1,358 / 1,797
1人向け・イベント系
灯火(視える人シリーズです)
しおりを挟む
あ…ごめんね。怪我してない?それならよかった。
どうしてこんな夜遅くにひとりで歩いてるの?探しもの?
花火が見える場所か…このあたりならそっちの公園が見えると思うよ。
俺でよければ一緒に行こうか?仕事終わりで時間もあるし、遠慮しないで。
ここからだと見えるかな?…ちょっとごめんね。
おんぶしたら見えるんじゃないかって思ったんだけど、どう?喜んでもらえてよかった。
あの人、君のことを呼んでるみたいだけど…知ってる人?
え、お姉さん?こんばんは。あなたの妹さんに危害をくわえるつもりはなくて…成程、分かりました。
ふたりは、お母さんを亡くしたんじゃないかな?
3人の想い出の場所がこの向日葵の花壇がある公園で、ここで打ち上げ花火を見るのが恒例だった。
それで最後に線香花火をしていた…だからお姉さんは線香花火の袋を持ってる。違いますか?
やっぱりそうなんだ。信じてもらえるかは分からないけど、お姉さんが心配だって言ってる。
…そう、お母さんが頑張りすぎだって…俺のことは信じてくれなくていい。
だけど、心配しているお母さんの気持ちは信じてもらえないかな?…ありがとう。
最後に一緒に線香花火がしたいって言ってます。叶えてあげられるのはふたりだけです。
それじゃあ、俺はこれで。…頑張りすぎないように、これからもお母さんのことを忘れないであげてください。
花火が終わったら、あの母親は成仏するんだろうか。
どちらにせよ、あの姉妹ならきっと大丈夫だ。
…一緒に生きていける相手がいるんだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視える人で綴ってみました。
どうしてこんな夜遅くにひとりで歩いてるの?探しもの?
花火が見える場所か…このあたりならそっちの公園が見えると思うよ。
俺でよければ一緒に行こうか?仕事終わりで時間もあるし、遠慮しないで。
ここからだと見えるかな?…ちょっとごめんね。
おんぶしたら見えるんじゃないかって思ったんだけど、どう?喜んでもらえてよかった。
あの人、君のことを呼んでるみたいだけど…知ってる人?
え、お姉さん?こんばんは。あなたの妹さんに危害をくわえるつもりはなくて…成程、分かりました。
ふたりは、お母さんを亡くしたんじゃないかな?
3人の想い出の場所がこの向日葵の花壇がある公園で、ここで打ち上げ花火を見るのが恒例だった。
それで最後に線香花火をしていた…だからお姉さんは線香花火の袋を持ってる。違いますか?
やっぱりそうなんだ。信じてもらえるかは分からないけど、お姉さんが心配だって言ってる。
…そう、お母さんが頑張りすぎだって…俺のことは信じてくれなくていい。
だけど、心配しているお母さんの気持ちは信じてもらえないかな?…ありがとう。
最後に一緒に線香花火がしたいって言ってます。叶えてあげられるのはふたりだけです。
それじゃあ、俺はこれで。…頑張りすぎないように、これからもお母さんのことを忘れないであげてください。
花火が終わったら、あの母親は成仏するんだろうか。
どちらにせよ、あの姉妹ならきっと大丈夫だ。
…一緒に生きていける相手がいるんだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視える人で綴ってみました。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
一人用声劇台本
ふゎ
恋愛
一人用声劇台本です。
男性向け女性用シチュエーションです。
私自身声の仕事をしており、
自分の好きな台本を書いてみようという気持ちで書いたものなので自己満のものになります。
ご使用したい方がいましたらお気軽にどうぞ
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる