物置小屋

１人向け・慰め系

糸が切れるとき(いい子の息切れ)

こんばんは。今日もお疲れ様。
今夜は珍しいものを連れているんだね。その子を見たのは初めてだよ。
今日もお弁当を作ってくれたの？ありがとう。それじゃあ、いつもみたいに食べようか。

今日はどんなことがあったの？…そっか、もう疲れちゃったか。
最近はいつも以上に無理してたもんね…。頑張らないと、いい子でいないとって気を張ってるように見えた。
君は聞き上手だけど、自分のことを誰かに話すのがあんまり得意じゃなさそうに見える。
…当たってた？それならよかった。
いい子の君はすごいと思うけど、俺が好きなのは時々悪い顔をしたり悪戯してくるけど根は優しい君なんだ。
いい子の君じゃなくて素の君がいい。
誰が何と言おうと、みんなのイメージのまま演じている苦しそうな君よりそっちの方がずっと好きだ。
ずっといい子でいたら息苦しいし、辛くなるよね。それから、本当の自分が分からなくなる。
いきなり今日から全部いい子をやめるのは難しいと思うけど、俺の前でまでいい子でいなくていいんだよ。
さっきも言ったように、俺は素の君が好きなんだから。
今は俺しか見られないかもしれないその一面がすごく好きなんだ。
…ご飯、今日は味する？俺と食べるのが楽しいなんておもってくれてたの？ありがとう。
美味しいって感じてるならよかった。この前会ったとき、外で食べてもあんまり感じないって言ってたから今もそうなのかなって思ったんだ。
少しでも楽しんでくれてるなら本当に安心した。
我慢しないで泣いていいんだよ。泣き顔を見られるのが嫌なら、こうやって抱きしめてるから。
毎日辛いなかよく頑張りました。君が満足するまで離さないから、いつも流せない分ここで発散してね。
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緊張の糸が切れて涙が流れる、マリオネットのような生き方から彼がいる間だけでも解放される…そういう意味のタイトルにしてみました。