物置小屋

１人向け・看病系

ヒーリング(よく分からなくなりました…)

なんとか目当ての食材残っててよかったね。
今日は結構人がいたけど、大丈夫？さっきからなんだか顔色が悪いような気がするんだけど、本当に我慢してない？
…ちょっとこっちで休もうか。

いきなり大声で怒鳴りだすものだから、びっくりしたね。無理しないで、もう少し休んでいこう。
…手、震えてるよ。謝らないで。わらわらと人がいるところが苦手な君にとって、怒鳴る人がいるともっと体調を崩すのは分かってるから。
あれだけ突然だと身構えようがないし…本当に困るね。
ここならあんまり人通らないだろうから、もう少しゆっくりしていこう。
…そっか。それもそうだね。ここに長居していると嫌なことを思い出しちゃうかもしれないし…舌、噛まないようにね。
今ふらふらでしょ？だったら、このまま抱えてどこまでも走るよ。
だから、そんなに申し訳なさそうにしないで。君は何も悪いことはしてないんだから。


…はい、到着。
全然疲れてないよ。君の方こそ疲れたでしょ？お風呂にする？ご飯にする？…なんて、俺が言ったら変かな？
あ、もしかしてちょっと照れてる？…君は本当にひとつひとつの反応が可愛いね。
夕飯は作っておくから、たまには好きなことして過ごしてて。
最近音楽あんまり聞いてなかったでしょ？…君が好きなアーティストさん、新しいCD出したんだよ。
実はそれがここにあったり…かけてみようか。

やっぱり心に染み渡る曲が多かったね。まさか特典で新曲まで入ってると走らなかったけど…ご飯ならもうできてるよ。
そんなに謝らないで。普段から君は人一倍頑張り屋だから、たまには息抜きしてほしかったんだ。
だから、曲の合間にちょっとずつ作ってただけ。
豆苗にツナ缶…シンプルなはずなのに、俺はこの焼きうどんが好きなんだ。
そう、前に君が作ってくれたやつ。もしかすると物足りないかもしれないけど…わっ、どうしたの？
まさか抱きついてくるほど喜んでもらえるとは思ってなかった。
周りの空気を人より早く察知できることはすごいことだと俺は思ってるけど、辛そうな君を見てるといいことばかりじゃないんだろうなっていうのは分かる。
…それでも俺は、君の隣を歩きたい。
もし俺がやってることで嫌なことがあったら言ってね。
それから、もっと君がやりたいことを遠慮せずに話してほしい。…ふたりで生きていくってそういうことだと思うから。
ご飯冷めちゃうから、先に食べよう。…その後思いきり抱きしめさせて。
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若干迷走しています…。