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42.ぽかぽか副作用※
しおりを挟むむぐむぐ、と涎を垂らしながらふと目覚めた。
ピンクの水を飲んだ後、急に眠くなって寝てしまったところまでは覚えている。あれからどれだけ眠っちゃったのかしら、と辺りをきょろきょろ見渡すと、視線の先に真っ暗な空を映す窓が見えた。
儀式を始めたのは朝だったはずだけれど、どうやら半日眠ってしまったらしい。それに気が付いた僕は、慌ててあたふたと起き上がった。
「いっぱいねんねしたから、きっとおっきくなってるのよ」
わくわくしながら自分の身体を見下ろす。けれどすぐに、しょんぼりと眉尻を下げた。
なんてこと。ぜんぜんおっきくなってないのよ。ほっぺも手も足も、全部ぷにぷにのままなのよ。スラッて感じのおっきな身体に戻ってないのよ。
「むぅ。だまされたのよ」
ぷくぅ、とほっぺを膨らませてぷんすかする。
あの嫌なおじさんのところに戻って、つるぴか頭をぽふぽふ叩いてやらなきゃなのよ。そうふすふすと息巻いた時、ふいに暗い部屋の奥からスタスタと足音が聞こえてきた。
「あぁヒナタ様。目が覚めたのですね」
ハッと顔を上げると、そこには騎士さんの服装から緩いガウンに着替えたらしいシューちゃんの姿があった。
シューちゃんが騎士さん以外の服を着ているのは珍しい。もうすぐねんねの時間だから着替えただけかしら。きょとんとしていると、シューちゃんは当然のようにベッドに乗り上げた。
「……む?シューちゃん。いっしょにねんねするの」
初日から僕が寝るときは傍で守ってくれていたけれど、こうしてベッドにまで上がってくるのは初めてだ。
シューちゃんはぱちくり瞬く僕を撫でながら、クスクスとおかしそうに笑った。
「いいえ、まだ寝ませんよ。ヒナタ様が目覚めるのを待っていたのです。儀式の続きをしなければいけませんから」
「む、ぎしき、おわりじゃなかったの」
なんてこと。シューちゃんの言葉を聞いてピシッと固まった。
僕ったら、勘違いしていたのよ。てっきり、あのピンクの水を飲んでねんねするだけの儀式だと思っていたの。でも違ったみたいよ。
そういえば、シューちゃんが朝言っていた。儀式は長くなるのよって。やけに簡単な儀式ねって思っていたけれど、水を飲むだけじゃなかったのね。
それじゃ、あとはどんな儀式が残っているのかしら。
なにするのーと尋ねる僕に、シューちゃんはニコッと笑顔を向けた。
「言ったでしょう?よく寝て、たくさん気持ちよくなること。それが力を手に入れる儀式の条件だと。よく眠ったので、そろそろ聖水の副作用が現れる頃合いです」
そう言いながら、僕にそっと手を伸ばすシューちゃん。僕が着ているもこもこのガウンに手をかけると、お腹や胸が丸見えになっちゃうくらいにガウンをぺらりとはだけさせた。
「む?シューちゃん。さむいのよ。すっぽんぽんでねるのは、だめなのよ。かぜ引いちゃうのよ」
僕がだめなのよと注意している最中なのに、シューちゃんはうんうんと適当に頷くだけできちんとお話を聞いている様子はない。
むしろシューちゃんの謎の行動は、それだけじゃ終わらなかった。びっくりなことに、むぅっとほっぺぷくーする僕をベッドにぽすっと押し倒したのだ。
「大丈夫ですよ。すぐに暑すぎるくらい、暖かくなりますから」
にこやかにそう語ると、シューちゃんは僕の足をぱかっと開いて間に割り込んだ。
シューちゃんのお腹を足で挟んで、シューちゃんのお膝にお尻がふにゅってのっちゃうおかしな体勢。急にどしたのかしらって、ぱちくりする僕にまたおっきな手が伸ばされる。
