物置小屋

１人向け・イベント系

たとえ、どれだけ過ぎ去ろうとも。(記憶障害)

もうすぐ今年が終わるね。来年もよろしく。
…やり残したこと？強いて言うなら、君と行く予定だった水族館に行けなかったこと…かな。
どうして謝るの？君は何も悪くない。
行こうとした日、急に予定が入っちゃったんだ。
君は気にしなくていいって言ってくれたけど、寂しそうにしていて…。
そのとき、たまたま立ち寄った先で見つけたのが君が今ふにふにしているマスコット。
駅前のゲームセンターのクレーンゲームにあって、俺は黒猫を持ってる。
色違いで、君は白い子がいいって言ってた。
それからずっと大切にしてくれてるんだよ。
…いつも言ってるでしょ？君が何回忘れても、俺がちゃんと覚えてる。
何度だって話すし、それを嫌だと思う日なんかきっとこないって。
無意識のうちににぎにぎしてるとは思わなかったけど、落ち着くならよかった。
あ、そろそろだよ。…今年もよろしくね。
来年も、再来年も…ずっとこんなふうに楽しく過ごせるといいな。
君もそう思う？すごく嬉しい。
今この瞬間、君と話せているのがすごく嬉しいんだ。
これからも、君の日記に沢山の想い出が刻まれますように。
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記憶が零れ落ちる恋人との年越しを綴ってみました。
今年もフォローやブックマーク、コメント…沢山応援していただき、誠にありがとうございました。
少し早い挨拶になりますが、来年も引き続き頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。