皓皓、天翔ける
何の変哲もない駅から、いつものように片道切符を握りしめた少女が乗りこむ。
彼女の名は星影 氷空(ほしかげ そら)。
いつもと雰囲気が異なる列車に飛び乗った氷空が見たのは、車掌姿の転校生・宵月 氷雨(よいづき ひさめ)だった。
「何故生者が紛れこんでいるのでしょう」
「いきなり何を……」
訳も分からず、空を駆ける列車から呆然と外を眺める氷空。
氷雨いわく、死者専用の列車らしく…。
少女が列車の片道切符を持っていた理由、少年に隠された過去と悲しき懺悔…ふたりは手を取り歩きだす。
これは、死者たちを見送りながら幸福を求める物語。
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おかずの交換、いいですね。けっこう仲良しですね。
赤崎火凛さん、こんにちは。
実はふたりなりに仲良くなろうとしているのですが、もうすでに仲良しでは?という微妙な距離感で綴っています。
学校パートは少なめですが、えげつない内容が多い分ほっこり要素として楽しんでいただけますと幸いです。
感想ありがとうございました。
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