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1人向け・慰め系
空にかかるもの(箱庭シリーズです)
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あれ、今日は早いね。まだ学校の時間だったんじゃ...そっか、早く終わったんだね。
すごくはしゃいでるみたいだけど、何かいいことあった?空...あ、虹。
すごく綺麗だね。まさかここから見えるとは思ってなかったから、ちょっとだけ吃驚した。
いつだってここにいるから、気づかないことも多いのかもしれない。
...ううん、なんでもない。
どうしたの、なんだかすごく具合が悪そうだよ。
頭痛?そのまま横になってて。...ここにいるから。
具合悪かったのに無理をさせたのは俺なんだから、そんなに謝らないで。
俺とここで会う約束がなかったら、ここに来なくても別の場所で休めたでしょ?
...ごめん。一緒にいたいって思ってもらえるのはすごく嬉しいけど、君には無理をしてほしくないんだ。
君が元気でいてくれることが、俺の1番の望みだから。
またお弁当持ってきてくれたの?ありがとう。いただきます。
...君はやっぱり料理上手だね。
そんなに泣くなんて、もしかして何かあった?
そっか、それじゃあずっと独りで過ごしているんだね。...寂しいし、辛いよね。
話しかけても返事がかえってこない学校に、家にいるななんて言う親との生活...多分、俺では想像しきれないくらいの苦痛を抱えてるんだろうなって思う。
ここでは、本当の自分を隠さなくていいんだよ。
辛いことは辛いって、嫌だったことは嫌だったって言っていいんだ。
他に逃げ場がないなら、ここで話すしかないもんね...。
ううん、負担だなんて思わないよ。君が話してくれるのは嬉しい。
でも、俺以外にも話せる相手ができるといいなとは思ってる。
ここで応援することしかできない俺より、もっと君の近くにいられる人がいたらなって...おせっかいかな?
優しい?俺が?...それはきっと、君の根が優しいからだよ。
ううん、なんでもない。
そろそろ疲れたんじゃない?いいよ、朝までは一緒にいる。
だから君は、ちゃんと休息をとった方がいい。
...おやすみ。君が会いたいと思ったときに、俺はここで待ってるから。
よかった。やっと眠れたみたいだね。
...君はまた廃屋のなか、大量の錠剤の前に倒れてる。
どうしてそこまでして俺のところに来てくれるの?
それに、ここが現実じゃないってまだ気づいてないみたいだし...どうすればいいのかな。
さっきの話を聞くと、君が壊れてしまいそうで話せない。
話したくないよ...本当にどうするのが1番いいのかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ふたりだけのほとんど空っぽな世界にも、空に虹がかかることもある...ということで綴ってみました。
個人的に箱庭シリーズは好きです。
このままでいいとは思ってない、でも傷つけたくない...彼からすれば複雑だと思います。
すごくはしゃいでるみたいだけど、何かいいことあった?空...あ、虹。
すごく綺麗だね。まさかここから見えるとは思ってなかったから、ちょっとだけ吃驚した。
いつだってここにいるから、気づかないことも多いのかもしれない。
...ううん、なんでもない。
どうしたの、なんだかすごく具合が悪そうだよ。
頭痛?そのまま横になってて。...ここにいるから。
具合悪かったのに無理をさせたのは俺なんだから、そんなに謝らないで。
俺とここで会う約束がなかったら、ここに来なくても別の場所で休めたでしょ?
...ごめん。一緒にいたいって思ってもらえるのはすごく嬉しいけど、君には無理をしてほしくないんだ。
君が元気でいてくれることが、俺の1番の望みだから。
またお弁当持ってきてくれたの?ありがとう。いただきます。
...君はやっぱり料理上手だね。
そんなに泣くなんて、もしかして何かあった?
そっか、それじゃあずっと独りで過ごしているんだね。...寂しいし、辛いよね。
話しかけても返事がかえってこない学校に、家にいるななんて言う親との生活...多分、俺では想像しきれないくらいの苦痛を抱えてるんだろうなって思う。
ここでは、本当の自分を隠さなくていいんだよ。
辛いことは辛いって、嫌だったことは嫌だったって言っていいんだ。
他に逃げ場がないなら、ここで話すしかないもんね...。
ううん、負担だなんて思わないよ。君が話してくれるのは嬉しい。
でも、俺以外にも話せる相手ができるといいなとは思ってる。
ここで応援することしかできない俺より、もっと君の近くにいられる人がいたらなって...おせっかいかな?
優しい?俺が?...それはきっと、君の根が優しいからだよ。
ううん、なんでもない。
そろそろ疲れたんじゃない?いいよ、朝までは一緒にいる。
だから君は、ちゃんと休息をとった方がいい。
...おやすみ。君が会いたいと思ったときに、俺はここで待ってるから。
よかった。やっと眠れたみたいだね。
...君はまた廃屋のなか、大量の錠剤の前に倒れてる。
どうしてそこまでして俺のところに来てくれるの?
それに、ここが現実じゃないってまだ気づいてないみたいだし...どうすればいいのかな。
さっきの話を聞くと、君が壊れてしまいそうで話せない。
話したくないよ...本当にどうするのが1番いいのかな。
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ふたりだけのほとんど空っぽな世界にも、空に虹がかかることもある...ということで綴ってみました。
個人的に箱庭シリーズは好きです。
このままでいいとは思ってない、でも傷つけたくない...彼からすれば複雑だと思います。
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