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1人向け・慰め系
消えない想い(何かに夢中になる気持ち)
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…なあ、ちょっと入っていい?
聞こえてるなら返事くらいは…待て、やめろ。そんなことをしたら絶対後悔する。
なんでいきなり小説の道具全部燃やそうとしてるんだよ…次のコンテストに出すって、楽しそうに話してただろ?
諦めるなとか簡単に言うつもりはないけど、一体どうしたんだよ。
当たり前だろ。ここ何日か様子変だし、あんなに大切にしてた原稿に火をつけようとしてたら誰だっておかしいと思う。
…疲れた?姉貴、なかなかそういう言葉口に出さないから、勝手に察することにしてる。
才能?そんなのなくても、俺は姉貴の物語好きだけど。
世間一般でどうかなんて知らない。そんなことより、姉貴が書いた優しい世界が好きなんだ。
…もしかして、あいつらに何か言われたのか?いいんだよ、今は仕事でいないから。
書いてるのがばれたとか?…そうか、想像の倍以上酷い。
あいつらのことだから、才能がないとか向いてないとか、あなたのためを思ってとか…心無いこと言ったんだろ。
だから勢いで全部捨てようとしたけど燃やす前に涙が止まらなくなった…違う?
そっか。大体合ってるのか。
実は最近、俺も見つかったんだ。バンドのこと、姉貴は秘密にして応援してくれてただろ?作曲してたのがばれて破り捨てられた。
姉貴も、小説破られたの?どうして人が必死に創ったものを、そんな簡単に壊せるんだろうな…。
あいつらに何言われたか知らないけど、俺の曲を好きだって言ってくれたのと同じくらい、俺は姉貴の書く物語が好きだ。
破られたの、何ページ分?締切に間に合わせるならこれから俺も手伝う。
この前読ませてもらったところまでならなんとなく話の展開は覚えてるし、姉貴の文章の癖みたいなのはなんとなく分かってる。
俺のことはいいんだよ。…完成させたかった新譜はちゃんとできあがったから。
どうして、か…姉貴の1番のファンでいたいから。
俺の曲を綺麗だって言ってくれたことがあっただろ?それ以上に姉貴の話はきらきらしてる。
まだ捨てたくないと思ってるなら諦めないでほしい。
俺も大事なものを手放す気なんてさらさらないから。
姉貴の小説が読めなくなると困る。…結構、楽しみにしてるんだ。
べ、別に照れてない。とにかく仕上げよう。
ふたりでやればきっと間に合う。その代わり、終わらせるの間に合ったら夜食作って。
何かお返しとか言い出すつもりなら、それがお返しになるから。それじゃあ決まり。
急いで仕上げよう。…よかった、やっと笑った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
姉弟の話を書いてみたくてやってみました。
原稿を破られたり、データを見られそうになったり…創るときだけは自分の世界を大切にしたいのに、なかなか難しいようです。
聞こえてるなら返事くらいは…待て、やめろ。そんなことをしたら絶対後悔する。
なんでいきなり小説の道具全部燃やそうとしてるんだよ…次のコンテストに出すって、楽しそうに話してただろ?
諦めるなとか簡単に言うつもりはないけど、一体どうしたんだよ。
当たり前だろ。ここ何日か様子変だし、あんなに大切にしてた原稿に火をつけようとしてたら誰だっておかしいと思う。
…疲れた?姉貴、なかなかそういう言葉口に出さないから、勝手に察することにしてる。
才能?そんなのなくても、俺は姉貴の物語好きだけど。
世間一般でどうかなんて知らない。そんなことより、姉貴が書いた優しい世界が好きなんだ。
…もしかして、あいつらに何か言われたのか?いいんだよ、今は仕事でいないから。
書いてるのがばれたとか?…そうか、想像の倍以上酷い。
あいつらのことだから、才能がないとか向いてないとか、あなたのためを思ってとか…心無いこと言ったんだろ。
だから勢いで全部捨てようとしたけど燃やす前に涙が止まらなくなった…違う?
そっか。大体合ってるのか。
実は最近、俺も見つかったんだ。バンドのこと、姉貴は秘密にして応援してくれてただろ?作曲してたのがばれて破り捨てられた。
姉貴も、小説破られたの?どうして人が必死に創ったものを、そんな簡単に壊せるんだろうな…。
あいつらに何言われたか知らないけど、俺の曲を好きだって言ってくれたのと同じくらい、俺は姉貴の書く物語が好きだ。
破られたの、何ページ分?締切に間に合わせるならこれから俺も手伝う。
この前読ませてもらったところまでならなんとなく話の展開は覚えてるし、姉貴の文章の癖みたいなのはなんとなく分かってる。
俺のことはいいんだよ。…完成させたかった新譜はちゃんとできあがったから。
どうして、か…姉貴の1番のファンでいたいから。
俺の曲を綺麗だって言ってくれたことがあっただろ?それ以上に姉貴の話はきらきらしてる。
まだ捨てたくないと思ってるなら諦めないでほしい。
俺も大事なものを手放す気なんてさらさらないから。
姉貴の小説が読めなくなると困る。…結構、楽しみにしてるんだ。
べ、別に照れてない。とにかく仕上げよう。
ふたりでやればきっと間に合う。その代わり、終わらせるの間に合ったら夜食作って。
何かお返しとか言い出すつもりなら、それがお返しになるから。それじゃあ決まり。
急いで仕上げよう。…よかった、やっと笑った。
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姉弟の話を書いてみたくてやってみました。
原稿を破られたり、データを見られそうになったり…創るときだけは自分の世界を大切にしたいのに、なかなか難しいようです。
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