらえて、無理やり笑顔を作った。
「あ~あ~、食べ物を粗末にしたらだめだろ。母さんに怒られるぞ」
「もうお母さんなんていないじゃないか! なんで、なんでお兄ちゃんは笑ってるの? お母さんが死んで、お兄ちゃんは悲しくないの!?」
令は、黙って床に落ちた蓮根のきんぴらを拾って集めた。
「ねえ、何か言ってよ!」
何も、言えない。口を開けば、泣いてしまいそうだったから。
「お兄ちゃんのバカ!」
務はそう言って、玄関の戸を開けて、飛び出して行ってしまった。
「こら、務! どこに行く!」
もう夜遅い。こんな時間にまだ八歳の子が出歩いたら危ない。
令が慌てて家を飛び出すと、
「ぶっ」
何かに思いきり鼻をぶつけた。
「す、すいません。慌ててたもので」
「呑気者の令が慌てるとは珍しいな」
その声に驚いて顔をあげると、そこには今誰よりも会いたかった半井の顔があった。
「な、なからいせんせ――」
最後まで言うまでに、令は堰を切ったように、泣き出してしまった。
半井の手が、令の頭を撫でたからだ。
その手は、魔法の手だ。
なぜか、半井に触れられると、令は安心してしまう。
お母さんが死んで、寂しくないわけがない。
悲しくないわけがない。
ぼくだって、怒りたかった。
でも、ぼくがお母さんやお父さんの代わりをしなくちゃいけないんだと思ってたから。
泣いちゃいけないんだと思っていた。
そういう思いが、一気にあふれ出して、令は、しばらく半井の腕の中で思いきり泣いた。
「とりあえず、中に入れてくれるか」
令が少し落ち着いてくると、半井がそう言った。
「でっ、でもっ。おとうとが」
令がしゃくりあげながら言うと、
「弟とは、この子のことか?」
半井の背からおずおずと務が顔をのぞかせた。
令は、急いで務を抱きしめた。
「ばか! おまえまでいなくなるなよ。これ以上、家族がいなくなったら、お兄ちゃん、どうしたらいいんだよ」
「ごめん――」
と、務は小さな声で答えた。
務の前で泣くのは、初めてだった。
ちゃんとしなくちゃいけないと思ってた。
でも、まだそこまで大人にならなくてもよかったのかもしれない。
「いい匂いだな。邪魔するぞ」
半井は勝手に家に上がり、令と務も戻って戸をしめた。
「おお、きんぴらか。それならいいものがあるぞ」
半井は、言うなり腰ぎんちゃくから小さな袋を取り出した。
「ゴマだ。これをかけると香ばしくなっておいしいんだぞ」
半井は、残っていたきんぴらにゴマをかけて、白米に乗せて食べ始めた。
「うん。うまい。ほら、おまえたちもこっちに来て食べろ」
令と務は顔を見合わせ、食卓に戻る。
半井は、務を自分の膝に乗せた。
務は、もうそんなことされる年じゃないのだが、なんだかうれしそうだった。
ゴマのかかった、きんぴらを食べてみて、務は目を丸くした。
「おいしい。お兄ちゃん、これお母さんのきんぴらだよ! 食べてみてよ」
令は、そんなゴマ一つで変わるものかと半信半疑だったが、食べてみて、驚いた。
本当に、お母さんがいつも作ってくれていたきんぴらと同じ味だったのだ。
「どうだ。ゴマはすごいだろう」
半井はにやっと笑って言う。
なんだかその顔は、本当に寺子屋で見ていた半井そのものの顔だった。
変わってしまったのだろうかと思ったり、本当の半井がわからないと思ったりしたが、やっぱり、半井先生は半井先生だ。
務は、安心したのか、食べたらすぐに眠ってしまった。
半井は務に布団をかけてやりながら、自分は壁にもたれかかった。
随分、疲れているように見える。
あの後、どうしたのだろうか。
令が食事の片づけを終わって戻ると、令が尋ねる前に半井が言った。
「すまなかったな。おまえのお母さんを助けてやれなかった」
その言葉を聞いた瞬間、令がいっぱい後悔したこと。
いっぱい悔しかったこと、同じことを半井も感じてくれてるのだとわかった。
「どうして先生が誤るんですか。謝らなきゃいけないのは、ぼくのほうです。先生にはお役目があったのに、たくさん邪魔をして、迷惑をかけて……」
