1,046 / 1,797
1人向け・看病系
愛のおまじない(二側歩行)
しおりを挟む
ごめんなさい。起こしちゃったかしら…。
どうかしたの?怖い夢でも見た?
…そう。無理に思い出さなくていいわ。ただ、あなたが辛い思いをしたのが嫌なだけだから。
丁度これから飲み物を淹れようと思っていたところなの。アイスココアでいいかしら?すぐ作ってくるわね。
おまたせ。結構甘めに作ってみたわ。ゆっくりめしあがれ。
謝る必要なんて全然ないのよ。あたしが自分用に作るついでにやっただけだから。
記憶から抜けちゃうくらい嫌な夢だったなら、無理に思い出す必要はないと思うわ。
それに、夢なんて忘れちゃうことの方が多いらしいし…脳が忘れた方がいいって判断したんでしょうね。
あたしにできることは少ないけど、あなたの隣にいたいって思いは誰にも負けないから。
そうだ、おまじないをかけて…ついでだから今渡しておくわ。開けてみて。
予想どおりの反応ね。喜んでもらえてよかった。
この前ショーウィンドウに飾られてたのを見てたでしょ?
そのぬいぐるみ、とても可愛らしいもの。
おまじないっていうのは、そのリボンのこと。それぞれに意味があるんですって。
何をお願いしたか?それは…おまえがよく眠れるように。災厄から護ってくれるらしいから、
小さな石の意味?リボンについてるそれか。…言わない。
それより、早く寝ないと寝不足で倒れちゃうわよ。
ここは片づけておくから横になってて。せめて体を休めないとまた倒れちゃうわよ。
…行ったみたいね。今度こそちゃんと眠れるといいけど…。
それにしても、まさかあんな鋭い質問が飛んでくるとは思わなかったな。
言えるわけないだろ。…石にひとりでいても寂しくないように愛情をこめた、なんて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっとほっこり話にしてみました。
どうかしたの?怖い夢でも見た?
…そう。無理に思い出さなくていいわ。ただ、あなたが辛い思いをしたのが嫌なだけだから。
丁度これから飲み物を淹れようと思っていたところなの。アイスココアでいいかしら?すぐ作ってくるわね。
おまたせ。結構甘めに作ってみたわ。ゆっくりめしあがれ。
謝る必要なんて全然ないのよ。あたしが自分用に作るついでにやっただけだから。
記憶から抜けちゃうくらい嫌な夢だったなら、無理に思い出す必要はないと思うわ。
それに、夢なんて忘れちゃうことの方が多いらしいし…脳が忘れた方がいいって判断したんでしょうね。
あたしにできることは少ないけど、あなたの隣にいたいって思いは誰にも負けないから。
そうだ、おまじないをかけて…ついでだから今渡しておくわ。開けてみて。
予想どおりの反応ね。喜んでもらえてよかった。
この前ショーウィンドウに飾られてたのを見てたでしょ?
そのぬいぐるみ、とても可愛らしいもの。
おまじないっていうのは、そのリボンのこと。それぞれに意味があるんですって。
何をお願いしたか?それは…おまえがよく眠れるように。災厄から護ってくれるらしいから、
小さな石の意味?リボンについてるそれか。…言わない。
それより、早く寝ないと寝不足で倒れちゃうわよ。
ここは片づけておくから横になってて。せめて体を休めないとまた倒れちゃうわよ。
…行ったみたいね。今度こそちゃんと眠れるといいけど…。
それにしても、まさかあんな鋭い質問が飛んでくるとは思わなかったな。
言えるわけないだろ。…石にひとりでいても寂しくないように愛情をこめた、なんて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっとほっこり話にしてみました。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
一人用声劇台本
ふゎ
恋愛
一人用声劇台本です。
男性向け女性用シチュエーションです。
私自身声の仕事をしており、
自分の好きな台本を書いてみようという気持ちで書いたものなので自己満のものになります。
ご使用したい方がいましたらお気軽にどうぞ
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる