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第14話 林間学校②
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「東川君、小岩井君ちょっと相談があるんだけどいいかな?」
「ん?みんな揃ってどうしたの?」
佑介は寝起きで他のみんなは寝ていたので一人で火をおこしコーヒーを淹れ起きてきた小岩井と朝のキャンプ場の空気を楽しんでいた。
「実はさ・・・昨晩、みんな怖がってしまって・・・男女ともに・・・ほとんど寝れなかったんだよ。只でさえ動物の鳴き声とか虫が入ってきたりで眠れなかったのに
あそこのあいつらが揉めて騒いでたでしょ?他の班を襲えばいいとか聞こえてたでしょ?だからさ、みんなで固まろうって話になってさ、一番頼りになるのはここの2班だから近くにテントを移動しようって話になってるの。どうだろうか?」
「ふむ。うーん。ちょっと女子のメンバーに相談していいかな?東川君も二人に意見聞くでしょ?」
「そうだね~聞いてみるか・・・」
結局他の女子メンバーから反対意見はでなかったので申し出を了承して10班が近くに移動してきた。
「様子を見てきたけど・・・あいつら駄目だね。お互い文句ばかり言ってお互いに足引っ張りあってどうにもできない感じだったよ。」
「田代君。偵察お疲れ様。しかし、酷いな・・・阿藤君と坂の上さんはどうだった?」
「うん、あの集団の女子たちはあの自称イケメン集団の彼女達とその取り巻きで構成されてるんだけど、話したけどうんざりしてたし弱ってきたみたいよ。差し入れのシチューしか食べてないんだって。そろそろ助けてあげた方がいいかもね・・・彼女達は離れないと思うけど取り巻きの女子は離れると思う。」
「明日香、亜紀、食材の在庫は大丈夫かな?ご飯で釣って離れる女子を保護してあげたいんだ。」
「ゆうちゃん。お人よし過ぎるよ。まあ、そんなゆうちゃんだから好きなんだけどね。分かったわ。食材はアホみたいに持ち込んでるから大丈夫よ。お義母様が手配してさらに増えたみたいだし」
「亜紀。ありがとう。明日香は保護された女子のフォローと把握をお願いしていい?」
「もちろんいいわよ。他の女子にも手伝ってもらうわ。亜紀は食事の方を指揮してもらっていい?」
「OK~!じゃ、料理できる女子は集まって~!」
「佐島さん達は僕達、男子と一緒にきて、彼女たちを説得してほしんだけどいいかな?」
「了解!まかせて。」
「じゃ男子諸君。戦争の時間だ。」
明日香&亜紀「それ言いたかっただけでしょ?ほんと、ばかなんだから。ぷっ」
--------------------------------------
自称イケメン集団の様子を見てみよう。男子中心の班が3班その取り巻きの女子の班が7班で構成されていた。
「俺たちがいるから全て大丈夫だよ!!うぇーい」
「僕たちは優秀だからすぐ完璧にできるさ。安心したまえ。」
「最悪、ほかの陰キャグループから奪えばいいさ。ぎゃはははは。」
「あいつら、脅せばすぐさ。早く僕のハニーにご飯食べさせなきゃ。」
「うちらの彼氏、かっこいい。キャー」
「・・・あいつら、口ばかりじゃない・・・うざ・・・。」
「・・・お腹すいた・・・東川君が持ってきてくれたシチュー美味しかったな・・・」
--------------------------------------
佑介達男子連合はその集団の惨状を見て驚いていた。
まず、テントは張られず滅茶苦茶に地面に散乱してたし、火を起こそうとした後はあったがやり方が滅茶苦茶である。ゴミは散乱し、食べかけと思われる生の食材があちこちに捨てられていた。
自称イケメン集団の男子はただ奇声をあげてなにやら話しているだけ。近くにいた女子は取り巻きの女子にあたり散らかしてるし、正気とは思えなかった。