「迷惑なんかじゃない。おまえにまた会えて良かった。もう、俺の教え子で生き残っているのは、おまえと真名だけだな」
「え、それじゃあ、寺に残った子たちは」
「みんな、焼け死んだ」
半井は、唇を噛んで言った。
「俺がいれば、もしかしたら助けられたかもしれないのに。どうして俺は、里を出てしまったんだろう」
先生も、いろんな悔しい思いを抱えているのだ。
「先生は先に里を出たのかもしれないけど、どのみち、病にかかってない者は里を追い出されました。火事はそのあとです。山火事なら、どうしようもありません」
半井は、優しく微笑んだ。
「ありがとう。おまえは、優しいな。でも、私が悪いんだよ」
「優しくなんて――」
本当に優しいのは、自分のくせに。
「先生も、自分のできることをしなきゃと思ったんですよね」
「なに?」
「ぼくも、務を養っていかなきゃと思って、何か仕事をしなきゃいけないと思って、そのためなら何でもしなくちゃって思って。先生も、寺に残った家も家族もない子たちのために、きっと自分にできる仕事をしなきゃいけないと思ったんでしょう? それで里を出たのなら、仕方がないことです。先生は、何も悪くない」
「おまえは、すごいな」
半井はまた笑って、令の頭を撫でた。
「もう心配するな。私がついている」
その言葉が、どれほど心強かったか。
その日、令は久しぶりにゆっくりと眠ったのだった。
**********
この作品が少しでも面白いと思っていただけた場合は是非 ♡ や お気に入り登録 をお願いいたします。
しかし、それを覚えたところで、潜らないのであれば使い道がない。無駄だ。
令は、儺楼湖での人足たちのありさまを目の当たりにして、大事な務には絶対に行かせたくないと思った。
「わかったよ。でも、少しだけだからな」
杖術は教える気はなかった。
「やったあ。じゃあ、食べるよ」
務は喜んで、布団から出てきた。
その笑顔を見て、令は心が痛んだ。
嘘は嫌いだ。けど、いつのまにか自分は嘘つきになっている。
自分はこの先どうなってしまうんだろうか。
何か仕事を見つけなければ。
務を養っていくには、働かないといけない。
自分にできることが、あるだろうか。
なんでもいい。
できることなら、何でもしなくちゃ。
「ねえ、お兄ちゃん」
気づくと、務は蓮根のきんぴらの入った鉢を持ったまま、泣きそうな顔になっている。
「どうした、務。おまえの大好きな――」
「大好きじゃないよ! こんなの、蓮根のきんぴらじゃない! 全然お母さんのと違う!」
務は、鉢を地面に投げ出し、泣きながら怒り始めた。
令は、また怒鳴りたいのをこらえて、無理やり笑顔を作った。
「あ~あ~、食べ物を粗末にしたらだめだろ。母さんに怒られるぞ」
「もうお母さんなんていないじゃないか! なんで、なんでお兄ちゃんは笑ってるの? お母さんが死んで、お兄ちゃんは悲しくないの!?」
令は、黙って床に落ちた蓮根のきんぴらを拾って集めた。
「ねえ、何か言ってよ!」
何も、言えない。口を開けば、泣いてしまいそうだったから。
「お兄ちゃんのバカ!」
務はそう言って、玄関の戸を開けて、飛び出して行ってしまった。
「こら、務! どこに行く!」
もう夜遅い。こんな時間にまだ八歳の子が出歩いたら危ない。
令が慌てて家を飛び出すと、
「ぶっ」
何かに思いきり鼻をぶつけた。
「す、すいません。慌ててたもので」
「呑気者の令が慌てるとは珍しいな」
その声に驚いて顔をあげると、そこには今誰よりも会いたかった半井の顔があった。
「な、なからいせんせ――」
最後まで言うまでに、令は堰を切ったように、泣き出してしまった。
半井の手が、令の頭を撫でたからだ。
その手は、魔法の手だ。
なぜか、半井に触れられると、令は安心してしまう。
お母さんが死んで、寂しくないわけがない。
悲しくないわけがない。
ぼくだって、怒りたかった。
でも、ぼくがお母さんやお父さんの代わりをしなくちゃいけないんだと思ってたから。
泣いちゃいけないんだと思っていた。
