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1人向け・看病系
今宵、ミントソースをかけて。(ショートスリーパーの彼)
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あれ、まだ起きてたの?...嫌な夢でも見た?
慌てなくていいから、一緒にゆっくり話そうか。
飲み物淹れるけど、何がいい?
それじゃあアイスココアにするね。
クッキーもあるから一緒に食べよう。
それじゃあ、いただきます。...どうかな?美味しい?それならよかった。
どんな夢を見たの?...昔のこと?それは大変だね。
ずっと前のことだから忘れてとか、そんなくだらないことを引きずるなとか、俺はそんなこと言わないよ。
誰にだって怖いことはあるし、それをいきなりなくせなんて無茶でしょ?
俺も、未だに苦手なものとか沢山あるからそんな冷たいことは言いたくない。
夢にまで出てくるってことは、それだけ君の心が傷ついた出来事だってことだから...どれだけ時が経っても関係ないと思う。
周りの人たちに隠しているのは、色々言われたことがあるからだろうなってことは想像できる。
毎日必死で戦っていることも、辛いことを抱えこんでることも知ってるし...どうかしたの?
泣きたいときは泣いていいんだよ。
俺の前では我慢しないでほしい。君が笑ってくれると嬉しいけど、苦しいことはふたりで共有したい。
...このクッキー、爽やかなミントソースをかけたら味が変わるの知ってる?
はい、食べてみて。...ほら、苦いわけでもなく美味しいでしょ?
こんな感じで、ひとつよりふたつでより輝くものもあると思うんだ。
だから...独りで抱えるんじゃなくて、俺にも分けてほしい。
...なんて、ちょっと変なたとえになっちゃったね。
あんまり上手く言えないけど、この程度ならひとりで大丈夫って耐えるんじゃなくて色々なことをふたりで共有したいんだ。
本当に言葉が下手でごめん。
だけど、誰が何を言おうと君はすごく頑張ってる。
...このまま抱きしめてもいい?こうしていると、少しは気持ちが落ち着くかなって思ったんだ。
眠れそうにないなら朝までだってつきあうよ。
俺はあんまり寝なくても大丈夫だし、もう少し飲み物とクッキーを用意しようか?
2時間くらい休めば本当に大丈夫だから気にしないで。
小さい頃からずっとこうだったから、普通の人にとってどれだけ睡眠が大事なのかは想像することしかできない。
だけど、俺の体質を君に少し分けられればよかったのに...。
それから、嫌な夢を見たときは他の思い出で埋めると少しは忘れられるかなって思ったんだ。
...よかった、やっと笑ってくれた。
さっきから無理してるみたいだったから、リラックスしてくれて嬉しい。
それじゃあ、今度はこのお茶で...乾杯。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごめんなさい、めちゃくちゃになってしまいました...。
慌てなくていいから、一緒にゆっくり話そうか。
飲み物淹れるけど、何がいい?
それじゃあアイスココアにするね。
クッキーもあるから一緒に食べよう。
それじゃあ、いただきます。...どうかな?美味しい?それならよかった。
どんな夢を見たの?...昔のこと?それは大変だね。
ずっと前のことだから忘れてとか、そんなくだらないことを引きずるなとか、俺はそんなこと言わないよ。
誰にだって怖いことはあるし、それをいきなりなくせなんて無茶でしょ?
俺も、未だに苦手なものとか沢山あるからそんな冷たいことは言いたくない。
夢にまで出てくるってことは、それだけ君の心が傷ついた出来事だってことだから...どれだけ時が経っても関係ないと思う。
周りの人たちに隠しているのは、色々言われたことがあるからだろうなってことは想像できる。
毎日必死で戦っていることも、辛いことを抱えこんでることも知ってるし...どうかしたの?
泣きたいときは泣いていいんだよ。
俺の前では我慢しないでほしい。君が笑ってくれると嬉しいけど、苦しいことはふたりで共有したい。
...このクッキー、爽やかなミントソースをかけたら味が変わるの知ってる?
はい、食べてみて。...ほら、苦いわけでもなく美味しいでしょ?
こんな感じで、ひとつよりふたつでより輝くものもあると思うんだ。
だから...独りで抱えるんじゃなくて、俺にも分けてほしい。
...なんて、ちょっと変なたとえになっちゃったね。
あんまり上手く言えないけど、この程度ならひとりで大丈夫って耐えるんじゃなくて色々なことをふたりで共有したいんだ。
本当に言葉が下手でごめん。
だけど、誰が何を言おうと君はすごく頑張ってる。
...このまま抱きしめてもいい?こうしていると、少しは気持ちが落ち着くかなって思ったんだ。
眠れそうにないなら朝までだってつきあうよ。
俺はあんまり寝なくても大丈夫だし、もう少し飲み物とクッキーを用意しようか?
2時間くらい休めば本当に大丈夫だから気にしないで。
小さい頃からずっとこうだったから、普通の人にとってどれだけ睡眠が大事なのかは想像することしかできない。
だけど、俺の体質を君に少し分けられればよかったのに...。
それから、嫌な夢を見たときは他の思い出で埋めると少しは忘れられるかなって思ったんだ。
...よかった、やっと笑ってくれた。
さっきから無理してるみたいだったから、リラックスしてくれて嬉しい。
それじゃあ、今度はこのお茶で...乾杯。
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ごめんなさい、めちゃくちゃになってしまいました...。
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