「女子の皆さん!注目してください!!今、僕たちのキャンプ地で温かい食事を準備してます。そして、希望者はそのまま僕達がキャンプ地にテント貼りますのでそこで温かく休息をとることができます。僕たちのグループの女子の皆さんがフォローしますので安心して付いてきてください~」
と佑介は大声でその集団へ叫んだのであった。その声に自称イケメン集団の男子が反応した。
「はっ!陰キャの分際でなにいってるんだ?」
「知的な僕に原始人がなにを言ってるんだい?身分を弁えたまえ。」
「東川、お前の女、貸せよ、お前より満足させてやるよ。」
「陰キャのくせに何群がってるんだよ?俺たちは許可してないぞ。」
佑介は3番目の奴をとりあえずぶん殴った。なんか、むしゃくしゃしたので蹴りも加えた。
「ぐはっ。なにしやがる?袋にすんぞ!」
佑介は無言でその馬鹿を数発殴り
「お前、今なんて言った?俺の女に手を出すのか?あ?お前、呼吸やめろよ。本気で追い込みかけるからな。」
佑介、久しぶりのお怒りモードである。
「東川君、そんな馬鹿を相手にしなくてもいいわ。私たち女子から見ても最低だと思うから女子ネットワークに晒すから。多分、学校これなくなるんじゃない?」
佐島さんが目を座らせてそう言い放った。佑介の本能でこの人を怒らせては駄目だと感じ取った。
「ここにいる女子の皆さん。私たち女子から見ても最低な男たちなのでさっさと見切りをつけなさい。私たちに付いてくる女子は挙手して。最後のチャンスよ。」
すると取り巻きの女子は全て手を挙げた。驚いたことにイケメングループの彼女達の中からも手が上がった。
佑介達男子は彼女らのテントや荷物を運び短時間でテントなどを設営したのであった。
「美味しい・・・」
「暖かいわ・・・ぐすっ」
「ううううう、早くここに逃げればよかった。」
「おかわりもあるからゆっくり食べてね~ちなみにこの食事の食材は私たちのダーリン東川君のおごりです。漢ですね~感謝してもいいですが惚れたらだめですよ~。」
「うっ亜紀さん。余計なことは言わなくていいから!」
「ん?みんな揃ってどうしたの?」
佑介は寝起きで他のみんなは寝ていたので一人で火をおこしコーヒーを淹れ起きてきた小岩井と朝のキャンプ場の空気を楽しんでいた。
「実はさ・・・昨晩、みんな怖がってしまって・・・男女ともに・・・ほとんど寝れなかったんだよ。只でさえ動物の鳴き声とか虫が入ってきたりで眠れなかったのに
あそこのあいつらが揉めて騒いでたでしょ?他の班を襲えばいいとか聞こえてたでしょ?だからさ、みんなで固まろうって話になってさ、一番頼りになるのはここの2班だから近くにテントを移動しようって話になってるの。どうだろうか?」
「ふむ。うーん。ちょっと女子のメンバーに相談していいかな?東川君も二人に意見聞くでしょ?」
「そうだね~聞いてみるか・・・」
結局他の女子メンバーから反対意見はでなかったので申し出を了承して10班が近くに移動してきた。
「様子を見てきたけど・・・あいつら駄目だね。お互い文句ばかり言ってお互いに足引っ張りあってどうにもできない感じだったよ。」
「田代君。偵察お疲れ様。しかし、酷いな・・・阿藤君と坂の上さんはどうだった?」
「うん、あの集団の女子たちはあの自称イケメン集団の彼女達とその取り巻きで構成されてるんだけど、話したけどうんざりしてたし弱ってきたみたいよ。差し入れのシチューしか食べてないんだって。そろそろ助けてあげた方がいいかもね・・・彼女達は離れないと思うけど取り巻きの女子は離れると思う。」
「明日香、亜紀、食材の在庫は大丈夫かな?ご飯で釣って離れる女子を保護してあげたいんだ。」
「ゆうちゃん。お人よし過ぎるよ。まあ、そんなゆうちゃんだから好きなんだけどね。分かったわ。食材はアホみたいに持ち込んでるから大丈夫よ。お義母様が手配してさらに増えたみたいだし」
「亜紀。ありがとう。明日香は保護された女子のフォローと把握をお願いしていい?」