そういう思いが、一気にあふれ出して、令は、しばらく半井の腕の中で思いきり泣いた。
「とりあえず、中に入れてくれるか」
令が少し落ち着いてくると、半井がそう言った。
「でっ、でもっ。おとうとが」
令がしゃくりあげながら言うと、
「弟とは、この子のことか?」
半井の背からおずおずと務が顔をのぞかせた。
令は、急いで務を抱きしめた。
「ばか! おまえまでいなくなるなよ。これ以上、家族がいなくなったら、お兄ちゃん、どうしたらいいんだよ」
「ごめん――」
と、務は小さな声で答えた。
務の前で泣くのは、初めてだった。
ちゃんとしなくちゃいけないと思ってた。
でも、まだそこまで大人にならなくてもよかったのかもしれない。
「いい匂いだな。邪魔するぞ」
半井は勝手に家に上がり、令と務も戻って戸をしめた。
「おお、きんぴらか。それならいいものがあるぞ」
半井は、言うなり腰ぎんちゃくから小さな袋を取り出した。
「ゴマだ。これをかけると香ばしくなっておいしいんだぞ」
半井は、残っていたきんぴらにゴマをかけて、白米に乗せて食べ始めた。
「うん。うまい。ほら、おまえたちもこっちに来て食べろ」
令と務は顔を見合わせ、食卓に戻る。
半井は、務を自分の膝に乗せた。
務は、もうそんなことされる年じゃないのだが、なんだかうれしそうだった。
ゴマのかかった、きんぴらを食べてみて、務は目を丸くした。
「おいしい。お兄ちゃん、これお母さんのきんぴらだよ! 食べてみてよ」
令は、そんなゴマ一つで変わるものかと半信半疑だったが、食べてみて、驚いた。
本当に、お母さんがいつも作ってくれていたきんぴらと同じ味だったのだ。
「どうだ。ゴマはすごいだろう」
半井はにやっと笑って言う。
なんだかその顔は、本当に寺子屋で見ていた半井そのものの顔だった。
変わってしまったのだろうかと思ったり、本当の半井がわからないと思ったりしたが、やっぱり、半井先生は半井先生だ。
務は、安心したのか、食べたらすぐに眠ってしまった。
半井は務に布団をかけてやりながら、自分は壁にもたれかかった。
随分、疲れているように見える。
あの後、どうしたのだろうか。
令が食事の片づけを終わって戻ると、令が尋ねる前に半井が言った。
「すまなかったな。おまえのお母さんを助けてやれなかった」
その言葉を聞いた瞬間、令がいっぱい後悔したこと。
いっぱい悔しかったこと、同じことを半井も感じてくれてるのだとわかった。
「どうして先生が誤るんですか。謝らなきゃいけないのは、ぼくのほうです。先生にはお役目があったのに、たくさん邪魔をして、迷惑をかけて……」
「迷惑なんかじゃない。おまえにまた会えて良かった。もう、俺の教え子で生き残っているのは、おまえと真名だけだな」
「え、それじゃあ、寺に残った子たちは」
「みんな、焼け死んだ」
半井は、唇を噛んで言った。
「俺がいれば、もしかしたら助けられたかもしれないのに。どうして俺は、里を出てしまったんだろう」
先生も、いろんな悔しい思いを抱えているのだ。
「先生は先に里を出たのかもしれないけど、どのみち、病にかかってない者は里を追い出されました。火事はそのあとです。山火事なら、どうしようもありません」
半井は、優しく微笑んだ。
「ありがとう。おまえは、優しいな。でも、私が悪いんだよ」
「優しくなんて――」
本当に優しいのは、自分のくせに。
「先生も、自分のできることをしなきゃと思ったんですよね」
「なに?」
「ぼくも、務を養っていかなきゃと思って、何か仕事をしなきゃいけないと思って、そのためなら何でもしなくちゃって思って。先生も、寺に残った家も家族もない子たちのために、きっと自分にできる仕事をしなきゃいけないと思ったんでしょう? それで里を出たのなら、仕方がないことです。先生は、何も悪くない」
「おまえは、すごいな」
半井はまた笑って、令の頭を撫でた。
「もう心配するな。私がついている」
その言葉が、どれほど心強かったか。
その日、令は久しぶりにゆっくりと眠ったのだった。
