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第22話 ダンジョンの波

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 これは、冒険者ギルドで初級者講習が開かれた日のダンジョン中層での出来事である。
 その日、中層と言われる13層の雪山地帯で休憩を取っているシルバーランクのパーティたちがいた。

「うーさむさむ」

「入り口は大丈夫か?」

 見張りから戻って来た斥候のジョンに声を掛ける。雪山の洞窟の中でも確実な安全地帯とは言えないため、出入り口を雪で隠していたのだ。

「見渡す限り魔物の姿はないし、今日に限ってはこの階層全体が安全地帯かもしんねーな」

「馬鹿なことを言うな。そんなことはありえん」

 普段通り気楽なジョンの意見に、魔法師らしい気難しい性格をしたヘックスが否定する。俺たちシルバーランクのパーティ、太陽の剣は敵に見つからないように最低限の暖を取りながら、岩肌から体の熱を奪われるような冷えに耐えながらパーティで情報の共有を行っていく。この層に入ってから不思議と魔物を見かけなくなり、これまで強行軍で移動して来たことからも、休憩を取ることにしたのだ。

「やっぱり、ゴールドランクのパーティが正しかったんじゃない?」

「ラルフ、あんな腰抜け連中の真似してもチャンスを逃すだけだ。パーティでの話し合いでもあの時は納得していただろう」

 パーティの壁役のラルフは体はでかいが気が弱く、すぐに泣きごとを抜かすが今回のダンジョン探索はチャンスなんだ。珍しくプラチナランク以上の上位のパーティは軒並み探索を控えているし、途中の階層ですれ違ったゴールドランクのパーティのジジイ連中も怖気づいたのか引き返していた。
 これまで俺たちのパーティは中層を狩場にしているが、今回は15層のアンデッドがメインに出る荒野の階層攻略を考えていた。他のパーティがいないのなら良い狩場を独占できるし、さらに下層まで行くことが出来れば直接コインが回収できるから、もっと金を稼げるはずだ。

「カルス、私はパーティでまとまった意見に従いますので、今後アンデッドと戦う戦わないにしろ私の魔力回復は不可欠なので先に休ませてもらいます」

「俺も新しい酒を飲んで寝てーや」

 お前は酒が飲みたいだけだろうとジョンに言いつつ、パーティの話し合いに我関せずと先に体を休めようとする回復魔法師のリョーンを横目に見る。奴は基本的にパーティの意見に従ってくれるし、要らぬ波風は立たせないが自身の信仰する宗派以外には全く興味がない姿勢にはそれなりの付き合いでも良く分からない男だと思う。

「この新しい酒は味はともかく、少量で体を温められるからこういった階層では役に立つな」

「珍しくヘックスが褒めてんじゃん。どしたのよ?」

「へへへ、ジョンが持ってきた安酒を小隊で飲んでたからなんだか懐かしいよ。カルスもそう思うでしょ?」

 気難しいヘックスはジョンのからかう言葉を相手にせず、一定のペースで酒を口に運んで体を温めようとしている。話題を変えようと発されたラルフからの言葉に、俺たちが王都の兵士団にいたころを思い出す。俺自身は剣の腕を見込まれて王都の騎士団団長と双璧をなす兵士団団長に稽古を直接つけられていたが、ジョンとラルフはお世辞にも優秀とは言えなかった。
 ジョンはしょっちゅう訓練をサボって街に出かけて酒を飲んだり娼婦を買ったりしていたが、付き合い上手なところがあって同じように不真面目な兵士たちとの横のつながりがあった。そんなつながりの賭博で得た安酒を、小隊を組んでいた俺とラルフで飲んだことがあったのだ。

「まあ、訓練のことは思い出したくないが、そんなこともあったな…」

「でも本当に良かったの?僕たちと違ってカルスの腕なら兵士団団長も目指せたんじゃないかと思って…」

「そうかもしれないが、俺は兵士のまま一生を終えるより、剣の腕でのし上がりたいと思ったんだ」

「よっ、流石太陽の剣の攻撃役剣士だな」

 思い出すのはあの日、兵士団内の賭博がばれて懲罰を恐れて逃げようとするジョンと、力はあるが気弱で厳しく怒鳴られる訓練に嫌気が差して一緒に逃げようとするラルフを見かけて俺も兵士を辞めることにしたのだ。
 俺は農民の出だが才能はあったのだろう、団長が直接目をかけてくれていたし、伸びる剣の腕からは次期副団長は間違いないと言われていた。それでも、毎日の訓練と警ら任務を行いながら得る少ない給金に俺の人生がこんな所で終わってしまうのかと疑問に思ったのだ。
 そうして、小隊のメンバー3人で脱走しようとするが、そこに王都の兵士団の魔法師部隊で所属は違えど同じようなはみ出し者だったヘックスとリョーンが加わり、冒険者パーティを立ち上げたのだ。それが俺たち太陽の剣の始まりだ。

