物置小屋

１人向け・イベント系

ふたりだけのパンプキンナイト・共通話(ハロウィン・裏稼業side-A)

おはよう。...いただきます。
なんだかこの生活にだいぶ慣れたような気がする。
どうかしたの？何か言いたいことがあるなら、はっきり言ってくれていい。
誘われた？...あいつに？
俺のことは気にしなくていいから、ゆっくり楽しんできて。
...あんまり賑やかな場所って好きじゃないから。
あいつはわいわいするのが好きだろうけど、俺は違う。
ハロウィンらしいもの、か...いや、なんでもない。
どうするの？俺に許可なんて求めなくても、君がやりたいようにやればいい。
行ってきたいなら行ってくればいいし、行かないならそれでもいい。
それは、君自身が決めていいことだから。...どうしたいと思ってる？
俺は、どうしても行きたくないんだ。
あんなに賑やかな場所にいても、どういうふうに相手と話せばいいのか全然分からないから。
...それに、ちょっと所用があって出掛けないといけなくなるかもしれない。
参加するって言っておいて後から行けなくなるなんて、本当に突然の用事以外では迷惑になる。
...君も行かないの？俺が言うのも変かもしれないけど、あいつはいい奴だよ。
仕事のことになると手抜きしない、いい服屋なんだ。
人もよくて、俺なんかとは比べ物にならないほど努力家で...どうしてそんなに複雑そうな顔をしてるの？
俺が優しい、か...そう話す君が1番優しいと思う。
いつ出ていってもいいって話しても、君は毎日こうして料理を作ってくれている。
俺にとっては、それだけで充分嬉しいことなんだ。
それに、あの子のこともただのぬいぐるみだって馬鹿にしなかった。
...俺からすれば、大切なものだなんて言ってもらえるだけでありがたい。
ハロウィン、やったことないんでしょ？別に謝る必要はない。俺もそうだったから。
それじゃあ、パーティーには行かずにふたりだけで何かするのは？
...お菓子を用意してほしい。それ以外は何も指定なし...と言いたいところだけど、あいつのことだからもう服を用意してるはずだ。
折角だし、それを使わせてもらおう。仕事が入らないことを祈るしかないけど、もし駄目だったらごめん。
君も賑やかなのが苦手なの？
ああ...最近忘れがちだけど、そうだったね。
追われる身だからと遠慮しているなら、やっぱりふたりで何かしよう。
その方が気が楽だと思ってもらえているなら、俺も悪くないと思える。
...あいつがいるなら、行っても大丈夫な気もするけどね。
いや、なんでもない。別に気負う必要もないから、もっと肩の力抜いて。
...君の笑顔は、とても綺麗だから。
これから少しだけ仕事を片づけるから、好きなように過ごしてて。
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今回の共通話はここまでです。
この彼らで綴るのはかなり難しく感じます。
...大丈夫でしょうか。