物置小屋

１人向け・看病系

ぬいぐるみパーティー(不眠)

どうしたの？もしかして眠れなくなっちゃった？
実は僕も眠れなくて、これからどうしようか迷ってたんだ。
ふたりきりでもいいんだけど、君はその子が好きでしょ？だったら、この子たちも一緒にやろうか。
可愛いものは好きだし、何より君が笑ってくれるならそれだけで嬉しいんだ。
この子たちにはこっちのティーカップを用意して…これでよし。
君は何か飲みたいものはある？紅茶？了解。
どうして、か…君が眠れなくなったのは、悪夢を見たからでしょ？
だったら、それ以上に楽しいことをすればなかったことにはできなくても薄れてくれるんじゃないかって思ったんだ。
…嫌だった？楽しみ？そう思ってくれたならすごく嬉しいな。はい、どうぞ。それじゃあ、いただきます。

ごちそうさまでした。
たまには、ぬいぐるみたちとのティーパーティーも悪くないね。
汚れちゃわないか心配になるけど、こうやって一緒にいられるのはすごく楽しい。
勿論、君との時間が1番だけどね。
お菓子がもう少し余ってるから、今度は僕たちふたりで紅茶を楽しもうか。
…嫌なこと、少しは忘れられた？それならよかった。
もう少し忘れられないかな…そうだ、ちょっとだけ抱きしめさせて。
こうしていれば、どきどきで上書きできるかもしれないよ？…なんてね。
本当は僕がこうしたかっただけ。
緊張した？照れて顔を伏せるところも可愛いね。やっぱり君が僕の1番だ。
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なんとか書ききれました…。