「でもよ、酒だけじゃなくてそいつはペラペラの薄い揚げ肉を売ったり、収納スキルも持っているらしいぜ」

「収納スキル持ちか。…どのパーティにも所属していないなら勧誘したいな」

「ただ、ソロのゴールドランクのあの獣人としょっちゅう一緒に飲んでいるらしいぞ」

「獣人か…」
 
 王都近郊の出身者は自身が純人族であることに誇りを持っているが、兵士団を抜けた手前こうして辺境のダンジョンのある街に来たのは、仕方がないと思う。だが、獣人を多く見かけて嫌な気分になるのは我慢しなければならないが、その気分を表情には隠せていない。

「まぁ、俺らもすぐにゴールドにランクアップするし、稼げることを伝えたらそいつも頭を下げてパーティに加入するさ」

「だと良いがな」

 ヘックスの嫌味に感じる言葉を最後に無言の間が出来、それぞれが体を休める態勢を取り始める。横になりながらも考えるのはこれからの展望だ。
 まずは、今回のダンジョン探索を成功させて継続的に功績点を積み上げ、そうしてゴールドランクになったら、収納スキル持ちの冒険者をパーティに入れてもっと稼げるはずだ。有用なスキルを持っているくせに獣人なんかと仲良くしやがって、ゲンガンとかいう奴も獣人のくせにゴールドランクだか知らないが、上位の冒険者たちも古株だからって気を使いやがって、今に見ていろ全員俺たちにひれ伏す未来が待っているぞ。
 俺たちならプラチナランクまで絶対行けるし、その上のランクだって夢じゃない。


 翌日、まだ朝早いがふいにパーティ全員が同時に目を覚ました。外の様子を確認しに行ったジョンを待ちつつ、味気ない保存食のパンと干し肉を朝食に食べる。

「今日は吹雪いてないみたいだぜ」

「それなら予定通り15層を目指そうか。…食事を終えたら引き返すぞ」

 ふいに感じた命を失う危機感というべき衝動に、パーティの返事を待たずに食事を急いで飲み込む。今まで感じたことがないような上位種の気配を突然感じたのだ。パーティメンバーも感じたのだろう、リーダーである俺の意見に反対せず、同じようにスピードを上げて食事を詰め込んでいる。

「あれは……ワイバーンか!!」

「それも複数か…」

 雪山の麓にある、目指していた次の層に行く穴の周囲の地面に見えるのは、下層と言われる20層以降に出現するワイバーンであった。遠目に見ると小さく見えるが、実物は馬車1台から2台分の大きさと聞き、空を飛んで炎を吐くことから劣化竜種と言われても俺たちのパーティにとっては格上だ。いつかは竜種を狩ると考えていたが、現時点では生半可な武器を弾くウロコに攻撃を与える手段はない。

「奴らは寒さが苦手だから、日が昇る前にさっさと上層に逃げようぜ」

「雪山の階層にまで移動してくるとは…門番か変異種の移動の影響か?」

 ジョンの提案に早く逃げようよと怯えるラルフを放って、ヘックスの予想を聞いて考える。上位ランクの連中はこれを感じ取って、ダンジョン探索を控えたり途中で引き返していたのだろうか。
 それに、ヘックスの考えの通りならば、ダンジョンの階層毎の境目と言われる門を守護している門番の魔物か、強力なスキルや特性を所持した変異種が上層に向かって移動を始めたのかもしれない。

「いずれにせよ、ワイバーンが移動して来るくらいだから下層の魔物、恐らくは竜種が移動していると思われる」

「我が神、太陽神が偽りの太陽と言えでもワイバーンに味方するのは悲しいものだ」

 ヘックスの考察に太陽神を信仰するリョーンは、ダンジョン内の偽りの太陽に感傷的になっているが聞き流す。パーティ共通で全員分かっているかもしれないが、取れる手段は1つしかない。

「この階層の偽りの太陽が昇って、ワイバーン共の体が温まる前にさっさと上の層に逃げるぞ」

 パーティリーダーである俺の言葉を合図に、ワイバーンを刺激しないように静かにそれでいて迅速に移動を始めていく。雪山の中腹近くの洞窟で昨日は休憩していたが、上の層には頂上近くまで戻らないといけない。




