余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない

攻略対象file4:最恐の暗殺者

人物紹介

『ローズ・シュタイン』

身分:シュタイン伯爵家　攻略対象者
趣味:──
特技:暗殺・近接戦闘
好き:家族・子供
嫌い:大人・奴隷商人
容姿:ライラック色の髪。ローズマダーの瞳。基本無表情。
属性:???

詳細
奴隷の両親の元に産まれた。
劣悪な環境で育ったが、ある日所有者である奴隷商人を殺して逃亡。同時に暗殺の才能を自覚し、暗殺者として裏の世界で生きることを決意する。

スラム街で出会った孤児のトラードと協力関係を結び、共に成長するにつれてトラードを相棒として信頼するように。
より報酬の高い依頼を受ける為、人脈作りを目的にトラードと爵位を手に入れる計画を実行。計画通り伯爵位を手に入れた二人は、表向き貴族と従者の主従関係を演じて貴族社会に溶け込んだ。

奴隷として生きた過去から、劣悪な環境で過ごす子供や低い身分の人間には態度が温厚。裕福な人間や汚職を行う大人のことは毛嫌いしている。
情操教育を一切受けず、幼少期から暗殺を生きる術として認識して生きてきた為、倫理観が酷く歪んでいる。
子供を守る為なら子供を殺し、大人を殺す為なら大人を守る。矛盾の多いちぐはぐな価値観は、幼少期の感覚のまま歪んだ環境で育ってきたことが原因だろうとトラードは語っている。


『トラード』

身分:ローズの相棒(従者)
趣味:お菓子作り
特技:暗殺・近接戦闘
好き:家族
嫌い:ローズの敵
容姿:臙脂色の鬣のような髪。灰色の瞳。右目に黒い眼帯をしている。
属性:???

詳細
ローズの相棒。
早くに飢餓で親を亡くし、スラム街で生活していた幼少期にローズと出会う。
同じように倫理観の歪んでいたローズとは直ぐに打ち解け、意気投合したその日に親友として共に過ごすことに。
暗殺依頼を実行しに行くローズを心配し二人で計画を実行した際、連携の相性とトラード自身の才能をお互い自覚し、親友から相棒へと関係が変化した。

ローズが爵位を手に入れてからは従者として小さな邸で共に過ごし、裏では変わらず相棒として暗殺依頼を熟す日々を送る。
子供好きなローズが定期的に身寄りのない子供を拾ってくる為、そんなローズと子供たちの為に家族の為の施設を開設。子供は嫌いだと言いながら、何だかんだとローズよりも家族の面倒を見るように。

軽薄ながらも親しみやすい人柄が特徴的だが、実は恋愛事にはかなり疎い。元は人脈作りの為の単なる仮面だったが、今では仮面の方が素と言っていい程性格が変化した。


『リアム』

身分:ローズの家族
属性:???

詳細
ローズの家族。
奴隷として劣悪な環境で働かされていたところを、主を暗殺しに来たローズによって救い出される。以降、ローズを神の如く崇め慕うように。
好奇心旺盛なため自ら危険に飛び込みがち。必ず最後はローズが助けてくれると信じているから故の無鉄砲な行動だが、ローズはリアムの行動をただのやんちゃとしか思っていない。