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三話【武力】
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武器庫にきたリリックは、一番武力になりそうなものを選んでいた
武器庫には、ハンドガン、ライフル、ロケットランチャーなど大体のものは揃っていた
リリックはその中から、対物ライフル・アサルトライフル・サブマシンガンを選び、
防具と共に武力強化を行った
周囲に警戒しつつ管理棟に戻ると、メモに書いてあった様に地下へ向かおうとした
その時、ある異変に気がついた
先程、武器庫から持ってきたエネルギー検知器が反応しているのである
エネルギー感知器をよく調べてみると
【 1件のエネルギー反応:機械体である可能性あり】
位置は地下を示していた
リリックは、迷わず向かった
地下へは階段を利用するしかなかった
(・・・コツーン・・・コツーン・・・)
リリックの足音が、静かな階段へ響く
地下へは一枚の扉で遮られていた
武装した中から、透過装置を使った
透過装置は、ある程度の厚さの金属までなら透過してくれるX線の様なものだ
幸いにも、扉の前には何もなかった
(・・・ガチャ)
扉を開けると意外に明るかった、ここまで電気が通っている証拠だった
リリックは、アサルトライフルを手にすると、エネルギー反応があるところまで向かった
(・・・ッガン・・・ッガン)
重い音が響いていた、獣型のロボットだった
「どうしてこんな所に…?」
リリックは、GPS端末に解析機能があることを思い出した
「解析すれば何なのかわかるはずだ…」
しかしここは地下、GPS端末は圏外を示しており使い物にならなかった
「こんな時には使えないのかよ…」
GPS端末を仕舞おうとした時ある機能に気づいた、データベース機能だ
軍に接続されていた端末が故にデータベースだけは利用できた
データベースによると、
【 通称:獣型ロボット
レベル:脅威ではない
破壊対象:○
弱点部位:首の根本にCPUあり
】
とのことだった
リリックは徐に対物ライフルを取り出すと、狙いを首元へ定めた
(ズガン・・・!)
大きな銃声と共に、ロボットの首元が消し飛んだ
リリックは壊れたロボットを見に行くと、驚くことが判明した
人工的に作られた様な回路ではなく、複雑で小型化された物だった
リリックは、サンプルとして回路を取りのぞき、地下室を後にした
「この村には、武器と少しのサンプルだけか…」
リリックは、サンプルをバックにしまうと、街までバイクを走らせた
武器庫には、ハンドガン、ライフル、ロケットランチャーなど大体のものは揃っていた
リリックはその中から、対物ライフル・アサルトライフル・サブマシンガンを選び、
防具と共に武力強化を行った
周囲に警戒しつつ管理棟に戻ると、メモに書いてあった様に地下へ向かおうとした
その時、ある異変に気がついた
先程、武器庫から持ってきたエネルギー検知器が反応しているのである
エネルギー感知器をよく調べてみると
【 1件のエネルギー反応:機械体である可能性あり】
位置は地下を示していた
リリックは、迷わず向かった
地下へは階段を利用するしかなかった
(・・・コツーン・・・コツーン・・・)
リリックの足音が、静かな階段へ響く
地下へは一枚の扉で遮られていた
武装した中から、透過装置を使った
透過装置は、ある程度の厚さの金属までなら透過してくれるX線の様なものだ
幸いにも、扉の前には何もなかった
(・・・ガチャ)
扉を開けると意外に明るかった、ここまで電気が通っている証拠だった
リリックは、アサルトライフルを手にすると、エネルギー反応があるところまで向かった
(・・・ッガン・・・ッガン)
重い音が響いていた、獣型のロボットだった
「どうしてこんな所に…?」
リリックは、GPS端末に解析機能があることを思い出した
「解析すれば何なのかわかるはずだ…」
しかしここは地下、GPS端末は圏外を示しており使い物にならなかった
「こんな時には使えないのかよ…」
GPS端末を仕舞おうとした時ある機能に気づいた、データベース機能だ
軍に接続されていた端末が故にデータベースだけは利用できた
データベースによると、
【 通称:獣型ロボット
レベル:脅威ではない
破壊対象:○
弱点部位:首の根本にCPUあり
】
とのことだった
リリックは徐に対物ライフルを取り出すと、狙いを首元へ定めた
(ズガン・・・!)
大きな銃声と共に、ロボットの首元が消し飛んだ
リリックは壊れたロボットを見に行くと、驚くことが判明した
人工的に作られた様な回路ではなく、複雑で小型化された物だった
リリックは、サンプルとして回路を取りのぞき、地下室を後にした
「この村には、武器と少しのサンプルだけか…」
リリックは、サンプルをバックにしまうと、街までバイクを走らせた
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