「どうにかワイバーンとは距離を取れたな…」

「奴らは飛べるから追い付かれるかもしれん。先を急ぐべきだ」

「僕はちょっと疲れたから休憩したいよ」

「おお、太陽の光が輝いている」

 12層の森林地帯まで戻ってくると、とりあえずの危機を脱したため、それぞれ好き勝手言葉を述べ始めている。ダンジョン内の変異を確認したから冒険者ギルドに急いで情報を持ち帰るべきだし、ゴールドランクのパーティに比べてこちらの動きが遅れていることから、まだ危機は脱していないはずだ。そう考えながらも、いつになく騒がしい森の様子が気になる。

「ちょっと上の層までの道を偵察してくるぜ」

 同じように気になったのだろう、ジョンが斥候としての役割を果たす。森の中でも移動に困る様子無く、身軽な足取りでこの場を去って行く。その後、待っているメンバーの汗が引く頃には、驚きの情報がもたらされた。

「ゴブリンの精鋭部隊が動いているだと!!」

「ああ、間違いないぜ。統一された兵装に揃った足並みで森の中を進んでやがった。いつものルートは使えそうにねぇな」

 普段は他の種族との争い以外は階層の奥側に引きこもって生活しているゴブリンの集落から、ゴブリンの精鋭部隊が陣地から出て来ているとは。おそらく集落の幹部クラスやゴブリンの王と呼ばれる個体が指揮しているのかもしれないが、複数の階層で門番や階層主と呼ばれる魔物が移動することがあるのか。中層レベルの魔物と同数同士なら戦いようがあるが、敵の数が多すぎる。
 1国の兵力の相手をするようなゴブリンの集落は難度に比べて得られる物がなく、異常にゴブリンが繁殖して数を増やした時以外は、基本的に上位ランクの冒険者も報酬を積まれても避ける依頼だ。
 ジョンからの情報では、ガルを手懐けて背に乗ったゴブリンの斥候部隊、発動体と思われる杖を持ったゴブリンの魔法師の部隊もいるようだ。これは普段とは別のルートで上の層を目指すしかないな。

「待て、俺が先に様子を見てくる」

 足元の悪い森の中、慣れていないルートを進むが、逐一斥候のジョンが先に進んで様子を確認してから進行方向を調整していく。今のところ敵と接触していないが、いつまでも戦わずに進めることは出来ないと思う。

「ジョン、遅いね」

「ちょっと時間がかかっているんだろう」

 草が擦れて出る音にすら怯えているラルフは、ジョンを待ちきれないのだろう、もしかしたら僕たちをからかっているのだろうと怯えを誤魔化すように言っている。そうして、小声で会話しているとようやくジョンが戻って来る。

「…悪い、遅くなっちまった。今すぐ逃げろ」

「お前…」

 現れたジョンは、右腕の肘から先を失い、左手も手首から先が無くなっていた。斥候のジョンの隠していた気配に気づいて逆に攻撃出来るたのは、ゴブリンの暗殺者部隊かもしれない。

「ジョンは置いて逃げるぞ」

 でも、と反対するラルフ以外のメンバーは理解出来ている。リョーンの回復魔法で傷口を塞いで命は助かるが、ジョンはもう戦えないから足手まといになる。そして、手負いのジョンが見逃されているのは、他の人間の位置を知るための餌だ。
 ゴブリンの斥候部隊に捕捉されて、すぐに奴らの本体が合流するだろう。

「俺はいいから逃げろよ!!」

 本当はラルフも分かっているのだろう、ジョンの𠮟責に顔を歪める。俺たちは、ジョンのじゃあなという別れの言葉に返事をするのも惜しんで、振り返ることなくその場を走って去った。
 しばらくして、背後からくぐもった叫び声が聞こえたが、誰も立ち止まらずに走り続けた。ジョンを失ってからは斥候がいなくなったため、とにかく上の層に至る階段がある場所まで走って移動する。


「先回りされていたのか…」

 森の開けた場所にたどり着くが、今回の探索で目的とした15層にいるはずの骨の兵士が骨の馬に乗っており、こちらの行く道を遮るように布陣している。普段は相容れない生者と死者の関係性から、階層をまたいで争っているゴブリン部族と骨の騎士団が協力するように人間を追い詰めている。

