物置小屋

黒蝶

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1人向け・看病系

どんなアンラッキーでも(時々敬語系)

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お疲れ様です。
そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。
傘を忘れることくらい誰にでもあるでしょう?
それに、僕が待っていたかったんです。
一緒に帰れるの、楽しみにしていたから。
そんなに照れなくてもいいのに...僕は本気ですから。
僕は折り畳みがありますので、この傘を使ってください。
何も申し訳なく思うことはありませんよ。
帰り道、どこか寄りたいところはありますか?
それなら...あ、そんなに勢いよく走ったら...転びますよって言うの、遅かったですね。
一先ずこっちへきてください。
...立てそうにないなら、しっかり掴まってて。
俺がこのまま運ぶから。


なんとか濡れずに着きましたね...。
怪我の具合を確認したいので、ズボンをまくってもらってもいいですか?
結構腫れているので冷やしましょう。
荷物は後で持ってきますから、ここで待っててください。
すみません、僕がもう少し早く微妙な段差に気づいていればよかったのですが...。
そのままのんびりしててくださいね。

おまたせしました。
少し冷たいですが、我慢してくださいね...はい、しばらくこのまま動かさないで。
丁度限定品のケーキが手に入ったので、よければ一緒に食べませんか?
あなたがまだ食べたことがないと話していたのを思い出して、つい買っちゃいました。
限定ショコラ...どんな味がするのか楽しみです。
どうかしましたか?たしかに、あなたにとってはついてない1日だったかもしれません。
傘を忘れたり、転んで足を挫いてしまったり...僕も同じように考えたかも。
...ただ、僕にとってはいいこともありました。
あなたと一緒に帰ることができたし、これから一緒に美味しいものも食べられる。
俺にとっては、あなたが笑顔になってくれることが1番幸せだから...ある意味、いい1日になったような気もします。
あなたが怪我をしたことだけはいいとは言えませんが、こうしてふたりで一緒に過ごせるのは嬉しいんです。
それに、傘がないから迎えに来てほしいと連絡してくれたのも嬉しかった。
いつもならひとりでなんとかしようとするのに、今回は俺を頼ってくれたんだなって思うと心がおどりました。
...少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、俺はいつもそう思ってます。
そろそろ湿布と包帯で固定しますね。
これが終わったら、一緒にケーキを食べましょう。
ひとりでいるよりもずっと美味しくなるはずだから。
...珈琲と紅茶、どっちがいい?
はい、どうぞ。それじゃあ用意もできたことだし...いただきます。
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時々敬語な彼、やはり難易度を感じます...。
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