物置小屋

１人向け・イベント系

紫陽花の祝福(プロポーズ)

この場所、どうやって過ごしたか覚えてる？…そう、ここは大切な思い出が詰まってる場所。
初めて出会った花畑だよ。
いつ来ても本当に綺麗だよね。覚えているのが僕だけだったらどうしようって思ってた。
…実は、そろそろお別れすることになりそうなんだ。
悲しまないで。だって僕はもう死んでるんだから。
僕がいたら、君は前に進めない…それは嫌だ。
たしかに僕たちは恋人同士になったけど、縛りつけたいわけじゃない。
…ありがとう。僕のために泣いてくれるのは君だけだった。
どうしたの、それ？…指輪？
え、結婚!?どういうこと？
それじゃあ、わざわざ僕のために指輪を用意して…。
後悔しない？
君が憧れているようなデートも、ただ抱きしめることも難しいのに…寂しい思いをさせてしまう。
…本当に、それでもいいの？
まさかそんなに沢山好きって言われるとは思わなかった。
それに、僕がいいなんて言ってもらえるなんて思わなかった。
…君さえよければ、これからもよろしくお願いします。
紫陽花がこんなに綺麗な場所で、君と一緒にいるって違うとは思ってなかった。
たとえこれがどんなに間違っていたとしても、僕は君を一生かけて護るよ。
花びらがひらひら舞ってる…ライスシャワーみたい。
そうだ、僕からも言わせて。
…どんなことがおきても、ずっと愛してる。大好きだよ。
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なんとなく綴ってみました。