「…これはダンジョンの意思に従っているからではないのか。…これはまさかダンジョンの大波なのか」

 ヘックスの言葉にギルドに登録した頃に説明された規定を思い出す。ダンジョンは何十年間に1度、その領域を広げようと自らの核を増やして、新たなサブダンジョンと呼ばれる物を作ろうとする。その際、複数の階層にまたがって敵対関係にある魔物同士もダンジョンの意思に従って協力して地上を目指す。ダンジョンの入り口に向かって移動する魔物の群れは、さながら大波に例えられる。

「太陽神よ、偽りの太陽の下、我が身が果てることを許したまえ」

 リョーンの言葉に薄々と俺たちのパーティの結末を皆感じているが、背後からもゴブリンの部隊が追い付いた足音が聞こえてくる。くぐもった声に視線を向けると…。

「たすけて…たすけてくれ」

 目の前に盾に縛り付けられて掲げるように見せられる、ジョン。両目を潰されて四肢を切り落とされており、ゴブリンの回復魔法師に最低限の治療を受けて命を繋いだ姿でこちらに助けを呼んでいる。だが人質にされることなく、こちらの戦意を折っていたぶりたいのだろう、ニヤついた大柄のゴブリンに目の前で見せつけるように生きたまま心臓を抉り出された。

「切り開くしかない。俺に続け!!」

 俺の掛け声に皆がおうと短く返事し、前に向かって走り出す。ジョンの最期を見て歯を食いしばって目が飛び出さんばかりの表情で、ラルフが先頭に躍り出る。普段の怯えた表情を捨てて鬼のような形相で盾を構えて、一斉に走り寄って来る骨の兵士が乗った骨の馬の群れに向かってぶつかっていく。ラルフに続いて、太陽の剣は一直線に上層への道を目指して走る。

「ぐっ」

 最初に狙われたのは、回復魔法師のリョーンが混戦の最中に骨の弓兵に射抜かれた。
 次に、回復魔法師が落ちて攻撃を一身に受け止めていた壁役が耐え切れず、それでも矢が幾ら刺さろうが暴れまわっていたラルフが倒れ伏す。倒れたラルフを背後に自らは前進するが、楽しむようにゆっくりと追い付いた後続のゴブリン騎乗兵がラフルに殺到し、騎乗槍で四方八方から串刺しにされる。

「死にたくない死にたくない死にたくない」

「だったらお得意の魔法で何とかしろ!!」

 普段は冷静沈着でパーティの知恵袋だったヘックスの姿は見る影もなく、ラルフが決死の覚悟で稼いだ時間を無駄にしても攻撃魔法を放てずにいる。俺の背後についているため辛うじて致命傷を避けているがパーティの全滅、死が近づいている。

「あぁぁああああああ」

 ヘックスは死への恐怖から魔力の制御がろくに出来ていないのだろう、本来なら制御を助ける発動体の杖も死から逃げたい一心の過剰な魔力を受け止めきれず、杖の宝玉に罅が入り始めた。

「くそがっ!!」

 慌てて身を投げるように前方に伏せ、少しでも距離を離そうとした瞬間に背後から強烈な熱と光を受ける。制御しきれなかった魔法が、魔力を注ぎ込んだ魔法師ごと吹き飛ばすように発動したのだろう、自身の背中には何も感じないが、お得意だった火魔法の効果から酷い火傷を負っているのだろうが気にする余裕はない。
 ヘックスの魔法の自爆によるが、一時的に魔物たちの恐慌と空間に空白が出来、包囲を潜り抜けることが出来た。その先には…

「人生の最期が騎士と戦えるなんて、悪くない…」

 目の前には、骸骨頭ながら大柄な体に重装備を身につけた骨の騎士が立っている。15層の階層主とも言える相手との戦いは、パーティが万全の状態でも無理だったろう。
 相手は、こちらの一騎打ちに応えてくれるか他の骨の兵は遠巻きに立ち、目の前の骨の騎士は剣を抜いて静かにたたずんでいる。勝負は一瞬だった。
 不思議と落ち着いた気持ちで、コンディションは最悪だったがこれまでの一生の内で最高とも思える一撃を放つことが出来た。ただ、その最高の一撃は相手の体に掠ることもなく、零れ落ちた頭から自身の体を見上げる。ああ、俺たちの冒険はここで終わりだ。



『俺たちのパーティ名どうする?カッコイイのが良いぜ』『僕は何でもいいよ』『特に希望はない』『太陽神を崇める言葉を入れたい』『俺がパーティリーダーだから剣の言葉を入れていいか?』

 ああ、最後に天に浮かぶ偽りの太陽が目に入る。
『俺たちのパーティ名は太陽の剣、中天に上る太陽のように栄光を目指すんだ』
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