あらわになった僕のお腹にシューちゃんの手のひらがピトッと押し付けられた瞬間、その手のあまりの冷たさに身体がビクビクッと痙攣するみたいに震えた。
「ひぅっ!しゅーちゃっ、おてて、とっても冷たいのよっ」
あわわっと目を回す。冷たい手から逃れようとするけれど、すぐに太ももをガシッと掴まれて動きを封じられてしまった。
理解が追い付かない急展開にぷるぷると震える。シューちゃんは涙目になる僕を見下ろして、安心を誘うような穏やかな笑みを浮かべた。
「私の手が冷たいのではなく、ヒナタ様の身体が熱いのですよ」
お腹に触れた手のひらがスッと動いて、胸元までをさわさわと撫でる。
その瞬間、爪先から頭のてっぺんまで流れるみたいにピリピリとした刺激が体中を駆け巡った。
また「んひゃっ」とおかしな声を上げてしまいほっぺが赤く染まる。どうしてかしら、なんだか体がぽわぽわ熱くて、それと同時にぞわぞわって妙な感覚も増していく。
まるで、身体をくすぐられている時の感覚が永遠に続いているような。
思わずもじもじとちっちゃく動くと、それを見たシューちゃんがクスッと楽しそうに笑った。
「やはりこれだけ身体が小さければ、副作用も強く現れますね。予定通り導き手として待機していて正解でした」
みちびきて?聞き慣れない単語が気になって意識が逸れた。
力が抜けたほんの一瞬を見極めるように、シューちゃんが無防備な胸におっきな手を這わせて、ぷくっととんがる乳首に指をかすめた。
警戒なんて何もしていなかったものだから、突然の刺激を受けて身体がビクッと震える。触れられたのが乳首だったものだから、僕ったらもっとおっきく反応してしまった。
「あぅっ!うぅ、しゅーちゃっ、くすぐったいのよっ」
「ふふっ……本当に、擽ったいだけですか?」
淡く微笑むシューちゃんが、乳首のてっぺんに指のお腹をのっけてぷくっと押しつぶした。
内側にきゅーっと押しこまれたり、そのままくるくるって回すみたいに弄られたり。その度に「ひぅっ!」とか「んひゃっ!」とか、恥ずかしい声がいっぱい漏れた。
だって、だって、本当にくすぐったいんだもの。シューちゃんたら、僕の乳首で楽しそうに遊ぶのよ。ひどいのよ、僕の身体をオモチャにするなんて、とってもひどいの。
乳首なんてオモチャにして、何がそんなに楽しいのかしら。僕はとっても不思議で、むぐむぐと恥ずかしい声を上げながらも、シューちゃんの遊びをじっと大人しく見つめてしまった。
「あぅぅ……っ、しゅちゃ、もうだめよっ……きゅってするの、めっ」
「んー?きゅって、何ですか?きちんと言ってもらわなきゃ分かりませんねぇ」
右も左もぷくぷくって押しつぶされて、こねこねって捏ねられて。感じたことのないくすぐったさがこわくて、僕に覆い被さるシューちゃんにむぎゅっと縋りつく。
シューちゃんも僕の震えに気がついたのか、片手で髪を梳くように撫でてくれた。それと同時におでこにちゅっと唇を押しつけられると、こわい気持ちもちょっぴり薄くなった。
「大丈夫、怖くないですよ。あくまで副作用を乗り越える為の一時的な処置ですから。少しだけ触れて、ヒナタ様を気持ちよくして差し上げたいだけなのです」
堪えていた涙が一粒零れる。シューちゃんはそれを優しく舐めて吸い取った。
こわいけれど、でも確かに、シューちゃんが僕にしているのは今のところくすぐったいことだけだ。痛いこともしないし、傷つけようという悪意も感じられない。
