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第二章 〜災厄の化身〜
神々の会話
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~天界~
ここは天界、神々が住まう場所だ。と言っても、実際には天使族が住んでいる場所と思ってもらって構わない。神というのは天使が進化した事により、与えられる種族なのだ。ここでは、一匹の魔物が今、話題になっている。
「ほお~成体のフェンリルか。これはこの世界で初めてじゃないか?」
「確かにそうですね。私が生まれた時から見た事ありませんでしたわ。」
「我らですら、どんな魔物なのかわからないですな」
「主神の方々ならフェンリルの事を知っておられるかも知れないですね」
「今度、主神の方々に会った時に、聞いてみますか」
「そうしましょう」
この2人は女性の方が「大天使」ガブリエル、男性の方が「医神」アスクレピオスである。天使や神にも、性別という概念は存在しているのであった。
この2人は聞いてみようと同時に監視する事にも決めた。それは、このフェンリルが世界を壊そうとする事を防ぐためである。
このフェンリルがどういった行動をするか、分からないがもし、世界の滅亡を目論むのであればそれは防がなければならない。その為の監視なのであったのだった。
今現在のS級以上の魔物は世界に6体おり、ランドロニア大陸では、20年ほど昔にはいたが今はいなく、ランドロニア大陸は新しい時代を迎えようとしていた。
この神界では、神々が娯楽に飢え、下の世界を観察したり、少しだけ介入して楽しんでいた。この世界への介入は、少しだけなら許されており、しかし、大きな介入は禁じられている。
そのルールを使い、ある神々は下の世界に宗教を作り、その宗教で崇められた信仰心を魔素として少量集め、それを自らの力に変えていた。
なので、下の世界にある宗教が崇めているのは本物の神であり偽物ではないのである。
例えば、キリエス教は四大天使と1人の神を信仰していた。他の宗教では多神教であったり、一神教であったりなど様々だがどれも天界にいる者を信仰しているのだった。
………………………………………………………………
今回はここまでです。
感想、いいねなどよろしくお願いします。
一章目の2話目(グルミア王国)のところにキリエス教の宗教のお話しに訂正を入れました。
理由としましては、矛盾が生じた為です。結構重要な部分でしたので、よろしくお願いします。
ここは天界、神々が住まう場所だ。と言っても、実際には天使族が住んでいる場所と思ってもらって構わない。神というのは天使が進化した事により、与えられる種族なのだ。ここでは、一匹の魔物が今、話題になっている。
「ほお~成体のフェンリルか。これはこの世界で初めてじゃないか?」
「確かにそうですね。私が生まれた時から見た事ありませんでしたわ。」
「我らですら、どんな魔物なのかわからないですな」
「主神の方々ならフェンリルの事を知っておられるかも知れないですね」
「今度、主神の方々に会った時に、聞いてみますか」
「そうしましょう」
この2人は女性の方が「大天使」ガブリエル、男性の方が「医神」アスクレピオスである。天使や神にも、性別という概念は存在しているのであった。
この2人は聞いてみようと同時に監視する事にも決めた。それは、このフェンリルが世界を壊そうとする事を防ぐためである。
このフェンリルがどういった行動をするか、分からないがもし、世界の滅亡を目論むのであればそれは防がなければならない。その為の監視なのであったのだった。
今現在のS級以上の魔物は世界に6体おり、ランドロニア大陸では、20年ほど昔にはいたが今はいなく、ランドロニア大陸は新しい時代を迎えようとしていた。
この神界では、神々が娯楽に飢え、下の世界を観察したり、少しだけ介入して楽しんでいた。この世界への介入は、少しだけなら許されており、しかし、大きな介入は禁じられている。
そのルールを使い、ある神々は下の世界に宗教を作り、その宗教で崇められた信仰心を魔素として少量集め、それを自らの力に変えていた。
なので、下の世界にある宗教が崇めているのは本物の神であり偽物ではないのである。
例えば、キリエス教は四大天使と1人の神を信仰していた。他の宗教では多神教であったり、一神教であったりなど様々だがどれも天界にいる者を信仰しているのだった。
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今回はここまでです。
感想、いいねなどよろしくお願いします。
一章目の2話目(グルミア王国)のところにキリエス教の宗教のお話しに訂正を入れました。
理由としましては、矛盾が生じた為です。結構重要な部分でしたので、よろしくお願いします。
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