物置小屋

１人向け・慰め系

敷きつめられた理想(箱庭)

こんばんは。なんだか久しぶりな気がするけど…いつもより疲れて見える。何かあった？
ごめん、泣かせるつもりじゃ…きえたいって、おもっちゃった？
そっか…。きっと、俺が知らない辛いことがあったんだろうね。
あくまでこれは俺の持論だけど、生きてるだけで偉いと思う。
特に、辛い、苦しい、消えたい…そんな思いを抱えながら生きているのって、とんでもなく奇跡に近いことだと思うんだ。
何があったか言いたくないなら無理に聞くつもりはない。
けど、どんな事があっても俺は君の味方だよ。
誰がなんと言おうが君は偉い。今日もよく頑張りました。
…全部ひとりで抱えて、辛かったよね。
君の苦しみを全部知るのは難しいかもしれないけど、こうやって隣にいることはできる。
ここで吐き出せるだけ吐き出していって。
手、絶対に離さないから。

…少し落ち着いた？そっか。もしかして、ちょった眠くなったんじゃない？
大丈夫だよ。朝までここにいるから。
…よかった、今夜はいい夢を見ていそうだ。
それにしても…この世界と現実は、そんなに違うのか。
まあ、ここには俺しかいないし…傷つけようなんて思ってない。
またいつでもおいで。
この場所が現実じゃないとは、やっぱり言えないけど…支えになりたい気持ちに嘘はないから。
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存在を肯定してくれる箱庭と、全否定される現実の話にしてみました。