「もちろんいいわよ。他の女子にも手伝ってもらうわ。亜紀は食事の方を指揮してもらっていい?」
「OK~!じゃ、料理できる女子は集まって~!」
「佐島さん達は僕達、男子と一緒にきて、彼女たちを説得してほしんだけどいいかな?」
「了解!まかせて。」
「じゃ男子諸君。戦争の時間だ。」
明日香&亜紀「それ言いたかっただけでしょ?ほんと、ばかなんだから。ぷっ」
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自称イケメン集団の様子を見てみよう。男子中心の班が3班その取り巻きの女子の班が7班で構成されていた。
「俺たちがいるから全て大丈夫だよ!!うぇーい」
「僕たちは優秀だからすぐ完璧にできるさ。安心したまえ。」
「最悪、ほかの陰キャグループから奪えばいいさ。ぎゃはははは。」
「あいつら、脅せばすぐさ。早く僕のハニーにご飯食べさせなきゃ。」
「うちらの彼氏、かっこいい。キャー」
「・・・あいつら、口ばかりじゃない・・・うざ・・・。」
「・・・お腹すいた・・・東川君が持ってきてくれたシチュー美味しかったな・・・」
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佑介達男子連合はその集団の惨状を見て驚いていた。
まず、テントは張られず滅茶苦茶に地面に散乱してたし、火を起こそうとした後はあったがやり方が滅茶苦茶である。ゴミは散乱し、食べかけと思われる生の食材があちこちに捨てられていた。
自称イケメン集団の男子はただ奇声をあげてなにやら話しているだけ。近くにいた女子は取り巻きの女子にあたり散らかしてるし、正気とは思えなかった。
「女子の皆さん!注目してください!!今、僕たちのキャンプ地で温かい食事を準備してます。そして、希望者はそのまま僕達がキャンプ地にテント貼りますのでそこで温かく休息をとることができます。僕たちのグループの女子の皆さんがフォローしますので安心して付いてきてください~」
と佑介は大声でその集団へ叫んだのであった。その声に自称イケメン集団の男子が反応した。
「はっ!陰キャの分際でなにいってるんだ?」
「知的な僕に原始人がなにを言ってるんだい?身分を弁えたまえ。」
「東川、お前の女、貸せよ、お前より満足させてやるよ。」
「陰キャのくせに何群がってるんだよ?俺たちは許可してないぞ。」
佑介は3番目の奴をとりあえずぶん殴った。なんか、むしゃくしゃしたので蹴りも加えた。
「ぐはっ。なにしやがる?袋にすんぞ!」
佑介は無言でその馬鹿を数発殴り
「お前、今なんて言った?俺の女に手を出すのか?あ?お前、呼吸やめろよ。本気で追い込みかけるからな。」
佑介、久しぶりのお怒りモードである。
「東川君、そんな馬鹿を相手にしなくてもいいわ。私たち女子から見ても最低だと思うから女子ネットワークに晒すから。多分、学校これなくなるんじゃない?」
佐島さんが目を座らせてそう言い放った。佑介の本能でこの人を怒らせては駄目だと感じ取った。
「ここにいる女子の皆さん。私たち女子から見ても最低な男たちなのでさっさと見切りをつけなさい。私たちに付いてくる女子は挙手して。最後のチャンスよ。」
すると取り巻きの女子は全て手を挙げた。驚いたことにイケメングループの彼女達の中からも手が上がった。
佑介達男子は彼女らのテントや荷物を運び短時間でテントなどを設営したのであった。
「美味しい・・・」
「暖かいわ・・・ぐすっ」
「ううううう、早くここに逃げればよかった。」
「おかわりもあるからゆっくり食べてね~ちなみにこの食事の食材は私たちのダーリン東川君のおごりです。漢ですね~感謝してもいいですが惚れたらだめですよ~。」
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