物置小屋

黒蝶

文字の大きさ
963 / 1,910
1人向け・看病系

おやすみ、俺の姫(元・執事シリーズ)

しおりを挟む
あれ、まだ起きていたんですか?…悪夢ですか?それとも、何か考え事ですか?
お嬢様のことならなんでもお見通しです。
…ごめん。こう言わないと反応がかえってこない気がしたんだ。
何か飲みたいものはない?寝付きがよくなるハーブより、飲みたいものを飲んだ方が心が元気になると思う。
少なくとも、俺はそうだったんだ。
奥様が持ってきてくださったお茶が美味しかった。
想い出の味、君にもあるでしょ?え、俺の紅茶?本当?
そう言ってもらえるのはありがたいけど、執事だった頃からあんまり成長してない気がする。
淹れ方を変えようとしたり、新しい茶葉を試してみたり…結局いつもの方がいいってなっちゃった。
…それで、今夜はどんな夢を見たの?そっか、あの家の夢か…。
何か俺にできること、あるかな?
もうちょっと恋人らしいことをしたいというか、ふたりの時間を大切にしたいというか…。
…ごめん、詳しいことは守秘義務があるから言えない。
ただ、何人かから人間関係の相談を受けているうちに、君の気持ちを聞きたいなって思ったんだ。
1度すれ違うと、弁護士が入ってもどうしようもないねじれが生まれたりするから…。
俺には君しかいない。だけど、君に寂しい思いをさせてるんじゃないかって思うと不安になるんだ。
どうしたの、いきなり抱きついてきて…何その可愛い反応。
まさかそんなに照れるとは思わなかった。
弁護士として不安になることも多いけど、君が待っていてくれるこの場所があるから頑張れる。
いつも待っててくれてありがとう。連れ出したのは俺がそうしたかったからだよ。
君から笑顔を奪うあの人たちから護りたかった。…いや、ずっと護っていきたいの間違いか。
また照れてる…本当に可愛い。
嫌な夢のこと、忘れられた?それならよかった。
どうかした?いいよ、一緒に寝よう。
ふたりでいれば、どんなことも乗り越えられる気がするから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりに元・執事シリーズを綴ってみました。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

百合短編集

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...