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男の正体(佐倉美麗side)
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そして次の昼休み。
いつものグループでお昼ご飯を食べようと思って屋上に向かって歩いているとき。
「「えぇー!!??男子相手にもとうとうみれいのツンデレが出ちゃったの!?」」
せなに聞かされた友人の二人は本気でびっくりしている。
「それにしてもそんな男子今時いるんだな。あはは!
ツンデレのみれいと同じ絶滅危惧種じゃないか。
ナルシストって。はは!」
ものすごく友人2が笑っている。
「確かにね。フフッ」
友人1も笑う。
でも、聞き捨てならないな。
「ツンデレとは失礼よ。私はそんなデレは認めません!」
そして友人の一人はどこか納得したように
「そうだね。そういえばまだ出ていないね。肝心のアレが。」
友人1の桜庭友華がなるほど。と納得するように顎に手を添えて頷いている。
ともかは、名前通りとてもお花が大好きらしくて生け花を習っている。
素人にはよくわからないのだけれど、よく賞をもらっているのを知っている。
本人はあまり知られたくないみたいだけど。
本当にすごいよね。
しかもお花だなんてとってもすてき!
でもツンデレだと言ったことは許しません。
「そうだなぁー。肝心のアレが出てないな。...それにしてもツンだってことは認めるんじゃん。みれい。」
そういうもう一人の友人は桐生利菜というよくこの混沌としたメンバーをまとめるのに大活躍する、まぁいわばリーダーのような存在の人である。
物事に対して冷静に対処することができ、少し男勝りなところがある。
男友達の方が女友達よりも多いと思う。
頭の回転が速くてバッサリしているから、男女問わず人気が高くて生徒会長をしていたりする。
本当にすごいよね。
でもツンデレだと言ったことは許しません。
「そんなことないし。」
ふんっと私がそっぽを向いた瞬間、せなが私の敵に回った。
「いやいや、ツンはもう認めたじゃん!」
楽しそうに笑うせなは私をからかっている節がある。
対照的に、苦笑いをしながら呆れているりなはやれやれという感じに肩をすくめる。
「で?アレって何?何も出すつもりないんだけど?」
まだふてくされている私の顔を、みんなが揃ってきょとんと見る。
「「「え?デレのことだけど?」」」
・・・・・・・・・・・・・・・え?
もう!みんな揃っているところが余計腹立つ!
「そんなことないってば!もう、みんな揃って言わないでよ。」
いよいよ本気でへこみそうになっていた時、どこかからか声が上がった。
「キャーッ!!!日熊くぅーん!こっちむいてー!!」
ちょうどここは混みあっている食堂の前なのだが、なぜか食堂の受付のところまでの道ができている。
その道を歩いてくる人がいた。
正確には数名いたのだが私にはある一名しか見えない。
その中にいたのだ!
私とぶつかった人が!
私が暴言はいてしまった人が!
自意識過剰野郎が!
いつものグループでお昼ご飯を食べようと思って屋上に向かって歩いているとき。
「「えぇー!!??男子相手にもとうとうみれいのツンデレが出ちゃったの!?」」
せなに聞かされた友人の二人は本気でびっくりしている。
「それにしてもそんな男子今時いるんだな。あはは!
ツンデレのみれいと同じ絶滅危惧種じゃないか。
ナルシストって。はは!」
ものすごく友人2が笑っている。
「確かにね。フフッ」
友人1も笑う。
でも、聞き捨てならないな。
「ツンデレとは失礼よ。私はそんなデレは認めません!」
そして友人の一人はどこか納得したように
「そうだね。そういえばまだ出ていないね。肝心のアレが。」
友人1の桜庭友華がなるほど。と納得するように顎に手を添えて頷いている。
ともかは、名前通りとてもお花が大好きらしくて生け花を習っている。
素人にはよくわからないのだけれど、よく賞をもらっているのを知っている。
本人はあまり知られたくないみたいだけど。
本当にすごいよね。
しかもお花だなんてとってもすてき!
でもツンデレだと言ったことは許しません。
「そうだなぁー。肝心のアレが出てないな。...それにしてもツンだってことは認めるんじゃん。みれい。」
そういうもう一人の友人は桐生利菜というよくこの混沌としたメンバーをまとめるのに大活躍する、まぁいわばリーダーのような存在の人である。
物事に対して冷静に対処することができ、少し男勝りなところがある。
男友達の方が女友達よりも多いと思う。
頭の回転が速くてバッサリしているから、男女問わず人気が高くて生徒会長をしていたりする。
本当にすごいよね。
でもツンデレだと言ったことは許しません。
「そんなことないし。」
ふんっと私がそっぽを向いた瞬間、せなが私の敵に回った。
「いやいや、ツンはもう認めたじゃん!」
楽しそうに笑うせなは私をからかっている節がある。
対照的に、苦笑いをしながら呆れているりなはやれやれという感じに肩をすくめる。
「で?アレって何?何も出すつもりないんだけど?」
まだふてくされている私の顔を、みんなが揃ってきょとんと見る。
「「「え?デレのことだけど?」」」
・・・・・・・・・・・・・・・え?
もう!みんな揃っているところが余計腹立つ!
「そんなことないってば!もう、みんな揃って言わないでよ。」
いよいよ本気でへこみそうになっていた時、どこかからか声が上がった。
「キャーッ!!!日熊くぅーん!こっちむいてー!!」
ちょうどここは混みあっている食堂の前なのだが、なぜか食堂の受付のところまでの道ができている。
その道を歩いてくる人がいた。
正確には数名いたのだが私にはある一名しか見えない。
その中にいたのだ!
私とぶつかった人が!
私が暴言はいてしまった人が!
自意識過剰野郎が!
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