**********
この作品が少しでも面白いと思っていただけた場合は是非 ♡ や お気に入り登録 をお願いいたします。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版

椀貸しの河童
関シラズ
児童書・童話
須川の河童・沼尾丸は近くの村の人々に頼まれては膳椀を貸し出す椀貸しの河童である。ある時、沼尾丸は他所からやって来た旅の女に声をかけられるが……
※
群馬県の中之条町にあった旧六合村(クニムラ)をモチーフに構想した物語です。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐️して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。
見習い錬金術士ミミリの冒険の記録〜討伐も採集もお任せください!ご依頼達成の報酬は、情報でお願いできますか?〜
うさみち
児童書・童話
【見習い錬金術士とうさぎのぬいぐるみたちが描く、スパイス混じりのゆるふわ冒険!情報収集のために、お仕事のご依頼も承ります!】
「……襲われてる! 助けなきゃ!」
錬成アイテムの採集作業中に訪れた、モンスターに襲われている少年との突然の出会い。
人里離れた山陵の中で、慎ましやかに暮らしていた見習い錬金術士ミミリと彼女の家族、機械人形(オートマタ)とうさぎのぬいぐるみ。彼女たちの運命は、少年との出会いで大きく動き出す。
「俺は、ある人たちから頼まれて預かり物を渡すためにここに来たんだ」
少年から渡された物は、いくつかの錬成アイテムと一枚の手紙。
「……この手紙、私宛てなの?」
少年との出会いをキッカケに、ミミリはある人、あるアイテムを探すために冒険を始めることに。
――冒険の舞台は、まだ見ぬ世界へ。
新たな地で、右も左もわからないミミリたちの人探し。その方法は……。
「討伐、採集何でもします!ご依頼達成の報酬は、情報でお願いできますか?」
見習い錬金術士ミミリの冒険の記録は、今、ここから綴られ始める。
《この小説の見どころ》
①可愛いらしい登場人物
見習い錬金術士のゆるふわ少女×しっかり者だけど寂しがり屋の凄腕美少女剣士の機械人形(オートマタ)×ツンデレ魔法使いのうさぎのぬいぐるみ×コシヌカシの少年⁉︎
②ほのぼのほんわか世界観
可愛いらしいに囲まれ、ゆったり流れる物語。読了後、「ほわっとした気持ち」になってもらいたいをコンセプトに。
③時々スパイスきいてます!
ゆるふわの中に時折現れるスパイシーな展開。そして時々ミステリー。
④魅力ある錬成アイテム
錬金術士の醍醐味!それは錬成アイテムにあり。魅力あるアイテムを活用して冒険していきます。
◾️第3章完結!現在第4章執筆中です。
◾️この小説は小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
◾️作者以外による小説の無断転載を禁止しています。
◾️挿絵はなんでも書いちゃうヨギリ酔客様からご寄贈いただいたものです。
児童小説をどうぞ
小木田十(おぎたみつる)
児童書・童話
児童小説のコーナーです。大人も楽しめるよ。 / 小木田十(おぎたみつる)フリーライター。映画ノベライズ『ALWAIS 続・三丁目の夕日 完全ノベライズ版』『小説 土竜の唄』『小説 土竜の唄 チャイニーズマフィア編』『闇金ウシジマくん』などを担当。2023年、掌編『限界集落の引きこもり』で第4回引きこもり文学大賞 三席入選。2024年、掌編『鳥もつ煮』で山梨日日新聞新春文芸 一席入選(元旦紙面に掲載)。
異世界子供会:呪われたお母さんを助ける!
克全
児童書・童話
常に生死と隣り合わせの危険魔境内にある貧しい村に住む少年は、村人を助けるために邪神の呪いを受けた母親を助けるために戦う。村の子供会で共に学び育った同級生と一緒にお母さん助けるための冒険をする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる