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6 処女
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リリアージュを押したおすと、指でリリアージュの濡れている場所を触り、リリアージュの唇にキスをした。
秘所を指でいじられる、初めての感覚にリリアージュは思わず声を上げる。
その声によって、よけいにアエルは煽られ、自分を止められなくなった。
ドレスを脱がせると、傷一つない白いリリアージュの体すべてにキスをする。
リリアージュは、普段優しくて冷静なアエルが荒々しい呼吸で素の自分を見せ、向かい合ってくれたのが嬉しくて声も我慢せずアエルを求める。
そしてアエルにいざなわれるまま、アエルを迎え入れる……。
鈍い痛みと共に、アエルが自分の中にゆっくり入ってくる事に対し、リリアージュには嬉しさしかなかった。
下半身の不安は、アエルの自分を見つめる瞳を見れば忘れられた。
アエルが自分を求めてくれている事実に、幸福感で満たされる。
小さい頃からアエルが好きだった。
自分にとっては一番近い存在で、リリアージュの中ではずっと恋人だった。
痛みと悦びが混じり合う中、アエルが小さく呟いた気がした。
「……15歳の子どもに…。自分はくそだな…」
リリアージュは苦し気な息を吐きながら、アエルにキスをした。
「くそじゃない…。私は…アエルがずっと好きだった…抱いてほしかった。アエルもでしょ?」
アエルは答える代わりにリリアージュにキスをした。
そのキスは、甘く優しくて、アエルに愛されていると思わせてくれるものだった。
「…アエル…愛してる?愛して…」
リリアージュは痛みをこらえながら、何度もアエルに聞いた。
「──リリアージュ。少し黙ってくれ…まだ…全部……」
額に汗をかき、苦し気な息を吐きながらアエルは言った。
アエルは、リリアージュの秘所を強く突かないように、狭いリリアージュの奥に入っていくのに苦労していた。
「私は…アエルの事好き。愛してる…愛してる…」
リリアージュは、アエルに愛してると言って欲しくて何度も言った。
そのうち、リリアージュを黙らせる為、アエルはキスでリリアージュの口を塞ぎながら行為を続けた。
リリアージュの奥まで入り、最後果てるまでそうしていた。
全て終わった後、やっと唇を離し、アエルは愛しそうにリリアージュの頭や耳にキスをした。
そして、リリアージュは、眠ってしまった後も、子どもの様にアエルに抱きついて離れなかった。
アエルは、リリアージュの短くなってしまった髪の毛を、いつまでも撫でていた……。
秘所を指でいじられる、初めての感覚にリリアージュは思わず声を上げる。
その声によって、よけいにアエルは煽られ、自分を止められなくなった。
ドレスを脱がせると、傷一つない白いリリアージュの体すべてにキスをする。
リリアージュは、普段優しくて冷静なアエルが荒々しい呼吸で素の自分を見せ、向かい合ってくれたのが嬉しくて声も我慢せずアエルを求める。
そしてアエルにいざなわれるまま、アエルを迎え入れる……。
鈍い痛みと共に、アエルが自分の中にゆっくり入ってくる事に対し、リリアージュには嬉しさしかなかった。
下半身の不安は、アエルの自分を見つめる瞳を見れば忘れられた。
アエルが自分を求めてくれている事実に、幸福感で満たされる。
小さい頃からアエルが好きだった。
自分にとっては一番近い存在で、リリアージュの中ではずっと恋人だった。
痛みと悦びが混じり合う中、アエルが小さく呟いた気がした。
「……15歳の子どもに…。自分はくそだな…」
リリアージュは苦し気な息を吐きながら、アエルにキスをした。
「くそじゃない…。私は…アエルがずっと好きだった…抱いてほしかった。アエルもでしょ?」
アエルは答える代わりにリリアージュにキスをした。
そのキスは、甘く優しくて、アエルに愛されていると思わせてくれるものだった。
「…アエル…愛してる?愛して…」
リリアージュは痛みをこらえながら、何度もアエルに聞いた。
「──リリアージュ。少し黙ってくれ…まだ…全部……」
額に汗をかき、苦し気な息を吐きながらアエルは言った。
アエルは、リリアージュの秘所を強く突かないように、狭いリリアージュの奥に入っていくのに苦労していた。
「私は…アエルの事好き。愛してる…愛してる…」
リリアージュは、アエルに愛してると言って欲しくて何度も言った。
そのうち、リリアージュを黙らせる為、アエルはキスでリリアージュの口を塞ぎながら行為を続けた。
リリアージュの奥まで入り、最後果てるまでそうしていた。
全て終わった後、やっと唇を離し、アエルは愛しそうにリリアージュの頭や耳にキスをした。
そして、リリアージュは、眠ってしまった後も、子どもの様にアエルに抱きついて離れなかった。
アエルは、リリアージュの短くなってしまった髪の毛を、いつまでも撫でていた……。
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