僕を気持ちよくしたいだけって、意味はよくわからないけれど、でもその気持ちは本当みたい。それだけはきちんと察したから、ぷるぷると震えながらも大人しく力を抜いた。
「ん、んむ……わかったのよ。でも、あんまりくすぐったいのは、やなのよ」
「えぇ、分かっています。ヒナタ様の嫌がることも、痛いことも絶対にしません。約束します」
身体がぽかぽかとっても熱い。ぽかぽかというよりは、もうぼーぼーって感じかも。
どうしてこんなに身体が熱いのか、どうしてこんなにぞわぞわ、ピリピリってするのか。わからないけれど、とにかく何かに縋っていないとおかしくなってしまいそう。
うずうずする身体を堪えながらシューちゃんにぎゅうっと抱きつく。シューちゃんも、僕が縋りつく度に指や手の動きを増やしていった。
乳首をぷくぷく、こねこねって弄って、もう片方の手でお腹や太ももをスリスリって撫でる。
気付くとはだけていたガウンは完全に脱がされて、すっぽんぽんになってしまっていた。けれど、予想していた寒さは襲ってこなくて、むしろ尋常じゃない熱さがどんどん増していく。
「はぅ、んっ、うぅぅー……」
たいへん、どうしてかしら。なんだかお股がとっても熱くて、そわそわしてきたのよ。
熱いお股をどうにかしたくて足を擦り合わせようと思うけれど、シューちゃんの身体を跨いでいるせいで閉じられない。
どうしたものかしらと眉尻を下げると、シューちゃんはクスッと笑って首を傾げた。
「うん?そんな顔してどうしました?」
むっとほっぺを膨らませる。シューちゃんたらいじわるよ、とってもひどいの。
でも、このままじゃ熱くてくすぐったくて本当にどうかしてしまう。だから僕は諦めて、けれど悔しいから、シューちゃんの胸をぽかぽかって叩きながら涙目で訴えた。
「あついのっ……おまたが、あついのよ……」
「お股?うーん、きちんと詳しく言ってくれないと分かりませんね。お股のどこが熱いのですか?」
シューちゃんのおばか。ばかばか、っていっぱい叩く。
けれどシューちゃんは意地悪な笑みを崩さない。僕のぷんすかな怒りなんて、ぜんぜん効いていないみたいだ。悔しいけれど、今のふにゃふにゃな僕じゃシューちゃんに勝てないのよ。
むぅっと顔を真っ赤に染めながら、ちっちゃくもごもごと答えた。
「うぅ……お、おちんちん……あっついの……っ」
シューちゃんの意地悪な笑顔がにぃっと深くなる。
耳元で「よく言えましたね、偉い子です」と囁かれ、おちんちんを手のひらで柔く撫でられた瞬間。身体の奥の奥で何かが弾けて、ぞくぞくした感覚が体内を駆け巡った。
「んひゃあっ!ぁ、あぅぅ……っ」
ぱたぱた抵抗していた足がピンッと伸びる。
グッと力が籠るのに、身体はぐったりと動かなくなった。動けないと言った方が正しいかも。シューちゃんにいやらしく身体を撫でられても、ぷるぷる震えるだけで抵抗することができない。
「……まだ精通は無理みたいですね。もう少し頑張れば、ちょっとは出せるかなぁ」
シューちゃんが何やらぶつぶつと呟きながら、僕のおちんちんをさわさわと撫で回す。
不意打ちできゅうっと手のひら全体で握られた瞬間、ありえないくらいの衝撃を感じて目をチカチカさせてしまった。
「ひぅっ……!」
声を上げることすら出来ない。はくはく、と口を開閉することしか出来ないでいると、またシューちゃんがあやしく手を動かし始める。
乳首とおちんちんを同時にきゅうっと摘ままれた直後、ふいに部屋の扉が蹴破られる勢いで強く開かれた。
「──ヒナタッ!!」
聞き慣れた二人の声。小刻みに息切れする呼吸をなんとか吐きだしながら、視線を声の方へ向ける。
