物置小屋

１人向け・看病系

両極端(タイトルのままです)

ん？ああ、ごめん。ちょっとぼんやりしてたんだ。俺は大丈夫だよ。
君の方こそ平気？最近あんまり眠れてないでしょ？
そうだ、ハーブティーでも淹れようか。俺も飲みたいと思ってたし…。
嘘なんか吐いてないよ。もっと君と話したいし…なんだ、ばれてたのか。
今自分に淹れようとしてたのはコーヒー。ちょっと眠くなってきちゃった…。
だけど、折角君と一緒にいるのに寝ちゃうなんて…ああ、ごめん。
取り敢えずコーヒー飲んでから考えるね。


……あれ、俺…ごめん。いつの間にか寝ちゃってた。
俺たち、はんぶんこになれば丁度いいのにね。
なかなか眠れない君と、日中でも眠気がきてしまう俺。
…足、痛くない？それならいいけど、膝枕までしてもらって本当にごめん。
それから…いつもありがとう。
いつか俺が君を支えられる日がくるといいんだけど、まだまだかな。
今はそんなに眠くないよ。君は？眠くならない？
それじゃあ、今度こそ飲み物を飲みながら何か話そうか。
どうしたの？…そんなに寂しいって思ってたの、知らなかった。
そんなに照れなくても大丈夫。
俺も君と離れたくないって思ってたんだ。
今度は俺が肩を貸すね。眠れそうならそのまま寝ちゃっていいから。
こうやってくっついていると安心する…。
明日もいい日にしようね。
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眠れない彼女と眠りすぎる彼を綴ってみました。