ぼやけた視界に鮮明に映る赤髪と艶やかな黒髪、自分でもびっくりするくらいの安堵が身を包んだ。
「おにぃさ、まきちゃ……」
頭の中も視界もぼやけたせいで、もしかしてもう帰る日になったのかしら、と思いこみ頬を緩める。
二人とも、僕を迎えにきてくれたのね。三日間もおりこうさんにして、僕ったらとってもがんばったのよ。ほめて、ほめて。
そう言おうとふにゃふにゃ笑顔を浮かべるけれど、直後に聞こえたのは僕を褒める優しい声じゃなくって、とっても物騒な声だった。
「──てめぇッ!ヒナタに何してやがる!!」
ドカッ!と鈍い音が鳴り響いて、それと同時に身体にのっかった重みがなくなった。
慌ててきょろきょろと辺りを見渡し、壁際に寄りかかるようにして倒れるシューちゃんを見て息を呑む。シューちゃんたら、今の一瞬であんなところまで吹っ飛ばされちゃったのよ。
シューちゃんに痛いことするなんて、誰がやったの、ひどいのよ。涙を滲ませながら振り返ると、そこには鬼さんみたいな顔をしたお兄さんが立っていた。
「おにいさん……?どしたの、お顔こわいのよ。シューちゃんに、いたいことするのはだめ──」
「ヒナタ」
だめなのよ。そう紡ぎ終える前に、横から誰かにぎゅうっと抱きしめられた。
覚えのある温もりにぱちくり瞬き、そっと顔を上げる。視界いっぱいにあらわれたマキちゃんの顔を見て、僕はぱあぁっと瞳を輝かせた。
「まきちゃっ!まきちゃん!」
「あぁ。久々だなヒナタ、いい子にしていたか?俺に会いたかったか?」
「とっても、会いたかったのよ!会えて、とってもうれしいのよっ!」
俺も嬉しい、と言って微笑むマキちゃん。あぁ、とっても安心するのよ。まだお家に帰っていないのに、もうマキちゃん家に帰ってきた気分。
そうだ、お兄さんも。あとはお兄さんとぎゅうすれば完璧なのよ。そう思ってふすふすしながら振り返り、そこに見えた光景にぎょっと目を見開いた。
「お、おにいさっ……!?」
たいへんなのよ。お兄さんがシューちゃんをぼこぼこにしちゃってるのよ。
ぼこぼこって、いっぱいシューちゃんを殴るお兄さんを見てぷるぷる震える。ひどい、ひどいのよ。お兄さんたら、どうしてそんなひどいことするの。
僕には、もういたいことしないって言ってくれたのに。いい子に痛いことしちゃだめなのよって、教えてくれたのに。
わるいこと、なんにもしてないシューちゃんを殴るなんて。とってもひどいの、悲しいのよ。涙をぽろぽろ零しながらメッてお説教をしようとした瞬間、シューちゃんの蚊の鳴くような声が小さく響き渡った。
「……っはぁ、痛いなぁ……ちょっと落ち着いてくださいよ。何か誤解しているみたいなので」
「あ”ぁッ!?この状況に誤解もクソもあるか!!」
ほっぺを痛々しく腫らしたシューちゃんがのそりと起き上がる。
なんてこと、とっても痛そうなのよ。はやくお医者さんを呼ばないと、とあたふたしているのは僕だけで、どうしてかマキちゃんもお兄さんもまったく心配していない様子。
この空気はなんなのかしら……と困惑する中、シューちゃんがふと薄い笑みを浮かべた。
「あれだけ忠告したのに、大神官殿は一体何をしているんだか……よりによって今って、タイミングが悪すぎでしょう。お陰で無用な怪我を負ってしまいましたよ」
切れた唇の端から真っ赤な血が覗く。シューちゃんはそれを手の甲で雑に拭うと、ゆらりと立ち上がってソファの方を指さした。
「立ち話も何ですし、とりあえず座りませんか?」
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